2009年12月29日火曜日

2009 年のまとめ

9 時起床。珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 天気はまあまあ。午前中は今年一年を振り返ったり、 お風呂に入ったりしているうちに昼。 昼食は冷蔵庫の残り物で適当に石垣島ラー油鍋。 残った白菜の根本のあたりで、白菜の浅漬も仕込んでおく。 これが今年最後の料理。昼食のあとしばらく昼寝。 そのあとガスレンジとオーヴンの掃除、年末年始用の買い出し。 夕食のための惣菜と、日清のUFOも買ってきた。 食通の友人に知られると絶交されそうなので秘密だが、 私は日清のカップヌードルとUFOが好きだ。 ついでに言えば、カルビーのポテトチップスも好きだ。 一年に数回しか食べないが、買ってあるとその日は少し、うきうきするくらい。 明日、明後日は更新をお休みし、次回の更新は来年の一月一日の夜です。

今年のまとめと反省。
大学を辞職して、東京に引っ越し、某ソフトウェア会社に転職、 と転回したので、前半はほぼその手間だけで過ぎた。 辞職の理由については多くの人に訊かれて、その度に適当に答えていたのだが、 実際のところは「そう予定していたから」。 本当はもう少し続けるつもりだったが、去年あたりにお誘いがあったので、 予定を数年早めることにしたのである。 どれだけ生きられるかは分からないので、予定が遅れるのは困るが早まるのは望ましい。 会社の仕事はようやく社内の様子が分かってきたくらいで、 他の人のお邪魔になりつつ訓練中、と言ったところ。 プログラミングとソフトウェア科学と応用について学ぶこと、 現実世界への数学の応用を会社でしか出来ない規模で手がけることが転職後の目標なので、 前者については今年始めたところ、後者については来年以降の課題。

その他には自分で何をしたわけでもなかったのだが、 昨年までのことが結実したり、棚牡丹式に果実を分けてもらったりで、 けっこう成果があった。 数学面で最大の成果は、およそ十年間、個人的な懸案だった、 新古典不等式の最良定数についての Lyons 予想が解決し、 論文も投稿することができたこと。 これは本質的に私が解決したわけではなくて、 長い間この予想について宣伝していたら、ついに解く人が現れ、 私も共同研究者にしてもらえることになったのである。 教訓としては、「自分が解けない問題を解く方法として、宣伝という手もある」
嬉しかった仕事としては、 初めての文芸作品の翻訳が出版されたこと。 「モーフィー時計の午前零時」(G.ウルフ他著/若島正編/国書刊行会) に所収の短編「マスター・ヤコブソン」(T.クラッベ著)。 編集者の熱烈な赤ペン指導のおかげで、 自分の力量を遥かに越えた出来だと自負している。 他には、ルイス・キャロル全集の出版を計画されている出版社の依頼で、 政治と数学関連のパンフレットからいくつかと、 「枕頭問題集」の本文を翻訳し初稿を提出した。 本当にいつか出版されるのか怪しいものの、 膨大なパンフレット集に止むを得ず目を通したことで、 キャロルに対する理解が深まるという良い副作用があった。 また面白い話があればいいのだがなあ……
不景気だったものの、個人的にはそれほど損失もなく、 ファイナンス面では平穏な一年だった。 おかげで奨学金の返済手続きもできたし、 授業料免除の御礼に母校の大学基金に寄付もできて、すっきりした。 母校の大学基金は 2020 年までに二千億円を目標に資金を集め、 以降はその運用益を奨学金、研究費、設備費に投資する計画だそうだ。 私としては、自分が健康で生活に今の程度の余裕がある限り、 基金への寄付を来年からも継続するつもり。 私の側の目標は、 2020 年までのトータルで基金総額の一万分の一以上を寄付する、としておこう。

賢人ソロスがクロイソス王に語ったように、 「さればクロイソス王よ、人間の生涯はすべてこれ偶然なのでございます」。 来年も今年のように、幸運にもつつがなく暮らせたらいいな、と思います。

2009年12月28日月曜日

クロイソス王の悟り

9 時起床。 珈琲だけの朝食。 「愚者の黄金」(G.テット著/平尾光司監訳・土方奈美訳/日本経済新聞社) を読んだり、 お風呂に入って湯船で 「自然科学における数学的方法」(G.ポーヤ著/細川尋史訳/シュプリンガー・ジャパン) を読んだり。 アルキメデスは偉大だなあ、とか思っているうちに昼。 昼食は王将餃子とシャンパンを一杯。 昼間から飲んで眠くなり、ちょっと寝床に横になろうかな、と思ったら、 また 3 時間近く寝てしまった。 これではいかん、と換気扇の掃除をする。 最近の洗剤は優秀だが、それでもけっこう大変だった。 夕食は、キムチ肉豆腐。ヱビスビール。 肉豆腐のあとのだしで雑炊。

「歴史 (上)」(ヘロドトス著/松平千秋訳/岩波文庫) の最初のあたりに、賢人ソロン、クロイソス王、キュロス王の有名な話が出てくる。 確か、N.N.タレブの「まぐれ」にも象徴的に紹介されていた。 クロイソス王が権勢の頂点にあって世界中の富を手中にしていたときに、 賢人ソロンを招いて、世界一幸福なのは誰だと思うか? と尋ねる話だ。 もちろん、自分が世界一仕合せな人間だと思っての質問である。 ソロンが彼の名前を一番目にも二番目にも挙げないのに苛立ち、 この王こそは幸福だと思わないのか、と訊く。 ソロンは、人間の一生およそ七十年、 二万六千二百五十日に同じ日は一日たりともないこと、 未来のことは何も分からないこと、そして、 幸福とは何であるか、幸福と幸運はどう違うかを語る。 王はソロンを馬鹿者だと思って追い返す。 しかし、このずっと後にクロイソスはペルシアを攻めて逆に捕えられ、 キュロス王に薪の上に縛りつけられて火をつけられたところで、 ソロンの言葉の意味を悟る、という話である。 歴史の父、とも呼ばれるヘロドトスだが、 今の歴史の本とは違って、 こんな説話や真偽の怪しい伝説が豊富に含まれていて面白い。

2009年12月27日日曜日

ニュートン林檎、メンデル葡萄、平瀬銀杏

9 時過ぎに起床。 洗濯機をしかけて、珈琲だけの朝食。 洗濯物を干し、メイル仕事をちょっとして、 そのあと Gmail のフルバックアップを始め、 あれこれのバックアップ作業。お風呂に入って、湯船で読書。 「自然科学における数学的方法」(G.ポーヤ著/細川尋史訳/シュプリンガー・ジャパン) を読む。 最近、読み差している数学系の軽い本が増えてきたので、 湯船での読書で少しずつ消化していくつもり。 昼食は娼婦風のスパゲティ。

午後は食後の運動のため、 小石川植物園こと、東京大学大学院理学系研究科附属植物園へ散歩。 近所なのに今まで一度も行ったことがなかった。 何となく、ちっちゃな畑で細々と薬草を育てているようなイメージだったのだが、 実際は、広大な敷地にある大庭園だった。 人もほとんどいない冬の植物園をしばらく散策。 途中に、ニュートンの家の庭から持ってきて接木したという林檎の木があった。 何かすごいことが閃くとか、御利益があるかも知れないなあ、 と思って挨拶をしておく。 そのすぐ隣りには、 遺伝研究の祖メンデルがまさにそれで実験をしたという葡萄の木もあった。 その他に科学史記念的なものと言えば、精子発見の銀杏とソテツがある。 銀杏やソテツが精子で受精するのは今では常識だが、 これは明治 29 年のこと平瀬作五郎が発見したもので、当時は衝撃的発見だったそうだ。 ちなみに Wikipedia の 平瀬作五郎の項目 に、ちょっといい話が出ている。 冬なので、花が咲いているのは少しだったし、 日曜日のため温室や博物館が開いていなかったのは残念だったが、 冬の植物園もなかなか風情があるものだ。

夕食はピェンロー。胡麻油の代わりに、石垣島ラー油を使ってみたら、 またちょっと違った雰囲気があっていい感じ。 あとはもちろん、雑炊。シャンパンを一杯だけ。 「鑢 — 名探偵ゲスリン登場」(P.マクドナルド著/吉田誠一訳/創元推理文庫) 読了。 高校生くらいのときに読んだはずだが、 こんなに軽快な印象だったろうか。 とりあえず、冬休みの暇つぶしにはもってこいの佳作だった。 次に読むものと、今読んでいる途中なのは、 「歴史 (上)」(ヘロドトス著/松平千秋訳/岩波文庫)と、 「愚者の黄金」(G.テット著/平尾光司監訳・土方奈美訳/日本経済新聞社)。 ちなみに、冬休みの読書のテーマは、 P.マクドナルド、歴史、金融破綻。

2009年12月26日土曜日

静力学

8 時起床。いつも通り、10 時間は寝た。 今日は曇り空。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食を寝台にて。 しばらくして起き出して、朝風呂に入る。 湯船で、 「マネーの進化史」(N.ファーガソン著/仙名紀訳/早川書房) を読む。読了。 掃除機がけなどの家事をしてから、 昼食は、王将の餃子を焼いて、シャンパン一杯と一緒に。 寝床で、 「鑢 — 名探偵ゲスリン登場」(P.マクドナルド著/吉田誠一訳/創元推理文庫) を読んでいる内に、ちょっぴり眠ってしまった。二時間ほど。 夕食は、御飯を炊いて、豚肉の生姜焼き、豆腐と長葱の味噌汁、白菜漬物。 お風呂に入って、湯船で 「自然科学における数学的方法」(G.ポーヤ著/細川尋史訳/シュプリンガー・ジャパン) を読む。

天文学の次は静力学の章。 私は中学高校時代、静力学があやしげだと思っていた。 例えば、テーブルの上に本がある。 本には下に引っぱる力、すなわち重力が働いている。 しかし、(不思議なことに?)本は動かない。 なぜなら、その重力と同じ大きさで方向が正反対の「抗力」 がテーブルから本に働いているからなのだ、と言う。 何だかあやしげな説明じゃないだろうか。 一体何故、重力を正確に打ち消す力が生まれて働くのか。 ひもの先におもりを付けてこれを振り回す。 そのおもりには、外に向かって飛んで行こうとする「遠心力」が働く。 しかし、(不思議なことに?)どこか遠くに飛んでいったりしない。 それは、「遠心力」を正確に打ち消す「向心力」が働くからである。 私はこういう所が何だか、うさんくさい説明だなあ、と感じていた。 例えば、遠心力と向心力がつりあっているのなら、 おもりは何故、円運動を続けているのか。 慣性直線運動しようとするおもりの運動方向を向心力が曲げているからだと言うが、 では遠心力はどうなったのか。そもそも向心力はどこから生まれたのか? いや、もちろん、今では完全に理解してる……と思いますけどね。

2009年12月25日金曜日

グレゴリアン・チャント

7 時頃に目が覚めたはずだったが、 いつの間にか二度寝していて、9 時起床。寝坊。 今日も良い天気。珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと、すぐに出勤。 グレゴリアン・チャント(シロス修道院合唱団)を聴きながら、歩いて行く。 10 時過ぎに出社。 今日も昨日に続いて、何故か朝から眠くてしようがなかったが、 なんとか、午前、午後とお仕事。 本当に身体が冬眠しようとしているのでは。 昼食は近所のカレーライス屋さんにて。 会社の公式の冬休みは来週の水曜日からだが、 私は来週休みをとることにしたので、今日が年内最後の出社日。 16 時頃から一人で大掃除をし、 17 時過ぎに早々と退社。 「餃子の王将」で生餃子を買って帰宅。

食事の前にシャンパンを一杯だけ飲んで、一服。 やれやれ、、、今年の仕事ぶりはどうだったかなあ。 夕食は、キムチ鍋にする。ヱビスビール。 鍋のあとは、雑炊。 キムチ鍋のあとの雑炊に卵を落としたのは、 特に美味しい……

2009年12月24日木曜日

A Good Day for Champagne

9 時起床。寝坊。 慌てて、珈琲、トースト、苺ジャムの朝食をとり、 炒飯を作って適当にお弁当を詰め、出勤。 10 時過ぎに何とか出社できた。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 卵と葱の炒飯、肉団子、高野豆腐、卵焼き。 昼休みに近所の本屋で、 「スープに良い日」(J.フェラリィ、L.フィッツァー著/村上佳義訳/フレックス・ファーム) を買う。 スープのみのレシピ集で、デザインがお洒落。 翻訳はされていないが、フィッツァーさんは、 "A Good Day for Salad" も書かれているようだ。 実は、スープのみのレシピ集は既に一冊持っているので、これが二冊目。

いつものように 18 時過ぎに退社。 後楽園近辺がすごい人だった。 クリスマスイヴだからと言うより、 どうやら東京ドームでのコンサートのせいらしい。 スーパーで買い物をして帰宅。 夕食は鶏と豚のシンプルな水炊き。シャンパンを一杯だけ。 あとはもちろん雑炊にした。

2009年12月23日水曜日

金のシャンパン

8 時に起床。珈琲、トースト、苺ジャムの朝食。 ジャムが林檎から苺に切り替わった。 朝風呂に入って湯船で 「マネーの進化史」(N.ファーガソン著/仙名紀訳/早川書房) を読む。面白いのだが、翻訳の質がもう一つ。 午前中の残りで、 キャロル「枕頭問題集」の初稿を見直して提出。一仕事終わり。 昼食は御飯を炊いて、長葱の味噌汁を作り、 卵御飯と、お弁当のおかずの残りあれこれ。 午後は昼寝から。軽く二時間強ほど寝てしまった。 相変わらず、いくらでも眠れる。 そのあとは、またお風呂に入ったり、読書をしたり。 夕方になってスーパーに買い出しに行き、夕食の支度。 夕食はスパゲティ・プッタネスカ(娼婦風スパゲティ)。

「枕頭問題集」の件の一仕事が終わったことを記念して、 丁度今日届いたシャンパンで一人乾杯。 こんな風に何かの記念に、とシャンパンを飲んだり、 友人にお子さんができたから、 と成人式用にワインをケースで贈ったり、 ということをしていると、 段々とワインに人生の味が加わっていくのかも知れない。

xkcd 679 に同感だなあ…… 実際、クリスマスってもう終わったんだっけ、 これからだっけ?

2009年12月22日火曜日

銅のビール

8 時半に起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんでチキンカレー。 ついでに書店で、 「マネーの進化史」(N.ファーガソン著/仙名紀訳/早川書房)の他、 冬休み中の暇つぶし読書用として、 創元推理文庫のフィリップ・マクドナルド著の三冊、 「鑢」(吉田誠一訳)、 「ライノクス殺人事件」(霜島義明訳)、 「Xに対する逮捕状」(真野明裕訳)を買って帰る。 午後は何故か、むやみに眠くてしようがなかった。 18 時に退社。

帰宅して、夕食の支度。 またしても、二色団子鍋。ヱビスビール。 ワイン屋さんには怒られそうだけど、 やはり、やれやれ今日も一日が無事終わった、 と思って、小さなグラスに入った冷たいビールを飲むときには、 何か特別な充実感と言いますか、美味しさがあると思うのですよね。 私の育ちの卑しさのせいのような気もするが、 本当の本当に正直なところ、死んで神様の前に出たときに、 「お疲れさん。どうかね、何か一杯」と言われたら、 「とりあえずビール。できればヱビスで」と言ってしまいそうだ。 金のシャンパンと、銀のシャルドネと、銅のビールと、 あなたが池に落としたのはどのお酒ですか、 と妖精に訊かれても直ちにビールです、と答えられそうだし。 やはり、ワインやシャンパンがいくら美味しくても、 飲みつけていない分、 まだ今のところの私には、人生の味が欠けているような気がするのですよ。 鍋のあとは、今日は饂飩にしてみた。これもまたよし。 夜は、「マネーの進化史」の読書など。

2009年12月21日月曜日

ヘロドトス

9 時過ぎに起床。寝坊。 珈琲、トーストの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 出社も遅くなって、午前中はあっと言う間に過ぎた。 昼食は持参のお弁当。豚肉団子、卵焼き、高野豆腐、梅茶漬、海苔弁当。 昼休みの散歩に神保町へ。 「歴史 (上・中・下)」(ヘロドトス著/松平千秋訳/岩波書店) を買って帰る。 歴史は昔から私の苦手分野だった。 高校時代に西洋史の授業があまりに退屈なので、 授業をサボって図書室で数学の勉強をしていて、担任に激しく叱られたことがある。 随分と品のいい学校だったので、授業をサボる生徒すら珍しかったのだ。 それはさておき、それなのに最近急に歴史に興味が出てきた。 おそらく年のせいだろう。 午後もお仕事をして、18 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 夕食は、鶏団子を作り、昨日の豚肉団子とあわせて、 二色団子鍋。 生姜のたっぷり入った団子の鍋はあたたまるねえ。 白ワインを一杯だけ。もちろん、後は雑炊。 鶏と豚と生姜で濃厚な良いだしがとれていたので、 御飯とあさつきだけのシンプル雑炊。でも激うま。 夜は、「枕頭問題集」の翻訳初稿をざっと見直したり。

2009年12月20日日曜日

記憶術 / 団子鍋

9 時半起床。珈琲だけの朝食。 午前中は翻訳仕事と、掃除機がけ。 昼食には月見饂飩を作った。食事のあとは、昼風呂。 湯船で、 「1冊でわかる 経済学」(P.ダスブプタ著/植田和弘、山口臨太郎、中村裕子訳/岩波書店) を読む。 そのあとは翻訳の続き。 予定より十日早く「枕頭問題集」の翻訳初稿が完成。 あと数日ざっと見返して、編集に送る予定。 明日からのお弁当用に、高野豆腐と卵焼きを作る。 次は夕食の団子鍋用の肉団子作り。 肉団子は沢山作ったので、もう一回団子鍋が出来るし、 お弁当のおかずにも流用の予定。 夕食は、団子鍋。豚肉団子、小松菜、長葱、春雨。 たれはポン酢と、マスタードと胡麻油をあわせたものとの二種類。 白ワインを一杯だけ。もちろん、後は雑炊。

ルイス・キャロルの「枕頭問題集」でちょっと面白いのは、 キャロル自身が就眠儀式として寝床で解いた問題を集めたものなので、 具体的な計算まで暗算で行なっているところだ。 例えば、角度を求める問題では、その三角関数の値が得られたら、 普通はそれで終わりだろう。 しかし、キャロルは暗算で実際の角度の近似値まで求めてしまう。 そのためには、ある程度、逆三角関数の値を知っている必要がある。 キャロルは自分で考案した自慢の「記憶術」で、 そういった種々の数表を暗記していたのである。 彼は言葉遊びや、記憶術や、簡単なパズルなど、 色々と(どれもさして重要でない)仕事をあれこれ残しているが、 それらはキャロルの中で有機的に結びついていたのであろう。

さて、いよいよクリスマス週間。 と言っても、何のイベントがあるでもないので、 単に水曜日が休みなのがちょっと嬉しい普通の日々。

2009年12月19日土曜日

回復日

9 時起床。 珈琲とチョコレートの朝食。 気温は低いが、良い天気。 洗濯機に洗濯を任せつつ、出張中の清算とか、 ファイナンス仕事と、家事のあれこれ。 ちょっと風邪っぽいような気がする。 昼食は、白菜と唐辛子の味噌煮込み饂飩。 いただきものの石垣島ラー油を少し入れてみると、 無国籍風の味噌煮込み饂飩になった。 風味が上がっていい感じ。 さらにお風呂に入って、身体を温め、昼寝をする。 3 時間も熟睡してしまった。出張の疲れから回復。 夕食の支度の時間まで、「枕頭問題集」の翻訳の内職。 内職と言っても、事実上ボランティアだし、世に出ない可能性も高いのだが。 今日も快調に進み、あと残すは 3 題のみ。 年内に片付ける、という目標はもう達成したも同然。 夕食は、ついに最後の、アメリカ式チャプスイ。 今度作るときには、量に気をつけよう。せめて小鍋に一杯くらいに。 昨夜は忘年会で飲み過ぎたので、今日はアルコール抜き。 夜は読書など。 「所有せざる人々」(A.K.ル=グィン著/佐藤高子訳/ハヤカワ文庫)、 「1冊で分かる 経済学」(P.ダスグプタ著/植田和弘、山口臨太郎、中村裕子訳/岩波書店)。 たまたま、だが、この 2 冊は似ている。

2009年12月18日金曜日

帰京

8 時起床。市電で愛媛大学へ。 今日は研究会の最終日で、12 時半に全予定終了。 市電、リムジンバスを乗り継いで松山空港へ。 松山は空港が近くて便利だ。 狭い範囲に、道後温泉もあるし、松山城もあるし、 市電もあるし、坊ちゃんだし、坂の上の雲だし、 観光には便利なところだったようだ。 ほとんど利用しなかったけれど。

松山から羽田へ、羽田から電車を乗り継いで帰宅。 猫がいつもよりやや、なついていた。 少なくとも、玄関前の廊下まで顔を出しには来た。 思ったよりも遅くなってしまって、 社の午後の用事は欠席。 しかし、夜の忘年会には出席することにした。 九段下のホテルに向かい、公式忘年会に参加。 21 時頃、お開き。

2009年12月17日木曜日

歴史

8 時過ぎに起床。早起きに失敗。 慌てて支度をして、ホテルを出る。 午前、午後と研究会に参加。 昼食は大学の近所のラーメン屋さんにて。 夕方に終了して、ホテルに帰る。 まずお風呂に入ってから、 夕食はホテルにて。

夜は寝台で「1冊でわかる 歴史」(J.H.アーノルド著/ 新広記訳/岩波書店)を読む。 読了。 Oxford University Press の "A Very Short Introduction" には傑作が多いが、特にこの "History" は面白いし、 時々の再読に値する。

2009年12月16日水曜日

三角形

8 時起床。珈琲とチョコレートの朝食。 あれこれ準備をして、羽田へ向かう。 羽田から松山へ飛ぶ。 機内では「自然科学における数学的方法」(G.ポーヤ著/ 細川尋史訳/シュプリンガー・ジャパン) を読み始める。 最初は天文学的規模の測量についてから。 例えば、地球から太陽までの距離が月までの距離の何倍か、 古代の人はどうやって測ったか。 昼間に月が見えて、かつ、半月であるチャンスを待つ。 半月なので、太陽から月へ月から地球への角は直角で、 昼間なので太陽と月の両方が見えているから、 太陽から地球へ地球から月への角の大きさを測ることができる。 と言うことは、地球、太陽、月のなす三角形の二つの角度が分かったから、 これと同じ形の三角形を書くことができて、 辺の比として答が求まる。 面白いなあ。 空港からリムジンバスで松山駅へ。 松山駅から市電で大学最寄りの駅まで。 最後から三つの講演を聴くことができた。 今日の予定を終えて、ホテルまで歩いてチェックイン。 思った以上に寒くて、歩き出したことを後悔したが、もうしようがない。 凍え切って、ホテル着。 適当に夕食と、お風呂。

今日耳にしたところでは、 「道後温泉」がすぐ近くで、市電で簡単に行けるとのこと。 明日、早起きできたら行ってみようかなあ……。 もちろん、早起きできたら、の話なので、 可能性は非常に低いが。

2009年12月15日火曜日

人間ドック

7 時半起床。眠いし、寒い。朝食はなし。 身支度をして、人間ドック(一日コース)に出かける。 随分と立派な施設で、 検査は見たこともない効率で次々と流れ作業で行なわれていく。 スターバックスかトヨタで学んだかのような、 見事なツー・フェイズ方式あるいはカンバン方式(?)。 検査機器も新しく、相当に自動化されている。 昨年まで、行列を作ってとろとろ健康診断を受けていたのが、 悪夢だったとしか思えない。 待たされるだろうと思って持ち込んだ本も、 読む時間がほとんどなかった。 そんなわけで、あっと言う間に終わり、昼食の食事券を渡されたときは、 レストランが開くまでかなりの時間があった。 受付のソファで「1冊でわかる 歴史」(J.H.アーノルド著/新広記訳/岩波書店) を読みながら時間をつぶし、 ずいぶんと立派な中華料理のレストランで無料のランチを食べて帰る。

うーむ、東京のIT企業の健康保険ってよほどお金があるのだろうか。 そんなに景気の良い業種とも思えないのだが、 そういやけっこうな高額を健康保険費で天引きされてるよなあ……、 などと思いつつ、帰宅。 午後から出社することも可能だったが、 今日は休むつもりで連絡を済ませていたし、 早起きと採血でふらふらするので家で休むことにした。 回復のため夕方まで二時間ほど昼寝。 そのあとは夕食の時間まで、「枕頭問題集」の翻訳作業。 夕食は、冷凍してあったアメリカ式チャプスイを電子レンジで解凍、 パルメジャーノ・レッジャーノをおろして、加熱。 もともとテクスチュアというものに欠ける、 と言うよりもむしろ、テクスチュアのない料理なので、 全く元通りに復元された。一緒に赤ワインを一杯。 夜は読書とかあれこれ。

明日、明後日の更新は、接続環境によりけりです。

2009年12月14日月曜日

ラー油

9 時起床。ちょっと寝坊。曇り空で、気温も低い。 いつもの朝食のあと、出勤。午前、午後とお仕事。 昼食は会社の近所のカレーライスチェーン店にて、 ツナサラダとスープカレー。 同僚の天才プログラマから、お土産に石垣島のラー油をもらった。 これは美味しそうだ。ありがたし。 しかし何故、石垣島でラー油なのだろう。 18 時に退社。やはり今日はかなり寒い。 帰宅して、鍋焼キムチ月見饂飩を作って、夕食。 赤ワインを一杯だけ。 明日は人間ドックなので、20 時以降は何も口に出来ない。

一昨日の「枕頭問題集」よりの問題について。
答はちょっと面倒なので、具体的にどう作ればよいかだけ。 (高校生程度の代数の知識があれば、このヒントから簡単に証明できるだろう。) 三つの数を例えば、3, 4, 8 とする。 これらは確かに等差数列ではなく、その和は 3 の倍数になっている。 このうちの二つの和の二倍から残りの数を引いて 3 で割る (これは常に 3 で割り切れる。何故か?)。
((3 + 4) * 2 - 8) / 3 = 2,
((4 + 8) * 2 - 3) / 3 = 7,
((8 + 3) * 2 - 4) / 3 = 6
となるが、実際のこの三つの数は元の三つの数とどれも等しくなく、 平方の和は次のように等しい。
9 + 16 + 64 = 4 + 49 + 36 = 89.

2009年12月13日日曜日

鬼の日と鬼の目

9 時起床。 いつもの朝食。 午前中は、「枕頭問題集」の翻訳、 掃除機がけ、トイレと玄関の掃除など。 昼食はまた、アメリカ式チャプスイ。まだまだ残っている。 うーむ、やはり冷凍保存しかないか。 午後は近所に散髪に行く。 あまり読むところのない雑誌を渡されたりするので、 今日は自分で本を持っていた。 「歴史とは何か」(E.H.カー著/清水幾太郎訳/岩波新書)。 帰宅して、しばらく昼寝。 そのあとは夕方まで、 珈琲とチョコレートで、また翻訳作業。 夕食は、王将の生餃子で水餃子。あとは雑炊。 やはり焼き餃子用の生餃子では、水餃子にはならない。 皮が簡単に破けてしまって、せっかく閉じ込めてあるスープが外に出てしまう。 しかし逆に、そのおかげで、食べたあとに美味しい雑炊が作れる。 日曜はアルコールを摂らない習慣なのだが、つい白ワインを一杯だけ。

明日からの週は、人間ドックと松山出張があるので、 気付いたら来週になっていてクリスマス週間。 その翌週はもう年末年始だ。早いなあ。 ちなみに、今日が「正月事始め」らしいですね。 お正月の準備あれこれを始める日、なのだとか。 Wikipedia によれば、昔の人はこの日にお正月に必要な木(お雑煮を炊く薪など) を山に採りに行ったらしい。 江戸時代の宣明暦では 12 月 13 日の二十七宿は常に「鬼」であり、 鬼の日は婚礼以外の全てに吉、とされるからだ、と書かれていた。 鬼の日なのに何故、「吉」なのかは謎。 また、広辞苑によれば、12 月 8 日、上方では 13 日に、 正月の準備を始めることを「御事始(おことはじめ)」 と言い、 江戸時代にはこの日に目籠を軒にかかげる習俗があったらしい。

私が想像するに、これは鬼の日だからだろう。 鬼が籠目を数えて目を離せなくなるので、 目籠や、六芒星、五芒星の類は魔除けになる、とされているのだったと思う。 「九字を切る」の類もこれであって、直線の交点である「目」を沢山作るのである。 もう一つ説得力を感じないのだが、 西洋でも東洋でも鬼や悪魔は何故か、「目」を数えたり、 「線」を視線で辿ったりするものだと考えられている。 それくらい人間は「視線」というものを恐れる、 言い換えれば、 昔から鬼や悪魔の正体は「他人の視線」だと人々は心の奥底では気付いていた、 ということの反映かも知れない。

2009年12月12日土曜日

好調の土曜日

昨夜、チョムスキーの「メディア・コントロール」を読んだあと、 オバマ大統領のノーベル賞受賞講演について考えたりして遅くなったわりには、 早起き。 アメリカはわざわざ遠くアフガニスタンまで、何をしに行っているのだろうなあ。 8 時起床。 寝床でしばらく読書をしてから起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムのいつもの朝食。 曇り空だが午後からは天気が良くなるらしいので、 洗濯をする。 午前中は「枕頭問題集」の翻訳作業。 思いがけず、けっこう進んだので、朝風呂に入る。 昼食は、またアメリカ式チャプスイ。赤ワインを一杯だけ。 食後に昼寝。少し横になるだけのつもりだったのだが、 二時間くらい寝てしまった。 珈琲を飲んで目を覚ましてから、 また少し翻訳作業。 夕方までに意外なくらいに進んだので、今日はここまでにしておく。 一日に二回アメリカ式チャプスイを食べるのはやや辛いので、 夕食はキムチ炒飯と、王将の餃子、大根の皮の漬物。 食後に珈琲。 夜は特にすることもなく、のんびり読書など。

「枕頭問題集」より、ちょっと面白い代数の問題。
もし、3 つの数が等差数列になっていなくて、 かつ、それらの和が 3 の倍数ならば、 それらの平方の和がまた別の 3 つの数の平方の和に書き直せて、 しかも、その 3 つの数は最初の 3 つの数と一つも同じでない。 これを証明せよ。

2009年12月11日金曜日

ミスター・マーケット

9 時起床。ちょっと寝坊。 いつもの朝食。適当にお弁当を詰めて出勤。 午前中は、 昨日あった今四半期の決算報告と財務諸表を、 会社のホームページからダウンロードして読む。 私は一被雇用者に過ぎないとは言え、 自分の勤めている会社の経営状態が気にならないはずはない。 ちなみに、今日の株価をチェックしてみると、ストップ安の大暴落。 昨日と今日とで、そんなに株価が下がるような変化は何一つないと思うのだが、 ミスター・マーケットのふるまいは良く分からないものだ。 私も以前は、 インサイダー情報を持っていると簡単に株の売買で儲けられるんだろうな、 と思っていた(もちろん、違法だが)。 しかし、どうやらそうではないらしい。

昼食は持参のお弁当。 茹で卵、高野豆腐、蓮根のきんぴら、白菜の漬物の海苔弁当。 午後もお仕事。 今日は 19 時半から社内恒例の宴会企画があったので、 その時刻まで仕事をしているふり。 ビル一階のスペースで、ギネスの缶ビール片手に、 ちょっとクリスマスっぽいメニュを少し食べ、身体を温めてから帰る。 どうも、我が家のアメリカ式チャプスイとそっくりな料理があったが、 それならそうと一言、言っておいてくれれば、 5 人分くらい家から持参したのに。 外は冷たい雨。風も強い。 一度温めた身体もまた冷え切って、帰宅。 さて、お風呂に入ろう……

2009年12月10日木曜日

チョムスキー

8 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 卵と長葱の炒飯を作り、 蓮根のきんぴら、高野豆腐、生姜焼き、白菜の漬物とお弁当に詰めて、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 昼休憩の散歩に近所の新刊書店まで行き、 「メディア・コントロール」(N.チョムスキー著/鈴木主税訳/集英社新書) などを買って社に戻る。何故か、チョムスキー週間。 次に亡くなる 20 世紀の超有名人はノーム・チョムスキーだと私は予想しているのだが、 レヴィ=ストロースみたいに百まで生きないとも限らない。 18 時に退社。 帰宅して、翻訳作業を少しだけしてから、 夕食はまたアメリカ式チャプスイ。赤ワインを一杯だけ。 いよいよ本格的になってきた。 あれだけ食べたのに、また元通り鍋一杯になっているのは何故。 食べても食べても減らない不思議な料理だ。

2009年12月9日水曜日

アメリカ式チャプスイ

9 時起床。 今日は曇り空。午前、午後とお仕事。 昼食は近所の中華料理屋さんにて、レバニラ定食。 18 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 「枕頭問題集」から翻訳を一つしてから、夕食の支度。 アメリカ風チャプスイのつもりのものに、 挽肉とラグーを追加して、 しばらく煮返し、さらにチーズを追加してまた煮る。 これで、かなりアメリカ式チャプスイに近付いたと思われる。 鍋底もいい感じに「パリパリ」してきた。 明日か明後日くらいには、ミッチ・バーガーが泣いて喜ぶ本式になっているだろう。 勘所は分かったので、もういつでも作れそう。 美味しいことは美味しいのだが、 あまりにカロリーが高そう、かつ身体に悪そうな、 いかにも B 級映画オタクのユダヤ系ニューヨーカーが好みそうな料理だ。 多分、これにポテトチップスを砕いてかければ完璧。 しかし、小説の記述をリアルに再現するため、 このアメリカ風チャプスイをル・クルーゼの大鍋一杯分作ってしまったので、 これからこれを全部一人で食べなくてはならない。 来週に人間ドックを迎えたこの時期、タイミングは最悪だった。 とは言え、小説に対する理解が深まったので、 良しとしておこう。 お風呂に入って、 湯船で「チョムスキー For Beginners」(D.コグズウェル著/P.ゴードン画/ 佐藤雅彦訳/現代書館)を読む。

2009年12月8日火曜日

ラグー

8 時半起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 今日も良い天気だ。 昨日とほとんど同じ内容のお弁当を詰めて出勤。 10 時くらいに出社。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 生姜焼き、卵焼き、高野豆腐、蓮根のきんぴら、大根の皮と茎の漬物(自家製)、 梅干し。 18 時に退社。 今日の帰りは昨日ほどは寒くない。

スーパーで食材などを買って帰宅。 アメリカ風チャプスイなるものを想像で作ってみる。 「秘伝の材料」の中に、 「ラグーパスタソースの大瓶」というものがあったのだが、 これは何なのか、スーパーでしばらく悩んだ。 普通はパスタの煮込み料理のソースは何でもラグーと言うと思うのだが、 私の経験によれば、時にアメリカ人やイギリス人は、 ダブルチェダーチーズソースの俗悪な市販品のことを「ラグー」 と言うものだ。 後者の可能性はかなり高かったのだが、安全策で前者にしてしまった。 そして、それが原因なのだろうか、 出来上がったものは残念ながら、 ただの美味しそうなトマトソース味のパスタ (と鍋の下の方に薄めたパスタソースのようなスープ状のもの)だった。 美味しく食べられたものの、 これはアメリカ風チャプスイではない、と思う。 食べたことも見たこともない料理を作るのは難しい。 しかし、鍋に一杯作ってしまったので、 少なくともあと、3、4回は食べざるを得ない。

2009年12月7日月曜日

北風

9 時起床。寝坊。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 お弁当を適当に詰めて出勤。 10 時半くらいの出社になってしまった。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 生姜焼き、卵焼き、高野豆腐、蓮根のきんぴら、白菜の漬物(自家製)。 昼休憩の散歩に神保町へ。 本屋で、「歴史とは何か」(E.H.カー著/清水幾太郎訳/岩波新書) を買って社に戻る。 18 時に退社。 今日は寒い。ようやく本格的に冬だな、と思う冷たい風の中を帰宅。 夕食は、王将の餃子と、キムチ炒飯にする。赤ワインを一杯だけ。 夜は翻訳作業など。

この前に奨学金の返済手続をしたついで、というわけでもないが、 今日、母校の大学基金に百万円の寄付をした。 在学中には何回か授業料を免除してもらったので、 その御礼のつもりで。 私の学部時代の成績は常にぎりぎり「C」(可)くらいだったから、 おそらく経済的窮状を加味してくれてのことだったと思う。 確か、語学なんか「C」も取れないで、 「平均点合格」という変なルールで切り抜けたんだったなあ。

2009年12月6日日曜日

アメリカ式チャプスイとは?

昨夜少し夜なべしたので、起床は 10 時。 珈琲だけの朝食のあと、洗濯をして、 翻訳作業を少し。 他には、たまった段ボール箱など再生紙の廃棄準備の作業など。 昼食は、肉豆腐チゲと雑炊、大根の皮と茎のお漬物。 お風呂に入って、湯船で 「ダーク・サンライズ」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) を読み始める。 しばらく昼寝してから、午後も翻訳を少しと、読書など。 夕方から近所のスーパーに買い出し、洗濯物のとりいれ。 夕食は御飯を炊いて、 生姜焼き、漬物あれこれ、長葱の味噌汁。食後に煎茶。 生姜焼きは明日からのお弁当にも流用するが、 これだけでは足りなくなりそうなので、 卵焼きと高野豆腐の煮物と蓮根のきんぴらを作っておく。 夜も読書など。 「ビューティフルアーキテクチャ」(D.Spinellis, G.Gousios 編/ 久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン)より、 第14章「古典再読」(P.Louridas)。

ハンドラーのミッチ・シリーズを読んでいると、 主人公の映画評論家ミッチ・バーガーが得意かつ好物の自炊料理、 「アメリカ式チャプスイ」というものが出てくる。 文脈からして、あまり趣味の良くないものらしい (「そりゃそうでしょう。違いのわかる男だもの」 「それなら、あのアメリカ風チャプスイのことはどう説明するの?」 「あれも男の一面よ」)。 私の認識によれば、チャプスイとはずばり、 「美味しくない八宝菜」のことなのだが、 どうもこの小説の文脈にしっくりこない気がして、Wikipedia に尋ねてみた。 その「チャプスイ」の項目によれば、 一般的チャプスイの説明のあと、 「これとは別に、アメリカン・チャプスイという料理がある。 刻んだタマネギやピーマンと牛挽肉を炒め、 マカロニとトマトを加えて煮込んだもので、 ごった煮料理である以外はチャプスイとの共通点はほとんどない」 という記述があった。これに違いない。 小説の中でミッチが、材料を買い出しするシーンとも一致する。 ミッチの意見では、 「大鍋にしこたま作って、何度も温め直すと、 最後にはパリパリになって本当に美味いのだ」(「ダーク・サンライズ」より)、 そうだ。 断言は出来ないが、これは上手に作れば美味しいだろう、という予感がする。 一度作ってみようかな……

2009年12月5日土曜日

塩味

10 時起床。ああ良く寝た。 と言っても、たったの 11 時間くらいだが。 珈琲だけの朝食。 午前中は翻訳作業と、掃除機がけ、玄関とトイレの掃除。 昼食は、長葱と卵の炒飯と、王将の餃子。白ワインを少しだけ。 午後はまずお風呂に入ってから、しばらく翻訳仕事。 15 時頃から小一時間、昼寝して、 そのあとは寝床でずっと読書。 「シルバー・スター」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫)、読了。 ようやく、最新作の「ダーク・サンライズ」に追い付いた。 ホーギー・シリーズほどではないものの、読んで良かったな、と最後に思えるところがいい。 ミッチ・シリーズは、舞台がコネチカット州ドーセットという富豪密度の全米一高い田舎村なのだが、こういうタイプの豊かな暮らしって、 日本ではどこにもないなあと思う。 その意味で大都会が舞台のホーギーのシリーズより、 かえって浮世離れした感じがする。

夜になって、外は大雨。 夕食の支度。ピェンロー。白菜が美味しい。 鍋のあとは、雑炊。ちょっと塩を入れ過ぎたので、やたらに美味しかった。 私の場合、今日の料理はすごく美味しいなあ、プロみたいだなあ、 と思ったら、単に塩の入れ過ぎのケースが多い。 一口めが抜群に美味しいのだが、後半に重くなってくるのでそれが分かる。 白ワインを一杯だけ。 夜はソフトウェア関係の読書など。

2009年12月4日金曜日

ハマーショルド

8 時半起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 今日は良い天気だ。 卵焼き、高野豆腐、自家製の白菜と大根の漬物などの海苔弁を詰めて、出勤。 今期初のコート。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 18 時に一旦、退社。 夕食は、近所のベルギービール屋さんにて。 サン=フーセン・ノエルを一杯飲んで、 砂肝のコンフィ、シュークルート、 本日のパスタ(きゃべつとアンチョビのアーリオ・オーリオ)を、 「シルバー・スター」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) を読みつつ食す。 店主に最近の景気についてインタヴュー。 食事のあと、ちょっとだけ所用のために社に戻る。 近所の「餃子の王将」で生餃子を買って、今、帰宅。 早速、湯船に湯を張り、 D.ハマーショルド著「道しるべ」(鵜飼信成訳/みすず書房) を持って、お風呂。

2009年12月3日木曜日

カミュ

9 時起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食をとりつつ、 消防設備点検のために待機。 10 時くらいには済んだので、お弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 海苔弁に、高野豆腐、卵焼き、蓮根の煮物、大根と白菜の漬物。 雨の日でも昼休憩のお散歩は欠かさず。 本屋で「シーシュポスの神話」(カミュ著/清水徹訳/新潮文庫)を買って帰る。 18 時過ぎに退社。 冷たい雨の中を帰る。 身体が冷えたので、帰宅してすぐにお風呂。 少しだけ翻訳作業をして、夕食の支度。 メインはキムチ肉豆腐。赤ワインを一杯だけ。

最近、冒頭の言葉をそのままにしていましたが、久しぶりに更新。

2009年12月2日水曜日

紅葉おろし

8 時半起床。今日は良い天気だ。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと出勤。 今日はお弁当はなし。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のカレーライスチェーン店にて。 18 時過ぎに退社。 今日は満月が綺麗だ。 帰宅して、「枕頭問題集」の翻訳を少ししてから、 夕食の支度。 鱈鍋の第三回。今日は紅葉おろしを大量に作って、水炊き風。 白ワインを一杯だけ。あとは雑炊にした。 さて、これから明日のお弁当のおかずを作らないと。

実家の妹から今年の正月は帰ってくるのか、 と連絡があった。 京都からならわりに近かったけど、東京からじゃ遠いからなあ……。

2009年12月1日火曜日

師走

8 時半に起床。 段々と朝起きるのが難しくなってきた。 きっと身体が冬眠しようとしているのではないかなあ。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 お弁当を適当に詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 と言っても、日付時刻の名前のディレクトリやブランチを作るスクリプトを書いたり、 設定ファイルに手を入れたり、逃避行動が主な一日だった。 うーむ、いかん。反省。18 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 「枕頭問題集」から一題だけ訳したあと、夕食の支度。 今日は鱈のキムチ鍋。赤ワインを一杯だけ。あとは雑炊。 鍋は美味しさのあまり、つい食べ過ぎてしまうのが欠点。

もう師走か……、 早いなあ。 砂時計を見ているのと同じで、 時間は後になるほど速く過ぎるものだ。

2009年11月30日月曜日

たらちり

9 時近くまで寝てしまった。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食をとり、 慌ててお弁当の用意をして出勤。 10 時少し過ぎに出社。午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 日の丸弁当と、鴨葱の鋤焼、卵焼き、蓮根、七味蒟蒻、大根の漬物。 けっこう充実。18 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 夕食は鱈のちり鍋。 スーパーの棚は河豚や鯛のちり鍋セットで一杯だったが、 ちり鍋と言ったら、鱈ですよ。 レンホウさんだって、「ちり鍋は河豚じゃなきゃいけないんですか? 鱈じゃ駄目なんですか?」って言ってた、言ってた。 もう一本残っていた、第四のビール。 鍋のあとは、ちょっと迷ったが、饂飩にする。 夜はこれから、翻訳仕事をちょっとしてから、 お風呂の予定。

2009年11月29日日曜日

膝の穴

9 時半起床。ああ良く寝た。 珈琲だけの朝食。晴れたり曇ったりの一日。 「枕頭問題集」の翻訳を少し。 昼食は、思いつきで鴨葱パスタを作ってみた。 悪くはない。 きっとコンソメスープ仕立てにするともっと美味しかったはずだが、 「スープスパゲティ」の類への私の偏見と、 それではただの鴨南蛮蕎麦ではないか、という理由で踏み切れなかった。 昼風呂に入ってから、 午後も、猫と互いの体温で暖を取りながら、翻訳仕事と読書。 「芸術家の奇館」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) など。 先日、ジーンズの膝に小さな穴が空いていたところに、 足の親指をひっかけてしまい、 15 センチくらいに広げてしまった。 デニム地は正確に縦横直角に裂けるので、幾何学的な穴が空く。 家で着ている分には誰にも見られないから構わないのだが、 右膝のあたりが寒い。

夕食は御飯を炊いて、鴨肉と長葱を土鍋で鋤焼風に焼き、 白菜と大根の漬物、長葱とえのき茸のお味噌汁。 食後に煎茶。 煮るにしろ焼くにしろ、鴨肉には胡椒が良くあうなあ。 折角の良い鴨肉なのであまり火を通したくなかったのだが、 鴨と長葱は明日からのお弁当に流用する予定なので仕方がなく、 十分に良く焼いた。 ついでに、お弁当用に卵焼きなども作っておいた。

2009年11月28日土曜日

かもねぎ

9 時起床。寝床でしばらく読書してから起床。 今日は良い天気だ。 洗濯をしながら、珈琲だけの朝食。 洗濯ものを干してから、朝風呂に入る。 湯船で法人税制関連の解説を読む。 今年は久しぶりに会社任せの年末調整だけで済みそうで、とっても楽。 でも個人的には、源泉徴収制度は本当に廃止した方がいいと思う。 確定申告すると社会への見方が変わる、と言うより、目が覚めるから。 昼食は炒飯、おでんの残りの大根など。 一時間ほど昼寝してから、本を読んだり、 「枕頭問題集」の翻訳をしたり。 「スノーボール (下)」(A.シュローダー著/伏見威蕃訳/日本経済新聞社)、 「ビューティフルアーキテクチャ」(D.Spinellis, G.Gousios 編/久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン)。 「スノーボール (上・下)」はようやく読了。 一回流し読みしてから、ちゃんと読み返したのだが、 上下巻あわせて 1400 ページほどあるので流石に時間がかかった。 大変な力作で、一読の甲斐がある。

夕食は鴨鍋。鴨肉、長葱、蓮根。あとはもちろん、雑炊にした。 自作の白菜の漬物つき。赤ワインを一杯だけ。 鴨が葱をしょってやってきた、と言うだけのことはあって、 鴨鍋は美味しいなあ。鴨肉が高価なのが難点だが、 冬に一回、二回くらいはいいだろう。 鴨肉の残りの半分を再び鍋にするのは勿体ない、 ソテーとかにしようかなあ、と思わないでもないが、 鴨鍋のあとの雑炊の魅力の前には他の選択肢もかすむ。 昼間にけっこう翻訳が進んだので、 夜は仕事はなし。 実は「ブルーブラッド」のあと、買うだけで読んでいなかったので、 「芸術家の奇館」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫)。

2009年11月27日金曜日

週末の蕎麦屋

8 時半に起床。今日も良い天気で、温かい。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 海苔弁当を適当に詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 昼休みの散歩に、 新刊書店で「ビューティフルアーキテクチャ」 (D.Spinellis, G.Gousios 編/久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン) を買って戻る。 18 時に退社。

夕食は会社の近所の蕎麦屋にて。 「十四代」(中取り純米無濾過)を一合だけ飲みつつ、 揚げたてが一つ一つ運ばれてくる天麩羅を次々に食す。 白子、百合根、蓮根、芝海老のかき揚げ。どれもしみじみうまい。 最後に盛り蕎麦をいただいて帰る。蕎麦屋って素晴らしい。 明日あたり鴨鍋にしようと思い、 スーパーで鴨肉と蓮根などを買って帰宅。

2009年11月26日木曜日

社葬

8 時半に起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 先月に亡くなった創業者 CEO の A さんの社葬のため、 直接ホテルに行くことにする。 式が終わって、出社したのは 15 時くらい。 少し仕事をして 18 時に退社。 新刊書店で、D.ハンドラーの新刊 「ダーク・サンライズ」(北沢あかね訳/講談社文庫)を見つけて購入。 映画評論家ミッチのシリーズ。 もうゴーストライター、ホーギーのシリーズは書いてくれないのかなあ。 帰宅して、夕食はおでんの残り。 冷や御飯が残っていたので炒飯も作る。 夜は「枕頭問題集」の翻訳を一題だけ。

A さんはまだ 50 歳だったらしい。 私が十数年前に A 社に就職したときには、 当時社長の A さんはまだ 30 代の半ばだったことになるので、 思えば若い会社だったのだなあ。 私自身は多分、数回くらいしか、A さんと話したことがない。 確か初めて直接にお話ししたのは、 私が学位をとっても就職先がなくてぶらぶらしているところ、 当時副社長、現 CEO の K 博士にスカウトされたとき。 A さんと K 博士二人に、 山の上ホテルのレストランでステーキを御馳走してもらった。 数学の博士を雇おうとする零細企業ってすごいなあ、 と失礼なことを思っていたのだが、 帰り道に A さんが、 「K 君が、こんなにかしこいやつは久しぶりに見た、って言うからさー」 と笑っていた。 何故それを覚えているかと言うと、 そのとき私は、「『初めて見た』の間違いだろう?」 と思ったからである(嗚呼、当時私はまだ 20 代の生意気盛りだったのである。 若さって素晴しい)。 そんなお世辞に騙されて一年間お世話になったのだが、 すぐ辞めて大学に勤め、 そして十数年が過ぎて、 またこの四月から「出戻り」としてお世話になっている。 ただ一つ残念なのは、 出戻ってから一度もお会い出来なかったことだ。 最後に直接お話ししたのは、 数年前、天才プログラマ K さんの結婚式の披露宴会場だった。 十年前にわずか一年で辞職したのを気まずく思っていたのだが、 半分冗談で「また A 社に戻ってもいいですか?」と尋ねたら、 「是非!」と握手してくれたのであった。

2009年11月25日水曜日

おろし饂飩

8 時半に起床。珈琲とチョコレートだけの朝食。 適当に海苔弁当を詰めて出勤。 天気は良くないが、温かい。 10 時過ぎくらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 最近はお勉強が中心。18 時に退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 「枕頭問題集」から一題だけ翻訳して、夕食の支度。 おでんを煮ながら、白菜の漬物を仕込む。 夕食はおでんと、おろし饂飩。 茹でたての饂飩に、大量の大根おろしと生醤油をかけてかき混ぜ、 そのまま食す。 くー、大根おろし、辛い! でも美味しいです。

遊園地の中は電飾で一杯になっていて、もうすっかりクリスマス。 年賀状も売っているし(一枚も書かないけど)、 紅白歌合戦の出演者も発表されたし(観ないけど)、 シャンパンのセールも始まっているし(3、4 本くらいは買うかな)、 いよいよ年の瀬ですねえ。この一年は早かったなあ…… と言っても、まだ 11 月でしたね(笑)。

2009年11月24日火曜日

弁当紳士

8 時半起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 適当な海苔弁当を詰めて、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 昼休みの散歩に新刊書店まで歩き、 鍋料理のレシピ集を買う。 毎日、水炊きばかりではあまりに変化がないのではないか、と思って。 鍋料理のレシピも色々あったが、 一番ぐっときたのが「ウー・ウェンの美味鍋」(高橋書店)だったので購入。 またウー・ウェン先生。 18 時に退社。 帰宅して、お弁当のおかず用に大根を煮返してから、 夕食の鍋の用意。また、鶏の水炊き。 あとは雑炊。大根の皮と茎の漬物。 夜は「枕頭問題集」より一題だけ翻訳して、 そのあとは読書とか、のんびり。

「弁当男子」という言葉があるそうだが、 なんとなく好感が持てるのはやはり若い男性だからだろう。 どう考えてみても、 「弁当男」、「弁当中年」、「弁当老人」、 「弁当紳士」、全部だめだ。 強いて選べば、「弁当紳士」がいちばんましだろうか。 「弁当紳士」という語感で思い出すのは、 こんな話だ。 書き手が何かの拍子に川釣りに出かけた。 すると、人品卑しからぬ紳士が先に釣り糸を垂れている。 互いに何とはなしに気になりながら、昼頃となった。 すると、その紳士が、「一緒にいかが」と声をかけてきた。 近寄ってみると、風呂敷の中から出てきたのは、重箱三段のお弁当だ。 御馳走になりながら少し話してみると偶然にも、 一度お話をうかがってくるようにと言いつけられていた、 名のみは知る、かの○○○氏だったのである (なんとか子爵だか、なんとか屋の創業者だったか?)、 というようなお話。 まさに弁当紳士。 とは言え、 美しい奥方の陣頭指揮のもと、ばあやに作らせたものだったりするのだろうから、 弁当紳士の主旨が違う。 子母澤寛の「味覚極楽」で読んだと思い込んでいたのだが、 今探してみてもそんなエピソードは見つからない。勘違いだろうか。 私が夢の中で読んだか、あるいは、 近い話を勝手に膨らませた妄想である可能性が高い。

2009年11月23日月曜日

リキュール(発泡性)(1)

9 時過ぎまで寝ていた。 年をとると睡眠時間が少なくなって、 一日が長く使えるようになる (それは残された時間が短いからだろうか)、 というような噂を聞くが、 相変わらず一貫して良く眠れる。 むしろ、子供の頃はこんなに長く寝ていなかった。 睡眠時間がどんどん長くなって、 ついに一日 24 時間になったときに死ぬんじゃないだろうか。

寝床でしばらく読書をして、10 時頃起き出す。珈琲だけの朝食。 昼まで、「枕頭問題集」を数題翻訳する。 平日は毎日一題、土日祝日に数題、翻訳することで、 年末までには終えられるだろうと思っている。 昼食はおでんの残り。まだ練り物が食べ切れなかったので、 夕食のために大根を追加して煮ておく。 お風呂に入って湯船で読書ののち、午後もほとんど本を読んで過す。 読書の合間に、明日からの週のお弁当用に七味蒟蒻、卵焼き、 豚肉生姜焼きを作った。

夕食の支度は、御飯を炊いて、おでんの残りで炊いた大根と、お漬物など。 「リキュール (発泡性) (1)」(サッポロ「オフの贅沢」)を一杯だけ。 「第三のビール」や「新ジャンル」と呼ばれる商品開発の背景は、 ビールだけが異様に高く、かつ複雑な、日本の酒税法にある。 ビールは「発泡性酒類」の基本税率が適用され、 税額は 1 リットルあたり 220 円の最高額。 これは、みりんの 20 円は別としても、 「果実酒」と 「発泡性酒類 その他の発泡性酒類 (ホップ等を原料としたもの(一定のものを除く。)を除く。)」 の 80 円に比べて、断トツに高い。 詳しくは財務省に尋ねないと良く分からないが、とりあえず、 発泡性酒類であるビールは、 「発泡性酒類 その他の発泡性酒類 (ホップ等を原料としたもの(一定のものを除く。)を除く。)」には属していないらしい。 ホップ等を用いる発泡性酒類の中で一定の例外を除いてホップ等を原料としたものを例外として除いたその他のその他発泡性酒類はホップ等を用いている発泡性酒類ではないので、およそ 3 倍の税金がかかるのだ。 ちなみに、リキュール(発泡性)は発泡性の酒類ではあるが発泡性酒類でないので、 上の議論からは外れて、安い税額が適用される。 ちょっとした記号論理学か集合論の演習問題になってしまっている、 歪んだ酒税法にも、度々の酒税改正にもめげることない、 各社の企業努力に乾杯したい。

2009年11月22日日曜日

おでん種ベストスリー

昨夜は遅くまで寝床で読書していたので、起床も 10 時。 珈琲とチョコレートの朝食。 「枕頭問題集」より数題の解答を翻訳する。 朝風呂に入って、湯船で法人税制の解説書を読む。 どうして税制って、こう無駄に複雑になっているのかなあ。 網を細かくすることと、煩雑にすることとは違うと思うのだが。 天網恢恢疎にして漏らさず、を理想に設計しなおせないものだろうか。 昼食は、鍋焼饂飩。 昼寝をして午後からは、本を読んだり、遊んで暮らす。

夕食には、今期初のおでんを作る。 大根の支度をするついでに、皮と葉の部分で酢の物も作った。 スーパーでも季節のせいか、 色々なおでん種のセットを売っていたり、 おでんの具になる単品の練り物なども普段より安かったりする。 では、セットで買うのと、単品を取り合せて買うのと、どちらが安いのか。 私がスーパーで、10 次元の線形計画問題を外接法で解いたところでは、 セットと単品を取り合わせて買う混合戦略が一番良いようだった(笑)。 まあ私の場合は、 おでん種のベストスリーは大根と豆腐と蒟蒻 だと思っているくらいなので、 練り物はだしが取れるくらいに入っていれば十分なのだが。 そんなわけで夕食は、おでん。ボージョレ・ヌーヴォを一杯だけ。

2009年11月21日土曜日

大富豪のプロフィール

8 時起床。寝過ぎのせいか、首を寝違えた。 今日は良い天気、のようだ。 猫にキャットフードと水を与えて、 自分には珈琲をいれ、寝床に戻ってしばらく読書。 一時間ほどしてようやく起き出し、 家計簿をつけて、洗濯をして、掃除機がけをして、 トイレの掃除をして、浴室の掃除をして、 キッチンの掃除をする。 朝風呂に入って、湯船で読書。 ウォーレン・バフェット伝 「スノーボール (上)」(A.シュレーダー著/伏見威蕃訳/日本経済新聞出版社)。

誰が言ったのだったか(ポール・ゲッティだったろうか)、 あなたが一代で財を成した大富豪だったら、 こめかみにメンソレータムを塗ると頭が冴えるんだよ、 というような戯言でも、激しい興味を持って聞いてもらえるだろう、と。 まあ、そういうことを抜きにしても、 なかなか面白い一代記で、大戦後からの一つのアメリカ史として読める。 著者が稀有な努力をして資料を集め、まとめたあげた力作であることは間違いない。 バフェットは大変、興味深い人物だ。 ゲームの最高得点を目指すようにひたすらお金でお金を殖やしたが、 何かを直接に作り出したり、世界に与えてくれたわけではない。 何のために、という意味では、 ビル・ゲイツ3世やジョージ・ソロスより、遥かに謎めいている。 普通の「偉人」の伝記を読むと、一時の幻想ではあるのだが、 人生の「意味」のようなものが分かった気になって、 気持が充電されるものだ。 しかし、バフェット伝の場合は、より謎が深まり、途方に暮れることになる。 特にビジネスをしている人(我々はほとんど全員がそうだが)は、 人は何のために生きて、何故ビジネスをするのか、幸福とは一体何なのか、 本格的に悩むきっかけになるだろう。

ちなみに、当然だが、この本を読んでも大富豪にはなれない。 世の中には、「こうしてお金持ちになった」、 という本やニュースがあふれているが、 それと同じことをしてお金持ちになれなかった人はその何万倍もいて、 その人たちは本のテーマにもニュースにもならない。 とは言え、お金持ちになる方法を求めてこの本を読もうとする人のため、 私がその観点からの内容だけを要約すると、 バフェットは物心ついた頃から今に至るまで、 一貫してずば抜けて頭が良く、 一貫して金銭に異常なまでの執着を持ち、一貫して仕事に励み、 一貫して投資を続け、一貫してラッキーだった。 もちろん、これらを全て満たしても、大富豪になれるわけではない。 しかし、一代で財を成した富豪は、 これらを満たしている可能性が高い。 ちなみに、この方向の推論と、その逆とは混同しがちだ。 「成功したビジネスマンの X パーセントが日経新聞を読んでいます」、 という命題が仮に正しかったとしても、 我々が普通知りたいのは、 日経新聞を読んだ人が成功する確率であって、 これは最初の命題とは関係ない。

昼食は手羽先の塩焼きと、卵と長葱の炒飯。 午後は昼寝。軽く 2 時間ほど熟睡。 夕方まで本を読んだり、「枕頭問題集」の翻訳をしたり。 amazon から "On Solitude" (by De Montaigne/ Penguin Books - Great Ideas) が届いた。お洒落。 夕食は、ピェンロー。鍋のあとは、饂飩。 夜は、「大人の科学」のおまけの 4 bit コンピュータをいじったり、 本を読んだり。

2009年11月20日金曜日

金銭感覚

8 時半に起床。昨日ほどではないが今日もけっこう寒い。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 鶏肉のトマト煮込み、卵焼き、白菜の漬物がおかずの海苔弁当を作って、 家を出る。 出社前に、銀行に立ち寄って、税金を払う。 所得税の予定納税。 ついでに、学生時代の奨学金の返済手続する (大学勤めを辞めたため返済義務が生じた)。 今月は住民税の分割納税もしたので、大出費。 左右からボディブロウをくらったあとでアッパーカットを決められたような、 パンチドランカー状態。 普段はスーパーで、「おでんだねセット」とそれをばらばらに買うのと、 どちらが安いか計算したりしているのに、 一方では数十万円の単位で次々に流れ出ていくので、金銭感覚が狂いそう。

10 時頃に出社。午前、午後とお仕事。 と言うより、今日はあれこれ資料を読んでいた。 昼食は持参のお弁当。 18 時に退社。 週末だし、どこかで外食しようかと思っていたのだが、 朝の税金支払いのショックが消え去らず、 スーパーで白菜を買って、自宅鍋にする。苛税は虎よりも猛し。 ベンジャミン・フランクリンは、 税金はいくら高くても自分の怠惰や無駄遣いほどではない、 と書いていたが、ほんとかなあ。 帰宅して、"Problem Paradise" の回答を送ってから (また、ヘルプの二手だけ)、夕食の支度。 水炊き鍋とヱビスビール、超長期熟成2009限定。 きっと、発泡酒にしておくべきだったのだろうが、 少しくらいの贅沢は許されるに違いない。 鍋のあとは雑炊。おいしいなあ……

今夜は仕事はなしで、読書などでゆっくり。 長過ぎるので翻訳が出るのを待っていた 「スノーボール (上・下)」(A.シュレーダー著/伏見威蕃訳/日本経済新聞出版社)。 世界一のお金持ち、ということを除いても、 興味深い人物だと思うんですよね、ウォーレン・バフェット。

2009年11月19日木曜日

冷え込み

8 時半に起床。今日はかなり寒い。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 今日の東京は例年なら年末くらいの寒さとのことで、 コートを着て行こうか、かなり迷ったが、 寒いのが好きな私はジャケットのみで。 10 時くらいに出勤して、午前、午後とお仕事。 昼食は近所のカレーライスのチェーン店にてカツカレーと卵サラダ。 今日もやや、お勉強モードで、18 時過ぎに退社。 寒くて、いい気持ちだなあ。 帰宅して、一題だけキャロルの「枕頭問題集」の解答を訳してから、 夕食の支度。 娼婦風のスパゲティと、赤ワインを一杯だけ。 並行して明日のお弁当用に、鶏肉のトマト煮込みと卵焼きを作った。 食後に珈琲とチョコレート。 そうこうしているうちに、 ボージョレ・ヌーヴォが一本、京都から届いた。 そんな季節だったなあ。 お風呂に入って、湯船で 「数学で犯罪を解決する」(K.デブリン & G.ローデン著/ 山形浩生・守岡桜訳/ダイヤモンド社)を読む。

2009年11月18日水曜日

デリダ

8 時半に起床。曇り空。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと、 ハムと胡瓜のサンドウィッチを作って、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参したサンドウィッチ。 昼休みの散歩のついでに、 新刊書店で「言葉にのって」(J.デリダ著/林好雄・森本和夫・本間邦雄訳/ ちくま学芸文庫)などを買う。 昨夜、「哲学者たちの死に方」 (S.クリッチリー著/杉本隆久・國領佳樹訳/河出書房新社)を就寝前に読了したのだが、 デリダの項目にちょっと興味を持ったので。 仕事は「調べものとお勉強」モードを増やし始める。 18 時頃に退社。遊園地はもうすっかりクリスマスだ。 スーパーで買い物をして帰宅。 ルイス・キャロルの「枕頭問題集」の解答を一題分訳してから、 夕食の支度。キムチ鍋。 近所のスノッブなスーパーはスノッブ過ぎて、 「キムチ鍋のもと」のようなものは売っていなかったので、 やむなく和風のだしと白菜キムチで適当に作った。 でも美味しかった。寒いときは、キムチ鍋もいい。 赤ワインを一杯だけ。今、鍋のあとで饂飩を煮ているところ。 キムチ鍋のあとは、饂飩もよろしいねぇ。

2009年11月17日火曜日

冷たい雨の日

8 時過ぎに起床。雨。気温もかなり低い。 今期初めて空調の暖房スイッチオン。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと、 お弁当を詰めて、出勤。 10 時前に出勤して、午前午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。生姜焼きメインの海苔弁当にしてみました。 今日はふとしたことから横道に入って OCaml の入門書を読み耽り、 気付いたらかなり、サボってしまった。 18 時に退社。外はまだ雨が続いている。 大した雨ではないと思って傘をささずに帰ったのだが、 帰宅したときには冷たい雨でずぶ濡れになっていた。 まず、お風呂に入って身体を温める。 夕食はピェンロー。ゲランドの塩と、京都の七味にて。 シャルドネの最後の残り。 もっと寒くなってからの方が白菜が美味しいような気がするが、 今日の寒さはピェンロー向きだ。 もちろん鍋の後は雑炊。 そのあとは、珈琲でチョコレートを食べながら、 楽しく「枕頭問題集」の翻訳など。

ニュースなんかでちょっと目にすると、 「仕分け」って何だか、よろしくないメッセージ性を持っている気がする。 もちろん無駄を削るのは、条件抜きで結構なことではあるけど。 第一に、権力をふるう楽しさを見せ過ぎる。 仕分けている人達の顔が、猥褻なくらい輝いて見えてしまう。 第二に、身の程を知ってうつむいて暮らしなさい、もっと下を見なさい、 と言うような通奏低音が聞こえる。 どちらも実は、良いことでも悪いことでもない。 多分問題は、何故か、あの「仕分け」が貧乏臭く見えることなのだ。 おそらく、「力」に慣れていないからじゃないだろうか。

2009年11月16日月曜日

long term

8 時過ぎに起床。 土日遊んでしまったので、出勤するのが億劫。 珈琲だけの朝食。 お弁当用にハムと胡瓜のサンドウィッチを作って、出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のサンドウィッチ。 18 時に退社。帰宅して、洗濯。 その間に御飯を炊いて、明日のお弁当用に生姜焼きを作り、また、 ルイス・キャロルの「枕頭問題集」の解答を一題分翻訳する。 丁度、洗濯が終わったので浴室に干して、夕食の支度。 今日も水炊き鍋。白ワインを一杯だけ。 雑炊は最近、お気に入りのとろろ芋つき。

昼のミーティングの折の雑談にて。 内閣が変わって、各省の対応も変わり、 お上の影響がこの小さな会社にも及んでくる昨今。 情報産業にまるで見当違いの投資や刺激策をしたり、 あるいは折角、芽が出てきたところを中止したり、 おかしなことをするくらいなら何故、 大学教育にもっと投資してくれないのか。 秋葉原で会った若者二人がこの会社を設立してから、 世界を相手に出来るビジネスに育つまで 25 年かかったくらいだから、 今から数十年先は見て投資しなければいけない。 それなら、大学教育にもっとお金を使うべきだろう、と同僚が熱く語っていた。 それは文科省の管轄だしねえ、などと冷やかしながらも、 我々、非アカデミックの商売人たちもなかなか真面目だな、と思った。 本来なら国が長期的視点を持つべきだが、 国自体が貧しいときはしようがない。 民間で余裕のある人や集団が、長期的投資をするしかないだろう。

2009年11月15日日曜日

帰京

9 時起床。珈琲だけの朝食。 昨夜は、 大学勤務時代にお世話になった方のお祝いの会食。 随分と遅くなったせいで、やはり朝は寝坊。朝風呂に入って、 湯船で「アルファを求める男たち」(P.L.バーンスタイン著/ 山口勝業訳/東洋経済新報社)を読む。読了。 「たまたま」(L.ムロディナウ著/田中三彦訳/ダイヤモンド社) と並べて読んだのは意図的で、 どちらも立場は違うが「偶然」や「リスク」をどう捉えるか、 がテーマなので。 自然現象として、偶然は因果よりも根本的であり、普遍的である。 しかし、その逆に、 人間にとって、偶然は因果よりも希少な資源である。 因果を辿って予測される未来の情報は、 究極的には市場によって共有化されるが、 偶然に支配された未来はそうでない。 未来の結果を制御することは原理的にできない一方で、 そのリスクを制御することはできるかも知れない。 しかし、人間が何かを取り出したり、思うように変形できる偶然はほとんどない。

12 時前にチェックアウトして、松ヶ崎のお鮨屋さんにて昼食。 シャンパンをグラスで二杯ほど。 この土日、京都は観光で大変な人出のようだったが、 こんな北の方で昼間からお鮨を食べる人もいないようで、お店を独り占め。 京都の景気動向などご主人と少しお話ししながら、ゆっくり握りをいただく。 他にたくさん例を知っているわけではないが、 京都のお鮨は酢飯の口当たりがやわらかいような。 切れ味の鋭さよりも、ほっとする感じで(これがはんなり?)、 これもまたよろし。 私は関西人なので、ほっとする感じ、と思うのだが、 東日本の人なら、なんだかもうひとつしゃきっとしない、 という印象になるのかも知れない。味わいも人により色々。 新幹線の車中では、「所有せざる人々」 (U.K.ル=グィン著/佐藤高子訳/ハヤカワ文庫)を読む。 16 時半頃、東京に着いて、スーパーで買い物をして帰宅。

夕食は娼婦風スパゲティと赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲と、昨日シアトル土産にいただいた "Theo" のチョコレート。 チェリーとアーモンド。 全然知らなかったが、シアトルはチョコレート屋さんの名所らしい。 夜も休暇モード。

2009年11月13日金曜日

うどんすき

8 時起床。昨夜の食べ過ぎ飲み過ぎで、調子はいまひとつ。 珈琲だけの朝食のあと、出勤。 9 時台に出社して、午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 18 時過ぎに退社。外は冷たい雨。 帰宅する頃には身体が冷え切っていた。 夕食はうどんすきにした。 今まで食べたことがないような太さのうどんにあたたまる。 ヱビスビール(琥珀)。 夜はキャロルの「枕頭問題集」の翻訳など。

明日の更新はお休みします。 明日、明後日とちょっと贅沢をしてくる予定。 つつましやかな生活に、時には潤いを。 次回の更新は明後日、日曜日の夜です。

2009年11月12日木曜日

打ち上げ

8 時起床。 珈琲、トーストの朝食。 お弁当に卵と胡瓜のサンドウィッチを作って、出勤。 定時出社。 午前、午後とお仕事。 身体の中で、免疫システムが頑張っている感じ。 昼食は持参のサンドウィッチ。 19 時前に切り上げて、 夜は近所の焼肉屋にて、「世界最速」達成のチーム打ち上げの宴会。 私はこのプロジェクトには途中参加で、 運良く勝ち組に居合わせて祝勝会にも便乗させてもらった、 という立場だが、楽しくご一緒させていただく。 次はまた新たな挑戦のプロジェクトが始まる。 それはさておき、焼き肉って久しぶりだなあ。 帰宅は 23 時過ぎ。

身体の免疫システムが全力で戦っている模様。 明日は無事、出勤できるかなあ。

2009年11月11日水曜日

早退き

8 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと出勤。 毎日だと続かないかな、と思って、今日はお弁当なし。 9 時台の出社。午前、午後とお仕事。 昼食は近所の中華料理屋さんにて酢豚定食。 午前中は、気圧が下がると体調も下がるなあ、 という程度にしか思っていなかったのだが、 昼頃から寒気がして、喉が痛くなってきた。 身体がこわばってきているような気もする。 同僚が風邪をひいて喉が痛いと言っていたので、 これはうつされたに違いない。 これはいけないなと思って、 切りの良いところで作業を終え、16 時半くらいに退社。 部屋を暖くしてお風呂に入り、 その後はできるだけ楽な格好をして、安静に過す。 夕食はまた鍋と雑炊。 雑炊を作っているときに冷蔵庫からあさつきを取り出そうとして、 ふと、大和芋が目に入った。 雑炊の仕上げに、卵だけではなくてとろろも使ってみてはどうだろう、と思いついた。 卵とろろ雑炊だ。それは美味しいに決まってるぜ、という予感がする。 大抵、こういう思いつきの結果はぱっとしないのだが、 これは大成功だった。 とろろ芋の類はちょっと高価なのでいつもというわけにはいかないが、 時々はいいかも。 さて、明日、目が覚めたら風邪気味だったのが治っているか、 あるいは、本格的に風邪をひいているかなあ……

明日の夜は会食の予定ですので、 更新が少し遅れるかも知れません。

2009年11月10日火曜日

サンドウィッチ

9 時近くまで寝てしまった。寝坊。 慌てて起き出して、珈琲だけの朝食をとり、 お弁当用に、鶏胸肉と牛蒡と、 ポテトサラダのサンドウィッチ二種類を作って出勤。 なんとか 9 時台に出社。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のサンドウィッチ。 サンドウィッチのランチも悪くないな。 18 時過ぎに退社。 最近はけっこう暖い日が続いていて、 夕方でも肌寒いというほどではない。

帰宅。 amazon からタイガーブック(「最新コンパイラ構成技法」(A.W.Appel 著/ 神林靖・滝本宗宏訳/翔泳社))が届いていた。 原書(C 言語版)は持っているのだが、 こちらは ML 版だし、amazon が熱心に薦めるので。 残り物の惣菜と白ワイン少しで一服。 一息ついてから、夕食の支度。 牛蒡入りの肉豆腐、卵とじ。 新調したばかりの土鍋が今日も大活躍。 かなりあっさりめの味つけだったので、 残りのだしを見つつ、これは雑炊にすると美味しいんじゃないかなあ、 と悩む間もなく、実行してしまう。 私の従来の主張、「世の中で一番美味しいものは雑炊だ」 説を裏切らない雑炊だった。 夜は、「枕頭問題集」の翻訳など。

2009年11月9日月曜日

ヒューム / 鍋のある日々

8 時過ぎに起床。珈琲とトーストの朝食。 適当にお弁当を詰めて、出勤。今日は良い天気だ。定時過ぎに出社。 何だか久しぶりに出社したような。午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。卵焼き、ポテトサラダ、牛蒡のきんぴらの、海苔弁当。 海苔弁当というのは誰が考えたのか、便利なものだ。 御飯に鰹節と海苔があって、おかずがちょっとあればもう美味しく食べられる。 定時の 18 時に退社。 遊園地の中は、 少しずつ、クリスマスらしいイルミネーションが始まっている。 スーパーで食材を調達して帰宅。 一服してから、お風呂に入って湯船で読書。 "On Suicide" (by David Hume / Penguin Books Great Ideas) を読む。 ヒュームほど正気な人が少ないのは残念だ。 夕食はまた鍋です。鶏肉と豚肉の水炊き。ゆずで割ったポン酢。 ブルゴーニュのシャルドネを一杯だけ。 たまーにちょっといいワインを飲むと、有り難いものだ。 あとはもちろん雑炊。 夜はルイス・キャロルの「枕頭問題集」の翻訳を再開、の予定。

2009年11月8日日曜日

初鍋

9 時過ぎまで寝てしまった。この季節はいくらでも眠れるなあ。 珈琲だけの朝食。 午前中はぼうっとしている間に過ぎて、昼食の支度の時間。 鰤の照り焼き、菠薐草のおひたし、油揚げの焼いたもの、大和芋のとろろ汁。 食後に土鍋の手入れをして、午後はまず昼風呂。 湯船で「哲学者たちの死に方」 (S.クリッチリー著/杉本隆久・國領佳樹訳/河出書房新社)を読む。 ほんの少しだけ、寝台に横になろうかな、と思ったら、 16 時近くまで寝ていた。どうしてこんなに眠れるのだろう。 目覚しに掃除機がけをして、夕方まで読書。 「『痴呆老人』は何を見ているか」(大井玄/新潮新書)など。 日々、老いと死について考えることは良いことですね。 敬愛するモンテーニュが書くには、 人に死ぬことを教えることは生きることを教えることであろう。 また、ソクラテスが言ったことには、 真の哲学者は死ぬことを自らの職業とする、のである。 とは言え、 麻生久美子がいるあんな店があったら毎日、発泡酒飲みに行っちゃうなあ、 でも、小雪さんのバーでハイボールも捨て難い、 迷っちゃうなあ、とか思っているようでは、悟りは遠い。

夕食は新調した土鍋で鶏の水炊き。 生醤油を柑橘類を絞ったもので割って、ポン酢代わりに食す。 白ワインを一杯だけ。 今日はたまたまスノッブなことをしてみたが、 本音では、ミツカンの「味ぽん」が好きだ。 食通の皆さんは大抵、市販のポン酢は甘過ぎて、 またその甘みが変なので、絶対に駄目だと言うものだ。 しかし、私の見解では、 日本人の口に一番あうウィスキーが「角」だと言うのと同じ理由で、 「味ぽん」もまた定番なのである。 それはさておき、今日は醤油と柑橘類で作ってみたが、それもまたよろし。 うまい。冬万歳、鍋万歳。一年中、冬ならいいのなあ。 鍋のあとは雑炊。 雑炊は新しい鍋に対する養生と言うよりは、自分に対する養生。 雑炊うまい!雑炊万歳!やはり冬は鍋ですねえ。 人生の最期には鍋のあとの雑炊が食べたい。 夜は、ルイス・キャロルの「枕頭問題集」の解答編の翻訳を再開……、 の予定だが、明日からにするかも。

2009年11月7日土曜日

哲学者たち

9 時に目が覚めた。ああ、よく寝た。 寝床でしばらく、「哲学者たちの死に方」 (S.クリッチリー著/杉本隆久・國領佳樹訳/河出書房新社) を読んでから起き出す。珈琲だけの朝食。 洗濯機に洗濯を任せながら、家計簿つけなどの家事。 昨日、届いた新しい土鍋の手入れにお粥を炊く。 このお粥は出来たら、鍋に入れたまま一日ほど放置するので、 昼食に食べられるわけではない。 一方で、昼食は、じゃが芋のスライスのサラダ、油揚げと菠薐草のフェデリーニ。 細いパスタって何となく「蕎麦」や「素麺」のイメージに作ってしまう。 特に茹で加減。 これは日本人風なのかも知れない、と常々思っている。 本場のイタリア料理ではどうなんでしょうか。

午後は一時間ほど昼寝をして、ぼうっとしているうちに、 この季節だともう外が薄暗くなってくる。 洗濯物を取り入れると、まだ乾ききっていない。 やむを得ず浴室の乾燥機で干し直して、 近所のスーパーに買い出しに行く。 夕食は御飯を炊いて、 鰤の照り焼き、牛蒡の煮付け、焼き油揚げ、菠薐草のおひたし、 大和芋のとろろ、長葱としめじの味噌汁。 最近は主婦っぽく何品も作ってしまう私。いつでもお嫁に行けそう。 食後に煎茶。

夜はまた「哲学者たちの死に方」を読んだり。 ディオゲネス・ラエルティオスの「ギリシア哲学者列伝(上、中、下)」 (加来彰俊訳/岩波文庫) は私の寝床での愛読書の一つだが、その現代版の趣き。 昔、入試の採点場で「ギリシア哲学者列伝」を読んでいたら、 他学科の先生に「さすがH先生だ」と感動されたのだが、 実際は、哲学者たちの変なエピソードが満載の週刊誌的な本である (それと知って、「さすが」とおっしゃたのかも知れない)。 例えば、ディオゲネス・ラエルティオスは各哲学者を紹介したあと時折、 その哲学者に捧げる自作の詩を得意気に記しているのだが、 これがしばしば失笑してしまうほどショボい。 こういう気軽な感じが、「哲学者たちの死に方」にも遺伝していて、 テーマが重いわりに気楽に読める。

2009年11月6日金曜日

黒板

昨日、今日と一回ずつ講演して、9 時過ぎに仙台より帰宅。 夕食は車中で食べた牛タン弁当。 研究会は明日の午前中もあるが、 昨日、今日の二日間では、黒板を使って講演したのは私だけだった。 ちょっと意外だったのは、 紙やトランスパランシを投影する人もいなかったこと。 私自身は、 カラーペンで手書きしたものを OHP で投影するのが好きだが、 今回は、単なるノスタルジィで黒板を使ってみた。 予定していた量の半分ほどしか話せなくて、 板書しながらではやはり伝えられる分量が減るなあ、 とも思ったが、 一方では、 「ほんとうに」伝わっている情報量を考えると、 実は板書しながらの方が多かったりして、と思わないでもない。 とは言え、 時代の流れはようやく数学の講演の仕方も変え始めたようで、 (流石に MS 社製の某ソフトウェアを使う人はいないが) TeX で作成した原稿をプレゼンテーション用の形式に変換して PC から投影するのが、 最早、支配的になったようだ。 これからは、PC の力を使っていかにうまく講演するか、が問題になっていくのだろう。

帰宅したら、冬を迎えるため購入した土鍋が届いていて、 小さいながら確かな幸せ。 明日の昼は早速、お粥を炊こう。

2009年11月4日水曜日

レヴィ=ストロース死去

9 時近くまで寝てしまった。今日も爽やかな良い天気だ。 珈琲とトーストの朝食のあと出勤。 適当にお弁当を詰めて、10 時くらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 卵と長葱とベーコンの炒飯、油揚げを焼いたもの、 牛蒡の煮付け、砂肝の大蒜バター炒め、菠薐草のおひたし。 今日の購入本、「新恋愛講座」(三島由紀夫/ちくま文庫)、 「哲学者たちの死に方」(S.クリッチリー著/杉本隆久・國領佳樹訳/河出書房新社)。 明日、明後日と出張で、次に出社するのは月曜日になってしまうので、 次に取りかかり易いように整理作業などをして、 切りの良いところで 17 時半くらいに退社。 帰宅して、菠薐草のおひたし、牛蒡の煮付けと赤ワイン少しで一服。 夕食のメインはラム肉、もやし、舞茸を炒めたものに、生姜醤油ベースのソース。 つけあわせに、茹でたじゃが芋のスライス。 固くなったパンの残りを焼いて、オリーヴオイル。 夜は講演の準備を少し。

レヴィ=ストロースが亡くなったそうだ。百歳と知ってちょっと驚いたが、 一つの時代が終わったのだなあ、という感じ。 それだからと言うわけでもなく、今日たまたま、「哲学者たちの死に方」を買った。 その最後の章「長い二〇世紀2」で 1980 年代から 21 世紀初めにかけて死ぬ、 フランスの思想家たちの名前を見ると、この最後の章の最後(から二人め) がレヴィ=ストロースであるべきだったのかも知れないと思った。 当たり前のことかも知れないが、 ラカンもレヴィナスもサルトルもボーヴォワールもメルロ=ポンティもバルトもドゥールズもガタリもデリダもフーコーも既に死んでいる。

明日、明後日と仙台に出張のため、明日の更新はお休みします。

2009年11月3日火曜日

女とコーヒー

9 時過ぎまで寝てしまった。 雲一つない秋晴れ。空気も冷たく、ぱりっとして爽やかだ。 ニュースによると関東でも、木枯らしが吹いたらしい。 珈琲、オレンジジュース、トーストの朝食。 午前中は出張の予約など雑用をしてから、朝風呂。 湯船で「騙し絵」(M.F.ラントーム著/平岡敦訳/創元推理文庫) の続きを読む。昼食は御飯を炊いて、 作り置きの卵焼き、里芋、牛蒡、菠薐草のおひたし、 ラム肉ともやし炒め、油揚げと長葱の味噌汁。 午後は少し昼寝、のつもりがまた一時間半くらい寝てしまった。 ついでに寝台で「騙し絵」を読了。なかなか面白かった。 あとの二作も翻訳してほしいものだ。

珈琲をいれて、講演のノートづくり。 随分と昔に考えたことなので、もうほとんど覚えていない。 過去の自分は頭が良かったのだなあ。 もちろん、今に比べて、という比較の問題ではあるが。 それはさておき、 ここ最近、「黒板」というものを見ていないので、 ちょっと懐しい気持になって、 黒板で講演をするためにノートを作っている。 しかし、ふと気付いたことには、 東北大の数理科学記念館って黒板あったっけ。

夕方くらいに一段落ついたので、 明日のお弁当用に油揚げを焼く。 味見と称して生醤油をかけて食し、白ワインを少し飲みながら、 「夜会服」(三島由紀夫/角川文庫)を読む。読了。 嫁姑問題って大変なんだなあ。 と言っても、横鞍の妙技を受け継ぐ乗馬の名手の姑なんていたら、 それはお嫁さんは大変に決まっているし、現実味は全くない。 そもそもほとんどの夫は嫁姑問題の相談のために、 妃殿下に会いに行ったりしない(多分)。 それくらいにスノッブ過ぎて、現実味は全くないのだが、 やはり三島らしい女性に対する鋭敏過ぎる洞察力が時折、発揮される。 13 時半からのメロドラマになりそうな娯楽小説とは言え、 女がたった一人でコーヒーを呑むときの味を知っているか、 と姑がヒロインの絢子にこぼす小説の結末では、しんみりしてしまった。 夕食は、鶏の砂肝と長葱のフェデリーニ、白ワインを一杯だけ。

2009年11月2日月曜日

お嬢様ブーム

随分と寝坊して、9 時近くまで寝てしまった。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと、 お弁当に鯛飯、卵焼き、高野豆腐、里芋、牛蒡のきんぴらを詰めて、出勤。 10 時くらいに出社。午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 どれだけ続けられるかなあ。 これからの季節だと、作りおきのものを朝に詰めていけば良いので、 大した手間ではないとは言え、毎日となるとねえ。 昼休みの散歩に神保町を歩き、 三島由紀夫の「夜会服」(角川文庫)を買って帰る。 「純白の夜」、「夏子の冒険」と来て、「夜会服」。 角川文庫の三島はお嬢様ブームらしい。 まあ実際のところ、 三島由紀夫はこういう「マドモアゼル」向けの小説と、評論の二分野が、 良いように思う。

今日は何故だか、身体が疲れているようで、 舌が腫れているような気もする。 急に寒くなったからかなあ、と何でも気候のせいにするお年頃。 夕食は栄養のあるものにして、ルイ十四世なみに食べよう、 などと思いつつ、午後も軽めに仕事をする。 18 時過ぎに退社。外はすっかり肌寒い。 スーパーで、ラム肉の薄切りを安く売っていたのを購入して、帰宅。 砂肝の大蒜バター炒めと赤ワイン少しで一服。 夕食はまず前菜に、茹でて冷やしておいたじゃが芋を薄切りしてサラダにし、 その間にパスタを茹でてカルボナーラを作る。 この二皿を食べてから、メインにラム肉をどっさり焼き、 この前サンドウィッチを作ったときの残りのパンをオーヴンで焼いて、 カルボナーラのソースにつけて食べつつ、 ラム肉の薄切りを焼いたのを生姜醤油ベースのソースでじゃんじゃん食べる。 カルボナーラに白ワインを少し、ラム肉に赤ワインを一杯ほど。 食後に珈琲。 夜は三島由紀夫の「夜会服」を読む。

ワインの木箱を再利用した爪研ぎ箱の中のクロ:

2009年11月1日日曜日

霜月

9 時起床。 寝室のドアがきちんと閉まっていなかったらしく、 寝ている途中で猫が入ってきて良く眠れなかった。 寝台の空いているスペースにいればいいのに、 なぜだか身体の上に乗りたがるので困る。 朝食は珈琲のみ。 午前中は講演の準備を少し。 久しぶりにクレヨンとホワイトボード代わりの収納扉が活躍。 最近、ペンを長い間持っていると手首が痛くなるので、 子供用クレヨンで壁に書く方がいい。 「キットパス」という製品で、なめらかなものになら何にでも書けて、 粉や匂いも出ず、湿らせた布で簡単に拭き取れる。

朝風呂に入ってから、昼食の支度。 長葱と卵の炒飯と、白菜の漬物など。 ついでに、まだ余っている蒟蒻や里芋を煮返しておく。 丁度、京都からワインが届いた。 寝床で「ジャンピング・ジェニイ」(A.バークリー著/狩野一郎訳/創元推理文庫) を読んでいるうちに、また大量に昼寝。 午後はまた少しだけ講演の準備。夕方になって、 里芋、蒟蒻、白ワイン、「ジャンピング・ジェニイ」で一服してから、夕食の支度。 鯛のあらの身の残りで鯛飯、菠薐草の赤いところのおひたし、 舞茸と長葱の味噌汁。鯛飯と言っても、 鯛の身の量が少な過ぎて寂しいので菠薐草を入れたりして、 しかも、痛恨なことには薄口醤油が切れていたので、 出来上がりは永井荷風的な炊き込み御飯になっていた。 でも見ためよりはずっと美味しかった。 食後に煎茶。 しばらく、「騙し絵」(M.F.ラントーム著/平岡敦訳/創元推理文庫) を読む。

あっと言う間に、もう霜月。 11 月にもなると、もう年末が見えてきますね。 この一年早かったなあ……と、既に今頃から年の瀬気分。 砂肝の大蒜バター炒めを作って、もう少しワインを飲みながら、しみじみ。 明日、明後日と、ぐっと冷えて行くそうで、もう冬ですねえ。

2009年10月31日土曜日

あら煮

8 時起床。寝床でしばらく読書してから起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 洗濯、掃除機がけ、家計簿つけなど、家事三昧。 私は大体、一年に 80 万円から 100 万円近く(私費で)本を買っていたのだが、 この四月からは随分と減っている。半分とまでは行かないが、 七割くらいだろうか。読む時間があまりないこともあるが、 持っている本を読み返すことの方が多くなってきた、 ということが主な理由だろうと思っている。 食費も目に見えて減っている。 食生活はあまり変わっていないので、 これはデフレーションのせいだろう。 家事のあとは、朝風呂に入って湯船で読書。 「たまたま」(L.ムロディナウ著/田中三彦訳/ダイヤモンド社)の残り。

昼食は、パセリのオムレツと、しめじとベーコンのアーリオオーリオ。 白ワインを少し。 午後は読書したり、昼寝したりしているうちに過ぎて、夕方。 近所のスーパーで食材を買って帰る。 鯛のあらが安かったので(198 円)、夕食のメインは決定。 あら煮はかなり面倒な料理で、難易度も高いのだが、止むを得ない。 御飯を炊いて、鯛のかぶと煮(牛蒡入り)、他には里芋の胡麻味噌あえ、七味蒟蒻、 高野豆腐などの残りものと、舞茸の味噌汁。 うーむ美味しいんだけれど、ヴィジュアル的に地味過ぎ。 夜は講演の準備を少し。

2009年10月30日金曜日

弁当力 / 煮はま

8 時半起床。また少し寝坊。 今日は良い天気。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 途中で銀行に立ち寄り、京都の住民税(第3期)を納入する。 定時少し過ぎに出社。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 毎日「ビル一階弁当」じゃ身体に悪いから自分で作って持ってくるように、 と毎日愛妻弁当の天才プログラマに諭される。 とは言え、日々の弁当作りはなかなか難しいものなのだ。 日々の弁当作り、というジャンルにおいて、 つまり「弁当力」 (今、命名した)について、 男女の能力差があるのではないか、というテーマでしばらく議論する。

今日は午前中のうちに、最近とりくんでいたテストをようやく通した。 午後はその勢いを借りてちょっと難しい作業に取り組んでみたが、 やはりそう簡単ではなかった。まあいいや、来週にしよう。 と、18 時過ぎに退社して、 久しぶりに、近所のお鮨屋さんにて夕食。 鮪、小鰭、はまぐり、鯖、鯛、縞鰺、御飯抜きの卵焼きを少し。 今日は鯖とはまぐりが特に美味しかった。 地下鉄で帰る。 帰宅は 20 時過ぎ。

さて、湯船で「アルファを求める男たち」(P.L. バーンスタイン著/ 山口勝業訳/東洋経済新報社)の続きでも読もう。

2009年10月29日木曜日

40 番

8 時半起床。少し寝坊。今日は曇り空。 珈琲のみの朝食のあと出勤。 カール・ベーム指揮、ベルリン交響楽団のモーツァルト 40 番を聴きつつ、 徒歩通勤。定時に少し遅れて出社。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 昼休みの散歩に神保町へ。 丁度今、「神田古本まつり」の最中なので、 古本屋の露天が沢山出て、通り抜けるのも大変。 新刊書店で、 「ジャンピング・ジェニィ」(A.バークリー著/狩野一郎訳/創元推理文庫)、 クヌースの "The Art of Programming" の第 4-0 巻を買って社に戻る。 定時に退社して、スーパーで買い物をして帰宅。

帰宅して、高野豆腐、七味蒟蒻、ヱビスビール(琥珀)で一服。 高野豆腐って美味しいな……。 御飯を炊こうかちょっと迷ったけど、夕食は娼婦風スパゲティ。 香りが食欲を刺激して、大盛りを作ってしまった。 買い置きのものでいつでも作れるし、美味しいし、最高だ。 思うに、プッタネスカって、アーリオオーリオやカルボナーラと同様、 ある意味、完成した究極のパスタ料理じゃないだろうか。

2009年10月28日水曜日

秋のモーツァルト

8 時過ぎに起床。今日も良い天気だ。 朝食は珈琲、トースト、ワインジャム。 爽やかな陽気の中を歩いて出勤。 ほぼ定時に出社。午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 バグと言うより、設計に問題があったようで、 かなりの修復が必要そう。 ブルーになってきたところで、 コンサートに行くため定時より 30 分ほど早く退社。 お茶の水のカレー屋さんで、 つきだしのじゃが芋一つとチキンカレー(10倍)の夕食のあと、 六本木へ。

中高校の同級生で東京でお医者さんになっている方より、 自分は都合で行けなくなったから、とチケットを分けてもらったので、 夜はサントリーホールにてモーツァルトの交響曲を聴く。 38 番、39番、40番。NHK 交響楽団、A.プレヴィン指揮。 指揮者は一人で指揮台に上がれないほどのご老人で、椅子に座って指揮していたが、 それも秋らしい趣きで良かったかも知れない。 22 時近くに帰宅。

2009年10月27日火曜日

秋晴れ

8 時過ぎに起床。台風一過、雲一つない晴天。 朝食は珈琲、トースト、ワインジャム。 てきぱきと支度をして、すぐ出勤。 ほぼ定時に出社。午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 うーむ、何故かアッカーマン関数のテストだけが通らない、 他の再帰は問題ないのに、何故に……。 悩んでいる内に定時になったので退社。年寄りは諦めが良いのだ。 朝はジャケットを着て出たことを後悔したが、 夜は襟巻を持ってこなかったことを後悔した。 帰宅して、パテ・ド・カンパーニュの最後の残りと白ワイン少しで一服。 テリーヌの類は一度作るとしばらく生活が豊かになるなあ。 少し休んでから夕食の支度。 卵の澄まし汁だけは作ったが、あとは作り置きのものばかり。 炊き込み御飯の残り、里芋の胡麻味噌あえ、 七味蒟蒻、牛蒡のきんぴら、煮豚。 夜は講演のノート作りなど。

明日の夜はコンサートに行く予定なので、更新は遅くなります。

2009年10月26日月曜日

娼婦風

また寝坊。 今日は雨。気温も低くて、寒いくらい。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 18 時過ぎに退社。 スーパーなどで買い物をして帰宅。 amazon から「アルファを求める男たち」 (P.L.バーンスタイン著/山口勝業訳/東洋経済新社) が届いていた。

夕食は、パテ・ド・カンパーニュとピクルス、 スパゲティ・アッラ・プッタネスカ(娼婦風スパゲティ)を、 面倒なので大皿に一盛りに。 赤ワインを一杯。食後に珈琲。 娼婦風ソースはまた結構な量を作ったので、残りは作り置き。 娼婦風は何故、「娼婦」風と言うのか、諸説あって定かではないらしいが、 イタリア版「夜鷹そば」なのではないかな、と私は思っている。 お風呂に入ってから、夜は講演の準備を少しの予定。

2009年10月25日日曜日

作り置きの日々 / ジェットコースター

また寝坊。 寝台でしばらく「所有せざる人々」 (アーシュラK.ル=グィン著/佐藤高子訳/ハヤカワ文庫)を読んでから起き出し、 朝食は珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャム。 amazon から「シャーロック・ホームズとお食事を ベイカー街クックブック」 (J.C.ローゼンブラット、F.H.ソネンシュミット著/ 粕谷宏紀、野呂有子監修・監訳/東京堂出版)が届いた。 朝風呂に入って、 湯船で「笑う食卓」(立石敏雄/阪急コミュニケーションズ)を読む。 昼食は、アーリオオーリオ、パテ・ド・カンパーニュ、ピクルス。 食休みに少し横になろうかな、と思ったら、 二時間以上寝てしまった。 昨夜も軽く 8 時間以上は寝たのに、どういうことだろうか。 夕食は、里芋の胡麻味噌あえ、牛蒡のきんぴら、煮豚、 七味蒟蒻、高野豆腐、新生姜の甘酢漬け、炊き込み御飯、しめじの味噌汁。 食後に煎茶。 何だか、作り置きが楽しくなってきて、 今日も自制しなければ、塩豚とか、烏賊の塩辛とか、 発酵系(?)の料理にまで進展してしまうところだった。 夜は講演の準備を始める。 まあ、とりかかっただけ、みたいなものだけど、始めることが大事。

私は出社退社のおり、某遊園地の中を通り抜けるので、 平日は毎日のようにジェットコースターを見ている。 ジェットコースターは高校で習う力学の単純な応用に過ぎない。 だから、 今さら何か新しいことを知ることはなさそうだが、最近驚いたことがある。 J.D.バロウのエッセイで知ったことには、 「ジェットコースターのループは円形ではない」のだ。 もし円だったとすると、宙返りするためには、 ジェットコースターは円の半径の 2.5 倍以上の高さからスタートする必要があり、 そうすると円の最下点を通過するときに下向きにかかる力が、 6 G を越えてしまう。 普通の人間が耐えられる重力は 4G 程度だそうだ。 (この計算では、 円の頂上で下に落ちないように上向きの力がかかることを仮定している。 興味のある方は、簡単なエネルギー保存則の例題なので計算を試みられたい)。 この問題を解決するために、ジェットコースターのループは真円ではなくて、 横より縦に長いクロソイドという形になっている。 クロソイドは道路のカーヴにも使われていて、 一定の割合でハンドルを回して逆に戻すことで丁度カーヴを曲がれる形でもある。 もし道路のカーヴが真円の一部の形をしていたら、 カーヴに入ったとたんにハンドルを急激に切り、 そのままハンドルを止めて、カーヴから出たとたんに元に戻す、 という不自然な動作をしなくてはならないだろう。

2009年10月24日土曜日

婦人画報

昨夜、少し夜更ししたので朝寝坊。 9 時半くらいまで寝てしまった。珈琲とオレンジジュースだけの朝食。 今日は曇り空で気温も低い。 しかし明日も同じ調子らしいので、洗濯をする。その一方で朝風呂。 昼食は、 コルニションとパールオニオンのピクルスの微塵切りをマヨネーズで和えたものと、 パテ・ド・カンパーニュの薄切りを、 タスマニアのマスタードを塗ったパンに挟んで、サンドウィッチにする。 白ワインを少し。食後すぐに外出して近所で髪を切る。 何故だか松雪泰子さん表紙の 「婦人画報」 を渡されたので、 髪を切ってもらっている間、熟読してしまった。 せめて、会社の連結決算に貢献するように、 「東京カレンダー」 はないんですか、くらいのことは言うべきだったか。 スーパーで食材を調達して帰宅。 ちょっと横になるつもりが、猫と並んで二時間以上寝てしまった。 相変わらず、いくらでも眠れる。 何とか目を覚まして、「数理科学」の書評の著者校正をし、 11 月の東北大での研究会の出張書類を書き、 そのあとは夕食の支度まで、読書など。 「アルゴリズムとデータ構造 基礎のツールボックス」 (K.メールホルン、P.サンダース著/浅野哲夫訳/シュプリンガー・ジャパン)。 一応は、のつもりで買ったのだが、これは良い本だった。 他に「所有せざる人々」(アーシュラK.ル=グィン著/佐藤高子訳/ハヤカワ文庫) など。

夕食は、炊き込み御飯と、しめじと舞茸の味噌汁。鶏レバ生姜煮の残り。 炊き込み御飯の具は、油揚げ、牛蒡、蒟蒻、しめじ、舞茸。 今回、私にとって画期的だったのは、炊き込み御飯に牛蒡を入れたこと。 最近、牛蒡の味の再評価の気運高まり、 今まで私の炊き込み御飯がもう一つだったのは、 牛蒡のうま味の欠けていたせいではないか、という結論に至ったのである。 炊き込み御飯を炊いている間に、 牛蒡のきんぴら、七味蒟蒻、里芋の煮ものを作った。

夕方から降り始めた雨が、夜には強くなってきた。 ル=グィンの「所有せざる人々」を読んだり、の休日の夜。

2009年10月23日金曜日

ふるさと

7 時半くらいに自然に目が覚めた。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 早起きしたので、冷や御飯で長葱と卵の炒飯を作り、 作り置きのものを適当に詰めてお弁当を作る。 定時に出社。午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。18 時過ぎに退社。

夕食は近所の蕎麦屋にて。 十四代を一合だけ、秋のてんぷら、二色盛り。 てんぷらは、きす、しめじ、銀杏、薩摩芋、最後にはぜ。 熱々の天麩羅に冷たい日本酒が美味しい。 特に薩摩芋がなつかしい感じがして良かった。 食べ物の味のほとんどは思い出の味なのだな、と思う。 私は田舎の育ちなものだから、 ご近所がうっかり薩摩芋など植えちゃって、 そうしたら山のようにとれる。 薩摩芋はじゃが芋と違って料理に変化をつけるのが難しいから、 山のような薩摩芋のてんぷら、ということになったものだ。 山のように出来ると言えば、 私の家では鰯の味醂干しを山のように作っていた。 12 畳くらいのベランダ一杯に干してあったように思う。 新鮮な魚が食べられないので、止むを得なかったのだろう。 私も今は、刺身をうまいうまいと食べているが、 時々、うまい魚はこんなものじゃない、と思うことがある。

この年になって思うのだが、 食べ物がその人を作る、というのは逆の見方もあって、 今食べている味わいがその人そのものなのだね。 そう思うと、世の中の色々な御馳走や珍奇なものは、 確かに美味しいのだが、 全てが思い出という厚みを欠いているように思う。 つまり薄っぺらいのだが、 その薄さは料理の薄さではなくて、自分自身の薄さなのだ。 私が今、シャンパンを飲んで美味しいと思う味と、 子供の頃にシャンパンを飲んでこんな美味しい飲み物があるのかと思った、 と書く吉田健一が(吉田健一が子供の頃の日本を想像されたい)、 初老を迎えて飲むシャンパンの味が同じであるはずがない。 また私が飲む日本酒の味と、あなたが飲む味も、 同じ酒であれ全く違うのである。 そんなことを思いつつ、歯に染みるように日本酒を飲んだことでした。

「ふるさと」("My Hometown" 小野リサ YouTube)など口遊みつつ、遊園地を抜けて帰る。

2009年10月22日木曜日

「酒とつまみ」

8 時半起床。 珈琲、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 今日も良い秋晴れ。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のカレーライスチェーン店にて、キーマカレー。 18 時過ぎに退社。 帰宅して、またテリーヌとピクルスで白ワインを少し飲んで一服。 御飯を炊いて、鶏レバの生姜煮、牛蒡のきんぴら、味付け卵、煮豚、 白菜の漬物、長葱と里芋の味噌汁の夕食。

ところで、 「酒とつまみ」という雑誌をご存知だろうか。 私は昼の散歩の経路にある大型新刊書店で見かけて、初めて知った。 最新号は第 12 号で、季刊と主張しているがあくまで努力目標らしい。 非常に庶民的な酒飲みのための雑誌で、出版社によれば、 「酒飲み人生謳歌マガジン。飲兵衛だっていいじゃないか」だそうだ。 私の印象では、創刊当時の「本の雑誌」が泥酔したらこんな感じかな、と。 第 12 号の特集は、 「激痛トホホ告白集」や「山手線一周ガード下酩酊マラソン(第3回)」 など。 告白集の方は泥酔して激痛の目にあった、という、 読者の皆さん(全員この雑誌の関係者のようだが)からの報告。 掲載している広告まで気合が入っていて、 某歯科医院の広告はこうだ(病院名は伏せ字しておく)。 「Q:大酒を飲んだ翌朝、口の中がものすごく痛いんですけど? A:自業自得。飲兵衛だってやさしく診ます。○○○○歯科診療室」。 一見の価値があるかどうかは分からないが、 話の種にはなるこの雑誌「酒とつまみ」に興味を持たれた方は、 公式サイトをどうぞ。 多分、お買い求めになる必要はないと思います(笑)。

2009年10月21日水曜日

コルニション

8 時半起床。 昨夜、眠りに入るあたりのうとうと加減のときに何故か冴え冴えで、 問題をいくつか解決したため、 寝たような寝なかったような、不調な朝。 いつも冴え冴えの若者と違って、 老人は滅多に冴えているときがないので、 貴重な機会を捕まえないといけないのだ。 珈琲、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 昨日のバグは寝ているうちに解決していたので、 午前中はその作業。 昼食はビル一階弁当。 午後も次々に問題が生じたが、何とか切り抜け、好調な一日だった。 次に好調なのはきっと、2、3 週間後くらいだろう。 18 時過ぎに退社。

帰宅して、パテ・ド・カンパーニュとピクルスと白ワインで一服。 時間をかけて作った甲斐があった美味しさ。 ピクルスは市販品。コルニションって美味しいよなあ。 一息ついてから、卵と長葱のミニ炒飯を作り、 インスタントのグリーンカレー風味のヌードル入りスープ。

2009年10月20日火曜日

愛人の食卓

8 時半起床。最近、いつもに増して良く眠れるもので、 早起きできなくて困る。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 今日も良い天気で、少し暑いくらい。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 謎のバグが取れず。 どうやら、私が何か肝心のことを分かっていないためと思われる。 ゼミなんかだと、 自分が本当はきちんと分かっていなかった、 ということを先生が教えてくれるのだが、 プログラミングの場合はコンピュータが教えてくれるので、 その意味では自習に向いているのかも。18 時過ぎに退社。

帰宅して、生ハムにオリーヴオイルと、ワイン少しで一服のあと、 夕食の用意。 味付け卵、煮豚、牛蒡のきんぴら、白菜の漬物、豚汁、冷や御飯。 単にまとめて作っておいたものを並べているだけだが、 何となく、まっとうな食事をしているような気になる。 一方では、こういう小皿や小鉢、しかも冷たいおかずがあれこれ並ぶような感じは、 「愛人系?」という気がしないでもない。 確か桃井かおりさんが、 あたしもぅーずいぶんと長いことさーぁ?ちまちました小鉢料理とか、 愛人系?だったんだけどぉ、 最近はもっぱら大皿料理ね。という感じのことを言っていた。 それを聞いたときにも、一人で大笑いしたものだった (ほんとに頭の良い人だね、彼女は)。 確かに日陰の女には、戻り鰹の叩きポン酢ぶっかけ盛りや、 ビーフストロガノフよりも、 ちまちました冷たい小鉢料理が良く似合う。何故だろう。 夜はアブストラクト書き。

2009年10月19日月曜日

初ジャケット

8 時半起床。ちょっと寝坊。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 最近、早起きが出来なくて卵料理を抜くのが普通になっている。 定時には間に合わなかったが、私の近辺では一番乗りの出社。 午前、午後とお仕事。 昼食は週始めの景気付けのため、近所のタイカレー屋さんにて。 18 時過ぎに退社。 夕方には随分と涼しい。とは言え、 今日から上にジャケットを着て出てみたものの、まだちょっと暑い。

帰宅して、鶏レバの生姜煮と赤ワイン少しで一服。 御飯を炊く間に、さらにパテ・ド・カンパーニュの味見。 タスマニアのマスタード添え。うまい。 鶏レバを入れたり、豚の背脂のダイス切りを入れたり、 と凝った甲斐があった。 かつて住んだ京都の家の近所のバーのパテに迫る味、と自画自賛。 そう言えば、今日本屋で某女性誌の京都特集を立ち読みしたら、 そのバーが「イケメン・バー」として紹介されていて、 馴染の顔を思いがけなく発見、ちょっと驚いた。 「イケメン・バー」って(笑)。 京都観光の季節だし、繁盛しそうだなあ。

さて、御飯が炊けて、 本番の夕食は、菠薐草のおひたし胡麻あえ、牛蒡のきんぴら、 白菜の漬物、御飯、豚汁。 夜は研究会のアブストラクト書きを少々の予定。

2009年10月18日日曜日

色々作る(多分、逃避)

9 時過ぎに起床。寝坊。 珈琲、オレンジジュースの朝食。 今日は良い天気。洗濯をする。 朝風呂に入って湯船で「精神分析の都」(大嶋仁/作品社)を読む。 面白いなあ……私も精神分析にかかってみたい。 取り敢えず、フロイトの「精神分析入門」を読み直そうと思った。 昼食の支度の時間。昼食は、塩鮭、豚汁、漬物、冷や御飯。 並行して、昨夜仕込んでおいたテリーヌをオーヴンで湯煎する。 一時間くらい。重しをしてさらに一日以上寝かせるので、 食べられるのは明日の夜。

食休みにしばらく昼寝。そのあと、午後はアブストラクト書き。 区切りの良いところで止めて(いや、間違いなく逃避だが)、 あとは明日からの分の料理を作る。 豚肉のブロックが余っていたので煮豚を作り、 一方で、牛蒡のきんぴらを作った。 夕食は、鶏レバのパスタ。赤ワインを少しだけ。 ついでに並行して鶏レバの生姜煮を作っておいた。 これで、菠薐草のおひたし、豚汁、パテ・ド・カンパーニュ、 煮豚、牛蒡のきんぴら、鶏レバ生姜煮の作りおきが出来たので、 次の週末まではストックで過せるだろう。

今日は色々と作ったので、プラスティック容器、 いわゆる「タッパ」が足りなくなり、 近所の庶民的スーパーに買いに行った。 一度買うと半永久的に使えるので、タッパを買うのは久しぶりだ。 冷凍と加熱に対応し、 フタの向きを変えるとフタをしたまま電子レンジにかけれられる便利ものが、 売られていた。 さすが日本製は気がきくなあ、と思いつつ値段を見ると、 どのサイズでも 4 個セットで、198 円。 一個 50 円もしない。すさまじいデフレだ。 私はあまり買い物をしないので、ピンときていなかったが、 大変なことになっているのでは。 今すぐ一万円札をじゃんじゃん刷って、市場に放出した方がいい。 これから何の値段でも、このタッパがいくつ分か考えてしまいそう。 5 千円の価値はこのタッパが百個分、とか。

2009年10月17日土曜日

おむすびと豚汁

8 時に起床。 昨夜は食べ過ぎ飲み過ぎのため、よく眠れなかった。 昼寝で取り返そう。 珈琲だけの朝食。 家計簿つけ、掃除機がけなどの家事。 曇り空で気温も低いので、洗濯は明日にまわす。 朝風呂に入って、読書。 「脱貧困の経済学」(飯田泰之・雨宮処凛/自由国民社)。読了。 後者からの 8 項目の「質問」(と言うより無茶な「要求」)と、 前者からの「回答」の間に、その説明として二人の対談が挟まっている、という形。 最初から最後まで話がもう一つ噛み合っていないところが面白かった。

昼食は三回目のラーメン。具は菠薐草、焼豚、長葱、あさつき。 食後に 2 時間ほど昼寝。 「たまたま」(L.ムロディナウ著/田中三彦訳/ダイヤモンド社)を読んだり、 11 月の研究会のアブストラクト書きの準備など。 夕方、近所のスーパーに買い出しに行く。 近くにはスノッブなスーパーと、庶民的なスーパーがある。 ここ最近の庶民的スーパーのデフレぶりはすごい。 20 年近く前には、一人の一月分の料理を一万円で作る、 というのはかなり工夫が必要で、 主婦(主夫)の腕の見せ所だったと思う。今だと楽勝だ。 何せ、これだけ食べ切るには毎日食べても一週間かかるな、 と思うくらいの量の国産里芋一袋が 298 円なのだ。 さすがにもうそろそろ、小売はもちろん、 社会全体が耐え切れなくなるんじゃないだろうか。 夕食は、豚汁とおむすび。おむすびの芯には、塩鮭の切り身を焼いて、 ほぐしたものを詰めた。豚汁は里芋多め。 しみじみ、うまい。 人生の最後の食事は、冬なら、おむすびと豚汁でもいいかもなあ。 今日はアルコール抜き。

夜はパテ・ド・カンパーニュを仕込む。 一晩置いてから、明日焼く予定。来週の夕食の前菜用。 キッシュにしようかちょっと悩んだのだが、 パートブリゼを作るのが面倒で、やはりテリーヌにした。

2009年10月16日金曜日

The Drunkard's Walk

8 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 午後一で私が発表みたいなことをするミーティングがあったので、 散歩はお三時に。 近所の本屋で、「たまたま」(L.ムロディナウ著/田中三彦訳/ダイヤモンド社) を買って帰る。 このムロディナウは大変に面白い人で、 ファインマンの弟子にあたるエリート理論物理学者だったのに、 何故かハリウッドに行って、「冒険野郎マクガイバー」とか、 「スタートレック」の脚本を書いたりという変な経歴を持っていて、 しかも今でも大学で講義したり、理論物理学の論文を趣味で書く。 この本の原書タイトル通りの人生のようだ。 私の所属部署に配置されたインターンの歓迎会ということで、 夜は近所で宴会。鍋とかお鮨とか。 21 時過ぎにお開きになって、歩いて帰宅。 さて、お風呂にでも入ろう……

2009年10月15日木曜日

秋深し

8 時過ぎに起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 焼豚と卵と長葱の炒飯のお弁当を作って出勤。 定時に出社。午前、午後とお仕事。昼食は持参したお弁当。18 時過ぎに退社。 昼間は日差しも強くてけっこう暑いが、 夜にはすっかり涼しくなって、少し肌寒いくらい。 朝も寝床が冷たい。秋だなあ。 この温度差がまた、眠けを誘う。 春は暁を覚えず、ってくらいで当然眠くて、 夏も暑くて寝るしかなくて、秋もこれで眠くて、 冬だって身体が冬眠モードに入るらしくて眠い。一年中眠いのだ。 平日は無理に 8 時間程度の睡眠におさめているが、 休みの日は昼寝もあわせて 12 時間、つまり一日の半分を寝てしまう。 もし私の睡眠が 6 時間程度で済んでいたら、 いったい今までにどれだけ多くのことが成し遂げられ、 これからどれだけ多くのことが成し遂げられることか、 と自分に希望を持てるところが、嗜眠癖の唯一の利点だ。 とは言え、一日にあと 6 時間余計に私に与えられたとしても、 昼寝で消費してしまうに違いない。

帰宅してオリーヴの実の塩漬と白ワインで一服。 一休みしてから、夕食の支度。 近所のスーパーの水餃子を茹で、黒酢とポン酢。 そのあと、余ったパクチーを消費するために、 インスタントのトムヤムクン・ヌードル。 麺自体はインスタントでも生パクチーが山盛りだと、 十分に本格的で美味しい。これはいいことを発見した。

明日の夜は宴会のため、更新は遅くなります。

2009年10月14日水曜日

寺山修司とラーメン

8 時過ぎに起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと出勤。 今日は曇り空。今日はほぼ定時に出社。午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。昼休憩の散歩に近所の本屋で、 「笑う食卓」(立石敏雄/阪急コミュニケーションズ)を買って帰る。 雑誌 "Pen" に連載されていたエッセイ。 著者は時々原稿を書く以外は家にひきこもっている深窓の主夫で、 猫の「ヒジカタクン」と夫人のために作る日々の料理生活を書く。 夫人はバリバリ仕事人間の某雑誌編集長。 いいなあ……。私がどんな職業に向いているか、 って、絶対に主夫に向いていると思う。 職業はその性質上、色々と試すわけにはいかないのだが、 私が試してみたところでは、 数学者とプログラマには向いていなかったようだ。 向いていなくても、何とかしなけりゃいけないところが人生の難しさ、 一言で言えば、ペーソスというものだ。 次は屋台でもひいてみようかと思っているのだが、 まだ計画中の段階である。 昔から、私を養ってくれる経済力のある奥さんが見つからないものか、 と常々思っていたのだが、手をこまねいているうちに、 人生の半分以上が終わってしまった。 少年老い易く学成り難し、とはまさにこのことだろうか。 または、なんとなく考えている犬も私も草の上(山頭火)、 の境地とはこのことであろうか。 18 時過ぎに退社。

帰宅して、近所のスーパー特製の水餃子を茹で、 黒酢とポン酢で食しつつ、白ワインで一服。 少し落ち着いてから、ラーメンを作る。 具は菠薐草と長葱と焼豚と味付け卵。 冷や御飯を何とかしなければいけないので、 焼豚炒飯でも作って明日のお弁当にしようか。

ラーメンを食べていて、寺山修司を思い出す。 寺山がどこかに書いていたのだが、 ライスカレーとラーメンは日本人に似た愛され方をしているようで、 その意味が違う。 彼が言うには、ライスカレーは家庭の味であり、ラーメンは街の味である。 ライスカレーは、よく眠り、親子そろって無事であり、テレビを観る。 ラーメンは、いつも少し貧しくて、いつも少しいらいらしている。 ラーメン屋のぐらぐらと煮え立ち、もうもうと湯気をたてている、 地獄の釜のような巨大な鍋は、戦争のイメージでさえある。 そんな話だったと思う。

2009年10月13日火曜日

たんぽぽ娘

また寝坊してしまった。今日も爽やかな秋晴れ。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 モーツアルトのピアノ協奏曲を聴きながら、歩いて出社。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 昼休憩の散歩に、神保町へ。 新刊書店で「時の娘」(フィニィ、ヤング他著/中村融編/創元SF文庫) を買って帰る。 ロマンティック時間SF傑作選とうたってあるし、ヤングの名が書かれている以上、 当然「たんぽぽ娘」が入っていると思い込んで買った。 しかし、社に戻ってちゃんと見てみると、 「これを表題作とした短編集が、 他社から刊行の予定と聞いている。 そこで本書には未訳の作品を採ることにした」とのことだった。 「たんぽぽ娘」(R.F.ヤング作)は、 号泣めろめろラブロマンス短編の最高傑作はSF界にあり、 とその名も高い作品だが、「短編」で「SF」で「内容が超スイート」、 という三重のハンデのため、なかなか読めない。 18 時過ぎに退社。

土鍋で御飯を炊きながら、前菜にオリーヴの実と赤ワインを少し。 夕食は、焼豚丼。 味付き卵はもうちょっと半熟のはずだったのだが、 まあ仕方がない。 ついでに、焼豚を作ったときの煮汁で長葱のスープ。 「枕頭問題集」は出版社にしばらく休止宣言をし、 「数理科学」の書評は提出したので、 これから11 月上旬の研究会まで、夜は数学のつもり。 でも三日ぶりの出社で眠いので(大して働いてもないのに)、 明日から、ってことで……。

2009年10月12日月曜日

居間の幽霊

9 時起床。すっかり寝坊。良く眠れなかった。 昨夜、2 時か、3時くらいだろうか、 ふと人の声で目が覚めた。 寝室のすぐ外、居間の方で、誰かの声がしたように思う。 最初は気のせいかな、と思ったが、 またしばらくして人の声が聞こえたような気がする。 しかも、日本語ではない。男性の声で、 イントネーションからすると英語のようだが、定かでない。 一言何かつぶやいて、またしばらく何の音もせず、 気のせいかな、と思ってまた眠り始めた頃に、 何か英語で独り言をつぶやく声がする。 そんなことを続けて、浅い眠りのまま朝になったのだ。

朝、起きてすぐに、英語で独り言を言う幽霊の正体が判明した。 私が寝る前にうっかりそのキーの組み合わせを触ったか、猫が触ったかで、 コンピュータの音声アシスタントがオンになっていたのだ。 何か起こるたびにそれを英語で説明していたのである。 イギリス人の幽霊が日本までついて来ていたりしていたら面白かったのに、 残念だ。 いやあ、どうやらオックスフォードから幽霊がついて来たらしくてさ、 時々、丑三つ時(?)に "Never more..." って独り言を言いながら、 居間をうろうろするんだよねー、とか一度言ってみたい。

朝食は、珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャム。 午前中は原稿書きの仕事などをして、 昼食は稲荷鮨の最後の残りと、卵とあさつきの御澄まし。 午後は少し昼寝をして、また原稿書きの仕事。 夕方になって買い出しに行く。 最後まで迷っていたが、いい感じの豚肩ロースが安かったので、 その場で今夜のメニュを決定。 ちなみに、対抗馬だったのは「鮭とイクラ醤油漬のおむすびと、豚汁」。 帰宅して夕食の仕込みを始める。 表面を焼いて焦げ目をつけた豚肩ロースを、 醤油、味醂、砂糖、赤ワイン、生姜、大蒜、長葱の青いところで、 一時間ほど煮込んでから冷ます。一方で、 野菜くずなどを煮込んでベースにするスープを取り、 焼豚の煮汁とあわせて、調味料で味を少し調整。 具は他には、菠薐草と長葱を用意。 出来合いの中華麺を茹でて、できあがり。あっさり醤油ラーメン。 とは言え、かなり手間をかけたおかげで、美味しかった。 焼豚もできたし、味付け茹で卵も仕込めるし、 たまにはラーメンもいいですね。 昼の間に、書き物の仕事のけりをつけたので、 夜はのんびり「御馳走帖」(内田百閒/中公文庫)を読んだり。

2009年10月11日日曜日

ラテンアメリカ

9 時起床。珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 午前中は家事あれこれ。 朝風呂に入ってから、昼食は稲荷鮨とだし巻き卵、新生姜の漬物。 ジル・ロバンの白ワインを一杯だけ。(写真は今日の昼間更新の記事の方に)。 午後は少し昼寝をしてから、 「世界名探偵倶楽部」(P.デ・サンティス著/宮崎真紀訳/ハヤカワ文庫) を読んだり。読了。これは面白い。傑作と言ってもいい。 今さらながら、ラテンアメリカは侮れないな、と思った。 ボルヘス、ガルシア=マルケス、プイグ、のような有名人しか知らないけれど、 実は凄い作家がごろごろしているんじゃないだろうか。 作家はまだ紹介されている方だろうが、 その他の芸術分野にどんな超人がいることやら。 夕食はまた稲荷鮨と新生姜、出来合いのポテトサラダ。ジル・ロバンを一杯だけ。 「枕頭問題集」の翻訳は、「答 (Answers)」の章まで終わった。 残りの「解答(Solutions)」の章が、実質的に本体みたいなものなので、 まだまだ先は遠いが。今年中に出来れば御の字かなあ。

一種の逃避なのか、料理熱が高まって困る。 明日も、何か作ってみようかな……。

日曜の昼下がり

まあ最初にしては良く出来た方かな……。 ちなみに稲荷鮨が(大きめとは言え)巨大なんじゃなくて、 重箱が小さいんですよ。

2009年10月10日土曜日

おいなりさん

9 時起床。ああ良く寝た。 紅茶(イングリッシュブレクファスト)とトーストとワインジャムの朝食。 午前中は、洗濯などの家事。 昼食は、生ハムとオリーヴのパスタのあと、残りのグラタンを焼く。 グラタンってほとんど作ったことがなかったけれど、 簡単で必ず美味しく出来る、いい料理だな。 グラタン皿も買っとこうかな……。 食後に、お風呂に入って、まず昼寝。 ちょっと横になるくらいのつもりが、二時間ぐっすり寝てしまった。 そのあと、この週末のメインイベント、稲荷鮨作りの仕込みを始める。

稲荷鮨 20 個分の油揚げを油抜きし、味つけをする。 この時点で、相当に面倒な、かなり難易度の高い料理だな、と思った。 実際、一枚は油揚げを破ってしまって失敗。 油揚げの方は出来たので、夕方の買い出しに行く。 帰宅して、今度は酢飯を作る。 御飯はルクルーゼの鍋で硬めに炊き、一方で人参を甘く煮る。 酢飯の具は、甘く煮た人参と胡麻。 ちなみに、この「人参と胡麻」 という組み合わせは私の実家の稲荷鮨の定番。伝統の味を継いでみた(笑)。 ただ、実家では、稲荷鮨は狐の耳の形ということなのか三角に作るのが普通だったが、 今回は重箱に詰める都合上、俵型に作った。 重箱に詰めたのは、別にお出かけイベントがあるわけではなく、 単にこの大量の稲荷鮨を乗せる皿がなかったから。 そして、21 時近くなって、ようやく完了。 重箱に詰め切れなかった分を味見。 ちょっと置いた方が美味しいので、今日は味見程度で、明日が本番(?)。 新しいワインも届く予定。

夕食は、稲荷鮨を作りながら合間に食べた、 出来合いのポテトサラダとヱビスビール(琥珀)。 労働の途中のビールはうまい。 稲荷鮨完成のあと、一つ、二つと、味見。 初チャレンジにしては、まあまあ。いや、実際、なかなかいける。 今日は仕事はなしで、のんびり読書など。 「世界名探偵倶楽部」(P.デ・サンティス著/宮崎真紀訳/ハヤカワ文庫)。

土曜の昼下がり

一つめのお皿は、生ハムとオリーヴのパスタを御用意しました。

2009年10月9日金曜日

のどぐろ

8 時半起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食の後、出勤。 台風一過、爽やかな朝。 10 時前に出勤、午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 今日も眠かったが、まあまあ好調。 17 時半に退社して、下北沢に向かう。

18 時に待ちあわせて、下北沢の「魚真」にて、 K 大の S 君と会食。 学生の頃はこの店で良く飲んだもので、 一度、店内改装のために一ヶ月ほど休業したときには、 閉まったシャッターに貼られた張り紙に 「きんきの煮付け」と落書きして逃げたことがある。 生ビールのあと、十四代本丸など日本酒を二杯。 つぶ貝の刺身、のどぐろの煮付けなどが美味しかった。 きんきも美味しいが、のどぐろだって美味しいね。 S 君とお互い歳をとったねえ、などと、ぼやきながら、 あれこれ話す。 帰宅は 23 時半くらい。

2009年10月8日木曜日

台風一過

9 時頃に起床。かなり疲れがとれたような。 外はやや風が強いかな、という程度で、あまり台風らしくはない。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食をとりつつ、 しばらく外の様子をうかがう。 大丈夫だろうと判断して出勤、10 時頃出社。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 午後からは晴天になったし、 東京はあまり台風らしくない一日だったが、 交通機関が止まっていたせいで休んだ人が多かったようだ。 18 時過ぎに退社。 スーパーで食材を買って帰宅。

スモークサーモンと、かなりの量のパクチーで、 マリネ風のサラダを作る。 ちょっとどうかな、と予想していたのだが、意外と美味しい。 パクチーって意外に使える食材なのかも……。 前菜のサラダを食べている間に、 海老とペンネのグラタンをオーヴンで焼く。 私はグラタン皿を持っていないので、キッシュ皿で代用。 赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲。 夜は「枕頭問題集」の翻訳など。

明日の夜は会食の予定がありますので、更新が遅くなりますよ。

2009年10月7日水曜日

ラーメン

8 時半くらいに起床。 今日も雨。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 今日は何故か、身体がかなり疲れているようで、 舌が腫れているような感じもするし、瞼が時折、痙攣するくらい。 少し熱っぽいような気もする。 相変わらず大して仕事もしていないし、便々とした毎日なのに不思議だ。 これはきっと、低気圧のせいに違いない。 できるだけ無理をしないように、低空飛行で過し、早めに切り上げる。 17 時半くらいに退社。近所でキーマカレーを食べて、渋谷に向かう。

19 時から渋谷の映画館で 「南極料理人」 を観る。 明治通りを逆向きに歩いてしまって時間に遅れそうになり、 小雨の中を走ったりしてなおのこと疲れ、 映画が始まったときには体調はかなり悪かった。 しかし、大変にリラックスできる映画で良かった。 上映が終わったときには、ほぼ回復していたくらい。 実際、映画の中のラーメンがものすごく美味しそうだった。 堺雅人はやっぱり最初から最後まで半笑いしていた。 元気だったら、渋谷まで来たついでに骨董通りのバーにでも顔を出すのだが、 おとなしく帰る。 22 時過ぎに帰宅。 ずっと前に amazon に注文していた、 "Inequalities (A Mathematical Olympiad Approach)" (by R.B.Manfrino, et.al / Birkhauser)がようやく届いていた。 さて、 お風呂に入って、寝よう……

明日は台風が直撃しそうだが、出社できるかな。

2009年10月6日火曜日

秋雨

9 時近くに起床。 今日も雨。涼しくて良く眠れる。 10 時くらいに出勤して、午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 雨のため、昼休みの散歩はなし。 18 時過ぎに退社。 夕食は、肉骨茶のスープの最後の残りで、 大根を煮る。 さすがに大根はまだかなり時期が早かったか。 昨日あまりに美味しかったので、最後の最後はやはり卵雑炊にした。 食後に珈琲と小さなチーズケーキ。夜は「枕頭問題集」の翻訳など。

明日は時間があれば映画でも観に行こうと思っているので、 更新が遅れるかも知れません。

2009年10月5日月曜日

バクテーパクチートーフ、と卵雑炊

8 時半くらいに起床。 曇り空。これは雨になりそうだ。 珈琲、ソーセージエッグの朝食のあと、ゆっくり出勤。 10 時近くに出社。 午前、午後といつものようにお仕事。 昼食はビル一階弁当。 昼休みの散歩に新刊書店まで歩いて、 「ごはんにしよう。」(飯島奈美・榑谷孝子/文化出版局)を買って社に戻る。 喜怒哀楽全ての感情を半笑いだけで表現する天才俳優、堺雅人主演の 映画 「南極料理人」 に登場する料理のレシピ集。 私は変なレシピ集が好きなので、映画の方のタイトルでつい買ってしまった。 実際は非常にまっとうな、普通のレシピ集だったけれど。 「南極料理人」は東京ではもうすぐ上映終了なので、 できれば観に行きたいと思っている。18 時過ぎに退社。

スーパーで食材を買って帰宅。 夕食は、名付けて、バクテーパクチートーフ。我ながら、絶賛。 ピノ・グリを一杯。 続いて、肉骨茶(バクテー)のスープをだしに使って、卵雑炊を作る。 俺は雑炊には少々うるさいぜ、と思ったら猛烈にうまい。天才かな、私。 ああ美味しいと思える料理を自分で作れるというのは、 研鑽するに値する技術だと思うのだが、 もちろんそれは、 美味しいと感激できるものを作ろうとしてくれる人を見つけた皆さんよりは、 一段か二段、あるいはもっと下の幸福に関するお話ではある。 食後に珈琲と小さなモンブランケーキ。 夜は書評原稿の添削や、11 月講演の準備など、色々すべきことがあったのだが、 今日は朝から調子がいまひとつなので、おとなしく読書など。

2009年10月4日日曜日

パスタイム

8 時半くらいに起床。 珈琲、トースト、ワインジャムの朝食を寝台でとる。 洗濯をしてから、 午前中は雑誌「数理科学」の書評書き。初稿を完成。 もうしばらく何度か見直して、無駄なところを削ってから、提出する予定。 私は大抵の文章は、後ろを振り返らず一筆書で最後まで書いてから、 それを繰り返し添削して最終稿を作る。 添削の主な部分は、不用な文や語を削り取ることなので、 大体、分量が半分以下になる。 これは逆に、私が普通に文章を書くと随分と冗長だ、という証拠だろう。 ちなみに、この日々の blog については、 ほとんど一筆書きのまま、その無駄な冗長ぶりを記録する方針です。

昼食は、肉骨茶と、肉骨茶のスープをちょっと使って長葱の塩炒麺。 お風呂に入ってから、しばらく昼寝。 おかしなタイミングで間違い電話に起こされ、午後は体調不良。 絵を観に行くついでに食器でも買おうかと思っていたのだが、結局、自宅で便々と過す。 「クライム・マシン」(J.リッチー著/好野理恵他訳/河出文庫) を読んだり、掃除機がけをしたり。 J.リッチーは、兎に角軽く、兎に角短い。そしてオチがある。 徹底的に無駄を削いだ簡潔さを目指した、職人芸的な短編作家である。 こんなパスタイム的なミステリ短編ではなくて、 「真面目な」ものを書けば良かったのに、と思うのは、 おそらく間違った感想なのだろう。 とりあえず、リッチーでパスタイムできるのはそのおかげなのだから。 夕食はまた肉骨茶。 大量の豚スペアリブと大蒜とスパイスを煮るだけの料理なので、 一度作ると4、5回続けて食べざるを得ない。 少しは変化をつけるため、豆腐を入れて肉豆腐風にしてみた。 あとは、御飯とお漬物など。

昨日の、「枕頭問題集」 68 番の解答。 ワイン一本の原価は 100 ペンス、ワインの本数は 60 本。
初日、二日目、三日目でそれぞれセラーから取り出されたワインの本数を、 x, y, z とし、一本の原価を p として、方程式をたてる。 方程式の数は、どの日も利益が同じであったことから二つ、 二日目の夜には 11 ポンド分のワインが残っていたことから一つ、 最終的に一本あたりの利益が 6 ペンスであったことから一つ、 の合計 4 つあるので解が求められる。 二次方程式から解が二つ出てくるが、 ワインの本数が 5 の倍数でなければならないことから、 一つに定まる。

2009年10月3日土曜日

ルイス・キャロル・ワインカンパニー・ドットコム

今朝も曇り空。9 時くらいに起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 朝風呂に入ってから、 午前中は、9 月の家計簿のまとめ計算などファイナンス仕事。 昼食は、春雨と野菜のサラダ、長葱と卵の炒飯、ピノ・グリを一杯だけ。 午後はちょっと昼寝、 と思ったら、また 2 時間半くらい寝てしまった。 相変わらず、いつでもいくらでも眠れる。 夕食の支度の時間までは、キャロルの「枕頭問題集」の翻訳など。 夕方、お風呂に入ってから、夕食の支度。 春雨と野菜のサラダを前菜に食べつつ、肉骨茶を作る。 ピノ・ノワールを一杯だけ。 肉骨茶と、そのあと肉骨茶のスープを使って卵雑炊を作ってみた。 けっこう美味しい。 今までどうして思いつかなかったのだろうか。 私は常々、この世の中で一番美味しいものは「雑炊」だ、と主張しているのだが、 これからの季節はその説得力が増すというものだ。 食後に珈琲と小さなチーズケーキ。 夜も「枕頭問題集」の翻訳。 第一章の問題集のところは今日中に終わらせるつもり。

「枕頭問題集」より、ワイン屋さんの問題(第 68 番)。 実際、ルイス・キャロルこと C.L.ドジソンは学寮のワイン係をしていたそうだ。 当時のお金の数え方は、 12 ペンスで 1 シリング、20 シリングで 1 ポンド。 つまり、1 ポンドは 240 ペンスである。

5 人の友人が有限会社「ワイン・カンバニー」を経営することを合意して、各人はそれぞれ同じ価格で手に入れた同じ本数のワインを出資した。次に、一人を会計係に選び、別の一人を販売係に決めて、各ワインを原価の 10 パーセントを上乗せした値段で売ることにした。

最初の日、販売係が一本をただ飲みし、何本かを売って、その売上を会計係に渡した。

次の日、彼はただ飲みはしなかったが、一本分の利益を着服し、残りの売上を会計係に渡した。

その夜、会計係がセラーを訪れ、残っているワインを数えた。彼は「11 ポンドになるぞ」とつぶやき、セラーを出た。

三日目、販売係が一本をただ飲みし、一本分の利益を着服し、残りの売上を会計係に渡した。

この三日間でワインが全てなくなった。会社で会議を開いたところ、彼等の利益(つまり、会計係が受け取った売上額からワインの原価を差し引いたもの)は一本あたり 6 ペンスに過ぎない、という残念な結果だった。この三日間で日々の利益は等しかったが(つまり、その日に会計係が受け取った額から、その日にセラーから取り出されたワインの原価を差し引いた金額は毎日、同じだった)、もちろんこれは販売係しか知らないことである。

(1) 彼等が持ち寄ったワインは何本だったか? (2) そのワインは一本いくらだったか?

2009年10月2日金曜日

雨の週末

今日も雨。9 時くらいまで寝てしまった。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食のあと、出勤。 10 時半くらいに出社して、午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 18 時過ぎに退社。 丁度、TK 大の N 先生から、R 大の A 堀先生も東京にいるから来ないか、 と連絡があり、合流することにする。 東京駅まで行ってみると、 数理ファイナンス業界の面々が集まっていて、 一緒に飲みに行く。 と言っても、私以外の人はもっと前から飲み始めていたらしく、 これが三軒目という感じらしかった。 あれこれとお話を聞いて、帰宅したのは 22 時過ぎ。

2009年10月1日木曜日

モンブラン

今日はゆっくり寝坊してやるぞ、と思っていたのに、 7 時過ぎには目が覚めていた。 寝床でごろごろして、8 時頃起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食。 このまま出勤すると定時より前に出社してしまいそうだったので、 自宅で無駄にしばらく待ったあと出勤。 20 分ほど定時に遅れて出社。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 昼休憩の散歩のついでに、 本屋で「幸福論」(三谷隆正/岩波文庫)を買って戻る。 定時の 18 時より 15 分ほど早く退社してやった(小市民)。

帰宅して、春雨と野菜のサラダとピノ・グリで一服。 しばらくして、秋刀魚を焼く。大根おろしと、ポン酢。 秋刀魚、うまい! 食後に、小さなモンブラン・ケーキと珈琲。 秋だなあ。 一つモンブランを食べて、天下の秋を知る……。

2009年9月30日水曜日

秋刀魚の思い出

8 時過ぎに起床。 今日も曇り空。いや、雨が降り出した。 朝食は珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグ。 定時に少し遅れて出勤。 昼食はビル一階弁当。昼の散歩のついでに、 「クライム・マシン」(J.リッチー著/好野理恵訳/河出文庫) を買って帰る。

午後すぐに、Co-CEO と COO と面接。 入社して半年経過し、通常なら試用期間終了のタイミング、 ということで。 そのあとは、いつもの通りで、18 時の定時退社。 実際、新人ではないので、 試用期間のルールは私には適用されていなかったのだが、 この半年、おおよそ定時 9 時半の出社、18 時の退社を守ってみた。 生活にリズムができて、なかなか良かったような気がする。 明日からしばらくは今までと正反対に、 起きた調子で自分勝手な時間に出社して、 今日はもうこれでいいやという自分勝手な時間に退社してみるつもり。

スーパーで秋刀魚などを買って帰宅。 御飯を土鍋で炊きながら、 春雨と野菜類のサラダと白ワインで一服。 御飯が炊き上がったタイミングで、秋刀魚を焼く。 大根おろしを添えて完成。あっ、また酢橘を忘れた。 ついでに冷奴。うーん、秋刀魚美味しい。 秋刀魚は焼き過ぎさえしなければ、絶対に美味しく出来るのでありがたい。 しかも、秋刀魚は骨が簡単にとれて、食べ易い。 秋刀魚と言えば子供の頃、 母が時々はちょっと良いものをと思って、 私にとっては珍しい魚を食卓にあげてくれるのだが、 その度に私は、食べ難くて努力する甲斐がない、 食べ易くて美味しい秋刀魚が一番だ、 と言って困らせたものであった。

2009年9月29日火曜日

8 時過ぎに起床。 なんだか少し体調が悪い。きっと気圧が低いせいだろう。 年をとると本当に、体調が気圧の影響を受けるんだよねえ。 それに目がちょっと悪くなってきたような気がする。 いや、正確に言うと、 最近むしろ適度な距離のものがとても良く見えるのだが、 実はそれは、老眼じゃないか、 と思っているのだ。 この年で、どんどん目が良くなるはずがないので、 老眼の可能性が高い。 珈琲、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後といつものようにお仕事あれこれ。 昼食はビル一階弁当。 昼休みの散歩がてら近所の新刊書店に行き、 「泰平ヨンの航星日記 [改訳版]」(S.レム著/深見弾・大野典宏訳/ハヤカワ文庫)、 「宇宙飛行士ピルクス物語(上・下)」(S.レム著/深見弾訳/ハヤカワ文庫) を買って帰る。 18 時過ぎに退社。 スーパーで食材などを買って帰宅。

帰宅して、王将の餃子を焼いて、赤ワインで一服。 そのあと、担々麺(極辛)。 食後に「鉢の木」の花上用饅頭。和菓子週間終了。 今日はデュラレックスのコップではなくて、 リーデルのOシリーズ。まあコップのようなものかも知れないが……。 普通のワイングラスよりは、ちょっとは割り難そうだ。 最近、料理のお皿や器類を真面目にそろえてみようかと思ったり。 日常がちょっと楽しくなるのではないかなあ。 と言っても、そんなに良い器が欲しいわけではなくて、 四条大宮のダイソーで買ったものばかりってのは、 ちょっとどうかな、と思ったくらいのことである。 お風呂のあと、夜は多分、キャロル「枕頭問題集」の翻訳など。

2009年9月28日月曜日

棒を折る問題

8 時過ぎに起床。少し寝坊した。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 定時に少し遅れて出社。 昼食はビル一階弁当。 午前、午後とお仕事。 引退した「サエコ」の後継者として、「サフィーラ」さん登場。 やっとインスタントコーヒーから解放された。 出社が遅れても退社は定時。 所用があって近所のソフトバンクへ。 かなり待たされたが、何とか 19 時半には帰宅できた。 夕食は、まず王将の餃子を焼いて、赤ワインで一服。 そのあと、担々麺(ラスト二回)。 夜は、「枕頭問題集」の翻訳と、「数理科学」依頼の書評書き、 をするはず。多分。

「枕頭問題集」の 45 番に次のような確率の問題がある。 「無限個の棒を折ったとき、 少なくとも一本は丁度真ん中で折れている確率はいくらか?」。 この答は現代的には 0 だろうが、 キャロルによる解答が面白いので紹介しておく。 「答は 1 - 1/e である(e は自然対数の底 2.71828...)。 どの棒も奇数 n 個の場所に等間隔に印がつけられているとせよ。 この印のところだけで折るとすると、丁度真ん中で折れる確率は、1/n である。 よって真ん中で折れない確率は、1 - 1/n であって、 したがって、 n 本の棒がどれも真ん中で折れない確率は (1 - 1/n) の n 乗になる。 この n をどんどん大きくして行けば、 よく知られているように 1/e に近づく。 よって、求める確率は 1- 1/e である。」 キャロルの時代にはまだ、 このような無限をきちんと扱える確率の概念はなかったので、 正しい答を導けなくても当然のことだが、 キャロル自身はこの「解答」をどれくらい真面目にとらえていたのか、 ちょっと興味深い。

2009年9月27日日曜日

サフィーラさん

9 時起床。昨夜は 「ガリア戦記」(カエサル著/近山金次訳/岩波文庫) を読んでいたら、ちょっと夜更ししてしまったため、寝不足。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 午前中は、キャロルの「枕頭問題集」の翻訳など。 昼食は、極辛担々麺。開けて日の経った甘めのリースリングを一杯だけ。 山椒の辛さには、何と言いますか、トリップ感のようなものがありますね。 午後はまずお風呂。 湯船で 「プロフェッショナルの条件」(P.F.ドラッカー著/上田惇生編訳/ダイヤモンド社) を読む。 そのあとは、雑誌「数理科学」から依頼された書評の原稿書きのため、 その書評対象の本を読んだり、草稿を書き始めたり。 夕食は、残り野菜色々焼いたものにオリーヴオイルと、アーリオオーリオ。 食後に煎茶と御萩。

やむなく引退となったサエコさんの後継者として、 どうやら明日あたり、 サフィーラさんとかいうガイジンが来るらしい。 ようやくインスタントコーヒーから解放されそうで嬉しい。

2009年9月26日土曜日

シュナーベルの音階

9 時起床。ああ、良く寝た。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 天気はいま一つだが、湿度が低くて少し風もあるので、 洗濯をする。 そのあと午前中は、ルイス・キャロルの翻訳作業など。 昼食は、前菜にオリーヴと生ハム、メインに冷やし担々麺。 白ワインを一杯だけ。 午後はまずお風呂に入って、湯船で読書。 「プロフェッショナルの条件」(P.F.ドラッカー著/上田惇生編訳/ダイヤモンド社)。 組織について書いたものの要約編集版「マネジメント」が意外に面白かったので、 今度は個人の働き方について書いたもののの編集版。 こちらもなかなか面白い。 編集版なので、引用集というか良いところどりみたいになっていて、 ドラッカーの主著を読む手間が省ける。 お風呂のあとはしばらく昼寝。 と思ったら、また二時間も寝てしまった。 夕食の支度の時間までは、珈琲と御萩で読書など。 夕食は、ソース焼きそば。 前回の反省によって、鶏ガラスープを使ったり、 食材をそれぞれ分けて炒めたりする手間は省いて、 ソースつきの中華麺の袋に書いてある通りに 5 分間で作った。 この方が美味しい。何だか敗北感。 赤ワインを一杯だけ。オレゴンのピノ・ノワール。

「プロフェッショナルの条件」にこんな逸話が書かれていた。

私は小さいころ、ピアノの先生にこう言われた。

「残念ながら、君はモーツァルトをシュナーベルのように弾けるようにはならない。でも音階は違う。音階はシュナーベルのように弾かなければならない」。

この言葉は、あらゆる仕事に当てはまる。しかし、おそらくあまりに当たり前のことだったためであろうか、彼女がつけ加えなかったことがある。それは、偉大なピアニストたちでさえ、練習に練習を重ねなかったならば、あのように弾けるようにはならなかった、ということである。

2009年9月25日金曜日

ゴダール

8 時起床。 珈琲、ベーコンエッグ、トースト(ワインジャム)の朝食のあと出勤。 今日も良い天気だ。 日差しが強くて、痛いくらい。サングラス重要。 定時くらいに出社。 出勤の途中、歩いているあいだにふと、昨日の神秘のバグの原因の予想がついた。 午前中はミーティングが一つあったが、午後の早い時間にバグがとれた。 別に神秘でもなんでもなく、平凡なバグだったことは残念だが。 昼食はビル一階弁当。18 時から社内のセミナに出席。

遅くなって、家で料理をするのも面倒なので、近所のベルギービール屋にて夕食。 マレッソ6を飲みながら、シュークルート。 あとで入って来た客を、どうも見知った顔だな、と思っていると、 向こうから挨拶に来てくれて、どうやら元学生らしかった。 私の「数理の世界」を聴講してくれていたとか。 文系の学生のはずだが、この近辺の IT 企業に就職したとのこと。 もとは学生と先生でも、社会に出て、同じような業界につけば、 ただのライヴァルだね。 さらに、フローレフダブルを飲みながら、 本日のパスタが出来るのを待つ。 丁度、店内にはゴダール映画のサントラ集が流れ、 おじさんの編集者が新入りの若いものに、 あるいは、 やはりおじさんが連れの若い女の子に、 フランス映画とゴダールの何たるかを語り始めた頃に、 きのこ類とツナのトマトパスタ到着。 しばらくして、徒歩で帰る。 帰宅は 21 時半くらい。

2009年9月24日木曜日

道明寺

8 時起床。珈琲、ベーコンエッグ、レーズンと胡桃のスポンジケーキを一切れ。 今日も良い天気。 秋とは言え、ときどきは日差しが厳しい。 ほぼ定時に出社。 この木曜、金曜をつなげば長い連休になるので、 やはり休みをとっている人が多いらしく、 オフィスは閑散としている。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 ところで、相変わらずエスプレッソマシンは帰ってくる気配もなく、 すっかりインスタントコーヒーが定着してしまった。 何かしら対策の必要があると思うのだが、 もうかなりインスタントコーヒーの味に慣れてきている。 今日のお仕事もけっこう快調で、 目標を一つクリアしたと思ったのだが、 夕方になって速度測定をしていたら神秘的なバグを発見。 パラメータがある数字を越えるとエラーになる。 これが 65536 とか、32768 あたりだと、すべてが F になったのだろうな、 と思うところだが、8 万 7 千あたりの意味不明の数字。 たまたま出社していた隣の天才プログラマが、 「そういうのって、デバグ心をくすぐるねー」と言っていたが、 私はそもそもバグのない方が嬉しい。 デバグは明日の楽しみにしよう、と定時に退社。 ユニクロで秋冬用の室内履き(スリッパ)を買って帰る。

帰宅して、きのこ類のあまりものとベーコンとで前菜を作り、 ミモザを一杯だけ飲んで休憩。 男らしくない、ちまちました料理を作らないよう、気をつけているのだが、 また、ちまちましたものを作ってしまった。 少し落ち着いてから、冷たい担々麺を作る。 と言っても、古来からのインスタント料理である担々麺の伝統通り、 麺を一分間ほど茹でて、タレと青葱と混ぜるだけ。 昨日の担々麺とはかなり味が違う。 山椒があまり入っていない。 担々麺ではあるのだが、どことなくボロネーゼを思わせる感じ、 この酸味はトマトだな。なかなか美味しい。 一緒にまたミモザを一杯。これでシャンパーニュも終了。 次にまた何か祝うべきことがあるときまで、さようなら。 次は……、お正月とか? 食後に、煎茶で季節外れの道明寺。 お風呂に入って、湯船で読書。 夜は、「枕頭問題集」の翻訳の予定。

2009年9月23日水曜日

ディスカッション / 山椒

ホームで行列から離れて新幹線を待っていると、 若い女性二人が私のすぐ側に立ち、 最新号の "anan"(第 1677 号) のグラビアページを開いて、 詳細なディスカッションを始めた。 女性というものについて、深い勉強をさせていただいた、ような気がした。 男性にとって女性とは常に、汲めども尽きぬ驚異と不思議の源である。 昼食は新幹線の中で駅弁のサンドウィッチと珈琲。 午後も早いうちに自宅に到着。少し昼寝。 お風呂に入ったあと、夕食は担々麺とヱビスビール。 むう、これは旨い。そして猛烈に辛い。 私は唐辛子系の辛さには強いのだが、これは山椒がかなり入っている。 御飯が少し余っていたので電子レンジで温め、 担々麺のあとの器に入れて、卵御飯。劇的に美味しい。 なんだかんだ言ってこういうものが一番美味しいと思うのは、 育ちの卑しさの故かなあ……(ちょっとしんみり)。 知人から担々麺 6 個セットを送っていただいたので、 これからしばらく担々麺が続きます。うれしいです。 連休の最後の夜は、出張中の分の家計簿つけ。このあとは、 読書などでのんびり過すつもり。

連休中の読書として、 「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社)、 「マネジメント [エッセンシャル版] 」 (P.F.ドラッカー著/上田惇生編訳/ダイヤモンド社)、 「何か文句があるかしら」(M.デュマス著/島村浩子訳/創元推理文庫)、 を読了。どれも面白かった。 「標準模型」は標準理論の解説本だが、 超ひも理論や M 理論など、標準理論以降のファンシィな究極理論に 興味が行きがちの科学啓蒙書の中で、標準理論を易しく、 きっちり説明するこの本は貴重だ。 特に今、進行中の加速器実験に対して、ちゃんとした興味が持てたことは重要。 「マネジメント」は今回、一番期待していなかった本だが、非常に面白かった。 書き方がかなり硬い調子でやや読み難いのが欠点だが、 経営者や管理職の指南書の範囲を越えて、もっと読まれていい。 特に、古い本なのに今の状況に対してタイムリーで、新しく感じるのは、 本質をついている証拠だろう。 お節介かも知れないが、誰か若い訳者を選んで、 改訂版を出すといいんじゃないかなあ。 「何か文句があるかしら」は予想通り、まさにコージー。 超お金持ちで劇団オーナーの主人公が、 超かっこいい旦那様と電撃結婚して、 実はその旦那様には 007 みたいな裏の顔があって、 その他に興味深いキャラクタがいっぱい出てきて、 新婚ほやほやのうちにドキドキハラハラの事件を解決する、というもの。 主人公の配役が難しいが、土曜ワイド劇場あたりで是非ドラマ化してほしい。 「饒舌について 他五篇」(プルタルコス著/柳沼重剛訳/岩波文庫)、 「ガリア戦記」(カエサル著/近山金次訳/岩波文庫) はまだ残っている。この二冊は就眠儀式本に移行。

2009年9月21日月曜日

"Speak Now" / キャロルと袋と小石の問題、再考

9 時起床。ちょっと寝坊。 珈琲、トースト(ワインジャム)の朝食。 午前中は、ルイス・キャロルの翻訳と、その合間の読書。 昼食は、エリンギとオクラの焼きサラダ、 舞茸、しめじ、ベーコンのパスタ、シャンパーニュを一杯だけ。 昼酒の次は、昼風呂。 湯船で 「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社) を読む。 リー群の概念の説明のところなので、 ほとんど読み飛ばすくらいの感じですらすら読める。 しかし、 かつてゲージ理論を応用しようとして数年間も無駄にしてしまったことがあるので、 苦々しい思いもする。 お風呂の次は、昼寝。これで昼酒、昼風呂、昼寝の現代三種目を制覇。 午後も読書や、翻訳仕事。 この三日間ずっとひきこもっていたので、散歩を兼ね、 丁度切れていた詰め替え用洗剤を買い出しに行く(「詰め替え用」が好きな私)。 帰りに新刊書店で、 「何か文句があるかしら」(M.デュマス著/島村浩子訳/創元推理文庫)を買う。 けっこう快調に消費されている連休中の読書だが、 ちょっと「硬い」本に偏っているのではないかと思って、 いつ土曜ワイド劇場でドラマ化されても不思議ないほど柔らかいミステリを調達。 帰宅して、夕食は、卵炒飯、冷奴、大根の味噌汁。

明日の夜は予定がありますので、更新はスキップします。 次回更新は 23 日(水曜)の夜を予定しています。

昨日のキャロルの確率の問題の解答。 「白石をひく確率は前者が確率 1/2 で、 後者が確率 5/12 なので、前者の方が大きい」。 この問題のポイントは、 一つ目の袋から白石をひく確率は 2/3 なのだが、 それは 1 個だけ入っている小石が 2/3 の確率で白色なのであって、 白石が 2 個と黒石が 1 個入っているのとは違う、 ということを明確に認識する必要があることだろう。 実際、後者のように解釈してしまうと、袋を選んでからひいても、 袋を一緒にしてからひいても、 結果は同じになってしまう。 そして、この二つを意図的に混同するのが、 この前紹介したジョーク問題(問題 72 番)だった。 (なお、そのときの記述では、その問題の解答がジョークであることを指摘した翻訳や解説書はない、 と書いたが、 「鏡の国のルイス・キャロル」(R.ウィルソン著/岩谷宏訳/ソフトバンク・クリエイティヴ)にそう書いてあるのを発見した。念のため、ここでお詫び申しあげる。)
昨日の問題の詳しい計算は以下。

最初に白石か黒石が半々の確率で一つ入っているところに白石を一つ追加して、 そこから一つをとりだしたら白石だった。 これは、袋の中の「黒、白」から白をひいたか、 「白、白」の前者の白石をひいたか、後者の白石をひいたかの、 三つの同じ確率を持つ事象の二つだから、 今、袋に残っている小石の色の確率は白が 2/3, 黒が 1/3 である (ここを白黒が半々の確率だと勘違いし易い)。 これをもとに計算すると、第一の方法では、 半々の確率で袋を選ぶから、 (1/2) * (2/3) + (1/2) * (1/3) = 1/2 の確率で白をひく。 第二の方法では、一緒にした袋の中身は、 2/3 の確率で「白白黒黒」、1/3 の確率で「白黒黒黒」だから、 (2/3) * (1/2) + (1/3) * (1/4) = 5/12 の確率で白をひく。

2009年9月20日日曜日

ワインジャム

8 時起床。今日は爽やかな秋晴れだ。 朝食は珈琲とトースト。ワインジャムつき。 多分、チーズ用だろうが、トーストに塗っても美味しかった。 ところで、食料自給率って数字のトリックで意図的に低く算出しているのだが、 同時に JA が「円周率より自給率」って CM を展開しているのは、 首尾一貫し過ぎていて、ちょっと怖いね。 午前中は「枕頭問題集」の翻訳を小一時間ばかりしてから、 読書など。 「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社)。 お風呂に入ってから、昼食は焼きそばと、ヱビスビール。 普段は、日曜日は安息日としてアルコールを摂らないようにしているのだが、 連休気分を演出するため、自分への贅沢を許した。 焼きそばも、普段と違って、かなり手のこんだ作り方をしてみたが……、 これはいつもの塩炒麺か、ソース焼きそばの方がシンプルで美味しいような。 こったことをしたからって美味しく出来るわけでもないところが、 料理の難しいところですね。

食後に寝床で 「饒舌について 他五篇」(プルタルコス著/柳沼重剛訳/岩波文庫) を読んでいるうちに、うたた寝。 一時間ばかりの昼寝のあと、また翻訳の作業を少し。 そのあと夕食の支度まで、「『標準模型』の宇宙」を読む。 夕食は、親子丼と冷奴、オクラともやしのお味噌汁。 食後に珈琲と、チーズケーキ。 いつものように、お風呂で 「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/共立出版) を読む。 ワインバーグは 1 ページ読むごとに賢くなる気がする。 もったいないので、短い一章ずつ読んでいる。 湯上がりに、シャンパーニュを一杯だけ。連休ですから。

ルイス・キャロルの "Pillow Problems"(仮題「枕頭問題集」) の中には、 この前 紹介したおかしな問題と同じ、 袋と黒白の小石の問題がいくつか含まれている。 この設定が気に入っていたのだろう。 以下の問題などは、なかなか興味深く、良い頭の体操になる。 問題 16 番: 「二つの袋がある。一つめの袋には小石が一つ入っていて、 それが白か黒であることが分かっている (白と黒、半々の確率で入っていると考えてよい)。 他方の袋には、一つの白石と二つの黒石が入っている。 一つめの袋に白石を一つ追加して、よく振り、 小石を一つ取り出したところ、白石だった。 ここから、以下のどちらの方が白石をひく確率が高いだろうか? どちらの袋かを知ることなく二つの袋の一方から小石をひくか、 片方の袋の中身を他方に全部入れてから小石をひくか」。 丁度、大学入試くらいの難易度だろうか。 キャロル自身と同じく、暗算でお答えいただきたい。

2009年9月19日土曜日

ちまちました話 / 連休用の本たち

7 時起床。ちょっと早起き。 寝床でしばらく 「老年について」(キケロー著/中務哲郎訳/岩波文庫) を読んでから起床。 珈琲とトーストの朝食。 家計簿つけなどのあと、洗濯を洗濯機にまかせつつ朝風呂に入る。 湯船で「老年について」を読了。 とても短いので読んでみたが、キケロはどうも好きになれないなあ。 洗濯ものを干して、午前中は論文の最終稿読み。 昼食の支度まで少し時間が出来たので、 まず掃除機がけをし、トイレの掃除もし、 ついでに、キッチンのガスレンジの掃除をし、 昼食は、オムライス。 「3」印のシャンパーニュを一杯。 丁度、京都からのワインと食べ物が届いた。 今回は生ハム、オリーヴ、ジャムなどで、食卓が豊かになりそう。 しばらく昼寝。 と思ったら、また 3 時間近くも眠ってしまった。 昨日の昼間、身体がとても疲れているような気がしたのだが、 これで回復したのかも知れない。 夕食の支度まで「枕頭問題集」の翻訳作業。

夕食はしめじと舞茸と生ハムのパスタ。白ワインを一杯だけ。 私は食材をそれぞれ小さなタッパウェアに取り分けて保存したり、 そういう類のことが好きだ。 ちまちました人間のように思われるのも嫌なので、 念のために書いておくが、 私だって普段はおおざっぱでおおらかで男らしく O 型風だったり、 B 型風だったり、AB 型風なのだ。 私だって A 型以外だったり、 蠍座だったり、獅子座だったりしたら、絶対に占い好きになっていた。 恐しいことだが、信じていた可能性すらある。 それはさておき、なんだっけ、 そう、料理においては何故か、ちまちましたことが好きなのだ。 そう言えば、詰め替え用洗剤も好きだ。 どうしてなのだろうかなあ。 食後に珈琲と、オレンジのタルト。 お風呂に入って、湯船で 「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/共立出版) を読む。湯上がりにシャンパーニュを一杯だけ。

連休の読書用の本たち:
「老年について」(今日読了)、
「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社)(読みかけ)、
「ガリア戦記」(カエサル著/近山金次訳/岩波文庫)、
「饒舌について 他五篇」(プルタルコス著/柳沼重剛訳/岩波文庫)(読みかけ)、
「マネジメント [エッセンシャル版] 基本と原則」 (P.F.ドラッカー著/上田惇生編訳/ダイヤモンド社)。
最後のは、新刊書店でドラッカー特集(生誕百周年らしい)をしていたので。 どうやら不景気のおかげか、再評価の流行中らしい。 ビジネスマン向けの本を馬鹿にする私の傾向のためだろう、 今まで一度も読んだことがなかったのだが、 この際、一冊くらいは読んでみようと思った次第。 以上 4 冊以外では、 湯船で「システムづくりの人間学」、 就寝前の寝台で「ギリシア哲学者列伝」(ディオゲネス・ラエルティオス著/ 加来彰俊訳/岩波文庫)を読むのが最近の習慣です。

2009年9月18日金曜日

60 年代から 90 年代まで

7 時半起床。 カフェオレ、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 郵便局で用事を片付けてから出社。 定時より少し早く到着。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 今日は一日中、眠くてしょうがなかった。何故だろうか。 18 時に退社。

近所のお鮨屋さんにて夕食。 中トロ、小鰭、縞鰺、鯖、穴子、御飯抜きの玉子。 今日は鯖が美味しかった。 これからは鯖も美味しくなってくるよね。 そのあと渋谷に移動して、 Bunkamura ザ・ミュージアムに 「ベルギー幻想美術館」を観に行く。 デルヴォーの「海は近い」が個人的にも目玉だったのだが、 なかなか面白い小品が一杯あって楽しめた。 マグリットも沢山あったし。 しかし、デルヴォーって 90 年代まで生きていたんだなあ。 私にとってみれば 90 年代なんて、つい昨日みたいなものだ。 「海は近い」にしたって 1965 年作で最近だし、 意外とデルヴォーって同時代人。 渋谷まで来たついでに、青山の骨董通りのバーへ。 シャンパーニュ(ルイ・ロデレール)を一杯、 マール・ド・ブルゴーニュを一杯、いただいて帰る。 マールは、シャサーニュ・モンラッシェの畑の 70 年代のものだとか。 そう言われると、なんだか急にありがたい……。 70 年代の香りを嗅ぎつつ、一人で一年の反省会と、次の一年について考える会。 22 時半くらいに帰宅。

2009年9月17日木曜日

母よりの手紙

8 時過ぎに起床。ちょっと寝坊。 カフェオレ、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 18 時過ぎに退社。 冷奴とリースリングを一杯で一息ついてから、 オクラのサラダと、卵のみ炒飯を作る。 食後に珈琲と、ブルーベリーのタルト一切れ。 お風呂に入ってから、夜は論文校正などのつもり。

実家の母より手紙。 寂しかないか、街にはなれたか、お金はあるか、友達はできたか、 御前も都会の雪景色の中で丁度あの案山子のように寂しい思いしてはいないか、 などとは書かれていなかったものの、 「これで時には美味しいものでも食べなさい」と金一封されていた。 秋茄子の季節だが、 親の意見と茄子の花は万に一つの徒もない、 と言うので、早速、お鮨屋さんに電話して明日の夜の予約を入れた。 そんなわけで、 明日はそのあと絵でも観に行こうかなと思っていますので、 更新が遅くなります。

2009年9月16日水曜日

秋刀魚とおむすび

8 時起床。カフェオレ、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 ちょっと遅れたが、大体定時に着。 午前、午後とお仕事。昼食は近所のカレーライスのチェーン店。 18 時過ぎに退社。

帰宅して、夕食は秋刀魚を一匹焼き、冷奴と、 ヱビスビールを 1 パイント。 いやあ、秋刀魚美味しいね。 今日は大根おろしもばっちり (しかし、酢橘も必要だよね…)。 ああポルトガル人で良かった、 じゃなかった、日本に暮らしていて良かった。 ポルトガルでも秋刀魚を塩焼にして食べるので、 けっこう世界のあちこちで、この美味しさは味わわれているのかも知れない。 御飯が炊けてから、梅おむすびと煎茶。 おむすびは日本だけの味かな……。 夜は論文の校正作業など。

2009年9月15日火曜日

ルイス・キャロルと袋の中の二つの小石

8 時起床。 カフェオレ、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 昼休みには運動に新刊書店まで歩き、 「老年について」(キケロー著/中務哲郎訳/岩波文庫) を買って社に戻る。 今日も老人なりに身体を労わりながら、休み休み働き、 18 時過ぎに退社。 スーパーで食材などを買って帰宅。

夕食は、茸あれこれのアーリオオーリオ、 出来合いのツナサラダ。かにのマークのリースリングを一杯だけ。 食後にお風呂に入って、 湯船で「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/ 共立出版)を読む。 夜は、ルイス・キャロルの「枕頭問題集」の翻訳作業など。

キャロルの「枕頭問題集」の最後の問題は、以下のようなものである。 「袋に二つの小石が入っていて、 分かっているのは各々が白か黒であることだけである。 袋から小石を取り出すことなく、 それぞれの色を言い当てよ」。 どう考えても、この問題に答えることはできない。 確率的な主張をするにせよ、 何の仮定もない以上、黒だか、白だか、まったく確率は不定である。 しかるに、答を見ると「一つは黒で、もう一つは白。」と断言されている。 まあ、それは良かろう。 実際、一つずつ黒か白かを半々の確率で袋に入れたのだ、と仮定すると、 黒黒、黒白、白黒、白白の四通りが同じ確率で現れるだろうから、 一つは黒で一つは白の確率が 1/2 で、可能性としては最も高い。 この問題はそれ以上でも以下でもない、と現代人の私には思われる。 しかし、奇妙なのはキャロルによる、この問題の「解説」である。 キャロルによれば、こうだ(私が少し、分かり易く書き直してある)。

もし袋の中に小石が 3 個入っていて、 二つが黒で一つが白だとしてみると、 ここから一つ選んだ小石が黒である確率は 2/3 である(もちろん、これは正しい)。 そして、三つから一つ取り出したとき黒である確率がこの 2/3 になるのは、 二つが黒で一つが白のときに限られることに注意しておく (これもまったく正しい)。 さて、もとの問題に帰って、袋に小石が二つ入っている状況を考えると、 小石の色の組み合わせ「黒と黒」「黒と白」「白と白」の確率は、 順に 1/4, 1/2, 1/4 である(上に書いたように、これも自然な仮定のもとでOKだ)。 ここで袋の中に黒石を一個追加してみよう。 とすると、「黒、黒、黒」「黒、白、黒」「白、白、黒」 の確率が順に、1/4, 1/2, 1/4 ということになるはずだ。 さて、この状況で袋から小石を一個取り出してそれが黒である確率は、 1/4 * 1 + 1/2 * 2/3 + 1/4 * 1/3 = 2/3 となる。 しかし、これは最初に指摘したように、 袋の中に黒石が 2 個、白石が 1 個あるときに黒石を取り出す確率に等しく、 この確率になるのはこの組み合わせのときしかない。 よって、袋の中には、黒石が 2 個、白石が 1 個あるのであって、 つまり、黒石一つを入れる前の元の状態は、 黒石と白石が一つずつだったのである。証明終わり。

もちろん、この「証明」はジョークであろう (このことを明確に指摘している訳書や解説書は、今のところないようだが)。 しかし、現代の数学者としての私の疑問は、 この奇妙な「証明」の教訓は何であろうか?

2009年9月14日月曜日

秋刀魚には大根おろし

8 時半起床。寝坊。 カフェオレ、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 10 時くらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 外に出たついでに、 新刊書店で「饒舌について 他五篇」(プルタルコス著/柳沼重剛訳/岩波文庫)、 「通信の数学的理論」(クロード E. シャノン著/植松友彦訳/ちくま学芸文庫) を買って社に戻る。 今日は一日中眠くてしようがなかったが、 その割に CPU との意思の疎通は好調だった。 18 時過ぎに退社。 夕食は、秋刀魚の塩焼、冷奴、出来合いのツナサラダ、梅炒飯。 かにのマークのリースリングを一杯だけ。 秋刀魚は美味しいなあ。でも大根おろしを忘れたのは痛恨。 食後にお風呂に入って、 湯船でプルタルコスの「饒舌について」を読む。 今日は眠いので、夜の作業はなし。

2009年9月13日日曜日

焼き秋刀魚

9 時起床。カフェオレとトーストの朝食。 最初は曇りだったが、だんだんに天気が良くなって、 昼近くには爽やかな秋晴れ。 PC 関連の設定。 MyYahoo! の新しいデザインがひどいので、 iGoogle に移行した。 お昼までは C.L.ドジソンの翻訳。 「枕頭問題集 -- 眠れぬ夜に解き明かし問題たち」(仮題) の翻訳を始めた。 昼食は、御飯を炊いて、だし巻きではない焦げめのついた玉子焼き、 若芽の味噌汁、お漬物。

お風呂に入って、湯船で 「オブジェクト指向でなぜつくるのか」(平澤章著/日経BP社) を読む。読了。簡単な本だが、頭の整理になって良かった。 小一時間ばかり昼寝、と思ったらまた 2 時間以上寝てしまった。 夕方まで、「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社) を読んだり。 夕方になってお風呂掃除を済ませてから、 近所のスーパーに食材の買い出しに行く。 帰宅して、夕食の支度。 秋刀魚を一匹の半分、冷奴、出来合いのツナサラダ、冷や御飯。 この秋、初の焼き秋刀魚。 食後にお風呂に入って、 湯船で「『標準模型』の宇宙」を読む。 掃除したばかりなので浴室が気持ち良い。

2009年9月12日土曜日

ユートピア

9 時過ぎに起床。 カフェオレのみの朝食。 雨が降っていたが、すぐにやんで曇り空の一日。 午前中は PC の設定(.vimrc の編集)をしたり、 C.R.ドジソンの翻訳をしたり。 昼食は卵炒飯、冷奴、ポテトサラダ。 白ワイン切れのため赤ワインを一杯だけ。 食後にお風呂に入って、湯船で 「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/共立出版) を読む。

午後は少し昼寝をしてから、珈琲をいれて読書など。 「オブジェクト指向でなぜつくるのか」(平澤章著/日経BP社) を読む。 易しく書かれているが、予想以上に勉強になる。 さらに、最近の私は非常に低レヴェルなコードを書いているので、 「ユートピア」を読んでいるような感じでもあった。 夕方から強い雨が降り始めた。 二度目のお風呂に入って、湯船で 「オブジェクト指向でなぜつくるか」を読む。 夕食は、ソーセージときゃべつの炒めものと、 梅冷奴、ケチャップライス。赤ワインを少しだけ。 食後に珈琲。 夜の配送で、ワイン屋さんから白ワインとシャンパーニュが届いた。

夜は、C.L.ドジソンの翻訳作業など。 "Purity of Election" の翻訳を終えた。 これでパンフレット関連はひとまず終了として、 次は「枕頭問題集」を翻訳する予定。 10 月に入ったら平日の夜と週末は数学に使いたいと思っているので、 出来れば「枕頭」は 9 月中に終わらせたい。

2009年9月11日金曜日

バーにて立ち飲み

8 時起床。 カフェオレと、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 相変わらず、名前の洪水で良く分からないなあ…。 構造体のメンバが指している構造体のメンバが指している構造体のメンバが指している…… と無闇に参照が深い上に、マクロで何度も別名がつけ直されている。 意図的な難読化なんじゃないか、とさえ思えてきた。 実際のところは、小さなところから段々に(複数の人の手で) 大きなコードに成長したため、 何層も何層も構造が積り重なっている、ということなのだろうけれど。 それが完全な抽象化の層ならいいのだが、 そこが世の常、人の常、プログラムの常で、結局下の方まで探らなければならない。 昼食はビル一階弁当。 悩んでいたところを教えてもらったりしていたため少し遅い退社。

お茶の水の方の某カレー屋さんにて夕食。 喉が乾いたので、 帰り道にベルギービール屋さんで白ビールを一杯だけ立ち飲みして帰る。 帰宅して、まずお風呂。 湯船で、「Write Great Code Vol.1」 (R.Hyde著/(株)トップスタジオ訳/毎日コミュニケーションズ) より CPU 命令のエンコードについて読む。

今日の購入本。「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社)、 「オブジェクト指向でなぜつくるのか」(平澤章/日経BP社)。

2009年9月10日木曜日

ポン酢2

8 時過ぎに起床。いくらでも眠れそうな朝。 珈琲、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 サエコは撤去されたままだが、その代わりとして、 粉末と、一回分毎にパックされたドリップ式のもの、 二種類のインスタントコーヒーが提供されていた。 ないよりましだが、エスプレッソマシンに早く復帰してもらいたい。 昼食はビル一階弁当。 定時の 18 時に退社。 スーパーで買い物をして帰宅。

土鍋で御飯を炊いている間に、 出来合いのポテトサラダで白ワインを少し。 昨日、久しぶりのポン酢の味に感動したため、 今日は鰹の叩きのポン酢かけ。 冬の終わりには、毎日の鍋続きのせいで、 「ポン酢はもういい」という感じになるのだが、 こうしてまた月日が巡って、 春と思えば夏が来て夏と思えば秋が来て所詮最後は寒い冬、 ということになってみるとまた、ポン酢が私の心にぐっとくる。 鰹の他には、梅冷奴。夏の終わりの最近、梅冷奴がお気に入り。

2009年9月9日水曜日

ポン酢

8 時過ぎに起床。今日はかなり涼しい。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 今日も「サエコ」は撤去されたままで、不調に過す。 昼食は近所のタイカレー屋さんにて。 午前中から、不可思議なバグに悩まされる。 午後もデバグを続けたが、 どう考えても起こるはずのないことが起こる不可解。 これは私が良く理解していない開発対象の本体部分に原因があるか、 CPU かコンパイラの動作に関わる深遠なバグに違いない、 と思い始めていたのだが、 夕方近くになって、同僚の助けをかりて解決。 情けなくなるくらい、単純なミスだった。 18 時過ぎに退社。

帰宅して、出来合いのポテトサラダと白ワイン少しで一服。 しょうが焼き用の豚肩ロースが残っていたのだが、 さすがに 4 回目のしょうが焼きは避けたい。 悩んだ末に、豚肉をそのまま焼いただけのものを、 キャベツの千切りの山の上にのせ、ポン酢をかけて食べる。 豚肉が良いせいか、ポン酢が偉大なのか、 苦し紛れのわりに激うま。他には韮玉とか。 食後に、珈琲とチーズケーキ。 朝から 12 時間ぶりに飲む珈琲は身体にしみる。 早く帰ってきてくれ、サエコ……。

2009年9月8日火曜日

お茶漬

8 時過ぎに起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 曇り空で、かなり湿度も高い。 定時くらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 腹ごなしに新刊書店まで歩き、 「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/共立出版) を買って戻る。 今日もサエコ抜きで厳しい一日だったが、思いがけず好調だった。 切りの良いところで、少し定時より早めに退社。 スーパーで食材などを買って帰宅。

秋で眠いのだろうか、猫も寝たままで、帰宅の出迎えにすら来てくれない。 打ち上げられたヨットのようにいつかは愛も朽ちるものなのね、 と石川セリが歌っていたのは、このことだろうか。 出来合いのポテトサラダと、冷奴を少しずつで、白ワインを少し。 ちょっと落ち着いてから、またしても、しょうが焼き(3回目)とキャベツ千切り。 そのあと冷や御飯で梅茶漬。 私は子供の頃にはお茶漬というものを食べたことがなかったので、 いまだに、大人だけに許される贅沢をしているような、 ちょっと背徳的な感じがする。 実際、食べつけていないので、上手に食べることができない。 食後はお風呂に入って、湯船で「システムづくりの人間学」を読む。 夜は、論文の校正などの予定。

2009年9月7日月曜日

愛しのサエコ

8 時過ぎに起床。 なんと家でも珈琲豆が切れて、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食。 定時の 9 時半くらいに出勤。 今日もサエコは体調不良で休みのままだった。 愛しのサエコ、 早くオフィスに戻ってきてください。 スターバックスもサンマルクもちょっと遠いし……。 午前、午後といつものようにお仕事。 昼食はビル一階弁当。 カフェインが切れているせいに間違いないが、今日は低調。 不調のまま 18 時に退社。

夕食はまた、しょうが焼き。 お買い得品を買うと、三日くらい同じものを食べなければならない、 ということが一人暮らしの弱点だなあ。 きゃべつの千切りに、今日は市販品のごまだれドレッシング。 京都のお漬物と、冷や御飯。冷や御飯が好きさ。 イタリアの赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲とチーズケーキ。

2009年9月6日日曜日

生姜焼き

9 時起床。昨夜は 25 時くらいまでかけて、 「幽霊の2/3」(ヘレン・マクロイ著/駒月雅子訳/創元推理文庫)を読み終えたので、 8 時間しか眠れなかった。 今日も爽やかで乾いた風の吹き込む良い天気である。 朝食は珈琲、オレンジジュース、トースト。 貧しく侘しい一人暮らしゆえ、寝台で朝食をとるという贅沢は許されていない。 とは言え、自分で朝食を用意して、秋風に吹かれながらオレンジジュースを飲んでいると、 ささやかな幸福感を味わうことができる。

午前中は、C.L.ドジソンの翻訳など。 ルイス・キャロルことドジソンは、"St.James's Gazette" への投稿で、 勝つ側につきたい、世論の流れに乗りたい、という有権者層全体に広がる意識を、 一種の贈収賄に他ならない、と指摘している。1881 年のことである。 キャロルはこういう文章も沢山発表しているし、 選挙や投票を望ましい形に変えるためのアルゴリズムの考案もしている。 キャロルを、「小さなおともだち」だけが仲間だった、 初等数学マニアでカメラおたくのピーターパン、 というイメージだけで捉えるのはちょっと違うんじゃないかな、と思う。

昼食はカルボナーラ。 食後にお風呂に入って、湯船で "The Elements of Style" (W.Strunk Jr. and E.B.White) を読んで気持を高めてから、午後は論文の校正。 あとは「家蠅とカナリア」(ヘレン・マクロイ著/深町眞理子訳/創元推理文庫) を読んだり。 夕方になって、スーパーに買い出しに行く。 今日は生姜焼き用の豚肩ロースが安い。 帰宅して、土鍋で御飯を炊き、夕餉の支度。 生姜焼きと、キャベツの千切りにマヨネーズとL&P印のウスターソースを一振り、 もやしと韮の味噌汁、お漬物。

2009年9月5日土曜日

秋空

9 時起床。10 時間以上寝てしまった。 珈琲、オレンジジュース、チーズケーキの朝食。 洗濯、掃除機がけなどの家事のあと、 朝風呂に入って、 湯船で「ジーヴスの帰還」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会) より「ポッター氏の安静療法」を読んでひとしきり笑う。 侘び住まいのため今の浴室には残念ながら窓がないのだが、 湯上がりには部屋の窓を開けて、 ハーマン・ミラー社のアーロンチェアの深淵から、 秋空に高く浮かぶ雲と、 窓辺に横たわって何事か寝言をもらしている猫の姿を打ち眺めたわたくしには、 天下はまさに太平、神は天にしろしめし世は全てこともなし、 の感がさざなみのようにしみじみと寄せては返すのであった。 昼食の支度まで C.L.ドジソンの翻訳を 30 分ほど。

昼食は、出来合いのポテトサラダ、冷奴、韮玉炒飯、お漬物。 食後に少し横になって、読書でもしようかな、と思ったら、 3 時間近く昼寝してしまった。本当にいくらでも眠れる。 猫とどっちが長く眠れるか競争に鼻の差で勝ちそうな勢いだ。 夕方まで、「幽霊の2/3」(ヘレン・マクロイ著/駒月雅子訳/創元推理文庫)を読んだり。

お風呂に入ってから、夕食の支度。 梅紫蘇と出来合いの胡麻だれドレッシングでそれぞれの豆腐サラダ、 赤ワインを少しだけ。あとで、もやしと胡瓜と茹で卵の冷麺。 食後に珈琲とチーズケーキ。 カフェインが身体にしみわたる。 私はかなりのカフェイン中毒なのだが、 昨日は会社のフロアのエスプレッソマシンが壊れて、 一日がかなり低調だった(それが昨夜、今日とあんなに寝てしまった理由だろうか?)。 月曜日には直っているといいのだが。 夜は、完全に仕事をやめて、「幽霊の2/3」を読んだりと休日を満喫。

2009年9月4日金曜日

蕎麦屋パラダイス

8 時過ぎに起床。今日も涼しい。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 曇り空の下、定時の 9 時半くらいに出社。 午前、午後といつものようにお仕事。昼食はビル一階弁当。 昼休憩の散歩に新刊書店まで歩いて、 ヘレン・マクロイの「家蠅とカナリア」(深町眞理子訳/創元推理文庫)、 「幽霊の2/3」(駒月雅子訳/創元推理文庫)を買って社に戻る。 18 時過ぎに退社。

夕食は久しぶりに、近所の蕎麦屋にて。 今週の反省をしつつ、 つきだしの蕎麦味噌で「十四代」を飲みながら、天麩羅の揚がるのを待つ。 季節は既に秋。 きす、銀杏、もろこしのかき揚げ、舞茸、はぜ、と次々に揚げ立てをいただく。 何事かを試み、何事かを成し遂げた今週の私に、一夜の天麩羅がやって来る。 近くの席に、ターコイズ・ブルゥのワンピースを着て、 ターコイズ・ブルゥのヘアバンドをつけ、 ターコイズ・ブルゥのハイヒールをはいた、 女優かモデルさんらしき西洋人の女性がいて、 接待役らしき男性が、なにゆえにテンプーラ、そしてサケを、 ヌードルショップにて食べ飲むのか、解説しているようだった。 最後に盛り蕎麦を食べ、蕎麦湯をいただいて帰る。 これだけ贅沢をしても 3800 円くらいなので、 蕎麦屋とはありがたいものだ。庶民のまさにパラダイス。 少し遠いが、家まで歩くことにして、20 時過ぎに帰宅。

2009年9月3日木曜日

Purity of Election

8 時過ぎに起床。今日も涼しい。流石にもう秋だろう、と信じたい。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 定時の 9 時半くらいに出社。 午前、午後といつものようにお仕事。昼食はビル一階弁当。 18 時過ぎに退社。スーパーで食材などを買って帰宅。

帰宅して夕食の支度。 韮ともやしと玉子と焼き肉用の肉でビビンバ風のものを作ってみた。 数日前に安売りしていた焼肉用の肉を買って、 美味しいのは良かったのだが、 料理にヴァリエーションをつけるのがちょっと難しいね。 今日でようやく使い切った。 あとは、冷奴と、お漬物。一緒に赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲とチーズケーキ一切れ。 夜は、C.L.ドジソンの翻訳など。 次は政治関係のパンフレット集から、 "Purity of Election" (仮題「純正なる選挙」) を訳し始めた。特に、タイムリィだから、といって選んだわけではない。

今日も何事かを試み、たことは確かだが、 何事かを成し遂げ、たかどうかは定かでない私にも、 一夜の休息がやってくる(ぐー)。

2009年9月2日水曜日

The Village Blacksmith

8 時半起床。寝坊。昨日と打って変わって、 という表現で良かったはずだが、寝床があまりに気持ちの良い、 ひんやりとした朝。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグの朝食のあと出勤。 いつものように T シャツとジーンズで外に出てしまったが、 思わず両腕を撫でてしまうほどの寒さ。 暑かったり、寒かったり、年寄には堪える時節じゃのう…、 と一人ごちながら、出社したのは 10 時少し前くらい。 午前、午後と、いつものように、ほとんど誰と話すこともなく、 自分の席からほとんど動くこともなく、お仕事。 季節のせいに間違いないが、日中はずっと眠くてしようがなかった。 私は、まるでマルチタスクに向いていないので、 少なくとも職場では一つの仕事だけに集中したいところ、 何故か今月は人気者で、そうもいかない。 昼食は近所のタイカレー屋さん。18 時過ぎに退社。涼しい。 晩秋くらいの感じじゃないかなあ、と思いつつ帰宅。

御飯を土鍋で炊きながら、前菜は出来合いのポテトサラダと白ワインを少し。 御飯が炊きあがってから、たれにつけた肉とピーマンの千切りともやしをそれぞれ焼いて、 カルビ丼を作る。他に、お漬物と、茗荷と大葉のおすまし。 カルビ丼にあわせて、赤ワインを少し。 食後に珈琲と、四種のチーズのチーズケーキを一切れ。 沢山食べているようですが、一品ずつは小さいので、全体では少なめです。 夜は論文の校正など。

ロングフェローだったか、 彼と同じくらいうまいこと言うやつだったかの言葉によれば、 なにごとかをなんとかして、なにごとかをなんとかしたものが、一夜の休息を得る、 のだった。おかげで今日もよく眠れそう……(ぐー)。

2009年9月1日火曜日

お座敷

8 時起床。珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 暑い。またしても夏ふたたび。 定時出社。昼食はビル一階弁当。 今日は珍しく、午前、午後と自分の席をあたためる暇もなく、 という表現でよかったはずだが、 あちこちのミーティングや相談や面談に飛び回る一日。 あまりお役に立っていないような気もするのだが、 枯れ木も山のにぎわいぃいいますよってなあ……ほっほっほ、 とーらとーらとーらとらー、 と祇園の老芸妓のようにお座敷を梯子する。 今日は一行もプログラムを書くことがなかった。 18 時過ぎに自分の席に戻って、退社。 外はやはり蒸し暑い。 昨日まで涼しかったので、かえって身体に堪える感じ。 年寄には厳しい時節だ。 スーパーで食材などを買って帰宅。

まずお風呂に入ってから、 前菜に出来合いのポテトサラダを食べつつ、冷えた白ワインを少し。 少し落ち着いてから、牛肉をたれで焼いて食べる。最後は冷麺とお漬物。 食後に珈琲と、四種のチーズのチーズケーキを一切れ。 夜は論文の校正など。

2009年8月31日月曜日

公案

10 時過ぎまで寝てしまった。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ソーセージエッグの朝食。 台風の影響らしく、ずっと雨。 家計簿の決算と来月の予算を組んだりしているうちに、昼。 昼食は、野菜炒麺。お風呂に入って、湯船で「ナイン・ストーリーズ」 (J.D.サリンジャー著/野崎孝訳/新潮文庫)から、 「ド・ドーミエ=スミスの青の時代」を読む。 湯上がりにも、少し寝床に横になって、同書から「テディ」を読む。 世の中の多くは、サリンジャーというものは、 まだ顔にニキビが満載の少年少女の頃にはしかにかかるように愛読するものだ、 と思っているようなのだが、全くの誤読だ。 「ナイン・ストーリーズ」は冒頭に「隻手音声」の公案が掲げられていることから明白なように、 九つの公案であり、つまり、一生をかけて解こうとすることが目的であって答はない、 謎々の問題集なのだ。もちろん、公案を公案として受け取ることは難しい。 例えば、日本人のほとんどは、 頓知小僧の一休さんが将軍さまをやりこめた話として、 「隻手」の話を知っているのだが、それが公案だとは思っていない。 私が思うに、深い問題は時に、メタ問題やメタ「メタ問題」、 つまり公案の形を取るのだが、 それを普通のレヴェルの問題だとしか捉えられない、 ということが原因の誤解や不幸は、けっこう多い。

午後は、チェス・プロブレムを少し考えたり。 夕方、またお風呂に入って身体をふやかしてから、夕食。 鮪のづけ丼を作る。 と言っても、酢飯は昨日の残りなので、 醤油と味醂と胡麻油と赤ワインで漬け汁を作り、 鮪の切り落としをしばらく漬け込んで、適当に盛り付けるだけ。 他には、懐石沢庵と祇園風味醤油漬、玉子と茗荷と大葉の澄まし汁。 食後に煎茶。 酢飯が昨晩の残り、というところはやや不満だが、 昨日の秋刀魚散らしに引き続き、十分の出来だった。 ダリア叔母さんちのアナトールほどではないが、 私自身の舌と体調を知り尽した我が家のシェフである私の腕も、 まあまあの調子。 仕事以外に楽しいこともないので、この秋、冬はちょっと気合を入れて料理しようかな、 と今のところ思っています。

さて、夏休みも終了。明日から頑張ろう。涼しい日が続けばいいのだが。

2009年8月30日日曜日

休日満喫

9 時半頃起床。かなりの寝坊。寝室の前で猫がにゃあにゃあ元気に鳴いている。 ドアを開けるなり足首に噛み付かれ、専門用語で言えば腱反射で、蹴りを入れてしまった。 目がいたずらっぽくキラキラしているのではないかな、 と思って、猫を持ち上げて顔を見てみたが、 キラキラと言うよりは敵意か怒りにふさわしい表情をして、 鋭く「ニャー!」と言っていた。 競走馬なみの勢いでキッチンまで伴走してくるので、すぐに食事を与える。 食欲の秋だろうか。

猫はキャットフード、私は珈琲、トースト、ソーセージエッグの朝食。 洗濯機をしかけてから朝風呂に入り、 まだ自分が若さを失っていないか確認するために、 湯船で「ナイン・ストーリーズ」(J.D.サリンジャー著/野崎孝訳/新潮文庫) から「バナナフィッシュにうってつけの日」と「愛らしき口もと目は緑」を読む。 朝っぱらから湯上がりに良く冷えたビールを飲んで、 奥村チヨのメドレーを歌いつつ洗濯もの干し。 あなたを知ったその日から、恋の奴隷になりました。 右と言われりゃ右向いて、 そのあとは寝転んで「ジーヴスの帰還」 (P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会) を読んだり、影のようについてゆくわ、気にしないでね。 昼食は懐石沢庵と梅茶漬のパスタ、好きなときに思い出してね。 でたらめに作ってみたのだが、大変美味しかった。 食後はもちろん、あなた好みの、あなた好みの、昼寝。 少しのつもりが、二時間以上寝てしまった。

昼寝のあとは、また読書をしたり、 夕食のメニュを考えたり、「ジーヴスの帰還」を読んだり。 夕方になってスーパーに買い出しに行く。 外は昨日よりぐんと涼しく、すっかり秋。 雨模様のこともあって、肌寒いくらい。 秋雨としか思えないのだが、実際は台風の影響らしい。 安売り中の鮪の切り落とし、旬で特売中の秋刀魚の刺身などを買って帰る。 夕食は酢飯を作って、(鮪のづけ丼と迷った上、鼻の差で決定し) 秋刀魚の刺身のちらし寿司を作る。 上出来。白ワインを一杯だけ。外は大雨になった。 夜はまたお風呂に入ってから、 湯上がりにビールを飲みながら選挙速報観賞の予定で、休日を満喫。

2009年8月29日土曜日

夜から夏休み

9 時起床。寝坊。珈琲、トースト、ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 今日は昨日よりさらに暑いし、湿度も高い。夏、再び。 まず、期日前投票に行く。 予想に反して投票所にはかなりの行列が出来ていたため、 投票にけっこう時間もかかり、出社したのは 10 時半くらい。

午前中は事務用。昼食は、コンビニエンスストアのお弁当。 午後はミーティング。特に出席する必要はなかったのだが、 自分としては色々と情報を得ることができて良かった。 周りのみんなが「ほにゃらら」と言っていたのは、 こういう意味だったのか、と知った単語が三つくらいあった。 最近、新人たちが OJT で配置されているおかげで随分と勉強になる。 新入社員の中で特に優秀なエリートが配置されているのだろうが、 定時出社なのにずっと遅くまで残っているし、 膨大なソースコードをもう十分に理解してコミットしているし、 社の未来は明るいなあ……、と思う日々。 とは言え、選挙にちなんで言えば、日本の未来が明るいかは疑問だ。 若者が投票に来ない、こんなことでいいのか、と若者の心配をする前に、 若くて優秀な人がみんなシンガポールあたりに流出してしまうのではないか、 と心配すべきじゃないかなあ。

夕方、退社。外は猛烈に蒸し暑い。 帰宅した瞬間から夏休みモードで、 まずお風呂に入る。湯船で、「ミンスキー博士の脳の探検」 (M.Minsky著/竹林洋一訳/共立出版)を読む。 湯上がりに、あっさり茄子でヱビスビールを一杯。 落ち着いたところで、玉子の炒飯を作る。 山のいものわさび風味と、祇園風味の醤油漬けも添えて、白ワインを一杯だけ。

2009年8月28日金曜日

もう一日

8 時過ぎに起床。珈琲、オレンジジュース、トースト、 ソーセージエッグの朝食のあと出勤。 今日はまた昨日よりちょっと暑い。とは言え、夏ではない。 郵便局で用事があったので、出社は少し遅れて 10 時前。 午前、午後とお仕事。 昼食はビル一階弁当。 夜にミーティングがあったので、退社は 20 時半くらい。 帰宅して、これから夕食の支度。 最後に余った鶏肉と野菜でソース焼きそば、 お漬物少々でワインを少し、というところかな。

明日は休日出勤だが、 月曜日は夏休み(二日目)なので、日、月と二日続けて休める。 買っておいた「ジーヴスの帰還」(P.G.ウッドハウス著/ 森村たまき訳/国書刊行会)でも、ゆっくり読みたい。 さて、もう一日頑張ろう。

2009年8月27日木曜日

L 予想の解決

8 時起床。いつもの朝食のあと出勤。 9 時半の定時より前に出社して、 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のカレー屋さんにて、シーザーサラダと夏野菜のカレーライス。 定時の 18 時に退社。 昨日までよりちょっと蒸し暑いが、 それでも、これは夏の空気ではない。 大学時代にお世話になった Y さんが研修で霞が関に来ているというので、 夜は近所のベルギービール屋さんで会食。 23 時少し前に帰宅。

例年、夏休みになると、 二項定理の一般化である「新古典不等式」についての予想を解決すべく、 少し根を詰めて考えるのが常だった。 夏休みが二日しかない今年はどうか、というと、 実は先月のこと、この予想は解決したのである。 ちなみに「予想は正しい」という肯定的な解決だ。 残念ながら、初めて証明を与えたのはこの私ではなくて、 K 大の H さんなのだが、 論文は私との共著の形で投稿される予定。 証明の内容が公表されるのは、 10 月にある研究会での H さんの講演が最初になるはず。 何だか、ちょっと寂しい気持である。

2009年8月26日水曜日

機械仕掛けの神

8 時過ぎに起床。いつもの朝食をとって、出勤。 今日もまた涼しい。このまま秋になってくれれば良いのだが、油断は禁物だ。 シェイクスピアか、シェイクスピアと同じくらい頭の良い誰かが言っていたように、 運命というものは、ああこれで一息ついた、もうこれで一安心だ、 と思った丁度そのときには、 鉄パイプ片手にしのび寄って来て耳の後ろあたりに照準を定めているものだ。

定時くらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食はビル一階弁当。 今日一日も無駄に過ぎそうだったが、そろそろ帰ろうかなと思った頃に、 突然、コンピュータが私を理解してくれた。 ようやく、少しずつ分かりあえてきたのかも知れない。 コンピュータは人間に比べて遥かに単純なので、 いずれ理解しあえるし、悪意は一切ない。 その意味では、人間よりコンピュータ、あるいは機械の方が神に近いのではないかなあ、 と思った。 気分良く、定時に退社。 外は、やはりまだ秋の気配。

夕食は御飯を炊きつつ、少しキムチに漬けておいた鶏肉を焼く。 鶏肉と一緒に赤ワインを一杯だけ。 今日のお漬物(梅紫蘇きゅうりと、あっさり茄子) で、炊き立ての白御飯。 夜は C.L.ドジソンの翻訳作業をしたり。

2009年8月25日火曜日

キャロル式トーナメント

8 時半起床。また寝坊。涼しくなると、良く眠れる。 私は、春夏秋冬、いつでも良く眠れるのだが。 定時に少し遅れて出社。午前、午後とお仕事。 今日もコンピュータに「通訳」抜きで「直接」話しかける一日。 まだ意思の疎通がまるでうまく行っていない。 いつか仲良くなれるのかしらん。 天才プログラマの K さんが、 今日は手違いでお弁当を持って来ていないと言うので、 一緒に近所の豚かつ屋さんで昼食。18 時過ぎに退社。 外はすっかり涼しくなった。

帰宅して夕食の支度。鶏胸肉の野菜炒め、もやしとキムチの炒麺、 お漬物(山のいもわさび風味)。赤ワインを一杯だけ。 夜は C.L.ドジソンの翻訳をしたり、 「はじめて読む486」(蒲地輝尚/アスキー出版局)を読んだり。

ルイス・キャロルこと C.L.ドジソンによる、 通常のトーナメント方式の不公平を解決するアイデアは単純である (ただ、実行はけっこう面倒くさい)。 ある選手に負けた、ということだけではなくて、 ある選手に負けた選手に負けた、 という情報も使うのだ。 例えば、選手 A が選手 B に負け、その B は選手 C に負けたとすると、 A と C は試合をしていなくても、C の方が A より強いに違いない。 これを C は A より「仮想的に」強い、と言う。 この情報を使って、トーナメントの一段階が終わる度に、 各選手に対して、その選手より(実際に、か、仮想的に)強い選手の人数を数える。 そして、同じ人数の自分より強い選手を持つ選手同士を優先的に試合組みして、 自分に勝る者が何人いるか、の人数に差をつけていくのだ。 例えば、優勝、準優勝、三位(一名)の三名を入賞者とするなら、 自分より強い選手が三人判明した段階で、 入賞の可能性はないということだから、 その選手はトーナメント敗退となって対戦表から外される。 これを続けていけば、最後に入賞者が残るはずだ。 この方法によれば、通常のトーナメント方式のように、 二位の実力を持っているのに初戦で敗退して無冠とか、 実際は全体の半分以下の実力なのに準優勝する、 などという奇妙なことは起こらない。これで、 ずっと公平なトーナメントを行なうことができるだろう、 というのがドジソンの主張である。

2009年8月24日月曜日

The end of the summer

8 時半起床。寝坊。珈琲、トースト、ベーコンエッグの朝食。 外は今日も暑いが、湿度が低くて、爽やかな感じ。 知らぬ間に夏は過ぎ去っておりました……。 10 時少し前くらいに出社。午前、午後とお仕事。18 時過ぎに退社。 夕方にもなれば、すっかり秋の気配。 私の夏は明日も続く…と、口遊んでいたのも既に過去。 あの夏の光と影はどこに行ってしまったの。 ちなみに石川セリの「八月の濡れた砂」ですよ。 ええっ、知らない? ほら、井上陽水が彼女をくどくために目の前で作詞してプレゼントしたのが、 「ダンスはうまく踊れない」だっていう…、 えっ 、井上陽水も知らないんだ、 ほら、おげーんきですかー、って言ってた人なんだけど。 昭和は遠くなったのじゃのう……。スーパーで買い物をして帰宅。

帰宅して、夕食。 前菜のポテトサラダと白ワイン少しで一息ついてから、 鶏胸肉を黒胡椒と塩で焼く。 残っていた冷や御飯少しで玉子とマッシュルームのミニ炒飯を作った。 もちろん、お漬物も(梅紫蘇きゅうり)。 夜は、C.L.ドジソンの翻訳作業の他は、 不等式本や、計算機本など気楽に読書。

2009年8月23日日曜日

お漬物

9 時起床。寝坊。珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグのいつもの朝食。 もう来週が選挙だし、ニュースでも見るかな、と TV をつける。 いつの間にか、どの政党の主張も政策も社会主義的になっていて、 全然区別がつかないような。 日本から資本主義ってなくなっちゃうのかな……。 今こそ、解毒剤として、アイン・ランドの「水源」や、 「肩をすくめるアトラス」を読んだ方がいいと思うなあ。 午前中は、C.L.ドジソンの翻訳作業とか、読書とか。

昼食は御飯を炊いて、京都のお漬物(瓜と茗荷のしそ風味)、ポテトサラダ、 鶏腿肉と玉葱のソテー。 食後にお風呂に入って、 湯船で「シルフ警視と宇宙の謎」(ユーリ・ツェー著/浅井晶子訳/早川書房)を読む。 一時間ばかり昼寝。 午後からは、「シルフ警視」を読んだり、 計算機の低レヴェルの勉強をしたり、 C.L.ドジソンの翻訳をしたり、短い間隔で切り替えながら過す。 もちろん、一つのことにもっと集中した方が良いのだが、 老人はそんなに長くも、深くも、集中力が持たないのだね。 夕食は冷や御飯、ポテトサラダ、お漬物二種(瓜と茗荷のしそ風味、山のいもわさび風味)、 もやしの味噌汁など。食後に煎茶。 最近、家での食事は、量を少なく、品数を多くするよう心がけています。

2009年8月22日土曜日

コハダとスズキ

8 時起床。珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグのいつもの朝食。 洗濯、掃除機がけなどの家事のあと、 昼食までは C.L.ドジソンの翻訳作業。 京都からワインとお漬物の配達が届く。 それで思い出して、9 月頭の生産者ディナの席に空きがないか、 電話して尋ねてみたが、流石にもう満員とのこと。 来週末の土曜出勤の代休を使えば行けるなと思っていたのだが、 いざというとき(?)のためにキープしておこう。 新入社員は 10 月まで有給休暇が発生しないので、大変なのだ (実際のところは、私が勝手に休んでも会社の誰にも気付かれないと思うが……)。 昼食は鶏肉ともやしの塩炒麺。白ワインを一杯だけ。 昼風呂に入って、少し仮眠をとったあと、また翻訳を進める。 夕方になって近所に髪を切りに外出。

蒸し暑い中を外出したついでに、 夕食も外で済ませることにして、神保町へ。 新刊書店で、「シルフ警視と宇宙の謎」(ユーリ・ツェー著/浅井晶子訳/早川書房)、 「はじめて読む486」(蒲地輝尚/アスキー)を買ってから、お鮨屋さんへ。 ここ最近、良い魚が食べたい感じだったので。 今日は珍しく客は私だけで、貸切状態。 ビールの小瓶を一本だけ。 ご主人と納涼歌舞伎の話などしつつ、 トロ、小鰭、鯵、鱸(昆布締め)、穴子、御飯抜きの玉子。 やっぱり夏は、小鰭や鱸が爽やかな感じがしてよろしいね。 旬というのは良くできているものだ。

2009年8月21日金曜日

自然な複雑さ

8 時起床。珈琲、オレンジジュース、トースト、ベーコンエッグのいつもの朝食。 今日もきちんと定時前に出社し、午前、午後とお仕事。 昼食は近所のお弁当屋さんのお弁当。 今日中に何とかここまでは、と思っていたところまでクリアした。 相変わらず、 デバグ用にダンプ表示する関数なんてどうでもいいものに二時間もかけて、 綺麗に表示するようにしてみたり(縦揃えしたり、お洒落に罫線引いたりね)、 逃避行動が多かったが。 一日なさざれば一日食わず、とは言え、夜のビール一杯くらいには値するだろう。

しているのはほぼ自明なことだが、何せいじっているコードが膨大な上に、 迷路のように入り組んでいるので、まさに五里霧中。 必要なものにたどりつくのも、 これが指しているこれが指しているものを指しているこれに指されているものを指している、もの、 という感じで、一苦労。 特に問題なのは、実際は単純なことをするのにも、 何が必要で何が不用なのか、どこから手をつけるのか、その勘所が分からないことだ。 しばらくして大体の名詞とその関係が頭に入れば、楽になると思うのだが。 おおむね、セオリーから入った頭の良い人は、 ものごとには最もシンプルなデザインがあって、 素直な抽象化によってそれが達成された結果、 半自動的に自明な形で問題が解決される、と信じがちだ。 それは、見果てぬ甘い夢、というものだね、と思えてきた。 複雑になるのはしょうがないので、せめて「自然な複雑さ」にする、 というくらいが落とし所のような気がする。 おそらく、良い技術者は、現実を良く知っていて、 ここらへんかな、という自然な複雑さを実感として知っているのだろう。

18 時過ぎに退社して、猛烈な蒸し暑さの中を帰宅。 帰宅してすぐにお風呂に入る。 湯船で「ミンスキー博士の脳の探検」(M.Minsky 著/竹林洋一訳/共立出版)を読む。 湯上がりにヱビスビールを一杯と、前菜のポテトサラダ、オクラのおひたし。 鶏の白ワイン蒸し焼きと、卵だけのミニ炒飯。 今夜は週末なので、仕事は抜きですよ。