昨夜少し夜なべしたので、起床は 10 時。 珈琲だけの朝食のあと、洗濯をして、 翻訳作業を少し。 他には、たまった段ボール箱など再生紙の廃棄準備の作業など。 昼食は、肉豆腐チゲと雑炊、大根の皮と茎のお漬物。 お風呂に入って、湯船で 「ダーク・サンライズ」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) を読み始める。 しばらく昼寝してから、午後も翻訳を少しと、読書など。 夕方から近所のスーパーに買い出し、洗濯物のとりいれ。 夕食は御飯を炊いて、 生姜焼き、漬物あれこれ、長葱の味噌汁。食後に煎茶。 生姜焼きは明日からのお弁当にも流用するが、 これだけでは足りなくなりそうなので、 卵焼きと高野豆腐の煮物と蓮根のきんぴらを作っておく。 夜も読書など。 「ビューティフルアーキテクチャ」(D.Spinellis, G.Gousios 編/ 久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン)より、 第14章「古典再読」(P.Louridas)。
ハンドラーのミッチ・シリーズを読んでいると、 主人公の映画評論家ミッチ・バーガーが得意かつ好物の自炊料理、 「アメリカ式チャプスイ」というものが出てくる。 文脈からして、あまり趣味の良くないものらしい (「そりゃそうでしょう。違いのわかる男だもの」 「それなら、あのアメリカ風チャプスイのことはどう説明するの?」 「あれも男の一面よ」)。 私の認識によれば、チャプスイとはずばり、 「美味しくない八宝菜」のことなのだが、 どうもこの小説の文脈にしっくりこない気がして、Wikipedia に尋ねてみた。 その「チャプスイ」の項目によれば、 一般的チャプスイの説明のあと、 「これとは別に、アメリカン・チャプスイという料理がある。 刻んだタマネギやピーマンと牛挽肉を炒め、 マカロニとトマトを加えて煮込んだもので、 ごった煮料理である以外はチャプスイとの共通点はほとんどない」 という記述があった。これに違いない。 小説の中でミッチが、材料を買い出しするシーンとも一致する。 ミッチの意見では、 「大鍋にしこたま作って、何度も温め直すと、 最後にはパリパリになって本当に美味いのだ」(「ダーク・サンライズ」より)、 そうだ。 断言は出来ないが、これは上手に作れば美味しいだろう、という予感がする。 一度作ってみようかな……