2009年10月17日土曜日

おむすびと豚汁

8 時に起床。 昨夜は食べ過ぎ飲み過ぎのため、よく眠れなかった。 昼寝で取り返そう。 珈琲だけの朝食。 家計簿つけ、掃除機がけなどの家事。 曇り空で気温も低いので、洗濯は明日にまわす。 朝風呂に入って、読書。 「脱貧困の経済学」(飯田泰之・雨宮処凛/自由国民社)。読了。 後者からの 8 項目の「質問」(と言うより無茶な「要求」)と、 前者からの「回答」の間に、その説明として二人の対談が挟まっている、という形。 最初から最後まで話がもう一つ噛み合っていないところが面白かった。

昼食は三回目のラーメン。具は菠薐草、焼豚、長葱、あさつき。 食後に 2 時間ほど昼寝。 「たまたま」(L.ムロディナウ著/田中三彦訳/ダイヤモンド社)を読んだり、 11 月の研究会のアブストラクト書きの準備など。 夕方、近所のスーパーに買い出しに行く。 近くにはスノッブなスーパーと、庶民的なスーパーがある。 ここ最近の庶民的スーパーのデフレぶりはすごい。 20 年近く前には、一人の一月分の料理を一万円で作る、 というのはかなり工夫が必要で、 主婦(主夫)の腕の見せ所だったと思う。今だと楽勝だ。 何せ、これだけ食べ切るには毎日食べても一週間かかるな、 と思うくらいの量の国産里芋一袋が 298 円なのだ。 さすがにもうそろそろ、小売はもちろん、 社会全体が耐え切れなくなるんじゃないだろうか。 夕食は、豚汁とおむすび。おむすびの芯には、塩鮭の切り身を焼いて、 ほぐしたものを詰めた。豚汁は里芋多め。 しみじみ、うまい。 人生の最後の食事は、冬なら、おむすびと豚汁でもいいかもなあ。 今日はアルコール抜き。

夜はパテ・ド・カンパーニュを仕込む。 一晩置いてから、明日焼く予定。来週の夕食の前菜用。 キッシュにしようかちょっと悩んだのだが、 パートブリゼを作るのが面倒で、やはりテリーヌにした。