今朝も曇り空。9 時くらいに起床。 珈琲、オレンジジュース、トースト、ワインジャムの朝食。 朝風呂に入ってから、 午前中は、9 月の家計簿のまとめ計算などファイナンス仕事。 昼食は、春雨と野菜のサラダ、長葱と卵の炒飯、ピノ・グリを一杯だけ。 午後はちょっと昼寝、 と思ったら、また 2 時間半くらい寝てしまった。 相変わらず、いつでもいくらでも眠れる。 夕食の支度の時間までは、キャロルの「枕頭問題集」の翻訳など。 夕方、お風呂に入ってから、夕食の支度。 春雨と野菜のサラダを前菜に食べつつ、肉骨茶を作る。 ピノ・ノワールを一杯だけ。 肉骨茶と、そのあと肉骨茶のスープを使って卵雑炊を作ってみた。 けっこう美味しい。 今までどうして思いつかなかったのだろうか。 私は常々、この世の中で一番美味しいものは「雑炊」だ、と主張しているのだが、 これからの季節はその説得力が増すというものだ。 食後に珈琲と小さなチーズケーキ。 夜も「枕頭問題集」の翻訳。 第一章の問題集のところは今日中に終わらせるつもり。
「枕頭問題集」より、ワイン屋さんの問題(第 68 番)。 実際、ルイス・キャロルこと C.L.ドジソンは学寮のワイン係をしていたそうだ。 当時のお金の数え方は、 12 ペンスで 1 シリング、20 シリングで 1 ポンド。 つまり、1 ポンドは 240 ペンスである。
5 人の友人が有限会社「ワイン・カンバニー」を経営することを合意して、各人はそれぞれ同じ価格で手に入れた同じ本数のワインを出資した。次に、一人を会計係に選び、別の一人を販売係に決めて、各ワインを原価の 10 パーセントを上乗せした値段で売ることにした。
最初の日、販売係が一本をただ飲みし、何本かを売って、その売上を会計係に渡した。
次の日、彼はただ飲みはしなかったが、一本分の利益を着服し、残りの売上を会計係に渡した。
その夜、会計係がセラーを訪れ、残っているワインを数えた。彼は「11 ポンドになるぞ」とつぶやき、セラーを出た。
三日目、販売係が一本をただ飲みし、一本分の利益を着服し、残りの売上を会計係に渡した。
この三日間でワインが全てなくなった。会社で会議を開いたところ、彼等の利益(つまり、会計係が受け取った売上額からワインの原価を差し引いたもの)は一本あたり 6 ペンスに過ぎない、という残念な結果だった。この三日間で日々の利益は等しかったが(つまり、その日に会計係が受け取った額から、その日にセラーから取り出されたワインの原価を差し引いた金額は毎日、同じだった)、もちろんこれは販売係しか知らないことである。
(1) 彼等が持ち寄ったワインは何本だったか? (2) そのワインは一本いくらだったか?