2011年1月31日月曜日

塩鯖

昨日はすっきり起きられたのに、月曜日にはなかなか起きられず。 でも、何とか 7 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、チーズ、ベーコンエッグ、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 塩鮭、だし巻き、牛蒡のきんぴら、大根の甘酢漬け。 16 時過ぎに退社。 食材を買って帰る。 鰤の値が下がっていると報道されていたような気がするのだが、 全然安くない。 代わりに安い塩鯖の半身を買う。 今月はわりと余裕があるので、月末くらいは鰤のおつくりでも、 と思っていたけれど、結局、塩鯖。 思えば、 子供の頃は鯖と太刀魚ばかり食べていたような気がするなあ。

帰宅して、まずお風呂に入ってから夕食の支度。 塩鯖を焼いて、牛蒡のきんぴら、大根の甘酢漬け、若布のお味噌汁、御飯。 脂がいい具合にのって鯖が美味しい。 夜は "The Cauchy-Schwarz Master Class" (by J.M.Steele / Cambridge) から演習問題を解いたり、本を読んだり。 「51番目の密室」(早川書房編集部編/ハヤカワミステリ) の読み残していた短編を読んで読了。

2011年1月30日日曜日

酒を買う

6 時に目を覚まして「バロックの森」を聴きつつ、 「法律(上)」(プラトン著/森進一・池田美恵・加来彰俊訳/岩波文庫) を読む。 起床して、 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 朝風呂に入ってから、 午前中は洗濯、確定申告の下書きなどの家事。 昼食は鶏もつ鍋。あとはうどん。赤ワインを一杯。 小一時間ほど昼寝。 午後は読書など。 「お呼びだ、ジーヴス」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会)、 「久生十蘭ジュラネスク 珠玉傑作集」(久生十蘭著/河出文庫) から「無惨やな」、「遣米日記」など、少しずつ。

日本酒が切れていたので、夕方になって買いに出る。 飲む分には飲まなければ済むが、私は料理に酒を多用するので、 一日でも切れると困る。 中島みゆきの「りばいばる」を口遊みながら、 ぶらぶらと、近所の酒屋まで。 何も言葉に残る誓いはなく、何も形に残る思い出もない。 酒に氷を入れて飲むのが好き、それが誰の真似かもとうに忘れた頃。 夕食は軽めにカルボナーラのみ。 夜はお弁当の惣菜の仕込みのあと、編み物をしたり、 "The Cauchy-Schwarz Master Class" (by J.M.Steele / Cambridge) から演習問題を解いたりして遊ぶ。 今日もいい日曜日だった。

2011年1月29日土曜日

アイリッシュ

「バロックの森」を聞いたような聞かなかったような。 8 時くらいにようやく起床して、 平日より軽めの朝食。 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルト、ブルーベリージャム。 少し曇っているが、今日もまずまずの天気。かなり寒い。 朝風呂に入って、ハヤカワ・ミステリマガジンを読む。 あれこれしているうちに昼食。 サッポロ一番味噌ラーメンで手抜き。 午後は二時間くらい昼寝をして、 「51番目の密室」(早川書房編集部編/ハヤカワミステリ) からいくつか短編を読んだり。

夜は渋谷のアイリッシュパブにハープとフィドルのコンサートを聴きに行く。 寒いので家で「土曜ワイド劇場」でも観ていようかとも思ったのだが、 あまり出不精なもの駄目かな、と。 地下鉄の中で「51番目の密室」から ウールリッチの「一滴の血」を読む。 昨日はベルギービールで、今日はアイリッシュビール。 フィッシュ&チップスも食べよう。

2011年1月28日金曜日

ゴルブツィ

今日も「バロックの森」を夢うつつに聞く。 珈琲、トースト、チーズ、スクランブルエッグとベーコン、 ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 今日は夕方に期末面談があるので、ゆっくり出勤する。 昼食は持参のお弁当。 スクランブルエッグ、鶏の漬け焼き、大根の甘酢漬け、もろみおかか。 17 時半くらいから半時間ほど CEO と期末面談をして、退社。

期末だからというわけでもないが、 近所のベルギービール屋で夕食。 フリッツをおともにブランデー入りのホットクリークで身体をあたためてから、 ゴルブツィ(ロシア風ロールキャベツ)でブロンシュ・ド・ブリュッセルを一杯。 何ゆえにベルギービール屋でロシア風ロールキャベツなのかは謎だが、 今はロシア料理の特集中らしい。 歩いて帰るのは面倒なので、地下鉄で帰る。 お風呂に入って、湯船でハヤカワ・ミステリマガジンの今月号を読む。

2011年1月27日木曜日

言語を学ぶ

6 時に目を覚まし、今日も「バロックの森」を夢うつつに聞く。 ちゃんと起きてプラトンの「法律」でも読むべきなのだが。 珈琲、トースト、チーズ、ベーコンエッグ、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 鶏の漬け焼き、豚肉と玉葱の塩炒め、だし巻き、大根の甘酢漬け。 昼休みに本屋で 「実践 Common Lisp」(P.Seibel 著/佐野匡俊・水丸淳・園城雅之・金子祐介訳/オーム社) を買う。今年は Common Lisp を学ぼうかな、と。 APL にしようかとも思っていたのだが、 専用の特殊キーボードでないと面白さ半減、という天才プログラマの意見で変更。 特殊キーボードで謎の記号だらけのプログラムを書く、 ということには何かぐっとくるのではあるが。 朝型シフトの退社時間(と私が勝手に決めた)16 時に退社。

外は寒かった。帰宅してまずお風呂。 湯船でハヤカワ・ミステリマガジン今月号からヘンリー・スレッサーの短篇を一つ読む。 夕食は鶏もつ鍋。あとは饂飩。赤ワインを一杯だけ。 月末が近付くと安い食材になりがち……。 でも、鶏もつ鍋は美味しいし、身体もあたたまりますね。

2011年1月26日水曜日

ジュラネスク

6 時に目を覚まし、今日も「バロックの森」を夢うつつに聞く。 珈琲、トースト、チーズ、ベーコンエッグ、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 今日は週の中日でお弁当はお休み。 ちょっとゆっくりして出勤。

昼食は近所の中華料理屋にて定食。 昼休みに新刊書店で、 「お呼びだ、ジーヴス」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会)の他、 「久生十蘭ジュラネスク 珠玉傑作集」(久生十蘭著/河出文庫) と 「久生十蘭短篇選」(川崎賢子編/岩波文庫) を買う。 私は十蘭好きで、もちろん三一書房の全集も高校生の頃から愛読しているし、 単行本や文庫本もあれこれ持っている。 しかし、十蘭は同じ作品でもヴァリアントがあるし、 時に他では読めない珍しい作品が入っていたりするので、 新しく出ると買ってしまう。 それに、文庫は気軽に読めてありがたい。 ところでジュウラニアンとしては国書刊行会の「定本久生十蘭全集」 (全十一巻+別巻) も購入すべきなのだが、さすがに高価なので未だ買うのをためらっている。 全巻刊行終了の時に、清水の舞台から飛び降りるつもりで買うのだろうか。

16 時くらいに退社。帰り道に散髪をする。 髪を切っている間に、「久生十蘭ジュラネスク」から 「生霊」「南部の鼻曲り」「葡萄蔓の束」を読み終えた。 帰宅して夕食の支度。 ひつまぶし、高野豆腐の煮物、大根の甘酢漬け、若布の味噌汁、ヱビスビール。

2011年1月25日火曜日

夢幻紳士

6 時に目を覚まし、「バロックの森」を夢うつつに聞く。 今日も晴天。ちょっと昨夜に雨があったものの、 相変わらず乾燥注意報は休みなく続いている。 珈琲、トースト、チーズ、ベーコンエッグ、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 朝型シフトにあわせて、朝食を充実させよう運動実施中。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 鶏の漬け焼き、だし巻き、高野豆腐の煮物、大根の甘酢漬け。 16 時過ぎに退社。

帰宅して、お風呂に入り湯船で 「顔のない女」(高橋葉介著/早川書房) を読む。高橋葉介の絵は可愛い怖い。 お風呂のあとは夕食の支度。 水餃子と湯豆腐を一緒にして、もろみと黒酢で食す。赤ワインを一杯だけ。 そのあと、きのこ類の煮麺。 夜は、ついでに 「夢幻紳士 【幻想篇】」(高橋葉介著/早川書房) も読み始めたら止まらなくなって、 【逢魔篇】、【迷宮篇】と続けて読んでしまった。 高橋葉介はやはり夢幻紳士のシリーズが一番面白い。

2011年1月24日月曜日

リドル・ストーリー

6 時に目を覚まし、「バロックの森」を聞いたような聞かなかったような。 7 時過ぎに起床。 今日は曇り空。夜の間に少し雨が降ったようだ。 珈琲、トースト、茹で卵、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食のあと、 お弁当を詰めて出勤。自分としてはかなりの、朝型にシフト。 想像通りメディア部も大して早く出勤しないようで、 午前中は静かな環境が楽しめた。 昼食は持参のお弁当。 だし巻き、豚肉と玉葱の塩炒め、高野豆腐の煮物、大根の葉の漬物、 猫まんま。 いつもの神保町散歩のあと、 午後はあっさり働いたり、働かなかったり、 "Beautiful Data"(Edited by T.Segaran and J.Hammerbacher / O'Reilly) から一篇 "What data doesn't do" を読んだりして、16 時過ぎに退社。

帰宅して、お風呂に入り、湯船でハヤカワ・ミステリマガジンを読む。 高橋葉介の新連載「怪盗ミルク」も、「顔のない女」に引き続き良い感じ。 それはさておき、今月はベスト・オブ・ベスト短編の特集。 短いので、湯船で「女か虎か」(F.R.ストックトン作/中村能三訳) を読了。もちろん、今まで色々なアンソロジーで何度も読んだことがある。 リドル・ストーリーというジャンルの代表作で、 多くの人がこの話を(実際に読んだことはなくても)知っていると思う。 しかし、以前から私はこの話のどこが面白いのか、もう一つ分からないでいる。 いや、面白くないわけではないのだが、 それほどでもないじゃないか、という感じ。 実際、このジャンル自体がトリックなのであって、 「女か虎か」はその典型例なのだろう。 リドル・ストーリーの性質として「オチ」のないことが居心地が悪くて、 自分で「オチ」をつけたくなる。そして、 「自分ならもっと上手にこう書ける」とオマージュ作品を呼び寄せる。 しかも、オマージュ作品が原作よりも面白い。 何故なら、原作には「オチ」がないのだ。 オチている方が面白いに決まっている。 そして自動的に原作の地位を高めてしまう、という仕組み。

夕食は、白菜と出来合いの水餃子で鍋にして、黒酢で食す。 あとは饂飩。白ワインを少々。

2011年1月23日日曜日

平和な日曜日

6 時に起きるつもりだったのだが、 そして、うとうとしながら「バロックの森」 を聞いたような気もするのだが、 気付いたら 8 時。 今朝も晴天。一ヶ月くらい続いているような。 いつもの朝食。 朝風呂に入って、湯船で "Beautiful Data --- The stories behind elegant data solutions" (Edited by T.Segaran and J.Hammerbacher / O'Reilly) を読む。 そのあとは寝台で 「葬儀を終えて」(A.クリスティ著/加島祥造訳/ハヤカワ文庫) を読む。読了。

昼食は御飯を炊いて、 豚肉と玉葱の塩炒め、冷奴、大根葉の漬物、豆腐と大根の味噌汁。 午後は編み物をしたり、 "The Cauchy-Schwarz Master Class" (by J.M.Steele / Cambridge) の演習問題を解いたりして遊んでから、 お弁当用の惣菜作り。 大根の甘酢漬けを仕込み、 だしをひいて、高野豆腐を炊き、だし巻きを焼き、 鶏肉の漬け焼きを作る。 夕食は簡単にかけ蕎麦。 夜も読書など。 読み残していた 「ディーン牧師の事件簿」(H.ホワイト著/高橋まり子訳/創元推理文庫) を読了。

2011年1月22日土曜日

早寝遅起き

昨夜は 10 時になる前に就寝して 6 時に起きるつもりだったのだが、 8 時過ぎまで寝てしまった。 今朝も晴天。空気の乾燥のせいか唇の端が切れて痛い。 いつもの朝食のあと、洗濯に掃除機がけなどの家事。 朝風呂に入って湯船で統計学の入門書を読む。 「終りなき夜に生れつく」(A.クリスティ著/乾信一郎訳/ハヤカワ・ミステリ文庫) を読了してから、昼食の支度。 昼食は豚丼、大根の味噌汁、おかずの残り物。 ちょっと横になろうかなと思ったら、 気付いたら 15 時過ぎまで二時間以上も寝ていた。 相変わらず、いくらでも眠れる。 "Tremendous Trifles" (by G.K.Chesterton / BiblioBazaar) から一篇を読んでから、 「葬儀を終えて」(A.クリスティ著/加島祥造訳/ハヤカワ文庫) を読み始める。 夕食は、鶏肉と豚肉と水炊きを手製のポン酢にて。白ワインを少々。 鍋のあとは、「そば米」の雑炊。 味噌で少しコクを足し、卵を落として食す。 夜も読書と、編み物など。

歳も歳だし、老人らしく朝型にシフトしようとしているものの、 今のところ、早寝しても元から長い睡眠時間がさらに猫なみに長くなるだけ。 6 時に起きて「バロックの森」を聴き、 オフィス一番乗りくらいで出社して、昼食後は流し打ちで 16 時に退社、22 時就寝、 くらいのイメージなのだがなあ。

2011年1月21日金曜日

増刷

6 時に目を覚まして、うとうととしながら「バロックの森」を聴く。 ヴィオールはいいなあ。 起き出して、珈琲、トースト、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 今朝もまた晴天。お弁当を作って、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 卵炒飯、王将の焼き餃子、う巻き、蒟蒻としめじのきんぴらカレー風味、 大根の葉と皮の漬物。 早起きのせいか眠くて、16 時半くらいにさっさと退社。 今日も寒い。 帰宅して、明日のためにゆずポン酢を仕込み、 ついでにゆず風呂に入る。 湯船の読書は 「経済学的思考のすすめ」(岩田規久男著/筑摩書房)。 読了。 夕食は、にしん蕎麦。 そのあと、お弁当のおかずの残りなどで、赤ワインを少々。

新聞書評の効果か、 「世界を変えた手紙」(K.デブリン著/岩波書店) の売行きが好調らしく、小部数ながら増刷が決定、との報せ。 これで水嶋ヒロと並んで高額納税者番付に登場も夢じゃない。 などという冗談はさておき、 少しでも広く読んでもらえる機会に感謝。

2011年1月20日木曜日

大寒

今日も 8 時くらいに起床。 今日もまたしても晴天。一体、いつまで続くのだろう。 珈琲、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食のあと、 お弁当の支度をして出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 う巻き、しめじと蒟蒻のきんぴらカレー風味、切干し大根と昆布の煮もの、 大根の葉と皮の漬物。 17 時くらいに退社。大寒だけに外はかなり寒い。 帰宅してまずお風呂に入って身体を温める。 湯船の読書は 「経済学的思考のすすめ」(岩田規久男著/筑摩書房)。 夕食はピェンロー。 このために朝から干し椎茸を戻しておいた。 あとはもちろん雑炊。美味しいなあ。白ワインを少々。

2011年1月19日水曜日

スタジオ

早起きに失敗したものの 8 時起床。まあまあか。 今日もまた晴天。 珈琲、ヨーグルト、ブルーベリージャムの朝食。 週の中日なのでお弁当はなし。 ゆっくりとして、出勤。 いつもの時間くらいに出社。 昼食は近くでカツカレーと卵サラダ。 2 時過ぎに退社して、駒場へ。 セミナー聴講のため。

情報を得た ML では場所が "studio" となっていて、 そんな部屋あったかなあ、と思ったものの、 現地に行けばすぐ分かるだろうと思っていた。 しかし到着してみると、建物の中の地図にそんな部屋はない。 掲示板を見ても、こちらでは「000 号室」と告知されている。 無論、そんな部屋もない。 これは困ったなと思い、事務の方に調べてもらっている間に、 運良く、主催者の Y 先生が通りかかり、会場に連れて行ってもらえた。 ちなみに今日は、 skype を使って遠隔放送もするという、 数学のセミナとしては珍しい試みをしていて、 内容以外でも興味深かった。

そのあとは渋谷に出て、 東急ハンズで編み棒(玉つきと玉なしを1セットずつ、 つまり玉つきを二本、玉なしを四本)を買ったり、 いくつか買い物を済ませてから溜池山王のサントリーホールへ。 また、チケットを譲ってもらったので。 持つべきものは、座席を持っているけど本人は忙しい友だ。 ホールの前の店で、 「経済学的思考のすすめ」(岩田規久男著/筑摩書房) を読みながら、珈琲と軽食をとって開場を待つ。 演目は、ブラームスのハンガリー舞曲より(ドヴォルザーク編)、 ハイドンの主題による変奏曲、 ピアノ四重奏曲一番(シェーンベルグ編)。 ちょっと変わったブラームス三連続だが、なかなかの名演だった。 そして、今帰宅してお風呂に入ろうとしているところ。

2011年1月18日火曜日

経済学的思考

早起きするつもりで早寝しても、 それだけ沢山寝てしまうだけ、という落とし穴。 8 時半くらいに起床して、 珈琲、トースト、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食。 今日もまた晴天。おかげで東京の空気はからからに乾いている。 お弁当を適当に詰めて出勤。 出社して、午前午後と主に雑用。 まだこの人の多さに慣れないなあ。 昼食は持参のお弁当。 鰯の生姜煮、牛蒡天、茹で卵、切干し大根、菠薐草のおひたし、猫まんま。 17 時くらいに退社。 帰宅してまずお風呂に入って身体を温める。 湯船の読書は 「経済学的思考のすすめ」(岩田規久男著/筑摩書房)。 夕食の支度。 切干し大根と昆布の煮物、しめじと蒟蒻のきんぴらカレー風味、 冷奴、サッポロ一番味噌ラーメン(大根千切り炒め、菠薐草、卵)。 赤ワインを一杯だけ。

明日の夜はコンサートに行く予定なので、更新が遅くなります。 そのついでというわけでもないのだが、 午後は統計学のセミナに出るつもり。

2011年1月17日月曜日

猫まんま

早起きするつもりだったのに 9 時近くまで寝てしまった。 今日も晴れ。 慌てて、珈琲、トースト、ブルーベリージャムの朝食をとり、 お弁当を詰めて出勤。 出社してみたら、オフィスは満員、かつ騒然としていた。 そう言えば、メディア事業部全体が隣のビルから移ってくる日だった。 今、会社のほとんどの部署は幕張にあるのだが、 さすがに「東京カ○ンダー」編集部の住所が千葉ではイメージがね、 という理由なのだろうか、メディアは東京に残った。 ちなみに、私が東京に残っているのは、窓際族だからでも、 人材の墓場だからでもない(と、信じたい)。

それはさておき、 今までの閑散としていたフロアの雰囲気も変わって、すっかり雑誌編集部。 その編集部のすみっこに間借りしている感じで、午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鰯の生姜煮、牛蒡天、茹で卵、切干し大根、大根の葉の漬物、猫まんま。 これまではほとんど空席のフロアで景色の良いところに陣取って、 のびのびとお弁当を広げていたのだが、 今日からは借りてきた猫のように自席で昼食。しかもごはんは猫まんま。 17 時頃に退社。

さて、外は今日も寒い。 帰宅して、お風呂に入って身体を温め、 夕食は餃子ときのこ類と白菜の鍋。白ワインを一杯だけ。 あとは雑炊。

2011年1月16日日曜日

一汁三菜

9 時起床。今日もまた良い天気。 珈琲、トースト、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食。 洗濯をしてから、 朝風呂に入って湯船で統計学の入門的な教科書を読む。 昼食は、鰯の生姜煮、卵焼き、切干し大根と昆布の煮つけ、 菠薐草ともやしのお味噌汁、御飯。 午後は、編み物、趣味のプログラミング、読書。 「ディーン牧師の事件簿」(H.ホワイト著/高橋まり子訳/創元推理文庫) と、 "Tremendous Trifles" (by G.K.Chesterton) を読む。 夕食は、 「餃子の王将」の餃子を焼き、もやしの塩炒め、菠薐草のおひたし、 大根と豆腐のお味噌汁に、御飯。

今の就眠儀式本は、 「終りなき夜に生れつく」(A.クリスティ著/乾信一郎訳/ハヤカワ・ミステリ文庫) と、 「法律(上)」(プラトン著/森進一・池田美恵・加来彰俊訳/岩波文庫)。

2011年1月15日土曜日

Tremendous Trifles

9 時起床。ああ良く寝た。 珈琲、トースト、梅ジャム、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食。 今日は久しぶりの曇り空。 とは言え、予報を見る限りでは、当分、雨も雪も降る気配はない。 午前中はあれこれ家事のあと、朝風呂。 湯船での読書は統計学の初歩の教科書。 昼食の支度。菠薐草と茹で卵入りのかけ蕎麦。 午後は主に読書。 「ディーン牧師の事件簿」(H.ホワイト著/高橋まり子訳/創元推理文庫)、 "Tremendous Trifles" (by G.K.Chesterton) など。 チェスタトンの "Tremendous Trifles" は一つ読み返す度に、 一つ賢くなる気がする。 これらが新聞の論説だったとは信じ難い。 翻訳「棒大なる針小」が品切れ中なのは残念だ。

「最善の宗教的徳性における、例えば本当のキリスト教においてもそうだが、 二三の大胆なる真実の一つは皆に共通していて、 その主張は、白も色である、ということである。 徳とは悪徳を持たないことでも、道徳的な危険を避けることでもない。 それは痛みや、特別な香りのように、鮮烈で独立したものだ。 慈悲とは残酷でないことでも、人を復讐や罰から許すことでもない。 それは太陽のように、平明でポジティヴなものだ。そして、 人はそれを見たことがあるかないかである。

純潔とは性的な過ちを自制することではない。 それはジャンヌ・ダルクのように、燃え上がる何ものかだ。 一言で言えば、神は様々な色で世界を描かれるが、 白で描くときほど、豪奢に、ほとんどけばけばしいまでに、描くことはない。……」

"A Piece of Chalk"(in "Tremendous Trifles" by G.K.Chesterton) より試訳

またお風呂に入ってから、夕食の支度。 御飯を炊いて、おでんの残り、鰯の生姜煮、菠薐草のおひたし、 切干し大根と昆布の煮物。 今年の地味な目標の一つは、 毎日、食卓に一汁三菜を出す、ということなのだが、かなり難易度が高い。 世の中の兼業主婦や主夫は偉いね。

2011年1月14日金曜日

おでん

いつもよりちょっとだけスペシャルなお弁当を作るため、 ちょっとだけ早起き。 珈琲、トースト、梅ジャム、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食のあと、 お弁当を作って、出勤。 今日はまた昨日と変わって、オフィスに人がいない。 でも、来週からは沢山の人が引っ越してきて賑やかになるらしい。 昼食は持参の週末スペシャル弁当。 どこがスペシャルかと言うと、御飯が鰻のひつまぶし。 作ってから気付いたことには、見ためがあまり良くないのが欠点。 他に鰤の塩焼き、甘い卵焼き、切干し大根と昆布の煮物、 菠薐草のおひたし、キャベツの塩炒め、胡瓜の梅もみ。 冷蔵庫を総浚いしただけで、大してスペシャルじゃない。 とは言え、来週も続けられる程度に、 ちょっとした手間にとどめておくのがポイントかと。 17 時くらいに退社。今日もかなり寒い。 帰宅したら、会社から封書が届いていて、 開けてみたら「今後のご活躍をお祈りしています」、 とか書かれていたらどうしよう、とちょっとどきどきとしたが、 単なる事務手続きだった。

夕食の支度。今日はおでん。 具は大根、豆腐、蒟蒻、里芋、牛蒡天。 辛子が切れていたので、柚子胡椒。 お供にシャルドネを少々。 子供の頃の我が家のおでんは関東風だったと思う、多分。 と言うのも、「かんとだき」と呼んでいたから。 でも、自分で作るときにはどうしたって関西風のだしになるし、 今だにちくわぶはどこが美味しいのかさっぱり分からない。 実は「かんとだき」という名の関西風おでんだったのかも知れない。

2011年1月13日木曜日

煮麺

「バロックの森」をうとうとしながら聴いて、7 時起床。今日はけっこう早起き。 今日もまた良い天気だ。 珈琲、トースト、梅ジャム、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食。 適当にお弁当を詰めて出勤。 今日はずいぶんとオフィスに人がいる。 午前、午後とシェルスクリプトばかり書いていた。 昼食は持参のお弁当。 筍と鶏肉と蒟蒻の炊き込み御飯、鰤の塩焼き、だし巻き卵、切干し大根、キャベツ炒め、 大根と人参の漬物。 17 時過ぎに退社。 外は真冬らしい寒さ。

帰宅して、まずお風呂。湯船では 「国家債務危機」(J.アタリ著/林昌宏訳/作品社) を読む。 身体を温めてから、夕食の支度。 とりあえず、あったかいものということで、煮麺。 寒いときは煮麺もいいねえ。 そうしているうちに、ワインが届いた。 「餃子の王将」の餃子を焼いて食す。赤ワインを少々。 夜は明日の週末スペシャル弁当の仕込み。

2011年1月12日水曜日

にしん蕎麦

8 時起床。 今日もまた良い天気。東京は、 ずいぶんと長い間ずっと晴れているような気がするのだが……。 珈琲、トースト、梅ジャム、ブルーベリージャム、ヨーグルトの朝食中に、 「ワンダーレシピ」(添田浩著/工作舎)が届いた。 スケッチで描かれたレシピが超美麗。 今日は週の中日なので、お弁当はなし。 余裕を持って出社して、お仕事。 昼食は会社の近所で、コロッケカレーライスとポテトサラダ。 午後もぼちぼちと仕事をして、17 時過ぎに退社。 冬だなあ。

帰宅して、しばらく趣味のプログラミング。 これくらい熱心に仕事もすればいいのだが。 お風呂に入ったあと、夕食はにしん蕎麦。 実家から送られてきた麺類セットの中にあったもので、 材料を煮るだけでできる。 そのあと、鰯の生姜煮とだし巻き卵で熱燗を五勺ほど。 夜は編み物をしたり、本を読んだり。

2011年1月11日火曜日

初仕事

8 時半頃起床。 珈琲、トースト、梅ジャム、ヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 今日も天気は良いが、けっこう寒い。 オフィスもデスクも残っていて安心した。 最初 windows ネットワークに接続できなくなっていたので、 レイオフされてアカウントがなくなったのかとちょっとどきどきしたけれど。

昼食は、 「プログラマが知るべき97のこと」(K.Henney編/和田卓人監修・夏目大訳/オライリー・ジャパン) を読みつつ、持参のお弁当。 鰤の塩焼き、だし巻き卵、切干し大根と昆布の煮物、キャベツ炒め、 大根と人参の酢漬け、猫まんま。 昼休みに近所の本屋で、 「ディーン牧師の事件簿」(H.ホワイト著/高橋まり子訳/創元推理文庫) を買った。 17 時過ぎに退社。外は冬らしい寒さ。気持ちが引き締まって結構だ。

帰宅してお風呂に入って身体を温める。 そのあと、サッポロ一番味噌ラーメン。具はキャベツと若布ともやし。 夜は鰯の生姜煮をあてにギネスビールを飲みながら、 「国家債務危機」(J.アタリ著/林昌宏訳/作品社) を読む。

2011年1月10日月曜日

ソブリン

9 時頃起床。今日もまた良い天気だが、ぐんと気温が下がったようだ。 珈琲、トースト、梅ジャム、ヨーグルトの朝食。 「プログラマが知るべき97のこと」(K.Henney編/和田卓人監修・夏目大訳/オライリー・ ジャパン) を読んだり、お風呂に入ったり。 この本は 2 ページずつの小さな記事の集まりなので、 一気に読み通すのに向いていないようだ。 職場に持っていって、仕事の合間の息抜きに読もう。 結局、冬休みの課題図書はこの本と 「仕事!」(S.ターケル著/中山容・他訳/晶文社)を読み残した。 「仕事!」も数ページのインタビューの集まりなのだが、 一つ一つが一人の人生みたいなものなので、 どんどん読み進めて行くには重過ぎるタイプの本だ。 これも時々、少しずつ読むのが良さそう。 昼食は再度、鶏もつ鍋。前回ちょっと納得がいかなかったので。 今日は鍋のあとを饂飩にしてみた。

午後はまず 「デザインのためのデザイン」(F.P.ブルックスJr. 著/松田晃一・小沼千絵訳/ピアソン ) を読む。読了。大変に勉強になった。 次は明日からのお弁当の惣菜を仕込みながら、合間に 「国家債務危機」(J.アタリ著/林昌宏訳/作品社) を読む。 全体の半分くらいを費して主権債務の歴史を説明していて、なかなか興味深い。 私は歴史が苦手分野で、 七年戦争と三十年戦争と百年戦争の順番も定かでないのだが、 最近なぜか歴史に興味が出てきた。 夕食は伊丹流の親子丼、蒟蒻の煮物、大根の漬物、里芋の味噌汁。 夜は、実家から送られてきた小鰯の生姜煮に熱燗をつけて、 「国家債務危機」を読んだり。

さて、明日は久しぶりに出社だ。まだデスクがあるかなあ。 それどころかオフィスもなかったりして。

2011年1月9日日曜日

アルゴリズム

9 時起床。 珈琲、トースト、梅ジャム、ヨーグルトの朝食。 今日もまた良い天気だ。気温も比較的高いらしい。 家事をしたり、読書をしたり。 昼食は砂肝と長葱のアーリオオーリオ。ワインを一杯だけ。 食後に珈琲。 午後は趣味のプログラミングと読書。 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」(U.エーコ&J=C.カリエール著/工藤妙子訳/阪急コミュニケーションズ)、読了。 大変に面白かった。 カバーや各章の表題など、本自体にちょっとした仕掛けがあるのは、 内容を意識しているのだろうか。

夕食は、炊き込み御飯とレバニラ炒め、もろきゅう、豆腐のお味噌汁。 食事していたら、実家から小鰯を圧力鍋で炊いたものと麺類などが届いた。 夜は鰯をあてにワインを飲みながら、 「プログラマが知るべき 97 のこと」(K.Henney 編/和田卓人監修・夏目大訳/オライリー・ジャパン) を読んだり。

「世界を変えた手紙」(K.デブリン著/岩波書店) の amazon でのランキングを一時間毎に追跡して、 本の売れ行きを計算する自作のスクリプトを走らせている。 昨日まで何の問題もなく動いていたのだが、 今日はいくつか不具合が現れ、そのおかげで良いデバグが出来た。 原因は、今日になって急に本が売れ始め、 かつてない上位層にランキングが張り付いたままになったため。 こういうことは「滅多にないだろうから無視できる」と仮定していたので、 時系列データから「本が売れた」と判断するアルゴリズムがうまく働かなかったのだ。 細かい話だが、 本が売れたことと関係なくランキングが少し移動するノイズがあって、 判断がちょっと面倒なのである(しかも、全て仮説に基いているので、 本当に正しいかどうか不明)。 ちなみに、急な売り上げ上昇は、 どうやら今日の日本経済新聞の読書欄で紹介されたおかげだったらしい。 よほど好意的な書評だったのだろうか、とちょっと気になる。 採りあげていただいただけでも、ありがたいことであるが。

2011年1月8日土曜日

「デザインのためのデザイン」

今日も「バロックの森」を聴いてから二度寝。 遅く起き出して、珈琲で目を覚ます。 洗濯をしてから、 昼食の支度。ハムの残りでカルボナーラ。 お風呂に入ってから、午後はホットカーペットに寝転がって 「デザインのためのデザイン」(F.P.ブルックスJr. 著/松田晃一・小沼千絵訳/ピアソン) を読む。少し読んではしばらく考えこんでしまうので、なかなか読み進められないが、 充実した午後だった。残りは三分の一くらい。

夕食はあっさり風味の鶏もつ鍋。赤ワインを少々。 鍋のあとは、しばらくあたためてきたアイデア、 鶏もつ鍋あとのサッポロ一番味噌ラーメンを試す。 鶏もつのだしで煮込んだもやし、キャベツなど野菜類とのマリアージュは、 コロンブスの卵的に絶妙のはずだ、と。 粉末スープはほんのちょっと入れるだけで十分。 美味しかったけれど、粉末スープなしでも同じくらい美味しいような気がするので、 あえてサッポロ一番にする意味はなさそう。

夜は 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」(U.エーコ&J=C.カリエール著/工藤妙子訳/阪急コミュニケーションズ) を読んだり。 この本も予想以上に面白い。

2011年1月7日金曜日

紙の書物

「バロックの森」をうとうとしながら聴いて、二度寝。 9 時頃に起き出す。まだ冬休み中。 今日もまた良い天気だが、外はかなり寒いようだ。 家にいる分には特に影響はないけど。 珈琲、トースト、梅ジャムの朝食。 お風呂に入って、湯船で 「デザインのためのデザイン」(F.P.ブルックスJr. 著/松田晃一・小沼千絵訳/ピアソン) を読む。 内容が濃い上に、注釈も面白いので、なかなか進まない。

昼食は、卵と長葱の炒飯、蒟蒻の煮つけ、大根と人参のお漬物、 豆腐と葱のお味噌汁。 午後はお昼寝のあと、読書の続きなど。 夕食は御節の残りの筍、鶏肉、蒟蒻などを刻んで炊き込み御飯にする。 他に卵の御澄まし、蒲鉾とハムの残り、お漬物。

夜も読書など。ワインを少し飲みつつ、 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」(U.エーコ&J=C.カリエール著/工藤妙子訳/阪急コミュニケーションズ) を読む。

2011年1月6日木曜日

美術館へ

9 時過ぎに起床。 中国茶で目を覚ます。 今日もまた、東京は冬晴れの良い天気。 あれこれしているうちに昼食の支度の時間。 すき焼きの残りの牛肉と実家土産の紅生姜で牛丼。 長葱と人参と絹莢のお味噌汁と、煮染めの最後の残り。 お風呂に入って湯船で 「デザインのためのデザイン」(F.P.ブルックスJr. 著/松田晃一・小沼千絵訳/ピアソン ) を読む。

あまり家にこもっているのも良くないかなと思って、 午後は 「ブリヂストン美術館」へ。 コレクション展「なぜ、これが傑作なの?」、開催中。 と言っても常設展だが、何度観てもいい絵がそろっている。 日本近代洋画のコレクションもなかなかいい。 少し疲れたので、美術館のカフェで一服。 紅茶とスコーン、ジャムとクロテッドクリーム。 外に出ると気温が急激に下がっていた。 凍えながら帰宅。 お風呂に入って身体を温めてから、夕食の支度。 鍋焼き饂飩。唐辛子と花椒の他スパイスあれこれで火鍋風にして、保温効果強化。 ヱビスビール。

2011年1月5日水曜日

目の前で起きていることの意味

また 9 時頃起床。東京は今日も良い天気だ。 今日から仕事始めのはずだが、 有給休暇をとったので、私はむしろ今日からが冬休み。 珈琲で目を覚まして、趣味のプログラミングなど。 朝昼食は、生姜ごはん、豆腐と浅葱と絹莢のお味噌汁、御節の残り。

午後はお風呂に入って湯船で読書したり、 ホットカーペットに寝転んで読書したり。 まず、 「検索と発見のためのデザイン」(P.Morville & J.Callender 著/浅野紀予訳/オライリー・ジャパン) を読了。 特に読む必要がなかったような。実際、後半はほとんど流し読みだった。 そのあと、 「いま、目の前で起きていることの意味について」(J.アタリ編著/岩澤雅利・木村高子・加藤かおり訳/早川書房) を読了。 こちらはなかなか刺激的で面白かった。 小説家のフィリップ・ソレルスとクリストフ・ジラール (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社長顧問、パリ市長ドラノエの文化担当助役) が家族と恋愛の未来について対談する、とか、 テーマにあう人材がよくも上手にいるものだなあと感心した。 もし日本でこの企画をするなら、それぞれの章を誰が担当することになるのだろうか。 民主主義、暴力、宗教、政治、マネー、法律、教育、生命と生殖、 文学、音楽、演劇、女性、家族と恋愛、労働、などの今と未来をそれぞれ誰と誰が語りあうのだろう。 ちょっと寒々しい気持ちがしないでもない。

夕食は御飯を炊いて、作りおきのチキンカリー。 そのあと、まだ残っている御節の残りでワインを少々。 シャンパンがなくなり、お正月用のちょっといい赤に移行。

2011年1月4日火曜日

すき焼き

9 時前に起床。 今日もまた良い天気。目覚しの珈琲。 三が日も終わったけれど、今日から冬休み。 年末年始にちょこちょこと書いたスクリプトがちゃんと動いていることを確認。 朝風呂に入って湯船で 「検索と発見のためのデザイン」(P.Morville & J.Callender 著/浅野紀予訳/オライリー・ジャパン) の続きを読む。 昼食は生姜御飯、絹莢のお味噌汁、御節の残り。

午後はスクリプトの微調整をする他、 「いま、目の前で起きていることの意味について」(J.アタリ編著/岩澤雅利・木村高子・加藤かおり訳/早川書房)を読んだり。 いま、フランスのエリートは世界をどう見ているのかな、 と思って冬休みの課題図書に入れてみた。 各テーマ毎に第一人者が十数ページほどの見解を述べ、 そのあとアタリが数ページほどコメントする、 という構成になっているので、難しい内容のわりに読み易くて楽しい。 ほとんどは堅いテーマだが、ちょっと面白い項目もある。 例えば、 「フランスの才能は果たして衰退しているのか?」 という章では対談者二人の一人が、 かの有名レストラン「ロブション」の経営者兼シェフのエリック・ルセルフ。

もう御節の残りも飽きてきたなあ(とは言え、まだまだ残っているのだが)、 というわけで、夕食を何にしようか熟考。 ちょっとお目出たくすき焼きにでもしてみるか、と決めて、 買い出しに行く。でもロース肉は高い。切り落としにしよう。 最近、食材がちょっと高くなってきているようだ。 帰宅して、お風呂に入ってから夕食の支度。 土鍋ですき焼き。ヱビスビール。 すき焼きの具を少し残して、饂飩を投入。 すき焼きのあとの饂飩は美味しい。

2011年1月3日月曜日

平和な三が日

9 時頃起床。珈琲で目を覚ます。今日も良い天気だ。 朝風呂に入って湯船で 「検索と発見のためのデザイン」(P.Morville & J.Callender 著/浅野紀予訳/オライリー・ジャパン) の続きを読む。 昼食は生姜御飯を炊いて、しめじと絹莢のお味噌汁とおせちや煮染めなど。 午後はしばらく昼寝のあと、 読書や趣味のプログラミングなど。 夕方、またお風呂に入ってから、夕食の支度。 昨年のうちに作って保存しておいたチキンカリー。 そのあと、また煮染めでシャンパンの最後の残り。

三が日も平穏に過ぎた。 明日からは、ふつうの冬休みモードに移行。 年末に出社した分、年始休みはまだまだ続きます。

2011年1月2日日曜日

プラトンを読む

やはり旅疲れか、ぐっすり寝た。9 時頃起床。 珈琲とヨーグルトで目を覚まし、 新年の家計簿作り、趣味のプログラミングなど。 朝風呂に入って湯船で 「検索と発見のためのデザイン」(P.Morville & J.Callender 著/浅野紀予訳/オライリー・ジャパン) を読み始める。 風呂上がりにシャンパンを飲みつつ、朝昼食の支度。 自分で作った煮染めと、実家土産の巻き寿司、稲荷寿司。 午後も趣味のプログラミングや、読書など。 夕食は、細葱と油揚げと生姜おろしのかけ饂飩のあと、 おせちの残りなどでちびりちびりとシャンパンを飲む。 このちょっと赤っぽいシャンパンはおせちに丁度良い。

「プラトンに関する十一章」(アラン著/森進一訳/ちくま学芸文庫)、 読了。 相当に凝縮された文章で、すらすらと読める本ではなかった。 しかしおかげで、(「法律」を読み終えたら、だが) また最初からプラトンを読み返したくなった。特に「国家」。 昨年の読書で一番良かったことは、 プラトンを読もうと思い立ったことだろうなあ。

2011年1月1日土曜日

真綿と紅生姜

元旦、和歌山の実家でお雑煮と御節。シャンパンを少々。 妹の企画で、両親に絹の毛布をプレゼントした。 国産の蚕の生糸を使った国産品。 そのときに妹が、「真綿(まわた)とは木綿ではなくて絹である」、 と主張していて、へぇそうだっけ、と感心。 あまり信用していなかったので、今、調べたのだが、 どうやら、「わた」と言う言葉は木綿の生産の開始よりも古く、 そもそもは蚕の繭から作ったあのふわふわしたものを意味したようだ。

昼に巻き寿司、稲荷寿司、茶碗蒸しをいただく。 寿司に添えられたこの紅生姜が懐しい感じ。 紫蘇と梅酢と生姜で普通に漬けたものらしいが、 他で同じようなものを見たことも食べたこともない。 関西空港より飛行機で帰京。 往路の車内と復路の機内で 「四人の申し分なき重罪人」(G.K.チェスタトン著/西崎憲訳/ちくま文庫)を読了、 「プラトンに関する十一章」(アラン著/森進一訳/ちくま学芸文庫) を最後近くまで読んだ。 夕方、羽田に到着して、18 時半くらいに帰宅。 行きも帰りも人が多くて、本当に疲れた。 かなり悩んだ末に今年も、これが年に一回の親孝行だと思って帰省したが、 年末年始の長距離移動が堪えるお年頃。 早速、お風呂に入って身体の節々を伸ばす。 そのあと、実家からのお土産の巻き寿司、稲荷寿司、おせちの残りなどで、シャンパン。

今年の目標は、「人に優しく。特に女性には」。