昨日、今日と一回ずつ講演して、9 時過ぎに仙台より帰宅。 夕食は車中で食べた牛タン弁当。 研究会は明日の午前中もあるが、 昨日、今日の二日間では、黒板を使って講演したのは私だけだった。 ちょっと意外だったのは、 紙やトランスパランシを投影する人もいなかったこと。 私自身は、 カラーペンで手書きしたものを OHP で投影するのが好きだが、 今回は、単なるノスタルジィで黒板を使ってみた。 予定していた量の半分ほどしか話せなくて、 板書しながらではやはり伝えられる分量が減るなあ、 とも思ったが、 一方では、 「ほんとうに」伝わっている情報量を考えると、 実は板書しながらの方が多かったりして、と思わないでもない。 とは言え、 時代の流れはようやく数学の講演の仕方も変え始めたようで、 (流石に MS 社製の某ソフトウェアを使う人はいないが) TeX で作成した原稿をプレゼンテーション用の形式に変換して PC から投影するのが、 最早、支配的になったようだ。 これからは、PC の力を使っていかにうまく講演するか、が問題になっていくのだろう。
帰宅したら、冬を迎えるため購入した土鍋が届いていて、 小さいながら確かな幸せ。 明日の昼は早速、お粥を炊こう。