2009年11月6日金曜日

黒板

昨日、今日と一回ずつ講演して、9 時過ぎに仙台より帰宅。 夕食は車中で食べた牛タン弁当。 研究会は明日の午前中もあるが、 昨日、今日の二日間では、黒板を使って講演したのは私だけだった。 ちょっと意外だったのは、 紙やトランスパランシを投影する人もいなかったこと。 私自身は、 カラーペンで手書きしたものを OHP で投影するのが好きだが、 今回は、単なるノスタルジィで黒板を使ってみた。 予定していた量の半分ほどしか話せなくて、 板書しながらではやはり伝えられる分量が減るなあ、 とも思ったが、 一方では、 「ほんとうに」伝わっている情報量を考えると、 実は板書しながらの方が多かったりして、と思わないでもない。 とは言え、 時代の流れはようやく数学の講演の仕方も変え始めたようで、 (流石に MS 社製の某ソフトウェアを使う人はいないが) TeX で作成した原稿をプレゼンテーション用の形式に変換して PC から投影するのが、 最早、支配的になったようだ。 これからは、PC の力を使っていかにうまく講演するか、が問題になっていくのだろう。

帰宅したら、冬を迎えるため購入した土鍋が届いていて、 小さいながら確かな幸せ。 明日の昼は早速、お粥を炊こう。