2009年11月1日日曜日

霜月

9 時起床。 寝室のドアがきちんと閉まっていなかったらしく、 寝ている途中で猫が入ってきて良く眠れなかった。 寝台の空いているスペースにいればいいのに、 なぜだか身体の上に乗りたがるので困る。 朝食は珈琲のみ。 午前中は講演の準備を少し。 久しぶりにクレヨンとホワイトボード代わりの収納扉が活躍。 最近、ペンを長い間持っていると手首が痛くなるので、 子供用クレヨンで壁に書く方がいい。 「キットパス」という製品で、なめらかなものになら何にでも書けて、 粉や匂いも出ず、湿らせた布で簡単に拭き取れる。

朝風呂に入ってから、昼食の支度。 長葱と卵の炒飯と、白菜の漬物など。 ついでに、まだ余っている蒟蒻や里芋を煮返しておく。 丁度、京都からワインが届いた。 寝床で「ジャンピング・ジェニイ」(A.バークリー著/狩野一郎訳/創元推理文庫) を読んでいるうちに、また大量に昼寝。 午後はまた少しだけ講演の準備。夕方になって、 里芋、蒟蒻、白ワイン、「ジャンピング・ジェニイ」で一服してから、夕食の支度。 鯛のあらの身の残りで鯛飯、菠薐草の赤いところのおひたし、 舞茸と長葱の味噌汁。鯛飯と言っても、 鯛の身の量が少な過ぎて寂しいので菠薐草を入れたりして、 しかも、痛恨なことには薄口醤油が切れていたので、 出来上がりは永井荷風的な炊き込み御飯になっていた。 でも見ためよりはずっと美味しかった。 食後に煎茶。 しばらく、「騙し絵」(M.F.ラントーム著/平岡敦訳/創元推理文庫) を読む。

あっと言う間に、もう霜月。 11 月にもなると、もう年末が見えてきますね。 この一年早かったなあ……と、既に今頃から年の瀬気分。 砂肝の大蒜バター炒めを作って、もう少しワインを飲みながら、しみじみ。 明日、明後日と、ぐっと冷えて行くそうで、もう冬ですねえ。