2010年7月31日土曜日

プラトンとリバモア

9 時起床。ああ良く寝た。 就眠儀式のプラトンが良いのだろうか。 ちなみに今は、「ゴルギアス」(プラトン著/加来彰俊訳/岩波文庫) を読んでいる。 御飯を土鍋で炊く間に少し雑用をしてから、朝食の支度。 秋刀魚の味醂干し、蕪の酢漬け、茗荷と若布の味噌汁、炊き立て御飯、ヱビスビール。 こういった立原正秋風の朝食、名付けて「立原定食」は週末だけにしている。 しかし、これが毎日可能な日々を目指して、奮闘努力中。 午前中は、洗濯に掃除機がけに月末の家計簿〆めに、あれこれ家事三昧。 昼頃、お風呂に入って湯船で投機家リバモアの伝記、 「世紀の相場師ジェシー・リバモア」(R.スミッテン著/藤本直訳/角川書店) を読む。 プラトンばかり読んでいては人生を悟り切って、 干物みたいになってしまうかも知れないと思って (既にそうなっているかも知れないが)、 波瀾万丈の俗物的人生の伝記を選んでみた。 しかし実際には、リバモアはなかなかに学究的かつ哲学的な人物だったようだ。

午後はしばらく昼寝をしてから、 夕方まで翻訳のあとがき、あとがき要旨英訳、原書宣伝など資料の翻訳をまとめ、 一通り確認してから編集者に送る。 夕食にまたカレーを作るべく、玉葱炒めから始める。 今日は、鶏手羽元を使ってチキンカレー。 茄子とオクラを添えて夏らしくしてみた。 食後に冷やしたプラムを一つ。 七月も終わったなあ……。

2010年7月30日金曜日

月末蕎麦屋

8 時起床。 雨のせいか、少しは過しやすそう。 珈琲、トースト、キウィとヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前中は翻訳のあとがきの推敲をしたり。 昼食は持参のお弁当。 鶏手羽元と茹で卵の酢醤油煮、オクラ、 蕪の酢漬け、らっきょう。 午後は Haskell の勉強。 モナドについて考える。 17 時半くらいに退社。

月末の贅沢として、久しぶりに近所の蕎麦屋にて夕食。 ヱビスの生ビールと、二色天盛り。 夏の天麩羅は、稚鮎、もろこし、アスパラガス、鱧。 鮎や鱧がいくら美味しいと言っても、 味覚が子供のせいか、 もろこし(コーン)のかき揚げがやたらに美味しく感じる私。 今日の変わり蕎麦は黒胡麻切りでした。

2010年7月29日木曜日

雨の日

昨夜、就眠儀式の読書で、 「ソクラテスの弁明・クリトン」(プラトン著/久保勉訳/岩波文庫) を読了。夏の読書計画、プラトンを読もう計画の一冊目。 次は、「ゴルギアス」の予定。 7 時半起床。 珈琲、トースト、キウィとヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。今日は久しぶりに雨の一日になるようだ。 昨日までに比べて気温はぐっと低くなったが、 雨でも涼しいわけではなく、やはり蒸し暑い。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 塩鮭、鶏の砂肝ともやしの炒めもの、 韮玉、蕪の酢漬け、らっきょう。 今日も午前中は翻訳のあとがきの推敲、 午後は Haskell の勉強。 17 時くらいに退社。 スーパーで買い物をして帰る。

雨とは言え、蒸し暑いことには変わりなく、 帰宅してすぐにシャワーを浴びて、 冷奴とヱビスビールで一服。 落ち着いてから夕食の支度。 鶏手羽元と茹で卵の酢醤油煮、オクラのおひたし、茗荷と素麺。 食後に冷やしたプラムを一つ。

2010年7月28日水曜日

ジャパニーズ・パラドックス

NHK-FM でクラシック音楽を聴きながらうとうとして、 8 時くらいに起き出す。 珈琲、トースト、キウィとヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。今日も猛暑です。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。塩鮭、韮レバ炒め、韮玉、蕪の酢漬け、らっきょう。 午前中は翻訳のあとがきの推敲、 午後は Haskell の勉強。 関数型言語は面白いけど、これで本当に(チームでの)大規模開発ができるのか、 というテーマで、教えを乞いつつ天才プログラマ K さんと議論。 17 時くらいに退社。

帰宅してすぐにシャワーを浴びて、 氷入りのビールと鶏モツ煮で一服。 夕食は御飯を炊いてだしを引き、 塩鮭などおかずの残りと、豆腐と茗荷の味噌汁。 食後に、冷やした桃を一つ。 和食にすると、どうしても塩分が多くなるのが難点だ。 本当に塩分の取り過ぎが身体に悪いのか、 「フレンチ・パラドックス」の先例もあることだし、 やや疑問だとは思っているのだが、 まあ、気をつけるに越したことはない。 何せもう、だましだまし生き永らえている身なので、用心第一。

2010年7月27日火曜日

雷鳴は静かな調べ

7 時半くらいに起床。窓から見るに今日も暑そうだ。 珈琲、トースト、キウィとヨーグルトの朝食のあと出勤。 朝から猛暑だ……。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 韮レバ炒め、蕪の酢漬け、らっきょう、梅干し。 外があまりに暑そうなので、昼休憩の散歩はなし。 午前中は翻訳のあとがきの推敲、 午後はずっと Haskell の勉強をしていた。 16 時半くらいに退社。 強烈な西日が照る猛暑の中を帰宅。 すぐにシャワーを浴びて、さっぱりする。 鶏モツの煮込みで、ヱビスビールを一杯だけ。 一服のあと、夕食の支度。 メインに塩鮭を焼き、副菜に韮玉、豆腐と茗荷の味噌汁。 韮玉の味つけはあっさり塩胡椒だけにするのが美味しいと思う。 食後に、冷やした桃を一つと白ワインを少し。

IT 業界においては、集中したいのに周囲が騒がしいとき、 イヤフォンやヘッドフォンでノイズを聴く人が多いようだ。 単に音で音を防ぐだけなら普通の音楽でもよいのだが、 意味のある音楽は集中の邪魔になるので、通常は無意味な雑音が好まれる。 そういうときに便利なのが、 ノイズサイト "simplynoise.com" だ。 しかし、純粋なホワイトノイズを聴くのはあまりにサイボーグ的だし、 揺らぎや色をつけたノイズもピンとこないなあ、 と思っていたら、上記サイトのダウンロードページにいいものを見つけた。 遠くの嵐と雨の音、一時間分。しかも無料。 今日一日、(オフィスは静かだったが)試してみて、なかなか良かった。 雷が異常に嫌いという人は別だろうが、 雨音や遠くの雷鳴には何故か心安らぐ。 原始の頃の人類にも嵐は危険だったはずだが、 おそらく嵐の間は外敵も襲ってこなくて、 しばらく静かな安全が得られたのかも知れない。

2010年7月26日月曜日

夏の読書計画

うとうとしながら「バロックの森」を聴いて、 7 時過ぎくらいに起床。 珈琲、トースト、ベーコン入りのスクランブルエッグ、 ブルーベリーとヨーグルトの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 次のプロジェクトの計画を書いたり、 反故になった紙を切ってメモ帳を作ったり、 しみじみと働く。 昼食は持参のお弁当。 鶏モツ煮、スクランブルエッグ、蕪の酢漬け、らっきょう、梅干し。

昼休みの散歩に神保町の新刊書店へ。 本屋は何となしに、夏休みなんだなあ、という感じがする。 読書感想文とか、夏の100冊とか。 私も何か「夏の読書計画」を立てようと思い、 本屋でしばらく考えた結果、 岩波文庫で出ているプラトンを全部読むことに決めた。 午後もいつものごとくで、16 時半くらいに早々と退社。 外は自然のサウナ状態。 実際、スーパーで買い物をして外に出たら、その瞬間に眼鏡が曇った。 冬に寒い外から暖い建物に入って眼鏡が曇ることはよくあるが、 その逆は初めてだ。

帰宅して、まずシャワーを浴びてから夕食の支度。 冷奴とヱビスビール。 韮レバ炒め、蕪の酢漬け、御飯と、茗荷の御澄まし。 食後に、冷やした桃を一つと白ワインを少し。

2010年7月25日日曜日

開発の考古学

8 時起床。 窓から見るには今日も猛暑らしい。 もっと遅めにしたかったのだがお腹が減ったので、朝食の支度。 えぼ鯛のひらき、蕪の酢漬け、らっきょう、オクラと若布の味噌汁と御飯。 早起きし過ぎたので、少し TV の報道番組や政治対談番組なりを観るが、 地上デジタル波への全面切り替えのタイミングで受像機捨てようかな……、 と思った。 朝風呂に入って、湯船で 「わが百味真髄」(檀一雄著/中公文庫) を読む。 午後は昼寝をしたり、原稿を書いたり、 「超マシン誕生」(T.キダー著/糸川洋訳/日経BP社) を読んだり。

「超マシン誕生」読了。 三十年以上前、 データゼネラル社が "Eclipse MV/8000" というミニコン(死語?) を開発したときのドキュメンタリ。流石に面白かった。 社内資源の奪いあい、 突然に打ち切られる有力プロジェクト、あるいは、突然に社の命運が託される謎プロジェクト、 いつ終わるかも知れず、いつ中止されるかも知れないまま果てしなく続くデバグ、 燃えつきてか不満を持ってか理由は様々に次々と脱落していくメンバ、 下からは狂気としか思われない上の気まぐれな方針決定、 あるいは、業界名物「マッシュルーム・マネジメント」 (技術者たちを全員暗いところに閉じこめて、生ゴミを注ぎこんで、放置して待つ)、 できたとしても半年で陳腐化する商品、 などなど、 やはり情報技術の開発ってどこも同じようなストーリィを生きているんだなあ、 と思うところからして、 他人の苦難は面白い、ということかも知れない。

夕食は、昨日のカレーライスの残り、オクラのサラダ、キウィ、 ヱビスビールを一杯だけ。カレー、うまい……。 夜は本を読んだり、おかずの作りおきをしたり。

2010年7月24日土曜日

暖炉の前の女

9 時起床。よく寝た。やはり三日間の研修で疲れていたらしい。 土鍋で御飯を炊いて、だしをひき、朝食の用意。 えぼ鯛のひらき、蕪の酢漬け、らっきょう、若布の味噌汁。 午前中は洗濯と掃除機がけ。 外は今日も猛暑らしかったが、自宅にいる分には問題ない。 午後はしばらく昼寝から。 二時間ほど昼寝して、 夕方まで「絵画鑑定家」(M.ズーター著/シドラ房子訳/ランダムハウス講談社) を読む。読了。 主人公が可哀そうになってきて読みさしていたのだが、 再開して最後まで読んで良かった。 ところで、小説のテーマになっているのがヴァロットンという画家の一枚の絵なのだが、 架空の画家かと思っていたら有名画家らしい。 ちなみに、この 「暖炉の前の女 "Nude at the Stove"」("Museum Syndicate" より) が小説の中に出てくる絵。

夕食はカレーライスと、オクラのサラダ、らっきょう、 食後にヨーグルトとブルーベリー、 ソーヴィニヨン・ブランを一杯だけ。 一服してからお風呂。 ずっとシャワーだったので、久しぶりに湯を張って、 しばらく湯船で読書。 絵画つながりで、「フェルメール全点踏破の旅」(朽木ゆり子著/集英社新書)。

2010年7月23日金曜日

カンタータ

7 時起床。 NHK-FM の「バロックの森」でバッハのカンタータを聴きながらうとうとしていたら、 地震速報で中断。うとうとしながら、ちょっとがっかり。 起き出して、 珈琲、トースト、ベーコンエッグ、果物とヨーグルトの朝食のあと、出勤。 今日も猛暑日。 午前、午後と三日間研修の最終日。 昼食は用意されたお弁当。 夕食は研修終了の打ち上げの簡単な立食パーティで済ませた。 帰宅したのは 21 時くらい。 天然サウナの中を歩いてきたので、さっそくシャワーを浴びる。 明日、明後日は自宅から一歩も外に出るもんか、ええ、出ませんとも、 と誓う。

2010年7月22日木曜日

冷奴と素麺

7 時半起床。 珈琲、トースト、ベーコンエッグ、果物とヨーグルトの朝食のあと、出勤。 今日も朝から外はサウナ状態で、猛暑日の予報。 午前、午後と研修。三日間の二日目。 昼食は用意されたお弁当。 経営シミュレーションで会社を倒産したりさせたりしていると、 終わったのは 20 時近く。会計ってよく分からないなあ。 帰宅してシャワーを浴びたのが今。 夕食は冷奴と素麺……、になると思う。 こう暑いと、冷奴と素麺が黄金コンビだ。

2010年7月21日水曜日

綺麗な本、二冊

7 時半起床。 珈琲、トースト、ベーコンエッグ、果物とヨーグルトの朝食のあと、出勤。 外は既にサウナ状態。今日も最高気温は体温くらいになりそう。 午前、午後と研修。三日間の初日。 昼食は用意されたお弁当。 今日はちょっと早く 18 時半に終了したが、くたくた。 帰りも朝以上の天然サウナ状態。 帰宅して、真っ先にシャワーを浴びる。 気の抜けたスパークリングワイン(良く冷やして飲むと意外と悪くない)で一服してから、夕食の支度。 冷奴、素麺、出来合いのかき揚げ、蕪の酢漬け、らっきょう。

注文した本が amazon から届いていた。 「愛しの皿」(細川亜衣著/筑摩書房)、 "The Visual Display of Quantiative Information" (E.R.Tufte 著/ Graphics Press) など。 種類は違うが、両方とも、とても綺麗な本だ。

2010年7月20日火曜日

入門書

8 時起床。今日も暑そうだなあ……。 珈琲、トースト、ブルーベリー、ヨーグルトの朝食のあと、出勤。 昼食は近所のカレーライス屋さんにて、メンチカツカレーとツナサラダ。 午前午後とお仕事、 と言いたいところだが、端境期ですることがないので、一日かけて 「Head First データ解析 -- 頭とからだで覚えるデータ解析の基本」 (M.Milton 著/木下哲也訳/オライリージャパン) を最初から最後まで練習問題を実習しながら、全部読んでやった。 ページ数が 480 ページと多いが、初心者向けだし写真やマンガ絵ばかりなので大したことはない。 しかし馬鹿にしたものでもなくて、けっこう中身があって、本当にためになった。 アメリカ人はこういう入門書を書くのがうまいな。 17 時くらいに退社。 外はやはり、まだ猛暑。 スーパーで買い物をして帰宅。 とりあえず水分を補給してから、シャワーを浴びる。 夕食は、焼き野菜のスパゲティ。食後にゴールデンキウィ。

明日から三日間、週末まで毎日研修。 気楽に参加要請に応じたら、 朝から晩までぎっちり内容が詰まっていて、やや後悔。 体力が持つかなあ……。 取り敢えず、朝食をしっかりとって行くようにしよう。

2010年7月19日月曜日

「超マシン誕生」

8 時起床。 扉がちゃんと閉まっていなかったらしく、 いつの間にか寝室に猫が侵入していて、 朝方何回が起こされた。 朝食はヨーグルトと果物と水。 外は晴天、見るからに暑そうだ。 午前中は Haskell の勉強を少しして、 翻訳のあとがきの推敲をちょっとして、 そうめんつゆを作った。 昼食は、だし巻き卵、冷たい豚しゃぶ、蕪の酢漬け、素麺。 午後は、二時間ほど昼寝をしてから、 「超マシン誕生」(T.キダー著/糸川洋訳/日経BP社) を読む。今日の予定はこの本を読むことだけ。 外の気温は 36 度を越して、猛暑日になったようだ。 ああ、夏か……早く秋が来ないかなあ。 夕食は豚丼、焼き野菜のオリーヴオイル漬け、蕪の酢漬け、茗荷と卵の御澄まし。 食後にゴールデンキウィを凍らせたもの。 夜も「超マシン誕生」を読んだり。

2010年7月18日日曜日

ボサ・ノヴァ

9 時起床。 果物とヨーグルトで目を覚まして一服してから、朝食の支度。 鯵のひらき、蕪の酢漬け、らっきょう、豆腐と茗荷の味噌汁。 午前中は 「プログラミング Haskell」(G.Hutton 著/山本和彦訳/オーム社) で、Haskell の勉強など。 いかにも数学者好みっぽい言語で、面白い。 とは言え、やはり、 人間にとっては関数型より手続型の方が自然だろうなあ、とは思う。 朝と兼用なので昼食はなし。 お風呂に入って、しばらく昼寝。 小一時間、くらいのつもりだったのだが、 気付いたら三時間近く寝ていた。 あまりに寝過ぎて気持ち悪い。 夕食の支度まで、 「プロテウス・オペレーション」(J.P.ホーガン著/小隅黎訳/ハヤカワ文庫) を読む。 「人生というのは、自分が若いとき思っていたほど賢くはないということを、 年老いるにつれて発見していく過程にすぎないようだな」、 という登場人物の言葉に、そうかもねえ、と思いつつ、 冷たい床に腹這いになって読書。 J-Wave の "Saude! Saudade..." から、ボサノヴァが流れている。 夏はボサノヴァだな……。 「プロテウス・オペレーション」、読了。 ごくごく普通のタイムマシン系のエンタテイメントだった。

夕食は、焼き野菜のスパゲティと、ポテトサラダ。 スパークリングワインを一杯だけ。食後に冷やしたゴールデンキウィ。 じゃが芋が一個だけ残っていたのを使い切るためのポテトサラダだったので、 じゃが芋があまり入っていない野菜サラダになった。 意外とこの方が普通のよりも良いような。

2010年7月17日土曜日

冷蔵庫の霜とり

9 時起床。ああ良く寝た。 どうやら梅雨明けしたらしい。そして突然に真夏突入。 こんな夏に自分から外出するなんて信じられない。 三日間、自宅静養しよう……。

果物とヨーグルトと水で目を覚ましてから、朝食の支度。 鯵の開き、だし巻き卵の残り、蕪の酢漬け、らっきょう、 御飯、豆腐と茗荷と葱の味噌汁。 洗濯、掃除機がけなどの家事をしてから、朝風呂に入って湯船で 「プロテウス・オペレーション」(J.P.ホーガン著/小隅黎訳/ハヤカワ文庫) を読む。 湯上がりにスパークリングワインを一杯だけ飲んで、 二時間ほど昼寝。 午後はしばらく読書と、 「プログラミング Haskell」(G.Hutton 著/山本和彦訳/オーム社) を少し勉強。 夕方になって読書にも飽きてきたので、 冷蔵庫の整理と霜とりをする。 学生時代からずっと使っている旧型の小さな冷蔵庫で、 かなりがたがきているせいか時々霜とりをする必要があるし、 うまく詰めないと良く冷えない。 それでも、およそ二十年のつきあいなので、 お互いをいたわりつつ何とかやっている。 夕食は冷奴(茗荷、生姜、花かつお)と豚丼。 夜も読書と、Haskell の勉強など。

2010年7月16日金曜日

銀座にて

多分、6時頃に目が覚めたと思うのだが、 起き出したのは8 時くらい。 珈琲、トースト、果物あれこれとヨーグルト。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 時鮭、だし巻き卵、焼き野菜のオリーヴオイル漬け、蕪の酢漬け、らっきょう。 夕食は近所の欧風カレー屋にて、チキンとトマトのカレーライス。 この周辺の欧風カレー屋では、先にふかしたじゃが芋が出てきて、 これが量が多いと思うのだがつい食べてしまっていけない。 19 時くらいに退社。

夜は銀座のバーにて、ネットワーク系ハッカーの N さんと会う。 久しぶりに、ちょっと飲みましょうか、とお誘いがあったので。 知らない店だったが、「エノテカ」の近所あたりにある端正なバー。 蒸し暑さのあまり、モヒートとキューバ・リブレを一杯ずつのあと、 アルコール度数弱めのギムレット。 モヒートはもう一つ私の趣味とは違ったが、 カクテルはどれもてらいがなくて、ちゃんとしていた。 N さんは最近病院通いをしていたらしいが、もう良くなったとのこと。 私のような被雇用者と違って事業主なので、 あれこれと気を使うこともあり、無理をしてしまうのだろう。 今こそ、クレイジーキャッツの時代ではないか、 などと話して、22 時少し前に解散。 金がないなら俺んとこ来い、俺もないけど心配すんな、 見ろよ青い空に白い雲、そのうちなんとかなるだろう、というわけだ。

銀座も不景気と無縁でないらしく、やはり人出が少ないような気がする。 どこよりも綺麗な女の子がいる銀座だが、華やぎという面では以前ほどではない。 N さんによれば、確かに客足は減っているが、 新しく進出してくる店もそこそこあるらしい。 景気が悪くても、銀座で勝負したい、と思う店は多いのかも知れない。

2010年7月15日木曜日

未来予測

一旦6 時くらいに目が覚めたのだが、 「バロックの森」を聴きながらうとうととしているうちに、 二度寝していた。9 時起床。ああ良く寝た。 バロックは良く眠れる。特にバッハのチェンバロ協奏曲が効いた。 珈琲とパパイヤ四分の一の朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。時鮭、酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、 焼き野菜のオリーヴオイル漬け、らっきょう、紅生姜。 昼休みに本屋で「殺し屋」(L.ブロック著/田口俊樹訳/二見文庫)を買った。 数日間の一人ブレインストーミングの結果、翻訳のタイトルの最終案を決定。 色々と悩んだわりには、素直な書名に辿りついた。 おそらくこれで編集会議を通してもらえるんじゃないかと期待。 16 時半くらいに退社。 近所のスーパーで食材を買って帰宅。 お風呂に入って、湯船で 「殺し屋」から短編を一つ読む。 何ということはない話だが、しみじみした。 夕食は、トマトと胡瓜のサラダ、カレーライス、蕪の漬物、食後にパパイヤとヨーグルト。

最近、近未来のテクノロジーとかインタネットのありようなどについて考えることがあるのだが、 私の(おそらく当たらない)予測として、 将来は今ある技術が全て見えなくなるのではないだろうか。 私は自宅で部屋を見渡して思うのだが、 「文明の利器」はほとんど全て、不恰好でみっともなくて貧乏臭いと思う。 テレビもクーラーもパソコンも電話も携帯電話も様々なガジェットもそうだ。 大体、「豊かな生活」を頭の中で想像するとき、 こういう製品がその夢の中に現れるだろうか。 人間が貧しいときは、電化製品なりガジェットにあふれた生活を、 豊かさとして想像するだろうが、それは今が貧しいからだ。 人間が豊かな生活を目指すならば、 徐々にこういうものは目に触れなくなるだろう。 なくなるのではない。技術は背後に隠れてどんどん見えなくなって、 より魔法に近くなる。 N.N.タレブが「まぐれ」の中に、 医療や便利さや快適さは現代のまま、 十九世紀に暮らしたい、というようなことを書いていた。 十九世紀がいいかどうかは別として、何となくその気持ちが分かる。 ニール・スティーヴンスンの「ダイヤモンド・エイジ」には、 ナノテクノロジーが異常に発達して、 そのような魔法が可能になった未来世界が出てくる。 そこでの主要国家都市の一つでは、 人々はヴィクトリア朝時代を模倣して暮らしているのだった。

明日の夜は会食の予定がありますので、更新がかなり遅くなるか、 あまりに遅くなるようならスキップします。 今週は何故か、会食の予定が集中するなあ……。

2010年7月14日水曜日

汐留にて

8 時半くらいに起床。珈琲とパパイヤを四分の一の朝食。 出勤して、午前中はあれこれ雑用。 昼頃に退社して汐留へ。

天才プログラマKさんと、 昼食をとりながら今後の方針を考えよう、との計画。 標高の高いところの方が視野が広がっていいんじゃないか、 という理由から(多分)、ずいぶんと高い場所にある鮨屋にて。 汐留に来たのは、コンラッドでのKさんの結婚式以来だから数年ぶり。 いやー昼間っからゆったりお鮨を食べてるような毎日がいいねー、 などと語りつつも、真面目に議論した、と日記には書いておこう。

かなり長く居座っていたので帰宅したのは夕方くらい。 お風呂に入って、湯船で 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下)」(A.R.ソーキン著/加賀山卓朗訳/早>川書房) の最後のあたりを読む。 夕食は、冷凍してあったカレーでカレーライス、

2010年7月13日火曜日

J.P.ホーガン逝去

8 時半くらいに起床。 昨夜食べ過ぎたので、朝食は珈琲だけ。 昨日と全く同じ内容のお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 翻訳のあとがきを一気に書き上げる。 月末まで推敲を繰り返して、英文要約と一緒に提出の予定。 することがなくなったので、16 時半くらいに退社。 お風呂に入ってから夕食の支度。 湯上がりに冷奴(茗荷、葱、生姜、鰹節)で一服してから御飯を炊いて、 冷凍してあったカレーと、胡瓜とトマトと焼き野菜の適当サラダ。 食後にパパイヤを四分の一。

つい昨日、 「プロテウス・オペレーション」(J.P.ホーガン著/小隅黎訳/ハヤカワ文庫) を買ったら、今日になってホーガン逝去のニュース。 昔、「星を継ぐもの」を読んで、 (SF 小説だけど)こんな大がかりな推理小説があるのか、と感動したものだったなあ。 とりあえず、週末に「プロテウス・オペレーション」をしみじみ読めそうだ。 晩年のホーガンは似非科学やトンデモ史観を主張して評判が悪かったそうだが、 少なくとも作品については、おおらかな視点から再評価していただきたい。

2010年7月12日月曜日

雨の週明け

9 時過ぎに起床。ああ、良く寝た。朝から雨。 珈琲、トーストの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 時鮭の塩焼、酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、 焼き野菜のオリーヴオイル漬け、らっきょう。 私の部署は私以外ほぼ全員、休みに入っている。 私一人だけであれこれ雑用をする。 と言いつつ、実は仕事の谷間でほとんどすることがない。 AMS の review を書いて、翻訳のタイトルを一人ブレインストーミングで考えた。 昼休憩に近所の本屋で、 「超マシン誕生」(T.キダー著/糸川洋訳/日経BP社)、 「プロテウス・オペレーション」(J.P.ホーガン著/小隅黎訳/ハヤカワ文庫) などを買った。 どちらも週末の読書用。今から楽しみ。 まだ月の前半なのに、今月の図書予算をオーヴァした。 一応予算は決めてあるものの、本だけはいくら買っても良い、 と自分で決めているので、まあいいのだが。

今夜は水道橋にて仕事関係の会食だったのだが、 メインの出席者に急用が入って欠席だったので、ほぼ懇親会。 それはそれで有意義ではあったけど。 21 時半くらいに解散。 帰宅してお風呂に入り、湯船で 「バイアウト」(R.リッカートセン&R.E.ガンサー著/伊能早苗訳/パンローリング) を読む。

2010年7月11日日曜日

反投票

9 時起床。 今朝は比較的に気温が低い。雨が近そうだ。 とは言え、蒸し暑いことには変わりないけど。 朝食(兼昼食)は、御飯を炊いてだしをひき、 時鮭の塩焼、胡瓜と茗荷の梅おかか和え、らっきょう、 豆腐と茗荷と葱の味噌汁、ヱビスビール。 時鮭と書いて「ときしらず」と読ませるのは流石に省略し過ぎなんじゃないかなあ、 と思いつつの和風朝食。 朝風呂に入って、湯船で読書をし、 そのあと二時間ばかり昼寝。 午後は読書など。 夕方から雨が降りだし、段々と強くなる。 夕食は焼き野菜のスパゲティを少し。

選挙を改善する方法として、 あるいは、もう少し面白くする方法として、 「反投票」を導入してはどうだろうか。 つまり、 当選して欲しい人にプラス一票を投票するだけではなくて、 同時に、当選して欲しくない人にマイナス1票を投票できるようにする。 集計では、普通の得票数からアンチ票の数を引く。 政治においては多くの人に選ばれるだけではなくて、 あまり多くの人に嫌がられないことも大事なので、 それほど奇妙な提案ではないと思う。 この場合、 本当に一番嫌な候補者に反投票するより、 自分が押している候補者のライバル候補に反投票した方が良さそうな局面が生じる。 また、有力候補同士が殺しあうと泡沫候補が当選してしまう可能性もあり、 候補者と投票者の全員にゲーム理論的な深みが出る。 数学的には興味深いモデルになりそうだが、 提案としてあまり聞いたことがないのは、 おそらくこのゲーム理論的深みがデンジャラスなのだろう。

明日の夜は会食の予定なので、更新は遅くなりそうです。

2010年7月10日土曜日

"Too big to fail"

早く目が覚めて、 NHK-FM の「バロックの森」を聴きながら 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上、下)」(A.R.ソーキン著/加賀山卓朗訳 /早川書房) を読んでいたのだが、二度寝してしまって、 結局起き出したのは 9 時。 スパークリングワイン一杯だけとカレーライスの朝食(兼昼食)。 洗濯と掃除機がけをして、 お風呂に入り、午後は昼寝。 また二時間も寝てしまった。 夕方まで「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」を読む。 文章が悪いわけではないのだが、かなり読み難い。 登場人物が多過ぎて、しかもほぼ全員が似たようなキャラクタのため、 ゆっくりでないと頭に入ってこない。 時系列で事実を追っていくことが主で、物語性が低いこともあるかも。 とは言え、巨大金融企業がばたばたと倒れていったあの時期に、 経営者たちが何を言い、どうふるまって、いかに行動したか、 の詳細な記録になっていて、興味深いドキュメンタリだった。 ただ、ここから何か教訓が得られるかどうかは分からない。

ただみたいな値段で買った蕪を軽く塩漬にしてから、夕食の支度。 三回続けてカレーライスはつらいので、 夕食は焼き野菜のスパゲティ、酢漬けキャベツと茹で卵のサラダ、冷やしトマト。 蕪を酢に漬け直し、洗い物をしてから、夜も読書など。

2010年7月9日金曜日

ふつつか、ふらち、ふとどき

8 時起床。今日も蒸し暑い。 珈琲、トースト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、 半熟茹で卵、ピーマンの焼き浸し、らっきょう。 昼休憩に近所の本屋で、 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上、下)」(A.R.ソーキン著/加賀山卓朗訳 /早川書房)を買った。 午後は早く切り上げて、駒場東大前へ。

駒場キャンパスにて、大学基金の収支報告を聴く。 研究者によるサーヴィス講義があって、 今回は忠臣蔵についての講演だった。 良い選択だ。ここで、 連続群上の後ろ向き確率偏微分方程式の強解と弱解の差の非可換幾何学的解釈について、 などの講演をするべきではない。 来年から支援者が半減しかねない。忠臣蔵なら大丈夫だ。 それはさておき、 赤穂浪士への判決文の説明のところで、 当時の言葉の使い方では、「ふつつか」「ふらち」「ふとどき」 は、この順番に後に行くほど重罪だった、と聴いて意外だった。 なんとなく、「不届き」なんてちょっとした注意不足の程度の悪事で、 どちらかと言えば、「不埒」の方が悪いことのし放題みたいなイメージだった。 桃太郎侍も、「ふらち」な悪行三昧、と言っていたし。 でも遠山の金さんは、「ふとどき」千万よって打ち首、 と言っていたような気もする。 そのあとは、ファカルティハウスでの懇親会があったのだが、 遠慮させていただく。

夜はカレー作り。 ヱビスビールを一杯と、カレーライス。 付け合わせに酢漬けキャベツとらっきょう。 やはり夏はカレーだね。でも、 今日から数日は毎食カレーライスになりそう。 夜が更けるに従って豪雨。 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」で、生臭い話を読む。

2010年7月8日木曜日

カヴァフィス

8 時起床。 今日は朝から、かんかん照り。 珈琲、トースト、バナナの朝食のあと、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所でグリーンカレーとツナサラダ。 夕方にミーティングがあったので、 今日はちょっと遅めの 18 時半に退社。 帰宅して、夕食の支度。 冷奴に茗荷と生姜と鰹節、ピーマンの焼きびたし、素麺(胡瓜と茗荷)。 編集者から翻訳原稿はこれでよかろうと連絡があったので、 お祝いにヱビスビール。 今月中にタイトルを決めて、あとがきを書く予定。 夜はお弁当のおかずを作ったり、 「カヴァフィス 詩と生涯」(R.リデル著/茂木政敏・中井久夫訳/みすず書房) を読んだり。

2010年7月7日水曜日

鮨屋にて

8 時起床。 夜に雨が降ったせいか、かなり涼しい。 まあ朝だけのことだろうけれど。 珈琲、トースト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、茹で卵、 焼き野菜のオリーヴオイル漬け、らっきょう。 今日は、隣の天才プログラマとたまたま雑談をしていて、 何故に配列などのメモリ領域を再確保するには黄金比率に従って増加させるのがよいのか、 を教えてもらった。 現実的には状況次第だろうが、 なるほどそういう理由だったかと知って、爽快感があった。 とは言え実際のところ、例えば、 私が今書いているコードでは定数倍するどころか定数ずつ足していて、 理論的にはオーダーがはっきり悪いのだが、それが現実的に最善であるということもある。

17 時過ぎに退社して、溜池山王に向かう。 夕食は、中高の同級生二人、こちらで勤務医をしている O 先生、 アニメーターの S 監督と、 自転車会館の建物に入っているお鮨屋さんにて会食。 流石に世界的名店らしく、何もかも美味しかった。 そのあと、四谷に移動して、カルヴァドスを一杯だけいただいて帰る。

昨夜注文した、 「カヴァフィス 詩と生涯」(R.リデル著/茂木政敏・中井久夫訳/みすず書房) がもう届いていたので、湯船で読書。 湯上がりにゴールデンキウィを冷凍したものを食べる。

2010年7月6日火曜日

冷製パスタ

8 時過ぎに起床。昨夜、 「エセー 4」(モンテーニュ著/宮下志郎訳/白水社) を遅くまで読んでいたせいか寝坊。 朝から雨がしとしとと降っていて、梅雨らしい。 おかげで少しは涼しい。 珈琲とバナナの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 茄子の肉味噌炒め、ポテトサラダ、酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、 らっきょう。 明日までにしようと思っていたことがもう出来てしまったので、 16 時半くらいに退社。 朝は涼しかったが、 雨のあとの日照りで猛烈な蒸し暑さ。 帰宅して、まずお風呂。 一息ついてから、夕食の支度。 焼き野菜のスパゲティ、胡瓜と玉葱と卵のサラダ。 パスタは冷製にしたかったが、まだ納得がいくようには作れないので熱いもの。 本当は練習のために作った方が良いのだが。 どう作っても既製品に負けると思っていたドレッシングについては、 最近、急速の進歩を遂げ、強敵キュー○ーには勝ったな、と思っているのだが、 冷製パスタのハードルは高い。 食後にゴールデンキウィを切って冷凍しておいたもの。 夜は 「まぐれ」(N.N.タレブ著/望月衛訳/ダイヤモンド社) を読んだり、お弁当のおかずを仕込んだり。

明日の夜は会食の予定なので、更新がかなり遅くなります。

2010年7月5日月曜日

夕立

7 時半くらいに起床。 今朝は涼しい方かな……。 珈琲、トースト、バナナの朝食。 段々と日が差して、ぐんぐん蒸し暑くなってきた。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鮭の切り身、茄子の肉味噌炒め、ポテトサラダ、らっきょう、酢漬けキャベツ。 今日も無理をせず、ほどほどに働き、17 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 この蒸し暑さは凄いなあ、と思っていたら、 家に入ったとたんに、土砂降りの雨。すっかり夕立の季節だ。 お風呂に入って、湯船で 「まぐれ」(N.N.タレブ著/望月衛訳/ダイヤモンド社) を読み返す。 夕食の支度。 豆腐をざるにあげておいて、御飯を炊く。 メインは麻婆豆腐、副菜にポテトサラダ、酢漬けキャベツ、 もろきゅう、葱のスープ。 食後に冷やしたゴールデンキウィ。 ベーコンがそろそろ危ないので、 酢漬けキャベツで蒸し煮にしておく。

2010年7月4日日曜日

日曜日もほぼ蟄居

8 持過ぎに起床。 今朝の蒸し暑さはそれほどでもないような。おかげで良く眠れた。 朝食は、鯵のひらき、らっきょう、大根人参胡瓜のなます、 豆腐と茗荷と浅葱の味噌汁、御飯を一膳。 お風呂に入って、湯船で 「まぐれ」(N.N.タレブ著/望月衛訳/ダイヤモンド社) を読む。 昼食は素麺とポテトサラダ。 少し横になろうかな、と思ったら、 また二時間以上も昼寝してしまった。 朝は涼しかったが、やはり午後になると猛烈に蒸し暑い。 熱帯性の豪雨が近そうだ。 クロもソファの下で伸びている(そこが一番冷たいらしい)。

しかし予約してあったのでやむをえず、散髪に行く。 次々に選挙の宣伝カーが大音量で怒鳴り立てながら走って行く。 その度に、この候補者だけには入れるもんか、と思ってしまう。 候補者にとってマイナスでしかないと思うのだが、 どうしてなくならないんだろうか。不思議でならない。 実は多くの投票者は、 普段は威張っている政治家に、 選挙前に馬鹿な振舞いをさせることを楽しんでいるのかも知れない。 人民と国家とは永遠の共犯関係にある、 とマチルドがカケル・ヤブキに言っていたのはこのことだろうか……、 と思いつつ到着。 髪を切ってもらう間、持ち込んだ「まぐれ」を読む。 スーパーで食材を買って帰宅。 丁度運良く、帰宅したとたんに雨になった。土砂降り。 お風呂に入って、また「まぐれ」を読む。 夕食は、卵炒飯、茄子の肉味噌炒め、ポテトサラダ、葱のスープ。 食後にゴールドキウィを切って冷凍庫で凍らせたもの。 夜も本を読んだり、 焼き野菜のオリーヴオイル漬けを作ったり。

2010年7月3日土曜日

土曜日蟄居

8 時半、起床。昨夜、 「虐殺器官」(伊藤計劃著/ハヤカワ文庫) 読んでいたので寝坊。 傑作と評判だったので逆に警戒して文庫落ちを待っていたのだが、 確かに傑作だった。 SF としては発想に突き抜けたところがないが、 非常に良く調査して深く考えた計画のもとに書かれた Speculative Fiction だと言う意味で、SF だろう。 この「犯人」の動機もそうで、 思いがけなさよりも「ああ、そうだろうな」と腑に落ちる感じだし、 実際にアメリカ政府の上層部には、 真剣に同じ動機を持って計画実行している部署がありそう。

朝食は、目覚ましのヱビスビール、 鮭の切り身、蕪の酢漬け、らっきょう、豆腐と茗荷の味噌汁、御飯。 午前中は、洗濯、掃除、朝風呂。 昼食は素麺とだし巻き卵。 ちょっとだけ横になるつもりだったが、 気付いたらまた二時間も昼寝していた。 ちょっと手間だが、じゃがいもと玉葱の消費のため、 夕方からポテトサラダを作る。 夕食はそのポテトサラダと、茄子とキャベツのアーリオオーリオ・スパゲティ。 食後にキウィ。 残ったキャベツを酢漬けにしておく。

夜は 「まぐれ」(N.N.タレブ著/望月衛訳/ダイヤモンド社) を読み直したり。 それほど深い本だとは思っていないが、 時折、解毒剤の意味で「まぐれ」を読み直す。 そうしないと私は、 自分がこれまでうまくやってこれたのはほとんど単に運が良かったからだ、 ということを忘れがちだ。 どちらかと言えば、私は自分が頭が良いと思っている(or 誤解している)ので、 なおさら危険である。 また、経済活動や市場での予測や分析とは、 精緻なモデルに高度なアルゴリズムを適用して小数点以下の計算をすることだ、 と思い込んでしまいがちだ。 どちらかと言えば、私はそういったことが好きだし、 重要だと思っている(or 誤解している)ので、 なおさら危険である。

2010年7月2日金曜日

欧風カレー

8 時起床。今日も蒸し暑い一日になりそう。 珈琲、トースト、キウィの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鮭の切り身、だし巻き卵、大根人参胡瓜のなます、蕪の酢漬け、らっきょう。 夜に社内の勉強会のようなセミナが予定されていたので、 17 時頃、外に食事に出る。

漫画専門の古書店の奥にある欧風カレー屋にて、チキンカレー。 カレーなのにフランス仕込みのソースとはこれいかに、 と思いつつも、美味しくいただいた。 神保町はカレーライス屋の激戦区で、欧風カレーを称する店も多い。 私の知っているだけでごく近所に三軒あって、どこも何故か、 先付けにじゃが芋のふかしたものとバターが出てくる。 そしてどの店も何故か、二階にある。系列なのだろうか。 18 時に社に戻って一時間半ほどセミナのあと、退社。 外はメタファーでもアナロジーでもなく、まさにサウナ状態。 これじゃ、サウナ屋さんもあがったりだな、 と思いつつ、ふらふらになって帰宅。 とりあえずお風呂だ。もちろん、サウナではないやつ。

2010年7月1日木曜日

もう七月

8 時起床。今朝も蒸し暑いなあ……。もう七月か。 半年が過ぎて後半戦に入ったわけだ。 珈琲、トースト、キウィの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 ムサカ、挽肉の春雨炒め、大根人参胡瓜のなます、蕪の酢漬け、らっきょう。 昼休みに本屋で、 「虐殺器官」(伊藤計劃著/ハヤカワ文庫)を買った。 16 時半くらいに退社。 ものすごい蒸し暑さ。 近所のデフレスーパーで、鮭の切り身を半額で買ったりして帰宅。 まずお風呂に入ってさっぱりしてから、夕食の支度。 御飯を炊いて、焼き茄子に生姜醤油、 木綿豆腐をくずしてさらし玉葱と茗荷と鰹節をのせ作りおきの麺つゆをかけたもの、 挽肉の春雨炒めの残り、茗荷と若布の味噌汁。焼き茄子がうまい。 夜は本を読んだり、 鮭を焼いたり、だし巻き卵を作ったり、 人間は何のために生きてるのかにゃ、と猫に話しかけたり。