2011年11月28日月曜日

海苔弁当とは

昨夜は夜更かしして 「吸血鬼と精神分析」(笠井潔著/光文社) を最後まで読んだので、少し寝坊。 ヨブ記についての素朴な議論が面白かった。 さて、また月曜日だ。 今週は 3Q 決算発表だが大丈夫かなあと思いつつ、 余った豚肉を塩茹でしつつ、 寒さのせいかやけに懐いてくる猫を足で向こうへ押しやりつつ、 珈琲をドリップする。 朝の冷たい空気がキッチンを洗う中、クロや、綺麗に生きる、ってどういうことかにゃ、 とイタリア協奏曲の乾いた音に呟く。 平日用のいつもの朝食のあと、 お弁当を作って出社。

昼食は自作の海苔弁当。 と言っても、揚げ物は面倒なので、メインは鱈の香り焼き。 貴方はご存知でないだろうから、念のために解説しよう。 一般に「海苔弁当」とは御飯の上に鰹節、さらにその上に海苔を敷き、 その上に白身魚のフライ、竹輪の天麩羅、きんぴら牛蒡、漬物をのせたもので、 弁当屋さんでは最も安価なメニュ、通常300円弱、時には200円台前半で売っている。 「あら、私の知ってるお弁当屋さんにはないわ」と今、お思いになったかも知れないが、 ここでの「弁当屋」とは仕出し屋のことではない。 それはさておき、200 円そこそこという値段は (一度自分で作ってみれば分かるが)本当に驚異的で、 経済学のさまざまな概念が胸を去来せずにはおかない。

何故か急に線型計画問題に興味がわき、終日あれこれ調査とプログラミング。 最近、なんでも Python で済ませたいので、 Python で書かれたモデラからソルバを呼ぶことにした。超らくちん。 でもこういうスタイルのプログラミングは、 真面目にドキュメントを読まずに安易につなぎあわせていると、 思いもよらない理由で動かなかったり、もっと悪い場合には誤動作していたりする。 夕食が遅い予定なので、途中、おやつの鯛焼でエネルギィ補給。

いつもよりずっと遅い時間に退社して、 そのまま御茶ノ水のピッツェリアへ歩く。 某氏の送別会。