2011年11月26日土曜日

地元の図書館へ行こう

今日は良い天気だ。 ロイヤルミルクティ、ヨーグルトと果物の朝食。 朝風呂に入って、湯船で 「吸血鬼と精神分析」(笠井潔著/光文社) を読み始めた。 昼食のメインは豚丼。 大蒜生姜ベースのたれを煮立てたフライパンでしゃぶしゃぶ用の豚肉の両面をさっと焼き、 炊きたての御飯の上にしきつめて、残りのたれの味を調整したものを上からかける。 他に、白菜の漬物、胡瓜と人参のピクルス、小松菜のお味噌汁。

午後は近所の区立図書館に行ってみる。 ずうっと子供の頃を除けば、多分、ふつうの公立図書館を初体験。 と言うのも、大学に勤めている間は大学の図書館が職場にあるので、 他に行く必要もなかった。 さらに言えば、私は興味を持った本は新刊古書を問わず大抵買ってしまうし、 食費より書籍代が低いなんて人としてありえない、と言うくらいの覚悟で暮らしている (私の毎月の書籍代は大体、食費の 3 倍から 5 倍である)。 しかし、この不景気の上に、明日をも知れぬ初老の身、 ああこれからどう暮らしていけばよかろう、 とオロオロアルキの昨今、図書館へ行こう、と突如思い当たった。

さて、調べてみると、私が住む区内には 11 もの区立図書館・図書室がある。 集書分野を分担しているという以外にもそれぞれに特色があって、例えば、 ハヤカワ文庫の全シリーズを第一巻から揃えているなんていう図書館もあれば、 音楽資料に強い図書館もある。 自宅から歩いて行ける範囲にもいくつかあるので、 散歩コースにも丁度良い所を選び、初の地元の図書館探訪。 まず館内を一通りまわって、開架図書など眺める。 次にリファレンスコーナーに行き、T.E.ロレンスの「知恵の七柱」について尋ねてみる。 実は、事前に自分で、この図書館に開架されていることを確認してあったし、 東洋文庫には旧訳と新訳(完全版)の二通りがあることなども良く知っていたが、 テスト(?)の意味で。別に意地悪ではない。 利用カード(区内共通)を作って、完全版の第一巻を借りて帰る。

常温に戻すためラム肉を冷蔵庫から出し、 FM ラジオを聞き流しながら、夕食の下準備を始める。 一通りセットアップが終わってから、 ルッコラと茹で卵のサラダで開始。 次は、ベーコンとえのき茸のスパゲティ・アーリオオーリオ・ペペロンチーノ。 メインは骨付きラム肉を焼いてポテト添えローズマリィ風味。 食後に果物と、ロイヤルミルクティ。 夜も「吸血鬼と精神分析」。