2011年11月25日金曜日

常夜鍋

ちょっと二日酔い気味なので、昼食は温かい蕎麦にしよう、 と心に決めて、朝食のあと出勤。 予定通り、昼食は近所の蕎麦屋に行く。 良い蕎麦屋だと思うのだが、昼時でも大抵待たずに入れる。 おそらく、店の人の愛想が悪いからだろう。 全く悪気はなく単に接客に慣れていないか不得意、という感じなのだが、 おかげで「行列ができる名店」になることもなく、 いつでも気楽に行ける近所のまっとうな蕎麦屋であり続けているのが、 とても有り難い。 予定通りに、けんちん蕎麦を食べる。 身体があったまっていいね。 夕方、金曜日恒例の全社ミーティングのあと退社。 だんだんと気温も下がり、鍋の美味しい季節になってきた。

夕食は常夜鍋。 これはうまいこと考えやがったな、 と思う料理があるものだが、常夜鍋もその一つだと思う。 土鍋に日本酒と水を入れ(私は半々だが、全部酒でなければと言う人もいる)、 つぶした大蒜をひとかけ、 菠薐草や小松菜など青菜を一種類煮て、 豚肉を入れるだけの料理。 豚肉はちょっと贅沢してしゃぶしゃぶ用のものを張り込むと報われる。 私はこれを醤油に紅葉おろし、あれば柑橘類を搾ったりしても食べるが、 ポン酢でも味噌系のたれでも何でも美味しい。 鍋のあとは饂飩がおすすめ。 誰が思いついたのやら、誰が名付けたのやら、 兎に角、うまいこと考えやがったな、と思う常夜鍋。