2011年11月22日火曜日

フェデリコ・カルパッチョ氏の生活と意見

いつもの朝食のあと、お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 大根の皮のきんぴら、焼きピーマン、昆布の佃煮、自家製ふりかけ。 夕方退社して、京橋へ。

今夜はネットワーク・ハッカーの N さんと、 「冬に備えて脂肪をつけよう」という企画でイタリア料理屋にて会食。 フェデリコ・カルパッチョ氏に訊くまでもなく、 イタリア料理には「美味しいものをちょっとずつ食べたい」 などという清貧の美学は存在しない。 その証拠に、500g 入り包装で売られているロングパスタは 6 人分ではなくて 4 人分、 250g 入りのショートパスタは 2 人分、とイタリア人は認識している (カルパッチョ氏によればね)。 昼食も控えめにしておき、 道行で「フェデリコ・カルパッチョの極上の憂鬱」(訳と註・木暮修/幻冬舎) を読みながら心の準備をする。 ちなみにこの本は、かつて「エル・ジャポン」誌で謎のガイジン、 フェデリコ・カルパッチョ氏が連載していたエッセイをまとめたものだが、 何せ連載時はまだバブルの幻から覚めやらぬ 90 年代前半だったので、 今読むと若干の気恥ずかしさを感じないでもない。

今の時間は、私の胃にまだ隙間があれば、 どこかのバーで一杯くらいお付き合いしているかも知れない。