2011年11月2日水曜日

パンチ・カード

いつもの朝食のあと、お弁当を作って出勤。 昼食は持参のお弁当。胡瓜のサンドウィッチとハムのサンドウィッチ。 昼休憩に新刊書店で IBM 社百周年本「世界をより良いものへと変えていく」 (K.メイニー、S.ハム、J.M.オブライアン著/ピアソン) などを買う。 IBM って百年も続いてたんだねえ。 夕方退社。 夕食の支度。御飯を炊いて、 豚丼(玉葱、胡麻)、菠薐草のおひたしに鰹節、 里芋の煮物、若布と胡麻のスープ。 食後にロイヤルミルクティとチョコレートチーズケーキを一切れ。 お風呂に入って、湯船で 「ブッダのことば(スッタニパータ)」 (中村元訳/岩波文庫)を読む。

上の IBM の本は宣伝本みたいなものかな、 と思って手に取ったのだが、非常に面白い。 IBM の歴史は情報産業の歴史。 今日読んだところでは「パンチ・カード」の話が興味深かった。 昔のコンピュータは穴を開けた紙のカード(パンチ・カード)でデータを読んでいたのだが、 パンチ・カードの覇権は 60 年以上も続いたそうだ。 60 年間も他の方法が一切現れなかったのだ。 二十世紀前半の企業の規模の発展は、パンチ・カードが支えた、 と言っても過言ではない。 1950 年代の IBM の売上の三分の一は、なんと、 紙のカードそのものの売上だったそうだ。印刷屋みたい。 技術の進歩って、タイミングがちぐはぐにずれていたり、 かと思うと、まるで指揮者がいるかのように、 色んなピースがぴたりと揃うこともあったり、となかなか面白い。 つまり、ほぼランダム、ってことなんじゃないかとも思うけれど。