2011年10月31日月曜日

また父からの手紙

朝食のあと出勤。 予想通り株価は一直線にストップ安をつけて引け、 時価総額の二割、およそ四十億円が失われた。 とは言え、オフィスは特にいつもと変わった様子はない。

帰宅したら、また父から手紙が届いていた。 飼っていた犬が(老衰で)死んだそうで、その報せ。 そしてまたしても、手紙は一句で締め括られていた。 「行路難、不在水不在山、秪在人情反覆間」。 今度は漢詩で来たか。 百楽天と書いていたが、もちろん白楽天の書き間違いだろう。 そして、私が訳するに、 「旅路の難儀は、海や河にあるのでもなければ山にあるのでもない、 ただ人の心の移り変わりの間にあるのだね」。 相変わらず、ありがたいようなありがたくないような、 何を言いたいのか良く分からない引用だ。 毎回、微妙に間違えているし。

お風呂に入ったあと夕餉の支度。 夕食は御飯を炊いて、 高野豆腐の溶き卵とじ山椒風味、里芋の煮物、ちりめんじゃこ、油揚げと若布の味噌汁。 食後に緑茶とどら焼。