2011年10月16日日曜日

秋刀魚と大根の問題

珈琲で目を覚まして、朝食の支度。 薩摩揚げを焼いて生姜と醤油、蕪の甘酢漬け、どんこ昆布、ちりめんじゃこ、 長芋のとろろ汁、御飯。 洗濯機に洗濯を任せ、 朝風呂に入ってから、二時間昼寝。 昼食を食べようにも、休日はいつも以上にエネルギィを使わないので、 お腹が全く空かない。太るのって難しい。

午後は掃除機がけなどの掃除と、少し書きもの。 夕方になって食材の買い出し。 秋刀魚は一匹百円以下に落ちてきたが、大根がやたらに高い。 秋刀魚には大根おろしが定番のはずなのに、 よく考えると、季節がずれているではないか。 季語事典を見なくても、秋刀魚は秋、大根は冬だ。 かと言って、秋刀魚を冬まで冷凍するようでは、季節を疎かにする。 ひょっとして秋刀魚と大根は、 気取った食通が鱧と松茸のお椀なんかを前に蘊蓄を講釈するところの 「であいもの」なのだろうか。

帰宅して、夕餉の支度。 秋刀魚の塩焼き、茄子とオクラを焼いて生姜醤油、 冷奴にもろみ。そのあと蕎麦を茹でて食べる。 夜は料理の仕込み。 お風呂に入って湯船で "Dead Famous" (C.O'Connell 著 / Berkley Novel) を読む。