2011年10月20日木曜日

まめあじ

いつもの朝食のあと出勤。 昼食は持参のサンドウィッチ。胡瓜とハム。 夕方退社。 財政緊縮のため、なかなか動物性たんぱく質に手が出ない。 これも、人口の 1 パーセントの金持ちのせいだろうか。 百人に一人というのは「ぼくたちの周りにはいないよね?でも、そんな人たちが近くにはいるんだよ」 と思える絶妙の割合なのだろうなあ……などと魚棚の前で思う。

いや、それはさておき、切実な問題なのは、残りの 99 パーセントに属する私の今日の夕餉の食卓だった。 先月、東京砂漠の生活を憐んだ知り合いが送ってくれた音戸のちりめんじゃこが沢山あるのだが、 食卓には彩と変化というものが必要だ。 聖橋から飛び降りるくらいの気合で、豆鯵を十匹買い、帰宅。 豆鯵と言っても、じゃこに比べればくじらなみに大きいしね。

豆鯵もちゃんと作れば鯛の味。偶然ながら五七五。 さっと霜降りをしてから、酒が多めの煮汁で梅干しと一緒に煮る。あとで生姜も。 あじな魚というだけあって味は良かったのだが、 老眼で小骨が見えない、という重大な問題が! 他に、ひじきと大豆と人参の煮物、蕪の甘酢漬け、切干し大根の味噌汁、御飯。 柿が一つ熟し過ぎて溶けかかっていたので、ヨーグルトとあわせて食後のデザートを作る。