夏が来た。 特に今日はたまたま、他社を訪問する仕事があったので、 照りつける夏の日差しを堪能。
夕方から、久生十蘭原作の映画「肌色の月」(杉江敏男監督/1957)を観る。 私は久生十蘭ファンなので、外すわけにはいかない。 主演の乙羽信子がもう一つ私の好みではないのだが、 映画全体のしみじみと落ち着いたムードが好ましい。 古い映画っていいなあ……という感じ。 家で夕食の支度をするのも面倒なので、 近所のベルギービール屋で軽食をとって帰る。
--- Silent Life of Dr. Hara, II
``The initial mystery that attends each journey is:
how could the traveller reach his starting point
in the first place."
(「全ての旅にまつわる最初の謎:
その旅人はそもそもどうやって出発点に辿りついたのか」)
ルイーズ・ボーガン(詩人)、訳文は原による。