2011年6月14日火曜日
盲目のチェリスト
帰り道で、盲導犬を連れてチェロを抱えた人を見かけた。盲目のチェリストか……。私は目の不自由な人に惹かれる傾向にあるのだが、何故なのだろう。確か、ユマ・サーマンが盲目のチェリストを演じた映画があったなあ。盲目の箏奏者が出てくるのは……「本陣殺人事件」か、などと思いつつ帰宅。
某誌から某新刊書籍の書評依頼が来ていた。これは喜んで書かせていただこう。
まだ明るい内からお風呂に入って、湯船で読書。
「二流小説家」(D.ゴードン著/青木千鶴訳/ハヤカワ・ミステリ 1845)を読み始める。原題は "The Serialist" で、直訳すれば「連載もの作家」だ。あるいは、少しずつ進めていく人、というイメージもあるのかも知れない。