2011年4月30日土曜日

地理学者

今日も 6 時前に目が覚めた。7 時起床。 珈琲、トースト、ヨーグルトの朝食。 今日も良い天気だ。 まだ喉の奥に風邪が残っている感じ。 午前中は本を読んだり、朝風呂に入ったり、 月末の家計簿〆めをしたり。 昼食はカルボナーラと水。 食後に三十分ほど昼寝をしてから、 午後は一人遊び三昧。 夕方になって、夕食の支度。 御飯を炊いて、鯵のひらき、冷奴のもろみと白葱のせ、 蕪の酢漬け、大根と油揚げと白葱のお味噌汁。 食後に中国緑茶。

ちょっとゆっくりしてから、渋谷の Bunkamura ミュージアムに出かける。 フェルメールの「地理学者」が目玉のオランダ・フランドル絵画展。 Bunkamura は週末、夜も開館しているので便利。 5 月下旬に会期も終わるし、きっと空いているだろうと期待。 そのあとは久しぶりに骨董通りのバーにでも寄ってみるか。

そんなわけで、これは予約更新です。

2011年4月29日金曜日

一人遊び

6 時前に目が覚めて、7 時過ぎに起床。 昨夜、食べ過ぎたので珈琲だけの朝食。 今日から十連休だ。 さあ、今日は何をしようかなあ。 とても天気が良いし気温も高いので、 シーツ類の大物を洗濯することにした。 その一方、朝風呂に入ったり、書類の整理をしたりの雑用。 昼食はまたお好み焼き。 風邪のせいだろうか、最近、夜にあまり眠れないので、 昼寝でカバー。 そのあとは、夕方まで一人で楽しく遊ぶ。 夕食は味噌ラーメンと冷奴。 変な組み合わせだが、まだ体調が戻らず、 料理らしい料理をする気がしないので。 夜にはまたお風呂に入ったあと、 楽しく一人で遊ぶ。

2011年4月28日木曜日

空のホーム

昨夜もあまり眠れず、不調の起床。 まだ風邪も完治しない。 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルト、キウィの朝食。 今日もお弁当作りはお休み。 少しゆっくりしてから出勤。 今日は朝からめっぽう暖かい。 東京では夏日になるところもあるそうだ。

からっぽになったホームディレクトリから、作業環境の再構築。 午後には、まあ使えるようになった。 昼食は近所のお弁当屋さんのおむすび二つ。 17 時過ぎに退社して、銀座に向かう。 夕方から銀座京橋のイタリアンレストランにて、 ネットワークハッカーのNさんと会食。 21 時頃帰宅して、お風呂に入って、そして今。

2011年4月27日水曜日

再インストール

昨夜は良く眠れず、 再インストール作業の疲れを残したまま起床。 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルト、キウィの軽めの朝食。 今週はお弁当作りはお休みにして、 ちょっとゆっくりしてから出勤。 今日は暑いくらいの良い天気。

出社してしばらく、メイルと社内スケジュール管理専用のサブマシンでお仕事。 その後、再びメインマシンのインストール作業にチャレンジ。 もう一つすっきりとはしないものの、 結論から言えば、再インストールに成功した。 技術者の言葉ではないかも知れないが、 昨日は何かに祟られていたとしか思えない。 これから作業環境をリストアするのが面倒だなあ……。 私は常にバックアップを二重にとっているので、 面倒なだけではあるのだが、意欲が減退するのは確か。 明日(あるいは連休明けに)やろう、と思って、昼食に出る。 近所のタイカレー屋さんにて。午後は午前の仕事の続き。 今日しなければいけないことはすぐに終わった。 風邪は治りつつあるのだが、昨日の「祟り」でかなりのダメージを受けている。 体調を慮って、すぐに退社。

帰宅して、しばらく安静にする。 夕食はまた、鍋焼き饂飩。 九条葱と大根をたっぷり使った風邪仕様。 夜はヴァルヒャ演奏でバッハのオルガン曲を聴きながら読書など。

明日の夜は会食の約束がありますので、更新が遅くなります。

2011年4月26日火曜日

プロは再インストールをためらわない

かなり風邪から回復してきた。 7 時過ぎに起床。 久しぶりにフルセットの朝食のあと、出勤。 今日も風邪の影響でお弁当はなし。 昼食は近所の中華料理屋で炒飯だった。

仙台から届いた機材が無事、起動したことは良かったのだが、 かなり大きくて邪魔になるため、 私のメインマシンと場所を入れ代えようと思ったのが運のつき。 メインマシンにトラブル発生。 OS を再インストールするのが簡便な解決法と思われた。 しかし、それも意外と面倒臭いものだ。 ちょっと迷っていると天才プログラマが、 「ふっ、アマチュアだな。プロはOSの再インストールをためらわない。 むしろ気持ちがすっきりして、俺なんか大好きだ。 実際しょっちゅう再インストールする」、 などと格好良いことを言う。 それなら、とインストールを始めたが、 考えられないようなトラブル続発。 大昔、ラップトップ PC に slackware の linux をインストールしたときでさえ、 こんなにトラブらなかった。 天才プログラマに助けられながら暗くなるまで不毛な作業を続けた結論は、 明日また別のインストールメディアでやってみよう、ということになった。 ハードウェア的に故障している可能性も捨て切れないが。

帰宅して、お風呂に入ってから、夕食の支度。 またお好み焼き。ヱビスビール。 明日はいい日かな……。 自分の中身も簡単に再インストールできるとしたら、 どれくらいの人が、実際に再インストールするのだろうか。

2011年4月25日月曜日

意味なし

6 時前に目が覚めたが、「古楽の楽しみ」を聴きながらうとうと。 起床して軽めの朝食。珈琲とトーストとチーズ、ヨーグルトなど。 風邪はかなり良くなってきた。 今日を休めば完治しそうだが、 仕事もあるし、希望退職関連の個人面談も予定されているので、 やむをえず出勤。

風邪でお弁当を作る余裕がなかったので、 昼食は近所のカレーライスチェーン店にて、ハッシュドビーフ。 食後すぐに面談。 社員全員に一人ずつ対面で退職の条件を伝えることがポイントの面談で、 西海岸からのテレカンで簡単に終了。 やはりまだ体調不良なので、さっさと今日の ToDo を片付けて、退社。 帰宅してまた寝室で安静にする。 夕食はまた鍋焼き饂飩。何度めだっけ。 夜は、届いたばかりの "Clever Algorithms" (J.Brownlee著) をぺらぺら眺めたり。 ヴァルヒャの演奏でバッハのオルガン曲を聴いたり。 「惑星ソラリス」のあの曲とか、「バビロンの流れのほとりに」とか。

不調ながら再度、意味なしジョークにトライ。 人生って……インチキした複式簿記みたいなものだよね。 駄目だ不調過ぎる。意味のないつもりが、 やたら深い意味ありげになってしまう。

2011年4月24日日曜日

今日も風邪

今日も風邪でダウン。改善に向かっているような気はする。 明日は出社できるだろう。 昼食はまたしても鍋焼き饂飩。 夕食は豚汁、卵かけ御飯、蕪の酢漬け。

ずっと寝ているのは仕方がないが、眠れる時間には限界がある。 しようがなく熱にうかされながら、人生について考える一日。 人生における仕事って、シャンプーハットみたいなものだな…… (熱のせいか、必殺の意味なしジョークも不発)。

2011年4月23日土曜日

風邪の日だから詩集でも読もう

風邪でダウン。昨日かと思ったら、今日が峠だったみたい。

昼食はまた鍋焼きうどん。 夕食は、ソーセージの酢キャベツ煮込みとアーリオオーリオ。 食事だけはしっかり作って、食べて、他の時間は暖くして寝てました……。 そして時々、水分補給。夜になって、かなり良くなった。

2011年4月22日金曜日

風邪には詩集を

昨夜は遅くまで寝つけなかったのだが、6 時前に目覚めた。 やはり長時間眠れるのは健康の証しなのだなあ。 風邪はさらに悪化している。 でも朝食はいつものフルセット。 お弁当を詰めて出勤。 反カジュアルデーの金曜日なので、ネクタイにスーツ。 天気は良いが、今日も気温が低い。 昼食は持参のお弁当。梅干し、おかか、御飯。 どうやら熱が出てきたらしく、頭痛もしてきたので、 午後の早い時間に退社。 帰宅して、寝床で安静にする。 夕食は鍋焼き饂飩。 熱のせいか長い文章を読む気がしないので、詩集でも。 「永遠の薔薇・鉄の貨幣」(J.L.ボルヘス著/鼓直・清水憲男・篠沢眞理訳/国書刊行会)。

2011年4月21日木曜日

キャベツの芯

6 時前に目が覚めて寝床で「古楽の楽しみ」を聴いてから起床。 相変わらず、風邪。 でも、珈琲、ソーセージエッグ、トースト、チーズ、ヨーグルトなどの、 フルセットの朝食。 お米がないので、お弁当作りはなし。 今日も冷たい曇り空。

出社してお仕事。 万が一、風邪が悪化して明日出勤できない可能性に備えて、 明日締切の仕事を片付ける。午後の早い時間に終了。 仕事をしていたらどんどん調子が悪くなってきたので、早い時間に退社。 まあ、済ませるべきことは済ませたので、一安心だ。 昼食は餃子の王将の餃子と焼き飯でした。 帰宅して、寝る。 私の風邪の治し方は兎に角、食べて、寝る。 夕方、起き出して夕食の支度。 御飯を炊いて、 鶏もも肉の照り焼き、キャベツ炒め、蕪の酢漬け、長葱のお味噌汁。 食後に中国緑茶。 キャベツの最後の残りを、酢漬けにする。 芯の一番固いところだけは、どうしようもないかなあ。

2011年4月20日水曜日

あした

平均律を奏でるチェンバロの音で目が覚めた。 やはりバッハはいい。 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルトなどの朝食。 今日は気温は低いが良い天気だ。 一椀のヨーグルトを猫と分け合いながら、青空を眺める。 ねえクロよ、もしも明日わたしたちが何もかもを無くして、 ただの心しか持たない痩せた猫になっても、まだ一緒にいてくれるかい。 イヤリングを外して綺麗じゃなくなっても、 フリルのシャツを脱いで痩せっぽちになっても、 ねえクロソフスカヤ、まだ君のことを見失わないでいられるだろうか。 週の中日でお弁当作りはお休み。 マーケットをチェックしてから出勤。

出社してお仕事。 昼食は近所のカレーライスチェーン店にて。 転職支援説明会が夕方に予定されていたのだが、 風邪で体調が悪い。どうしようかなと思っていたら、 株主総会から戻ってきた部署の株主マネージャが、 家に帰って休んだ方が良いと力説するので、ありがたく帰らせていただく。 私は常に、株主の意見を尊重する者だ。 ちょっと肌寒いなあ。まだ襟巻が必要だったとは。 帰宅して体温を測る。それほどの熱ではないようだ。 お風呂に入ってから、水を飲んでしばらく安息にする。

夕食は御飯を炊いて、と思ったら米が半合もない。しまった。 買いに出る元気もなく、 やむをえずキャベツと…ベーコンのお好み焼き。 キャベツだけでは流石に寂しいからと思ったのだが、 ベーコンは主張が強過ぎて、あまり調和せず。

2011年4月19日火曜日

不穏な天気

夜の間、かなり激しい雨が降っていて、何だか寝不足。 7 時に起床。外は薄暗く、部屋も寒い。 珈琲、トースト、チーズ、ヨーグルトの朝食。 お弁当を詰めて、マーケットニュースを観てから出勤。 もう雨は止んでいたが、外はかなり寒い。

出社して、午前中は外国の企業のR&D部門とメイルのやりとり。 昼食は持参のお弁当。梅干し、おかか、御飯。 午後は社内コンサルタント業で、問題の聴取。 ふーむ、なるほど。二三日、考える時間をもらう。 トイレからの帰りにエレベータの前の眺めの良いスペースで、 東京タワーを見ながら考えていると、 空がみるみる不穏な色に染まっていく。 今日は傘を持っていなかったので、慌てて退社。 空の半分が青く、半分が黒い。 その青い部分から白い雪が散らついてくる。 ただごとではないことが起こりそうな物凄さだ。 ほとんど降られずに帰宅したが、震えるほど寒い。 帰宅して、すぐにお風呂。 夕食は冷凍してあったカレーライスに自作ぱりぱりチキンのトッピング、 キャベツの千切り添え。ヱビスビール。 夜は 「お呼びだ、ジーヴス」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会) を読んだり。 うーん、軽症だけど風邪ひいちゃったかな……。

しかし明日は外では株主総会、 内では人材派遣会社による転職支援説明会、 社員全員の個別面談が進行中、と騒がしい日々、風邪で弱ってる場合じゃない。 もう数年くらいはこの会社にいる予定だったし、 今もそうしたいと思っているのだが、 これからの面談次第で私もどうなるか分からない。 まあ、辞めるにしても他の会社には移らずに、自営すると思うけれど。 私は「人生を三回生きる」がモットーで、 大学に勤め、会社に勤め、最後は自営し、 それでもまだ命が残っていたら、遊び人にでもなろう、と思っていた (ちなみに段々と難易度を上げているつもり)。 そう言えば、大学を辞めるのは、実はもう二年くらい先のつもりだったのだが、 タイミングの問題で予定を早めざるを得なかった。 いくら計画を立てても、人生ままならぬものだ。 マーフィの法則に「起こるかも知れないことは必ず起こる」 というのがあったが、その附則に「しかも、最悪のタイミングで。」 とついていたような気がする。 幸運にも、私には扶養家族も家も車もなければ、まともな家具すらない。 少々の金融資産の他は、老猫一匹と、首の上に載せて運んでいるものだけだ。 何があってもどうにでも出来るだろう。 とりあえず多分……一皿のミルクを猫と分けあうところからの再スタートでね(笑)。

2011年4月18日月曜日

チェスのち、経済学

7 時半くらいに起床。ちょっと寝不足。 珈琲とトーストとチーズ、ヨーグルトのあっさりした朝食。 お弁当を詰めて出勤。 今日はまた空気がひんやりしている。

出社してお仕事。 昼食は持参のお弁当。梅干し、蕪の甘酢漬け、御飯。 昼休憩に近所の新刊書店で 「国家は破綻する 金融危機の800年」(C.M.ラインハート&K.S.ロゴフ著/村井章子訳/日経BP社) を買う。なかなかの力作のようだ。 内容とは無関係だが、 ロゴフは院生時代にチェスのグランドマスターの称号を獲得したらしい。 それを機会にチェスからさっぱり足を洗って、 経済学に専念したとのことである。 16 時過ぎに退社。 天気は良くなったが、やはり空気は冷たい。 昼間に頼まれた、ちょっとした数学的なデザインを考えながら、歩いて帰る。

帰宅してお風呂のあと、夕食の支度。 いつものように御飯は土釜で炊き、だしもちゃんと引く。 鶏もも肉と長葱の照り焼き、マカロニサラダ、キャベツの千切り、 長葱のお味噌汁、御飯。 今日は朝から食欲がもうひとつなのに、こんな時に限って、 御飯の炊き具合もだしも照り焼きも完璧だ。 夜は読書など。 「愛おしい骨」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫)、 読了。 うーむ、侮れんなオコンネル。

2011年4月17日日曜日

青空

7 時半くらいに起床。 気温は低いが今日も良い天気だ。 神は天にしろしめし、すべて世はこともなし。 これでヒバリとカタツムリがいれば完璧なところだ。 珈琲とヨーグルト、プルーンなどの朝食。 午前中は、「スーダラ節」を口遊みつつ、 トイレ掃除、掃除機がけ、カーペット類の片付けなどの家事。 すーいすーいすーだららったすーだららったすーいすい、と。 カーペットがなくなるとやはり夏らしい。

昼食はまたお好み焼き。チーズと玉葱入り。 ベランダの猫と青空を見ながら、ヱビスビール。 しばらく昼寝。 都知事選は静かで良かったのに、また選挙カーが騒がしい。 被選挙人にマイナスの効果しかないと思うのだがなあ。 昼寝は一時間ほどで午後は読書など。 「愛おしい骨」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫)。

夕食は近所のお肉屋さん製の豚カツを温め直し、 マカロニサラダと千切りキャベツを添え、蕪の酢漬けに豚汁と御飯。 食後に中国茶。

2011年4月16日土曜日

ひらいたトランプ

7 時過ぎに起床。 クラシック音楽が流れているはずのところに、何故か箏曲を聞いたような。 「邦楽のひととき」と混乱しているのかな。 珈琲とブルーベリソース入りのヨーグルトのみの朝食。 朝は曇り空だったが天気予報によれば、 今日は 25 度を越えそうな上天気になるそうだ。 明日はまた冷えそうだから、今日のうちに洗濯をしておく。 朝風呂に入って湯船で読書。 "Statistical Rules of Thumbs" (G. van Bell 著 / Willey). 昼前にまたかなり大きな地震があった。 日々の余震のおかげですっかり地震慣れしてしまったが、 震源が北関東だったのは、ちょっと新しいかな…。

昼食は、買ってきた豚カツを使ってカツ丼、 大根の千切りのお味噌汁。冷えたヱビスビール。 カツ丼に小確幸を見た。 幸せのあまり、ちょっと寝台に横になったら、 また三時間も寝てしまった。 夕方まで読書。 「検察側の証人」(A.クリスティ著/加藤恭平訳/ハヤカワ文庫) を読了したので、 今度はクリスティ再読計画の 18 冊目、 「ひらいたトランプ」(A.クリスティ著/加島祥造訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)。 読了。 「ひらいたトランプ」では(コントラクト)ブリッジがテーマになっているのだが、 日本で最近ブリッジをしている人はいるのだろうか。 私よりかなり上の世代の数学者から、 昔仲間うちで流行ったので今でも時々四人集まるとやっている、 という話を聞いたことがあるくらい。 そう言えば、 小林旭主演の「黒い賭博師」(1965年)にもブリッジが出てくるらしいので、 今よりは認知されていたのかも。

暗くなってきた頃に夕食を始める。 昼にけっこう食べたので、夜はあっさり。 マカロニサラダ、 キャベツとアンチョビのスパゲティ、白ワインを一杯だけ。 食後に珈琲。

2011年4月15日金曜日

五万節

7 時半くらいに起床。 いつもの朝食フルセット。お弁当を詰めてから、身支度。 最近、金曜日は「反カジュアルデー」に決めているので、 スーツにネクタイ。ケルヴィンに結んで、出勤。 今日は朝から既にあたたかい。 と言うより、やや暑いくらい。

クレイジーキャッツの「五万節」を口遊みつつ陽気に出社。 学校出てから十余年、今じゃ立派なコンサル屋。 数式混じりの大風呂敷で、とった仕事が五万件♪ 出社して、お仕事。 学校出てから十余年、今じゃ立派なプログラマ。 コンパイラにコードを食わせるたびに、毎日エラーが五万件♪ 昼食は持参のお弁当。梅干し、蕪の甘酢漬け、御飯。 今日もまた夕方も早い時間に退社。 初夏と言うよりは、もう夏みたいだなあ。

帰宅してお風呂に入り、湯船で "Statistical Rules of Thumbs" (G. van Belle 著 / Willey) を読む。 統計学の応用手法のポイントが 1、2 ページずつ短くまとめられていて、 なかなか面白い。 お風呂あがりに、マカロニサラダでヱビスビール。 飲んだビールが五万杯♪ 落ち着いてから、またお好み焼きを焼く。お好み焼き、うまい。

坂本九を歌いながら、しんみり夜の星を見上げるのもいいかも知れないけれど、 今、必要なのはむしろ、植木等ではないか。 俺もないけど心配すんな、の心ではないかなあ。

2011年4月14日木曜日

エセー読み

ラジオの地震速報で目が覚めたおかげで、 「古楽の楽しみ」をちゃんと聴けた。 7 時過ぎに起床。いつもの朝食。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。梅干し、蕪の甘酢漬け、御飯。 てきぱきと作業をこなしたら、 夕方と言うにはあまりに早い時間に今日することがなくなったので、 さくっと退社。今日はちょっと暑いくらいの陽気だ。 帰宅して、お風呂に入り、 まだ日も高いうちから夕食を徐々に始める。 最初はマカロニサラダとヱビスビール。 「エセー 1」(モンテーニュ著/宮下志郎訳/白水社) を読みながら、ゆっくりと前菜。

「エセー」は宮下版が一番読み易い。 欠点としては、読み易さとの引き換えに「エセー」名物の(a),(b),(c) ヴァージョン表記を除いたことだろうか。 「エセー」は長い時間をかけて書き続けられたものなので、 複数の階層的ヴァージョンが存在する。 エセー読み(?)にとっては、この階層構造を読み解いて、 モンテーニュの考え方はこう変わって、こんなことを加筆したのだな、 などと合点するのが醍醐味の一つなのである。 しかし、そういったことを気にせずに、 すらすら直線的に読めるのも有り難いことで、 個人的には宮下版を第一におすすめしたい。 現在、4巻まで出版されているが、 無事に全7巻の翻訳を終えられるかがちょっと心配だけれど。

そしてメインは豚しゃぶと豆苗と大根おろしの温サラダにポン酢ドレッシング。 蕪の甘酢漬けと、大根の千切りの味噌汁、御飯。中国茶。 夜は「エセー」や、 「検察側の証人」(A.クリスティ著/加藤恭平訳/ハヤカワ文庫) などの読書。

金曜日は「反カジュアルデー」に決めたので、 明日は "Paul Smith" のスーツとネクタイの予定 (この時期に単身来日してくれた Sir Smith に感謝して)。 しかし、 同僚に「ハローワークに行くのだな」と思われたらちょっと嫌だなあ、 と思ったり、思わなかったりね(笑)。

2011年4月13日水曜日

心の森羅万象

今日は確かに「古楽の楽しみ」を聞いた記憶がある。 7 時半に起床。 いつもの平日用フルセットの朝食。 マーケットニュースを観てから出勤。 朝はまだ冷たいが、今日は 20 度を越えて初夏の陽気になるそうだ。

出社。 昨日、本社の三割から四割という大規模な希望退職者を募る発表があったところだが、 特に変化は感じられないかな。 もちろん、ほとんどの社員は幕張にいて、 東京は仮出張所みたいなものだから、全体の雰囲気は分からない。 それに、私もいつも通りだけれど心の中では、 四条大宮駅前あたりで屋台を引く頃合いかなあ……、 などと思いつつ、お仕事しているわけだし。 昼食は近所のカレーライスのチェーン店にて、チキンカツカレー。 今日は午前、午後と集中して、4 時頃さくっと退社。 ほぼ理想的だ。

帰宅してお風呂に入り、湯船で 「夜の国 ― 心の森羅万象をめぐって」(L.アイズリー著/千葉茂樹・上田理子訳/工作社) を読む。 この詩情はソローやエマーソンと言うよりは、 ブラッドベリに近いんじゃないかな。 さて、夕食の支度。今日はお好み焼きに決めていた。 前菜のマカロニサラダで一服してから、 お好み焼きを焼く。関西風だけど、ソースはオタフク。 赤ワイン一杯と一緒にいただく。美味しいなあ、久しぶりのお好み焼き。 ビルも揺れてれば、会社も揺れているけれど、 お好み焼きの上で踊る花鰹は確かな幸せ。 何か一句詠めそうな気がするけれど、 不謹慎あるいは自虐的になりそうだからやめておこう……。

2011年4月12日火曜日

たいちゃ

7 時半頃起床。 最近、「古楽の楽しみ」を聞いた記憶がないなあ。 いつもの朝食のあと、お弁当を詰めて出勤。 今日は集中して、さっと帰るぞ、と思っていたら、 夕方遅くの時間枠に全体ミーティング招集のお報せ。 昼食は持参のお弁当。かつおぶしと沢庵、御飯。 午後の早い時間に今日することはなくなった。 夜までずっと社内で待っているのも昨日の決心に反するので、 16 時半くらいに一旦退社して、早い夕食に行く。 銀座の鰻屋にて鯛茶漬け。たいちゃ、うまい。 ビールを飲みたいところだが、そこはぐっと我慢して、また社に戻る。 18 時半から緊急のミーティング。 昼間の IR 発表からして内容は予想されていたが、やはりその件だった。 19 時に終了して、退社。

昨日に比べて今日はちょっと寒い。 帰宅して、お風呂。 夕食が早かったので小腹がすいた。 マカロニサラダでロゼを一杯だけ。

2011年4月11日月曜日

マカロニサラダ

いつものように 7 時半くらいに起床。 いつもの平日用朝食のフルセットのあと、お弁当を詰めて出勤。 最近ますます、時間をかけてだらだら働くのは無駄だな、と思う。 ぐっと集中してさっと帰っちゃう方が、 誰にとっても良いのではないか。 できるだけ会社に滞在しない作戦を試してみようかなあ。 昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。 昼休憩に古本屋で、クリスティ再読計画用に二冊購入して帰る。 「検察側の証人」(A.クリスティ著/加藤恭平訳/ハヤカワ文庫)、 「ひらいたトランプ」(A.クリスティ著/加島祥造訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)。 結局、4 時半くらいまでだらだら職場にいた。 こんな効率の悪さではいけない。 どう考えても、今日やったことは合計一時間でできたはずだった。

スーパーで買い物をして帰宅。 雨に降られて、ずぶ濡れ。 お風呂に入ろうかと思っているところに、かなり強い余震。 揺れている時間も長くて、しばらくぶりにひやっとした。 落ち着くのをちょっと待ってから、お風呂。 夕食の支度。 マカロニサラダ、回鍋肉、蕪の甘酢漬け、大根と油揚げのお味噌汁、御飯。 マカロニサラダって自分で作ってみると意外に美味しいものだなあ。 ウー・ウェン先生レシピの回鍋肉は今日も絶品だった。 食後にゆっくりロゼを一杯だけ。

夜は、 「叛逆としての科学 ― 本を語り、文化を読む22章」(F.ダイソン著/柴田裕之訳/みす ず書房) の最後のあたりを読んだり、 amazon から届いたばかりの 「夜の国」(L.アイズリー著/千葉茂樹・上田理子訳/工作社) を眺めたり。

2011年4月10日日曜日

「叛逆としての科学」

9 時近くまで寝てしまった。 土日用の軽めの朝食。 今日は良い天気だ。洗濯日和。 午前中は洗濯などの家事。 朝風呂に入って、湯船で 「叛逆としての科学 ― 本を語り、文化を読む22章」(F.ダイソン著/柴田裕之訳/みすず書房) を読む。

フリーマン・ダイソンのエッセイは常に面白い。 ダイソンは私のヒーローの一人だが、 その見解にすべて賛成しているわけではない。 しかし、その意見に賛成か反対かに関係なく、いつも何か刺激を受けるし、 さらにもっと考えたくなるし、もっと知りたくなる。 良い本の特徴は、他の本も読みたくなることだ。 この本は翻訳の水準も高い。 ただ邦訳書にありがちな、 「翻訳にあたっては、やむなくその一部を割愛した」、 だけは残念かな。

昼食は作りおきのカレーライスと、ロゼを一杯だけ。 午後も家事のかたわら読書などして、のんびり暮らす。 夕食は、めかじきを焼いて大根おろしと大蒜醤油のソース、 キャベツと茹で卵のサラダ、蕪の甘酢漬け、 ベビーポテトと油揚げのお味噌汁、御飯。 食後に中国茶。 夜もお風呂と読書など。

2011年4月9日土曜日

生者と死者と

む、何故に受験ラジオ講座が… と思ったら、ブラームスの「大学祝典序曲」。 しかし、ブラームスは古楽ではない。 どうやら、土曜日は「古楽の楽しみ」はお休みで別番組らしい。 7 時半くらいに起きて、珈琲とトーストとチーズの軽めの朝食。 朝風呂に入って、湯船で 「叛逆としての科学 ― 本を語り、文化を読む22章」(F.ダイソン著/柴田裕之訳/みすず書房) を読む。 洗い物など家事をしているうちに昼。 昼食はキャベツとアンチョビのスパゲティで、ロゼを一杯だけ。

午後は読書。 「アマンダの影」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫) を読了。 オコンネルを読むのは三冊目だが、どれも死者が重要な役割を演じるのが特徴だ。 登場人物の中に「故人」が多い。 生きている人間が皆、死者の強い影響下にあって、 生者たちは忘れられない死者たちとともに生きている。 どちらかと言うと、死者たちの方が鮮かで魅力的に描かれているくらいで、 生者の心の中で死者が生きていると言うよりも、 死者の心の中で生者が生かされているような感じ。

夕食は御飯を炊いてだしを引き、 金目鯛の煮付け、アスパラガスのおひたし、だし巻き、蕪の甘酢漬け、 大根と油揚げのお味噌汁、御飯。 卵一つでだし巻きを作るのは難易度が高い。 お風呂上がりに、酒を冷やで五勺ほど。

2011年4月8日金曜日

ネクタイを結ぶ85の方法

深夜に大きな余震があったせいか、良く眠れなかったような。 7 時半くらいに起床。いつもの朝食。今日も温かい。 自粛ムードが東京に吹き荒れる昨今、 じゃあ私が贅沢をしてやろうかと考えても、 元来つつましやかな生活しかしたことがないので、贅沢の仕方が分からない。 とりあえず、金曜日は「反カジュアルデー」と勝手に決めてみた。 スーツにシャツにネクタイにクリーニング代にと、色々お金が使えそうだから。 ネクタイをケルヴィンに結んで出勤。

ネクタイの結び方に「ケルヴィン」や「キャヴェンディッシュ」 というものがあるが、これは有名な物理学者の名前でもある。 何か関係があるのだろうか? 関係がありそうな気がする理由には、 「ネクタイの数学」(T.フィンク&Y.マオ著/青木薫訳/OH!文庫) という本があって、 この著者二人がキャヴェンディッシュ研究所勤めの物理学者だ、 ということがある。 この本によれば、 ネクタイの結び方は三角格子上のランダムウォークに対応する。 言われてみれば当たり前で、 ネクタイは首と胸のあたりを Y 字型に分割した三つのエリア (首前、右胸、左胸)を順に上からか下からくぐらせることで結ぶので、 三つの方向に前後二つの進み方があるウォークと対応するわけだ。 ただし、ネクタイの長さには限界があるし、ネクタイ結びとしての制限もある。 そういう制限を加えると、ネクタイの結び方は全部で85通りあるのだそうだ。 しかし、ダンディズムとは虚しいもので、 女性の帯の結び方などとは違って、 ネクタイの結び方はどれも結局似たりよったりにしか見えない。 そんな微妙な差に気付く人はほとんどいないだろう。

出勤して、週末らしくゆっくりお仕事。 昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。 16 時半くらいに退社して、銀座に散歩に行く。 昔恋しい銀座の柳、あだな年増を誰が知ろ。 三越伊勢丹、松坂屋、日本橋の三越本店など百貨店を見て歩く。 鰻屋で鯛茶漬でも食べていこうかな、と思ったが、 今日は昼間からベルギービールに決めていたのだった。 神保町に戻って、ベルギービール屋で夕食。 復活祭のパテアンクルート、ホワイトアスパラと筍のフランドル風、 春野菜のペペロンチーノ。 その間にグリゼット・ブランシュとゴイヤス・ノエルを一杯ずつ。 19 時半くらいに帰宅。

2011年4月7日木曜日

花満開

いつもの通り、7 時半くらいに起床。 いつもの朝食のあと、お弁当を詰めて出勤。 より道をして都知事選挙の期日前投票。 人もほとんどいないし、節電していることもあって、投票所はひっそり感が倍増。 ひょっとして都知事選、忘れ去られているのでは……。 少し遅れて出社。 昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。 昼休憩の神保町散歩。 もうすっかり春だ。天気も良いし、 桜は満開だし、ジャケットでも少し暑いくらい。 夕方、退社して、スーパーで買い物をして帰宅。

帰宅してお風呂に入ってから夕食の支度。 前菜に茹でアスパラガスのポーチドエッグと辛子マヨネーズ添え、 きゃべつとアンチョビのスパゲティ、 メインにはめかじきをオリーヴオイルと大蒜で焼く。 トマトを添えて、あたたかいドレッシング。 その間にロゼを二杯、バゲットを少々。 食後に珈琲とシュークリーム。 夜は読書。 「アマンダの影」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫) など。

2011年4月6日水曜日

無人島の一冊

今日は確かに「古楽の楽しみ」を聞いたはず。 ニュースを聴いたあと、7 時半くらいに起床。 いつもの朝食のあと、ちょっとゆっくりしてから出勤。 今日は週の中日でお弁当はなし。 昼食は近所のカレーライスのチェーン店にて、茄子カレー。 午後はちょっとしたスクリプトを書いたりして、夕方退社。 今日はもうすっかり春だ。桜も満開宣言が出たらしい。 スーパーで買い物をして帰宅。

帰宅してまずお風呂に入ってから夕食の支度。 三割引きで買った金目鯛を煮付けにする。 煮魚の最大のポイントは霜降りをすることだが、 普通は面倒でなかなかできないものだ。 今日はちゃんと霜降りしました。 並行してアスパラガスのおひたしも作る。 おひたしを前菜にヱビスビールを始め、 次はメインの金目鯛。うまい。 煮付けもおひたしも上出来だ。 自分で作って自分で食べる料理は手抜きしがちだけれど、 ちょっとした手間を惜しまないことが重要だな。 その間に御飯を炊き、炊き立て御飯と、蕪の甘酢漬け、大根と油揚げのお味噌汁。

モンテーニュの「エセー」の翻訳は色々あるのだけれど、 とにかく長いので、どれも数冊の分冊になっている。 例えば岩波文庫は全六巻だし、 現在翻訳が進行中の白水社版では全七巻が予定されている。 もし「エセー」が一冊にまとまっていたら、 寝床の読書のお供として、また旅行のときにスーツケースの中へ、 などと夢はふくらむ。 座右の一冊は何か、無人島に持っていく一冊は何か、 と訊かれたときには最も気の効いた答の一つにもなるだろう。 そして実際、それは日本人にアクセスしやすい英語訳で存在する。 Penguin Classics の M.A.Screech 訳 "The Complete Essays" だ。 ただし、京極夏彦のノベルスなんて目じゃない、およそ 1300 ページのぶ厚さ。 電子書籍にすればいいじゃん、ということになるのだろうが、 そうすると「無人島の一冊」とか「座右の一冊」という概念はナンセンスになるわけで、 私のような古いタイプの人間には何か寂しいような気さえするのですよ。

2011年4月5日火曜日

朝食と夫婦愛と年収

「古楽の楽しみ」を聞いたのか聞かなかったのか、定かでない。 7 時半くらいに起床。 珈琲、ソーセージエッグ、トースト、チーズ、 ヨーグルト、ブルーベリーソースの朝食。 朝食をとりながらニュースを閲覧していたら、変な統計を発見。 20 歳から 49 歳の主婦 1200 名にアンケートをとったところ、 「朝食を自宅で全く食べない夫」の平均年収が 487 万円だったのに対し、 「自宅で毎日食べる」人の平均は 702 万円だったそうだ。 統計をとった調査会社は、この数字から 「夫婦で過す時間の違いが夫の年収に反映している」、 と結論していた。 しかもさらに、夫が自宅で毎日朝食を食べる、 すると夫婦の会話が増える、 すると夫婦のコミュニケーションが円滑になる、 また妻が夫に朝食を作ることが愛情表現になる、 すると夫婦間の絆がいっそう強まる、 すると夫が仕事に専念できる環境が生まれる、 よって夫の年収アップ、というすごい「推論」が展開されていた。 推論過程も興味深いが、結局、最後は年収アップ、というオチもすごい。

私が思うに、上の統計の数字を精一杯に拡大解釈しても、 「貧しい人は家で(または、どこでも)朝食を食べられないが、 豊かな人は自宅でゆっくり朝食をとる余裕がある」、 という当たり前のことをほのめかしているに過ぎない。 しかも、おそらく前者は若者の層で、後者は年配の層だということが、 差の主な原因なんじゃないかな。 「すると」推論の連鎖については、 そのどれか一つの鎖でも統計的に検証する手続きを考えることは、 かなり難易度の高い演習問題になりそうだ、としか言いようがない。

昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。 夕方退社して、スーパーで買い物をして帰宅。 まずお風呂に入って、湯船で 「ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド」(T.フランセーン著/田中一之訳/みすず 書房) を読む。 そのあと夕食の支度。 昨日と同じくランプ肉のステーキ。 でも今日は和風にして、豆苗たっぷりと大根おろしを添えてみる。 ソースは肉を焼いたあとにだしを加え、ポン酢風味にしてみた。 さらにバゲットと赤ワインを一杯だけ。 今日の夕食は大成功。 食後に珈琲。 夜は読書。 「アマンダの影」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫) と 「物の本質について」(ルクレーティウス著/樋口勝彦訳/岩波文庫) を交互に読む。

2011年4月4日月曜日

脱クリプトン

8 時くらいに起床。 珈琲とフルーツケーキ一切れの朝食。 お弁当を詰めて出勤。今日も良い天気だが、気温は低い。 昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。 昼休憩に新刊書店で 「ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド」(T.フランセーン著/田中一之訳/みすず 書房) を買って戻る。 夕方、退社。

ホームセンターで LED 電球を二つ買い、 スーパーで食材を買って帰る。 帰宅して、自宅で一番長時間使うライトを LED 電球に交換する。 我が家はほとんど全てのライトが、 ミニクリプトン電球を斜めに差し込む形になっている。 そのせいで LED 電球に交換するのは難しいのじゃないか、 と勝手に思い込んでいたのだが、世の中は知らぬ間に進歩していた。 ミニクリプトン電球と同じ形状、 同じ色合い、同じ明るさで電力使用料はおよそ十分の一。 しかも、十年から二十年ももつらしいし。 なんだ、これなら全部、LED に交換しちゃってもいいな……。 やはり気合や根性では節電は続かない。単純に技術の力を借りるがよろし。

夕食の支度。 ランプ肉のステーキ。味つけは塩と黒胡椒とバター。 つけあわせにベビーポテト、人参のグラッセ、焼きピーマン、 フルーツトマト、プルーン。バゲットを少々。 赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲とフルーツケーキ一切れ。 お風呂に入って、湯船で 「ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド」 を読む。 ゲーデルの定理は一般教養科目での記号論理学の講義以来かな。 なつかしいなあ。 ちなみに、この本はとっても良い本だという予感がします。

2011年4月3日日曜日

ロゼ

9 時起床。ああ良く寝た。 珈琲とフルーツケーキ一切れだけの朝食。 午前中は洗濯などの家事。 昼食はスパゲティ・ナポリタンとロゼを一杯だけ。 ロゼは何となく春らしい気持ちがして良い。

午後は読書など。 「エセー 2」(モンテーニュ著/宮下志郎訳/白水社) と 「アマンダの影」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫) を交互に。 「エセー」を読んでいて、 岩波文庫がルクレティウスを品切れのままにしているのはちょっといかんのじゃないかな、と思う。 もちろん、それを言うなら、 モンテーニュの「エセー」全六巻を品切れにしているのもいかんのだが。

夕方になって、御飯を炊き、夕食の支度。 何故だかお子様料理のブームが続いていて、夕食はオムライス。 大根と油揚げのお味噌汁。食後に珈琲。 お風呂に入ってから、夜はワインとチーズをお供に読書の続き。

2011年4月2日土曜日

春の麗ら

8 時くらいに起床。 土曜日だけれどもいつもの朝食。 朝風呂に入って、ゆっくり。 昼頃になって、浅草に向かう。 ネットワークハッカーの N さんと隅田川でお花見。

恒例のさくらまつりも中止されているし、 都知事が自粛をうながす発言をしたりで、 ひっそりしているのかも知れないなあ、と思っていたのだが、 さにあらず。 やはり桜の下は蓙を敷いてお花見を楽しむ人々にあふれているのだった。 両岸を一通り歩いたあと、本所吾妻橋の鰻屋にて昼食。 注文のあと鰻をさばき始めるので、 鰻の頭と山椒の佃煮とか尻尾の葱巻きなどでビールを飲んで待つ。 鰻重二段重ね。美味しかったのだが、流石に食べ過ぎた。 もういい歳なんだから、二段重ねは余計。 そのあと、近所の珈琲屋で一服してから、浅草をあとにする。 夕方帰宅して、しばらく昼寝。 またお風呂に入ってから、 遅い夕食はパンとチーズと水。

ところで、スカイツリーが意外と低く見えたのは、どういう錯覚なのだろうか。 毎日ビルの窓から見ている東京タワーの半分くらいじゃないの?くらいの印象。 実際はその逆で、 スカイツリーは既に完成時の高さに到達しているので 634 メートル、 東京タワーの 333 メートルに対して倍くらいのはずなのだがなあ。

2011年4月1日金曜日

デバグの王道

「古楽の楽しみ」とその後の天気予報とニュースを寝床で聞いて、 7 時半くらいに起床。 いつもの朝食。今日も良い天気だ。 ネットワークがつながらない。ひかり電話もだ。 しばらく調査してみて、 問題があるのはルータより向こうだ、と判断し、 NTT東日本に携帯電話で連絡。修理の手配をしてもらう。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。梅干し、沢庵、御飯。

早めに退社して、自宅で回線修理の立合い。 技術者はまず問題点が部屋の外にあることを確認し、 次に建物の外には問題がない、ということをチェックし、 かなり手こずったようだが、ついに、 部屋の壁のコンセントの裏側に接触不良が起こっていることを突き止めて、 問題解決。 そこは一番最初にチェックしても良かったんじゃないの、 と思わないでもなかったが、 外側から徐々に、絶対にここは大丈夫、 というところを削りとっては問題点を絞り込んでいくのがデバグの王道。 王道を行く問題解決であったと言えよう。

技術者を玄関で見送ったあと、夕食の支度。 夕食は冷凍してあったポークカレーでカレーライス。 玉葱と人参のサラダ。ヱビスビール。 食後に珈琲とフルーツケーキを一切れ。