2011年12月25日日曜日

無神論者のクリスマス

目覚しの珈琲のあと、朝食に生ハムのスパゲティとチーズオムレツを作る。 朝風呂に入って、湯船で 「ミレニアム2 火と戯れる女(下)」(S.ラーソン著/ヘレンハルメ美穂・山田美明訳/ハヤカワ文庫) を読む。読了。 第3部を読まざるを得ないような終わり方。 昼食は、もつ煮込みカレーライス。 午後は洗濯、掃除機がけなどの家事をしてから、 夕暮れまで 「夜間飛行」(サン=テグジュペリ著/堀口大學訳/新潮文庫) を読む。 夕食はピエンロー。あとは雑炊。 湯船で 「マーケットのブラック・スワン」(K.A.ポズナー著/鈴木立哉訳/実務教育出版) からモンテカルロ・モデルについての議論の箇所を読む。

新刊書の宣伝と言ってしまえばそれまでだが、 A. de Botton の "The Gurdian" 紙への寄稿 "An atheist at Christmas: Oh come all ye faithless" にちょっと笑って、ちょっと考えさせられた。 この温厚さと常識人ぶりが高い知性を覆っているところが、 彼の美点でもあり、結局のところ凡庸さでもある。 とは言え、ド・ボトン好きなので買っちゃうだろうなあ。