2011年3月16日水曜日

日の丸弁当

今朝もラジオ体操の音楽が始まるのを切掛けに起床。 いつものベーコンエッグ中心の朝食。お弁当を詰めて出勤。 今朝は昨日までに比べてぐんと寒い。 会社は機能面でほとんど通常営業に戻りつつある。 計画停電の影響を受けるオフィスが問題だが、 働き方の工夫とその IT バックアップの仕組みが進行中。 IT 企業なんだから、こういう工夫はお手のものでありたい。 昼食は持参のお弁当。御飯に沢庵と梅干し。 被災地以外は元気に暮らして経済を回した方がいいし、 朝食と夕食はいつも通りに豪華に食べているので何の意味もないことは理屈では分かっているのだが、 お弁当は贅沢をする気持ちになれない。少なくともまだ今は。 偽善的だと自分でも思うけれど。

昼休憩に神保町を散歩。やはりやや人が少ないか。 本ではなくて珈琲豆を買って社に戻る。昼頃、また何度かビルが揺れた。 高層階にいると揺れが増幅されるので体感は大きく、落ち着かない。 特にオフィスでなければならない仕事もないので、 午後も早いうちに退社。 外は猛烈な風で、歩けないくらい。 気圧が急激に変化しているのだろうか。 帰りに立ち寄ったスーパーでは、もう品揃えは平常だった。 ただ照明が控えめになっているのが普段との違い。

帰宅してお風呂に入り、しばらく仮眠。 夕方になって早めに夕食の支度をしてから、節電モードに入る。 夕食は冷凍してあったチキンカレー。胡瓜のサラダ。 食後にスターバックスでもらったスペシャル豆の珈琲。 夜は 「ポアロのクリスマス」(A.クリスティ著/村上啓夫訳/ハヤカワ・ミステリ文庫) の最後のところを読む。読了。 これもかなり大胆な作品だ。 まとめて読んでみると、クリスティは色んなことを果敢に試したんだなあ、 と分かる。 次はまたクリスティ再読計画を一回お休みして、 「氷の天使」(C.オコンネル著/務台夏子訳/創元推理文庫)。