2010年11月22日月曜日

男の編み物

8 持過ぎに起床。いつもの朝食のあとお弁当を詰め、 ちょっと早めに出勤。 一つ所用を片付けてから、いつもくらいの時間に出社。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 ししゃも、高野豆腐の煮物、鶏肝の生姜煮、白菜の漬物。 夕方くらいから外国からのお客様との商談に同席したので、 帰宅したのはいつもより遅め、と言っても 19 時くらいだけどさ。 夕食は餃子鍋。餃子は王将に行って食券と交換した。 いざと言うとき、本棚のすきまに食券が挟まっていたりする。 冷やした日本酒を五勺ほど。 あとは雑炊にした。何鍋のあとでも雑炊はそれぞれに美味しい。

この前、TV で男の編み物の番組を観て橋本治のことを思い出し、 「男の編み物 橋本治の手トリ足トリ」(橋本治著/河出書房新社) を読み返してみた。 昔はそんなにおかしくは思っていなかったのだが、 今見ると、少なくともヴィジュアル的には、 タイムマシンはドラム式、と言いますか、80 年代テイストが満載。 それはさておき、すごいことが次々と書かれているのに驚いた。 ちょっと言い過ぎかも知れないが、昭和の「風姿花伝」かと思った。 編み物について書きながら、 戦後とは、自由とは、真似とは、技術とは、男とは、女とは、 などがズバズバ書かれている。 橋本治も若い頃はキレてたんだなあ、としみじみした。 とめてくれるなおっかさん、背中のいちょうが泣いている……。