2010年11月2日火曜日

風呂敷

8 時半くらいに起床。 今日は久しぶりに遠くまで透き通るような爽やかな晴天。 冬晴れ、だろうか。 珈琲、トースト、ヨーグルト、ブルーベリーの朝食。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前午後とお仕事。 昼食はいつもと同じく 「人生の短さについて 他二篇」(セネカ著/茂手木元蔵訳/岩波文庫) を読みつつ、持参のお弁当。 豚キムチ、薩摩揚げ、高野豆腐、切干し大根、蕪の酢漬け。 普段はフロアの入口近くの、おそらく来客用のテーブルで堂々と風呂敷を広げて食べているのだが、 今日は何やら商談中のようだったので、奥の方のテーブルで。 ちなみに誰もツッコミを入れてくれないので自分から書くが、 この風呂敷の中央には「√-1」が染め抜かれていて、愛(i)は全てを包む、の意味なのである。 昔、私の講義をモグリで聴きに来てくれていた御老人がプレゼントしてくれたもので、 何故だか、私はモグリの聴講者たちには大いに恵まれた。 確か、何かのお祝いの機会に配るために注文して作った、とおっしゃていたと記憶している。

昼休憩の散歩。 今、神保町は名物「古本まつり」の最中なので私の散歩道も混雑している。 17 時くらいに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 夕食はまた鍋。鶏の水炊き鍋を手製のポン酢で。ヱビスビールを一杯だけ。 鍋のあとは饂飩にする。 夜は 「荒涼館 2」(C.ディケンズ著/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫) を読んだり。