日曜日の朝、NHK FM では吹奏楽のみの番組が放送されている。 朝から、「汽車メドレー」(演奏は航空自衛隊中部航空音楽隊です)、 などを聴くのは一体どういう視聴者層なのか、 日曜の朝をブラスバンドで景気づける人が実はけっこう沢山いるのか、 そういう人の家の本棚には吹奏楽の CD ばかりがぎっしり並んでいるのか、 毎回毎回 45 分間も放送する曲が尽きないのだろうか、 と毎週日曜日の朝に浮かぶ疑問でうとうとしているうちに、 「名演奏ライブラリー」の時間になった。 パールマンのヴァイオリンをしばらく聴いてから起床。
珈琲とヨーグルトで目を覚ます。 午前中は朝風呂と読書など。 昼食は昨夜の稲荷鮨の残りと、溶き卵の御澄まし。 午後は掃除機がけと玄関の掃除をして、 スーパーに食材を買い出しに行く。 清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、 米、白菜、豚肉、ししゃもに投資。 食費の予算残高はあと 600 円。なかなかスリリング。 帰宅して、明日のお弁当用に高野豆腐を煮て、ししゃもを焼く。 「黒と青」(I.ランキン著/延原泰子訳/ハヤカワ・ミステリ 1665) を読んでいるうちに夕方。 夕食は、ピェンロー。干し椎茸がないので、せめて昆布と酒を加えた。 そのあとは饂飩。
夜も読書の続き。「黒と青」を読了。 かなり筋が複雑なので、読むのにけっこう時間がかかってしまった。 特に前半がなかなかすらすらとは読めない。 しかし、重厚で充実した読後感。 相当に実力のある作家だと思う。 スコットランドのダークサイドという独特の舞台もいい。 始終引用される古いロック音楽を知らなくても特に問題ないが、 その知識があればさらに細かいところまで楽しめるかも。