2012年2月15日水曜日

たべものの話

普通の水曜日があまりに普通なので、食べたものの話で押し通してみよう。

珈琲、苺とヨーグルトで目を覚ましてから、 いつもの和風朝食の支度。 鰯の生姜煮、納豆、生卵、大根の漬物、春菊の味噌汁、御飯。 鰯の生姜煮と大根の漬物は実家の母の手製。 週の中日でお弁当作りは休みなので、ちょっとゆっくり。 家を出て、BBC Radio4 の "In Our Time" より、「カーマ・スートラ」の回を聴きながら出勤。 出社して、午前午後とお仕事。 普段は鰯や鰊の煮付けを食べ過ぎているせいか、 たまの、たまには、生魚が食べたくなって、昼食は近所の鮨屋にて。 でも一番ぐっときたのは生魚より穴子を炙る芳しい香り。 本屋で「道徳の系譜学」(F.ニーチェ著/中山元訳/光文社古典新訳文庫) を買って社に戻る。 夕方退社。

帰り道にスーパーに立ち寄る。 ヴァレンタイン・デーが過ぎたからか生クリームが値下げされていたので購入。 菠薐草がたった四株で 198 円とは都会暮らしの庶民の足下を見やがって…… としばらく悩んだが、今夜の予定の常夜鍋にはほぼ必須なので、思い切って買った。 さらに、ふと魔が差して、レジの脇で目に入ったうずら卵の燻製も購入。 いや、お弁当のいろどりにね。

帰宅して夕食の支度。豚肉と菠薐草の常夜鍋と、そのあとの雑炊は長葱と溶き卵で。 酒を冷やで一合ほど。 食べものや飲みものについて銘柄や産地や店名など固有名詞を口にしたり書いたりすることは、みっともない、 と思って普段は控えているのだが、 今日は特別、酒は「酔鯨」の特別純米酒でした。 食後には、生クリームを泡立てて、 常温に戻したザッハ・トルテ一切れに生クリームを添え、ウィンナ・コーヒーと。 お風呂に入ったあと、蜜柑を一つ。 丁度だしが切れていたので、 明日の朝食のために、これからだしを引いたりの料理の仕込みの予定。

うーん、何だか、いつもの記述と大差ない。