2010年8月31日火曜日

Skunk works

8 時起床。今日もまた昨日にも増して暑そうだ。 ぎらぎら太陽が燃えるように激しく火を吹いて、、、 御飯を炊いて、梅ともろみのおむすびを作り、 タッパにだし巻き卵とバジルのポテトサラダを入れてお弁当にする。 安西マリアでも文句のつけようのない、ギラギラっぷりの日差しの中を出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のおむすび弁当。 出勤で今日一日のエネルギィの大半を奪われたためか、 低空飛行で働き、16 時半くらいに退社。 エレベータで同僚に、「え、こんな早い時間に」、 と驚かれたので、「家で スカンク・ワーク がありますから」 と堂々と答えておく。 自分では「キマった!」と思ったのだが、 「爆弾つくってるとか……」と言われたところからして、 あまりキマっていなかったらしい。 または、何か誤ったイメージを持たれているのかも知れない。

途中で少し涼むために入った本屋で、 露伴の幸福論である「努力論」(幸田露伴著/岩波文庫)を買って帰る。 帰宅してすぐにシャワーを浴びてから、 バジルのポテトサラダとともに、 一本だけ冷蔵庫の奥に残しておいたヱビスビール。 もう大蒜ひとかけくらいしか残っていないので、 せめて心を込めてアーリオ・オーリオを作る。 夜は、 「ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち」(S.パタースン著/永峯涼訳/角川書店) を読んだり。

2010年8月30日月曜日

あと一日

8 時半くらいに起床。今日もまた昨日にも増して暑そうだ。 いい具合に食欲もなく、朝食は珈琲だけ。 お弁当を詰めて、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 生姜御飯、だし巻き卵、かぼちゃの煮付け、梅干し、らっきょう。 夕方にミーティングが一つあったので、ちょっと遅くなったが、 それでも 18 時過ぎに退社。 帰宅して、すぐにシャワーを浴びてから、 氷水で水分補給で一服。 夕食の支度。 最後に残しておいたじゃがいも二つを使ってバジル・ポテトサラダ、 ひょうたんかぼちゃの煮つけ、梅炒飯(梅肉と海苔)、若布スープ。 かぼちゃをようやく食べ終わった。

現在、ゲラ校正に入ろうとしてる翻訳書の値段は、 2500 円プラス税、と決まったようだ。 うーん、けっこう高いような。 2500 円もあれば、和牛ランプ肉が二枚は買えるし、 まあまあの米なら 5kg 買える。 もともと広く売れる内容ではないとは言え、 ちょっと心配になってきた。 ちなみに、10 月上旬に校了予定。 タイトルは「○○を変えた××」プラス長い副題、という感じ。

2010年8月29日日曜日

生姜ごはん

9 時起床。 昨日にも増して、今日は暑そうだ。 世間の優雅な人たちは、プレジール・デテ、 で良かったっけ、そういうものを楽しんでいるのだろうか。 緑茶で目と身体を覚まして一服。 メイルなどをチェックしてから、夜まではオフライン。 さて、朝昼食の支度。 冷凍してあったカレーの最後の残りでカレーライス。 らっきょう添え。氷水。 お風呂に入って、湯船で読書。 午後も昼寝をしたり、読書をしたり。 「ツーリスト(上・下)」(O.スタインハウアー著/村上博基訳/ハヤカワ文庫) を読了。 絶好調のときのル・カレにたとえる宣伝は言い過ぎにしても、 けっこう面白かった。 映画化も進んでいて主演はジョージ・クルーニーらしいが、 主人公が格好良さそうなのが欠点のような気がする。 ル・カレにしろ、フリーマントルにしろ、 主人公が味方の組織の中ではしょぼくれた駄目中老年だが、 実は敵の組織には正しくも恐れられている超切れもの、 ってところに味(男の夢?)があるのでは。

夕方になって、夕食について熟考して出した結論は、生姜御飯。 ボッケリーニのチェロソナタを聴きながら、夕食の支度。 米二合に対して生姜一個を千切りして、 塩、酒、醤油とともに土鍋で炊き込む。 炊き上がったら、酢橘を搾る。 他に、ひょうたんかぼちゃの煮つけ、若布の味噌汁。 食後に冷凍した葡萄。 夜は明日と明後日のお弁当のために、だし巻き卵を作る。 卵はこれが最後の二個。

2010年8月28日土曜日

控えゲラ

9 時近くまで寝てしまった。今日も外は暑そうだ。 夏の終わりなど全く感じられない強烈な日差し。 まあ、微かな夏の終わりを感じとったとしても、 私自身は夏が嫌いなので全く感傷を持たないが。 水分補給してから、御飯を炊き始める。 洗濯機をしかけて、掃除機がけをしてから、朝昼食。 冷凍してあったカレーでカレーライス。 せめて、温め直す前にガラム・マサラを加えて香りを立て、 らっきょうくらいは添える。 白ワインの最後の残りを氷水で割ったもの。 食後にお風呂に入って、湯船で読書。 その次は、二時間ほど昼寝してから、午後は読書など。 「ファウンデーション対帝国」(I.アシモフ著/岡部宏之訳/ハヤカワ文庫) を読了。三巻目に進む前に、 「ツーリスト(上・下)」(O.スタインハウアー著/村上博基訳/ハヤカワ文庫) を読むことにする。 夕方になって、洗濯物を畳み、 ヴェランダに水を打ち、玄関を掃除する。

さて、夕食を考えねば。 食材がなくなるに連れ、段々と難易度が上がってきた。 ものがないと、頭を使わざるをえない。 えーと、ひょうたんかぼちゃの煮つけの残りを使って、 かぼちゃとバジルのスパゲティーニと、 それから……、 並行して土鍋でアンチョビ入りのアーリオ・オーリオも作って、 こちらにはターメリックとスパイスで色とカレー風味を加えて、 緑黄二色パスタ。 飲み物はアルコール抜きで、氷水。 食後に珈琲。 夜は中国緑茶を飲みながら、 DVD で「アポロ13」を観たり。

著者校正用のゲラが上がってきた。 初校校正の前にまず編集者がチェックしているところだが、 先に控えゲラだけ送ってもらった。 原稿は横書きで作っていたので、 縦書きに組むと随分と雰囲気が変わったように感じる。

2010年8月27日金曜日

夏の昭和歌謡

6 時くらいに目が覚めた。ラジオでモンテヴェルディを聴いてから、 7 時起床。 朝食は卵と胡瓜のサラダ、冷たいバジルのスパゲティーニ、珈琲。 次はお弁当を詰める。 ひょうたんかぼちゃの煮付け、玉葱のスクランブルエッグ、 らっきょう。 だんだんとおかずがわびしくなってきたので、 鰹節と海苔を御飯の間に挟んで海苔弁当にしてみた。 来週の月曜、火曜はいよいよ日の丸弁当になるかも知れない。 今日も「古い日記」の和田アキ子なみにソウルフルな日差しの中を出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。17 時くらいに退社。

帰りも「どうにもとまらない」の山本リンダくらいどうにも暑い。 帰宅して兎に角シャワーを浴びてから、 氷入りの水と冷凍した葡萄で身体を冷やす。 夕食は、牟田手のべを使って、冷やしうどん風にしてみた。 具は若布だけ。もちろん酢橘は必須。 他に、ひょうたんかぼちゃの煮つけ、 胡瓜の最後の残りでもろきゅう。

今の時代のいいところは、 「若いもんはお笑いのものまねでしか知らないだろうが、 昔の山本リンダは本当にすごかったんだ」 というような年寄り自慢をするときに、 簡単に YouTube を 指し示せるところだ。

2010年8月26日木曜日

酢飯のおむすび

プラトンの「国家」ってもっと小難しいかと思ってたけど、 意外と面白いね。 9 時頃まで寝てしまった。 朝食は、酢飯の残りで作った具なしのおむすび、若布の赤だし。 酢飯のおむすびがなかなかいけるとは聞いていたが、確かに。 昨夜作っておいたかっぱ巻きなどをお弁当に詰めて出勤。

言ってもしようがないが、今日も暑い。 午前中は低調に仕事をして、 昼食は持参のお弁当。 梅肉と胡瓜のかっぱ巻き、ポテトサラダ、玉葱のスクランブルエッグ、 ひょうたんかぼちゃの煮付け。 午後は、うっかり会社の書架にあった文庫本を読み始めたらあまりに面白くて、 午後を全部使って最後まで読みふけってしまった。 言い訳するわけではないが、大変に勉強になった。 いやあ、充実した午後だったなあ、と思いつつ、17 時過ぎに退社。

夕方になっても外はまだ暑い。 近所の本屋で、 「ツーリスト(上・下)」(O.スタインハウアー著/村上博基訳/ハヤカワ文庫)、 「情報の文明学」(梅棹忠夫著/中公文庫)などを買って帰る。 帰宅してすぐにシャワーを浴びて、 ひょうたんかぼちゃの煮付けとヱビスビールを一杯。 だし巻きでも作るかなと思っていたが、 かぼちゃでけっこうお腹がふくらんだので、省略。 あとは牟田手のべに酢橘を搾って花かつおをかけ、 だしで割った醤油で食す。

2010年8月25日水曜日

東京砂漠

昨夜、 「プロタゴラス」(プラトン著/藤沢令夫訳/岩波文庫) を読了。 当時随一のソフィストのプロタゴラスにソクラテスが道場破りのように挑む一篇で、 他のものとは違った趣きがあって面白かった。 次の就眠儀式本はいよいよ、中期の大作「国家 (上・下)」だ。

おかげで寝坊して 9 時頃起床。 朝食は何か工夫をしなければと思っていたのだが、 寝坊のおかげで結局、珈琲とヨーグルトと冷凍葡萄。 今日は週の中日なので、お弁当はなし。 今日もかんかん照りの最低気温 28 度の東京砂漠の中を出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は無料の食券を持って餃子の王将に行き、餃子と焼き飯。 午後も低調気味に仕事をして、17 時過ぎに退社。 かなりの時間をストレッチしたり、お茶を飲んだりしていたような気がする。 西日の照りつける中を帰宅。

最近、帰宅しても猫が出迎えてくれないどころか、反応もしない。 これが人間だったら、玄関まで出迎えて三つ指をついて、 先にお食事になさいますか、それとも汗を流されますか、 と尋ねてくれるというもっぱらの噂だ。 すぐにシャワーを浴びて、 ひょうたんかぼちゃの煮つけとポテトサラダでヱビスビールを一杯。 ようやく落ちついてから、 ペスト・ジェノヴェーゼを使ってバジルのスパゲティーニ。 夜は明日のお弁当の仕込みなど。

2010年8月24日火曜日

アシモフの効用

7 時半くらいに起床。 猫にキャットフードと水を与えてから、 冷凍庫を見ると、おっとパンの買い置きがなくなっている。 朝食は珈琲、ヨーグルト、ジャム、と……、 しばらく食べるものを探して、胡桃。 ついにパンの買い置きがなくなった以上、 あと一週間、朝食にもかなり工夫が必要だ。 お弁当を詰めて出勤。

今日も暑い。出社して午前、午後といつものようにお仕事。 昼食は持参のお弁当。 だし巻き卵、ポテトサラダ、目刺しに酢橘を搾ったもの、 ひょうたんかぼちゃの煮つけ、御飯は鰹節と海苔。 16 時半くらいに今日する予定だったことは終わったので退社。 ぎらぎらと西日が照りつける中を帰宅。 すぐにシャワーを浴びて、かぼちゃの煮つけでヱビスビール。 夕食はポテトサラダ、冷凍してあったカレーでカレーライス、 らっきょう、食後に冷凍葡萄。 冷蔵庫がかなり寂しくなってきた。 これで何とか一週間切り抜けねば。

夜は 「ファウンデーション対帝国」(I.アシモフ著/岡部宏之訳/ハヤカワ文庫) を読んだり。 この前、デアンドリアの小説を読んでいたら、 登場人物の秘密工作員が面白いことを主張していた。 工作員はその仕事上、急に何かについて知識を得る必要に迫られることがある。 そのときにはまず、図書館でアシモフの本を調べるのが良い。 なぜなら、 科学についてであれフランス革命史についてであれ、 アシモフは兎に角何でも説明が大好きな上に大変に上手で、 しかも、数百冊も著作があってあらゆることについて書いているため、 非常に良いとりかかりが得られる、と言うのである。 デアンドリアはアシモフが余程好きだったのか同じ主人公に、 子供の頃に政治力学の初歩を学ぶ教材として、 父親からファウンデーション・シリーズを与えられた、 とも語らせている。

2010年8月23日月曜日

目刺しと酢橘

8 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、ジャムの朝食のあと、 お弁当を詰めて出勤。 言ってもしようがないが、暑い。 早起きして涼しい内に出勤しようにも、 起きたらもう気温が 30 度を越しているのだ。 午前、午後と低調にお仕事。 昼食は持参のお弁当。 ポテトサラダ、だし巻き卵、ゴーヤのおひたし、ひょうたんかぼちゃの煮付け。 17 時半くらいに退社。 もう日が傾いてちょっと涼しげだが、 実は湿度が猛烈に高くて、少し歩いただけで汗が吹き出してくる。 もう今週については日本人は働かなくていいんじゃないかな、私が許す。

帰宅して即、シャワーを浴びて、 ゴーヤのおひたしでヱビスビール。 続けて、目刺しの焼いたのに酢橘。 やはり焼き魚のワタの苦みに爽やかな酢橘の酸味、 と言うのは、秘かに誇って良い味覚だと思うなあ。 次はポテトサラダ、ひょうたんかぼちゃの煮付け。 そして最後に、「牟田手のべ」を茹でて、 酢橘と山形だしと醤油で食す。

2010年8月22日日曜日

打ち水

9 時起床。 珈琲、ヨーグルト、いただきもののお手製ジャム、冷凍した葡萄で目を覚ます。 一服したあと、朝昼食の支度。 山形だしをかけた御飯、焼いた目刺しに酢橘を絞り、ゴーヤのおひたし、らっきょう、 若布の味噌汁。 お風呂に入って、湯船でマクロ経済学の入門書を読む。 家の中から外を見るに今日も暑そうだ。 最低気温が 25 度を切るのは一体いつになるのだろうか。 天気予報によれば、今月中ではないようだ。 早く秋が来ないかなあ……。 午後は 「クロノス計画」(W.L.デアンドリア著/真崎義博訳/ハヤカワ文庫) を読んだり。 夕方になってからポテトサラダを仕込み、猫の額ベランダに打ち水をする。 夕食は、ポテトサラダ、カレーライス、らっきょう。 夜はだし巻き卵を作ったり、明日からのお弁当の支度。

2010年8月21日土曜日

松花堂

9 時過ぎまで寝てしまった。 珈琲とヨーグルトと冷凍した葡萄で目を覚ましてから、 御飯を炊く。 洗濯機をしかけて、朝食の支度。 一匹十円ちょっとの目刺しを金網で焼いて、 らっきょう、山形だし、ゴーヤの味噌汁。 玄関のほうき掃きをして、洗濯物を干し、お風呂に入る。 湯船で 「悪魔の報復」(E.クイーン著/青田勝訳/創元推理文庫) を読む。 午後も読書をしたり、ひょうたんかぼちゃを茹でたり、 残りのバジルも全部ペスト・ジェノヴェーゼにしたり。

夕食の支度をしていると、今度はまた別の知り合いから、弁当箱が届いた。 立派な松花堂だ。 漆塗りの平箱を四つに区切り分けた二つに四角い陶製の器が入り、 残りの二つは杉板が入っている。 何でも、お盆の親戚の集りに使おうと思って知り合いから譲り受けたものの、 ざっくばらんな宴会にそんな気取ったものは不釣り合いということか、 支度の段階で却下され、無用の長物になってしまったとのこと。 しかも、十数セットも。なんとなく想像つくなあ……。 そのお陰で、お下がりのお下がりとして一ついただけることになった。しかし、 思った以上にサイズが大きい。 週末のちょっと贅沢なお弁当用、という線を考えていたのだが、 風呂敷包みにしても片手では持てなさそう。 家で使うしかないか。少なくとも陶器二つは別個に器として使えるし。 夕食は、トマトのオムレツ、スパゲティ・ポモドーロ、 食後に胡桃で白ワインを一杯だけ。

2010年8月20日金曜日

もやしもん

9 時少し前まで寝てしまった。 珈琲、トースト、ヨーグルト、葡萄を少しの朝食。 葡萄は先日、送っていただいた巨峰である。 食べ切れなかった残りを冷凍して、シャーベット状になったものを食べている。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 豚肉と茄子の炒めもの、梅きゅうり、ソーセージ、ゴーヤのおひたし。 近所で古本の 「クロノス計画」(W.L.デアンドリア著/真崎義博訳/ハヤカワ文庫)、 「悪魔の報復」(E.クイーン著/青田勝訳/創元推理文庫) を買う。 17 時くらいに退社。 スーパーで 8 尾 98 円の丸干し鰯などを買って帰宅。 秋刀魚は高いが、鰯や鯵はまだまだ安い。

帰宅してすぐに水分補給をしてからシャワーを浴び、 ゴーヤのおひたしと胡桃と白ワインを少しで一服。 そのあと、これまた送っていただいた玉葱、 じゃが芋などを使ってカレーを作る。 そんなわけで夕食はカレーライスとヱビスビール。 今月はもう食費の予算がオーヴァしているので、 今あるもので何とかあと十日間を生き延びねば。 ああ、一時の欲望に負けて、高価なランプ肉を買ったのは失敗だった。 とりあえず、これまた送っていただいたもろみこうじを使って、 もろみを仕込む。 何だか、発酵ものって心が浮き立つな……、 これで我が家も「もやしもん」。かもすぞー。

2010年8月19日木曜日

「国家」

8 時過ぎに起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、葡萄少しの朝食のあと、 お弁当を詰めて出勤。 昨晩の雨のおかげか、今日はかなり過し易い。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 ソーセージとスクランブルエッグ、ゴーヤのおひたし、らっきょう。 昼休憩に近所の本屋で、 「国家 (上・下)」(プラトン著/藤沢令夫訳/岩波文庫) を買う。 今、就眠儀式に読んでいる「プロタゴラス」のあとは、 「国家」の予定なので。 ちょこちょこと計算したり、プログラムを書いたりしているうちに夕方。 帰る前にちらっとフィールズ賞授賞発表のニュースを見る。 受賞者の業績などを見るに、 前回に引き続き、ひょっとして確率論がキテるのだろうか……、 などと思いつつ、17 時くらいに退社。

蒸し暑いとは言え、昨日までよりかなりまし。 帰宅して、水分補給してからお風呂に入り、湯船で読書。 夕食は、御飯を炊いて、豚肉と茄子の味噌炒め、 山形だし、梅きゅう、獅子唐のお味噌汁。 食後にドイツの白ワインを一杯だけと、桃と胡桃。

2010年8月18日水曜日

酷暑の日々

9 時少し前に起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、葡萄を少しの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 言ってもしようがないが、今日も暑い。 酷暑のシーズン到来らしくて、今月中はこの調子とか。 もう日本では、八月中は全員休んで自宅待機にしてみたらどうかな……。 朝から気温が体温に近付きつつある日照りの中を到着。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 ゴーヤ・チャンプルーの残り、らっきょう、蕪の酢漬け。 17 時過ぎに退社。 外は、今にも豪雨になりそうに湿気を一杯に蓄えた蒸し暑い夕方。 帰宅して即、シャワーを浴びて、水分補給。 夕食は、ゴーヤ・チャンプルーの残り、 焼き茄子に生姜醤油、 「牟田手のべ」は生醤油とたっぷりの酢橘で。 食後に冷やした桃。 明日以降のために、ゴーヤを薄切りにして塩を振り、 おひたしを仕込んでおく。 ついでに山形だしも作って冷やしておくか。 酷暑の日常の中に一服の涼を求めて、あれこれ工夫の日々。

2010年8月17日火曜日

酢橘と牟田手のべ

9 時近くまで寝てしまった。 ヨーグルトだけを食べて、慌ててお弁当を詰め、出勤。 外は既に猛暑。 今日の最低気温は 30 度、最高気温は体温くらいとの予報。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 スクランブルエッグとソーセージ、オクラのおひたし、蕪の酢漬け。 さすがにこの猛暑では昼休憩に外に出る気もせず。 17 時過ぎに退社。 夕方とは言え、太陽燦々、絶好調。 東京ってこんな気候だったっけなあ。

帰宅してとりあえず水分補給して、シャワーを浴びる。 湯上がりに、胡瓜の梅おかかでヱビスビールを一杯。 うま過ぎる……。 ちょっと落ち着いてから、麺つゆを作り、次はゴーヤチャンプルー。 つゆも冷えたところで、 竹田製粉製麺工場「牟田手のべ」を茹でる。 酢橘を絞っていただくのが正調で、 酢橘なくして何の牟田手のべぞとの謂われだが、 そこは抜かりなく酢橘も山のように送っていただいている。 ビバ徳島、阿波徳島万歳。 夜はペスト・ジェノヴェーゼ作り。

2010年8月16日月曜日

般若顔

9 時起床。 寝室を出ると、扉の前で猫が朝食を待っている。 どんな猫でも欠伸をすると般若顔になるのは何故だろう。 珈琲とヨーグルトで目を覚ましてから朝昼食の支度。 鯵とアボカドの散らし鮨、卵と大葉の澄まし汁。 朝風呂に入って、湯船で 「金色夜叉(下)」(尾崎紅葉著/岩波文庫) を読んだあと、掃除機がけなどの家事。 午後も読書とか、本の整理とか家事をあれこれ。 「金色夜叉」を読了。面白かった。 こういう地の文の雅文調は絶滅したけれど、 大事な表現手段の一つを失ったような気がするなあ……。 それと関係はないと思うが、 着物類についての紅葉の詳細な描写を読んでいると、 我々の時代は着ている物についての描写力と読解力も失ったように思う。

大学勤務時代にお世話になった方より、 夕方、段ボール一箱分の野菜などが届く。 ご実家の畑の作物らしい。 これだけあれば、もう今月分の食材はばっちりだ。 ステーキ肉のおかげで今月は予算オーヴァしそうだったので、 なおありがたし。 巨大なひょうたんかぼちゃが食べ切れるか、ちょっと心配だけど。 夕食の支度。 前菜に夏野菜とトマトソースのリングイネ。 メインには、歯が悪いからではなくて玉葱が余っているので、 シャリアピン風ステーキ。 赤ワインを一杯だけ。食後に冷やした桃。

2010年8月15日日曜日

金色夜叉

最近、夜更かし気味なので起床は 9 時頃と遅かった。 珈琲と蜂蜜入りのヨーグルトで目を覚まして一服してから、 朝昼兼用食の支度。 鯵のひらき、香の物、オクラと茗荷の味噌汁、御飯。 私が以前に書いた論文について、 イギリスの大学院生からメイルで問い合わせが来ていたので対応。 お風呂に入ってから、 ヱビスビールとボッケリーニのチェロ・ソナタをおともに、 リビングの床に寝転んで読書。 「金色夜叉(上・下)」(尾崎紅葉著/岩波文庫)とか。

「金色夜叉」は地の文が華麗な文語調で今の人にはちょっと読み難いのだが、 抜群に面白い。 明治時代の人が読売新聞のこの連載を毎日楽しみにしていたのも、 もっともだ。 読者をぐいぐいと引き込んでいく筆力はただごとではない。 大体、復讐譚には不思議な魅力があるものだが、 ストーリィ自体の通俗性に増して、 その場面一つ一つの演出のうまさや会話の巧みさなど、 むしろ文章力がその秘密のような気がする。 何か面白い小説を求めている人には是非、おすすめしたい。 おそらく「金色夜叉」という奇妙なタイトルと、 海岸で学生服の男が着物姿の女を足蹴にしている場面だけしか 知らない人が多いのではないだろうか。もったいない。 ああ、あれは一高生の貫一が、 金に目が眩んだ婚約者のお宮が富豪に嫁いだのに怒って、 彼女を蹴り飛ばしているシーンだよ、とまでは知っている人も、 それが長い長い未完の小説のごく冒頭のエピソードに過ぎないことを 知っているだろうか。 貫一が、今月今夜のこの月を……の文句を吐いて失踪したあと、 どうしたか知らないんじゃないだろうか。

夕食はアボカドの散らし鮨、北京風酢豚の残り、茗荷と大葉と卵の御澄まし。 白ワインを一杯だけ。

2010年8月14日土曜日

石川淳とステーキ

昨夜、「メノン」(プラトン著/藤沢令夫訳/岩波文庫) を読了。次の就眠儀式本は「プロタゴラス」の予定。 9 時頃に起床。 珈琲とヨーグルトとキウィで目を覚ましてから、 朝風呂に入る。 洗濯機をしかけて、朝昼兼用食の支度。 鯵のひらき、蕪の酢漬けとらっきょう、ピーマンの味噌汁、ヱビスビール。 洗濯物を干してから、何か読むものを書庫で見繕う。 しばらく書庫を歩いて、 「殺人者の放物線」(A.H.ジャップ著/藤田真利子訳/創元推理文庫) と、 「金色夜叉(上・下)」(尾崎紅葉著/岩波文庫) を選んだ。 午後は少し昼寝をしてから、寝転がって本を読んだりしていた。

暇なので、ちょっと気合を入れて夕食の支度。 時間をかけてポモドーロを作り、前菜のスパゲティにする。 メインはランプ・ステーキ、つけあわせにオクラと玉葱。 小説家の石川淳は、牛肉でも食わなきゃ原稿書けないよ、 と主張して、毎日 200g の肉を三枚、つまり 600g 食べたそうだ。 それを知って、 草食系の中の草食系と言われる私も、 たまにはステーキでも食べて体力をつけた方が良いのではないか、 さすれば、昼行灯にも少しは仕事ができるようになるのではないか、 と思って、ものは試しに。 赤ワインを一杯だけ。食後に珈琲。

2010年8月13日金曜日

桃と白ワイン

7 時半くらいに目が覚めたが寝床でごろごろしていて、 起き出したのは 9 時近く。 クロの食事を用意し、水で一服ついてから朝食の支度。 鯵のひらき、蕪の酢漬け、らっきょう、豆腐と若布の味噌汁。 今日は曇り空で気温も上がらず、やや涼しいくらいで、がっかり。 今日から来週月曜日にかけての四日間が猛暑の山と見て休みをとったのだが、 天気の方は一日後ろにずれたようだ。未来の予測は難しい。

お風呂に入って湯船で、 「ピエール・リヴィエール」 (M.フーコー編著/慎改康之・柵瀬宏平・千條真知子・八幡恵一訳/河出文庫) を読む。 以前に読んだときより面白く感じるのは、 私が成長したのか、それともハードカヴァと文庫本の差かなあ。 家事などして、しばらく湯船の読書の続き。 素麺を一把だけ茹でて昼食にし、 そのあとしばらく昼寝。 気付いたら、また二時間以上寝てしまった。 寝過ぎて、首を寝違えた。 家事をしたり、読書をしたりしているうちに夕方。

夕食の支度。 御飯を炊いて、メインは黒酢を使った北京風の酢豚。 北京風なので、野菜は胡麻以外に何も入れないのが正調だが、 少し玉葱も入れてみた。悪くはなかったが、 ちょっと甘くなるんだなあ……なるほど。 他に、オクラのおひたし、冷奴(生姜と茗荷)。 食後に冷やした桃を一つと白ワインを一杯だけ。 ようやく桃の値段が下がってきて嬉しい。

2010年8月12日木曜日

ナポリタンの山

7 時くらいに起床。 珈琲、トースト、プルーン、ヨーグルトの朝食。 適当にお弁当を作って、出勤。 やや曇り空だが、朝から相変わらずの蒸し暑さ。 午前、午後とお仕事。 昼食は 「ガロアの群論」(中村亨著/講談社ブルーバックス) を読みながら、持参のお弁当。 春雨と挽肉の炒めもの、半熟茹で卵、蕪の酢漬け、らっきょう。 17 時くらいに退社。 明日の金曜と来週の月曜は(私的に)お盆休みなので、 猛暑の中を買い物に出なくてよいよう食材を調達。

帰宅してすぐにシャワーを浴び、氷を入れた水で水分補給。 一服してから、夕食の支度。 日本式のスパゲティ・ナポリタン、 赤ワインを一杯だけ。 何か簡単なサラダもと思っていたが、 手元が狂ってナポリタンを大量に作ってしまったので、キャンセル。 マンガの中のイタリアン・マンマのように、 スパゲティの山を作ってしまった。 美味しかったけれど、もうしばらくナポリタンはいい。 食後に冷やしたゴールデンキウィ。

2010年8月11日水曜日

水曜日のマキャベリ

6 時過ぎに目が覚めた。「バロックの森」をしばらく聴いてから起床。 珈琲、トースト、プルーン、ヨーグルトの朝食。 今日はお弁当作りはなし。 早起きだったので、いつもよりゆっくりして出勤。 今日も朝から暑いなあ。 午前、午後とお仕事。 昼食はマキャベリ(マキアヴェッリ)の本を持って近所の中華料理屋さんに行き、 豚キムチと御飯セット。 マキャベリは何度読んでも、どうしてそう高く評価されているのかさっぱり分からない。 あの時代にこういうことを書いた、というところが偉いのだろうか。 いずれ価値が分かるのかも知れないと思って、数年に一度くらい読み返すのだが。

17 時過ぎに退社。夕方になっても蒸し暑い。 帰宅してすぐにシャワーを浴び、 冷奴の山形だしかけとプレミアム・モルツで一服。 落ち着いてから夕食の支度。 御飯を炊いて、春雨と挽肉の炒めものの残りを使って丼ものを作る。 卵も割り入れて、けっこう美味しそうにできた。 春雨のむっちりした食感が悪くない。 挽肉春雨丼、とでも呼んでおこう。 葱の澄まし汁と、料理にも使ったので赤ワインを少し。 食後に、冷やしたゴールデンキウィ。 夜は 「ピエール・リヴィエール」(M.フーコー編著/慎改康之・柵瀬宏平・千條真知子・八幡恵一訳/河出文庫) を読んだり。

2010年8月10日火曜日

プラトン計画

8 時過ぎに起床。 昨夜、「饗宴」(プラトン著/久保勉訳/岩波文庫)を読了。 次の就眠儀式本は「メノン」の予定。 就眠前の読書でプラトンを読破しよう計画はちゃくちゃくと進行している。 岩波文庫で読めるプラトンは全部で十巻(うち、「国家」と「法律」 は上下二冊本なので、実際は十二冊)、 このうち三冊読んだので、残りは七巻九冊。 たぶん、冬が来る前には読み終えられそう。

今朝はまた雨。おかげでかなり涼しい。 珈琲、トースト、プルーン、ヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 外に出たら、もう蒸し暑かった……。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 茄子と春雨の挽肉炒め、だし巻き卵、蕪の酢漬け、らっきょう。 昼休憩に近所の本屋で、 「ピエール・リヴィエール」(M.フーコー編著/慎改康之・柵瀬宏平・千條真知子・八幡> 恵一訳/河出文庫)を買う。 旧訳の「ピエール・リヴィエールの犯罪」は持っているのだが、 最新の研究成果をふまえた新訳らしいし、文庫が好きなので買ってしまった。 思うのだが、思想書なんて文庫本の軽みが丁度良くて、 避暑先のホテル、 ランチタイムのあとで人気もなくなった午後のテラスで、 ひっそりと一人ひもとくなんてのが良いのではなかろうか。 バカボンのパパの歌みたいだけど。

17 時過ぎに退社。 外は気温はそれほどでもないが、かなり蒸し暑い。 雨のあとに日が照りつけるので大変な湿度。 有給休暇もあまってるし、今週末か来週始めあたり休みをとろうかなあ、 と思いつつ帰宅。 シャワーを浴びてから、 茄子の挽肉炒めの残りでプレミアム・モルツ。 一服してから、夕食の支度。 冷凍してあったチキンカレーと赤ワインを少し。 食後に、冷やしたキウィ。

2010年8月9日月曜日

残暑見舞い

8 時過ぎに起床。 朝方に少し雨が降ったようで、涼しい。 珈琲、トースト、プルーン、ヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とあれこれ。 昼食は持参のお弁当。 茄子の挽肉炒め、だし巻き卵、蕪の酢漬け、らっきょう。 昼休憩に実家への残暑見舞いを投函し、 新刊書店で 「メノン」と「プロタゴラス」(プラトン著/藤沢令夫訳/岩波文庫) を買う。 夕方退社。気温が低いとは言え、蒸し暑いことには変わりないなあ。 帰宅して、まずシャワーを浴びる。 冷奴の山形だしかけで一服してから、夕食の支度。 御飯を炊いて、 挽肉と春雨の炒めもの、もろきゅう、山形だし、オクラと茗荷の味噌汁。

昨日の問題の答:「わたしのはパテだよ」。
トップシェフらしく凝りに凝って贅を尽したパテだったかも知れないが、 おそらくパテ・ド・カンパーニュ、 すなわち素朴な田舎風パテだったろうと想像したい。 「キッシュ」と思った方は残念。 主人公が肉食系の女性だったのかも知れない。

2010年8月8日日曜日

世界一のシェフの差し入れは?

7 時半くらいに目が覚めたが、 寝台でごろごろしていたので起き出したのは 9 時近く。 水分補給にプルーンとヨーグルトを食べて一服。 日曜日は情報遮断日として、インタネットをほぼ完全にオフ。 朝風呂に入って、湯船で 「料理長殿、ご用心」(ナン&アイヴァン・ライアンズ著/中村能三訳) を読み始める。 お風呂のあと、朝昼兼食の支度。 真鰺の開きを焼いて、蕪の酢漬け、らっきょう、山形だし、 オクラと茗荷の味噌汁、ビール。 午後は昼寝をして、 その他は「料理長殿、ご用心」を読んだりと、 だらだと無為に過す。 罪も他愛もないミステリを読もうと思って、 レックス・スタウトの「料理長が多すぎる」と、 この本とどちらにするかちょっと迷ったのだが、笑える方を選んだ。 夕方くらいに読了。確か読むのは二度目だが、 ユーモアに毒があって、ちょっとエッチで、悲しいところもあって、 なかなか楽しめた。

この小説の中で、主人公の女性(彼女自身も有名シェフ)のために、 我こそはフランスでトップのシェフを自認する八人が、 それぞれ手作りのお弁当を差し入れしてくれる場面がある。 でもどれが誰のか分からない。すると、 それぞれが彼女に、 「私のは○○だよ」とお弁当の中身を耳うちして帰るのだが、 それが全員同じセリフ、というギャグ・シーンだ。 さて、ここで問題です。このフランス料理は何でしょう?

さて、夕食。 まず、冷奴の山形だしかけで白ワインを一杯。 一息ついてから、茄子の挽肉炒め、たたき胡瓜の梅おかか和え、 梅肉添えの素麺。

2010年8月7日土曜日

山形だし

昨夜、「ゴルギアス」(プラトン著/加来彰俊訳/岩波文庫) を読了。「ゴルギアス」は初めて読んだが、大変に面白かった。 次は「饗宴」の予定。 6 時くらいに目が覚めたが、起き出したのは 8 時近く。 目覚しの珈琲、ヨーグルト、バナナ。 インタネットでニュースを読みつつ、 この猛暑と大渋滞の中、お盆の大移動は大変そうだなあ、などと思う。 立秋の今日からは「残暑」なのだが、 暑さはバーゲンセール中でまだまだ山盛り残っている、 と関係者から聞いている。

洗濯、掃除機がけ、お風呂とトイレの掃除をしてから、 週末スペシャル朝食の支度。土鍋で御飯を炊いて、 真鰺の開き、蕪の酢漬け、らっきょう、 豆腐と若布の味噌汁、プレミアム・モルツ。 昨夜から仕込んで冷やしておいた、山形だしを御飯にのせて食す。 適当に作ったわりに美味しいな……。 ちなみに私のレシピ(?)は、 茄子と胡瓜とオクラと茗荷と唐辛子を微塵切りにして、 醤油とお酢と一番だし少々であえて、冷蔵庫にしばらくおいたら完成。 野菜や調味料の分量などは全て適当。 想像で作ったので、本当の山形だしと一致しているかどうかは謎。

食後にしばらく昼寝。のつもりが、また二時間も寝てしまった。 夕方まで、お風呂に入ったり、 「なぜ金融リスク管理はうまくいかないのか」(R.レボネト著/茶野努・宮川修子訳/東洋 経済新報社)を読んだり。 TokyoFM の Saturday Waiting Bar "Avanty" を聴きつつ、素麺つゆを作る。 偶然、バー・アヴァンティにおける今日のテーマは「危機管理」だった。 私が学生の頃には、周囲にこの番組のファンがけっこう多かったものだが、 長い間、すっかり忘れていた。 この前ふと思い出して調べてみたら、まだ続いていたのである。 夕食は鮭のあらの塩焼、冷奴に山形だしをかけたので、白ワインを一杯だけ。 そのあと、素麺(卵と胡瓜)。

2010年8月6日金曜日

メアリー・セレスト号事件

5 時半くらいに目が覚めたが、 うとうとごろごろしていたら 7 時半くらいの起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鮭のあらの塩焼き、切干し大根と昆布の炒め煮、 焼き茄子、蕪の酢漬け。 鮭のあらは安い上に、普通の部位より美味しいくらいだし、大変けっこうだ。 300 円ほど買い求めたのだが大量でいまだに食べ切れない。 今日は午前中、オフィスが閑散として、 メアリー・セレスト号事件みたいになっていて驚いたが、 午後になって通常通りに戻った。 きっと大きなミーティングか研修でもあったのだろう。 余談だがメアリー・セレスト号事件は、乗組員全員に乗り捨てられていた、 という以外はほとんど全部、噂話の尾鰭らしくて、実際はそれほどミステリアスな事件ではなかったようだ。 例えば、見つかったときには全員の食事の用意がテーブルに出ていて、 今にも食事が始まるところのようだった、なんて話も単なるデマらしい。 それはさておき、 私は python のあれこれを調べたり、ドキュメントを書いたりして、 17 時くらいに退社。 昨日よりは少しましとは言え、 西日の照りつける中を帰る。 帰宅してすぐシャワーを浴び、冷えたプレミアムモルツを一杯だけ。 うま過ぎる。

マネージャからレトルトのカレーをいただいたので、 今日の夕食はカレーライスに決まり。赤ワインを一杯だけ。 ポタージュスープがついていて、何だかゴージャス。 実際、かなり美味しかった。最近のレトルト食品は侮り難し。 食後にプルーンとヨーグルト。

明日の朝食の食卓に夏らしい趣きを一つ加えるために、 山形名物の「だし」を仕込む。 高級スーパーにはけっこうな値段で売っていたが、 夏野菜を微塵切りにして醤油であえて冷やしただけなのだから(多分)、 自分で作ってみることにした。

2010年8月5日木曜日

ソファの下

8 時半起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、バナナの朝食のあと出勤。 朝から既に 30 度越え。暑過ぎる。 太陽が眩し過ぎるよ、ママン……。 会社に到着して、水を一気飲み。 午前中は python の勉強。 前のプロジェクトで自動コード生成の部分に python を使ったのだが、 あまりにシロウトっぽい稚拙なプログラムを書いてしまって後悔した。 次のプロジェクトでは積極的に python を使って極めてやろうと画策中。 昼食は、 「競争の作法」(齊藤誠著/ちくま新書) を持って近所のカレーライス屋さんへ。 キャベツメンチカツカレーとツナサラダ。 午後はドキュメント書きなどして、17 時に退社。 外はまだ猛暑。

最近、帰宅するといつも、 クロがソファの下から後脚と尻尾の先だけ覗かせて熟睡している。 もちろん出迎えにも来ない。 どうやら、ソファの下が冷え冷え空間らしい。 冷房をいれてしばらくすると、 ソファの下からのそのそと出てきて、 特に私に挨拶するでもなく、 冷風がくる辺りの床に移動して寝そべる。

シャワーを浴びて、 切干し大根と昆布の炒め煮でプレミアムモルツ。 プレミアムモルツ、うまいなあ。 でも何と言うか、「狙いに行った」感じがする。 一服してから、夕食の支度。 御飯を炊いて、 鮭のあらの塩焼き、焼き茄子の生姜醤油、 蕪の酢漬け、切干し大根と昆布の炒め煮、若布の味噌汁。 夜は読書など。

2010年8月4日水曜日

ワードプロセッサ

8 時頃起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 朝、家で雑用をしていたせいで出勤が遅くなり、 午前中はぼうっとしているうちに過ぎた。 昼食は 「競争の作法」(齊藤誠著/ちくま新書)を読みつつ、 持参のお弁当。 昼休憩に本屋で、 鮭のあらの塩焼き、だし巻き卵、茄子のカレー粉炒め、 切干し大根と昆布の炒め煮。 「ガロアの群論」(中村亨著/講談社ブルーバックス)を買った。 午後はミーティングが一つと、翻訳関係の作業をあれこれ。 原稿を LaTeX で作ってしまったが故に、 最終段階で細かい面倒が生じる。 こういう風にして、 ワープロ的ソフトウェアへの乗り換え圧力が高まっていくのかなあ……。 17 時半くらいに退社。 相変わらず、夕方になっても暑い。 帰宅してすぐシャワーを浴び、 お弁当のおかずの残りでワインを少し。 一服してから、夕食の支度。 冷凍してあったチキンカレーと、焼き茄子。 食後にプルーンを二つ。

2010年8月3日火曜日

生ヱビス

6 時過ぎに目が覚めてしまい、ちょっと寝不足。 ラジオでクラシック音楽をしばらく聴いて、8 時頃起床。 珈琲、トースト、ヨーグルト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前中は雑用仕事をし、昼食は持参のお弁当。 鮭のバター焼き、だし巻き卵、茄子のカレー粉炒め、 切干し大根と昆布の炒め煮、蕪の酢漬け。 午後は幕張に移動して、 四半期に一度の社内向けの株主総会のようなもの。 経営陣による会社の現状と今後の方針の説明と社員との質疑応答。 17 時に終了。

駅まで天才プログラマ K さんと一緒に、 海からの生温かく湿った風に吹かれながら炎天下を 歩いているうちに、 冷たいビールでも飲まないとやってられん、という話になる。 結局、銀座ライオンの丸の内支店にて生ビール。 ヱビスの生ビールを一杯飲むごとに、一回くじ引きができる。 私が一回「はずれ」を引いた他は、常に何かが当たった。 きっと私の「はずれ」は神社の「大凶」みたいなものだったに違いない。 K さんはヱビスの缶ビールを四本も当てて、 ほくほくして帰って行った。 残りの人生の運を缶ビールに使い果たしたに違いない。 帰りに一人で「魚雷」でラーメンを食べて、夕食の代わり。 帰宅してシャワーを浴びて、一服中。

2010年8月2日月曜日

日の当たる場所

いつもながら NHK-FM のクラシック音楽で随分長い間うとうとした後、起床。 珈琲、トースト、キウィ、ヨーグルトの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前中は Haskell のお勉強。 「プログラミング Haskell」(G.Hutton 著/山本和彦訳/オーム社) を読み終わった。 昼食は持参のお弁当。 醤油玉子、茄子のカレー粉炒め、切干し大根と昆布の炒め煮、蕪の酢漬け。 午後は天才プログラマ K さんとモナドについて議論しているうちに過ぎて、 夕方から今後の方針ミーティング。 退社は 18 時過ぎ(それでも早いけど)。 外は猛烈な蒸し暑さ。 スーパーで買い物をして外に出たら眼鏡が曇った。 帰宅して、とりあえずシャワーを浴びて、 (水で)水分補給しながら一服したあと、夕食の支度。 作りおきのチキンカレー、プルーンとヨーグルト。赤ワインを一杯だけ。

android 向けに移植した "Graffiti" がさらに日本語入力に対応し、 けっこう好評らしい。 組込み系ソフトウェア会社の哀しき宿命として世間でほぼ無名の弊社だけに、 ささやかとは言え日が当たるとちょっと嬉しい。 社内の開発者たちに感謝。

2010年8月1日日曜日

安息日

9 時半、起床。またしても良く寝た。 猫に食事を与え、 自分は水を飲んでしばらく一服してから、朝食の支度。 秋刀魚の味醂干し、蕪の酢漬け、茗荷と若布の味噌汁、御飯。 あとは読書など。 「わが百味真髄」(檀一雄著/中公文庫)、 「世紀の相場師ジェシー・リバモア」(R.スミッテン著/藤本直訳/角川書店)、 読了。 注文していたワインを待ったあと、一時間ほど昼寝。 昼寝のあとは夕方まで、 「ゴルギアス」(プラトン著/加来彰俊訳/岩波文庫) を読んだり、おかずを作りおきしたり。 切干し大根と昆布の炒め煮、 茄子のカレー粉炒め、だし巻き、などを作った。 夕食は、御飯を炊いて、 鶏手羽元の酢醤油煮の残り、その煮汁で作った醤油玉子、 切干し大根と昆布の炒め煮、茄子のカレー粉炒め、 若布の味噌汁。冷やしたプラムを一つ。

日曜日はほぼオフラインにして、静かに暮らす一日。 日曜日はアルコールも、カフェインも、インタネットからの情報も断ってみよう。