元旦、和歌山の実家でお雑煮と御節。シャンパンを少々。 妹の企画で、両親に絹の毛布をプレゼントした。 国産の蚕の生糸を使った国産品。 そのときに妹が、「真綿(まわた)とは木綿ではなくて絹である」、 と主張していて、へぇそうだっけ、と感心。 あまり信用していなかったので、今、調べたのだが、 どうやら、「わた」と言う言葉は木綿の生産の開始よりも古く、 そもそもは蚕の繭から作ったあのふわふわしたものを意味したようだ。
昼に巻き寿司、稲荷寿司、茶碗蒸しをいただく。 寿司に添えられたこの紅生姜が懐しい感じ。 紫蘇と梅酢と生姜で普通に漬けたものらしいが、 他で同じようなものを見たことも食べたこともない。 関西空港より飛行機で帰京。 往路の車内と復路の機内で 「四人の申し分なき重罪人」(G.K.チェスタトン著/西崎憲訳/ちくま文庫)を読了、 「プラトンに関する十一章」(アラン著/森進一訳/ちくま学芸文庫) を最後近くまで読んだ。 夕方、羽田に到着して、18 時半くらいに帰宅。 行きも帰りも人が多くて、本当に疲れた。 かなり悩んだ末に今年も、これが年に一回の親孝行だと思って帰省したが、 年末年始の長距離移動が堪えるお年頃。 早速、お風呂に入って身体の節々を伸ばす。 そのあと、実家からのお土産の巻き寿司、稲荷寿司、おせちの残りなどで、シャンパン。
今年の目標は、「人に優しく。特に女性には」。