2011年1月5日水曜日

目の前で起きていることの意味

また 9 時頃起床。東京は今日も良い天気だ。 今日から仕事始めのはずだが、 有給休暇をとったので、私はむしろ今日からが冬休み。 珈琲で目を覚まして、趣味のプログラミングなど。 朝昼食は、生姜ごはん、豆腐と浅葱と絹莢のお味噌汁、御節の残り。

午後はお風呂に入って湯船で読書したり、 ホットカーペットに寝転んで読書したり。 まず、 「検索と発見のためのデザイン」(P.Morville & J.Callender 著/浅野紀予訳/オライリー・ジャパン) を読了。 特に読む必要がなかったような。実際、後半はほとんど流し読みだった。 そのあと、 「いま、目の前で起きていることの意味について」(J.アタリ編著/岩澤雅利・木村高子・加藤かおり訳/早川書房) を読了。 こちらはなかなか刺激的で面白かった。 小説家のフィリップ・ソレルスとクリストフ・ジラール (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社長顧問、パリ市長ドラノエの文化担当助役) が家族と恋愛の未来について対談する、とか、 テーマにあう人材がよくも上手にいるものだなあと感心した。 もし日本でこの企画をするなら、それぞれの章を誰が担当することになるのだろうか。 民主主義、暴力、宗教、政治、マネー、法律、教育、生命と生殖、 文学、音楽、演劇、女性、家族と恋愛、労働、などの今と未来をそれぞれ誰と誰が語りあうのだろう。 ちょっと寒々しい気持ちがしないでもない。

夕食は御飯を炊いて、作りおきのチキンカリー。 そのあと、まだ残っている御節の残りでワインを少々。 シャンパンがなくなり、お正月用のちょっといい赤に移行。