2010年7月9日金曜日

ふつつか、ふらち、ふとどき

8 時起床。今日も蒸し暑い。 珈琲、トースト、バナナの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 酢漬けキャベツとベーコンの蒸し煮、 半熟茹で卵、ピーマンの焼き浸し、らっきょう。 昼休憩に近所の本屋で、 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上、下)」(A.R.ソーキン著/加賀山卓朗訳 /早川書房)を買った。 午後は早く切り上げて、駒場東大前へ。

駒場キャンパスにて、大学基金の収支報告を聴く。 研究者によるサーヴィス講義があって、 今回は忠臣蔵についての講演だった。 良い選択だ。ここで、 連続群上の後ろ向き確率偏微分方程式の強解と弱解の差の非可換幾何学的解釈について、 などの講演をするべきではない。 来年から支援者が半減しかねない。忠臣蔵なら大丈夫だ。 それはさておき、 赤穂浪士への判決文の説明のところで、 当時の言葉の使い方では、「ふつつか」「ふらち」「ふとどき」 は、この順番に後に行くほど重罪だった、と聴いて意外だった。 なんとなく、「不届き」なんてちょっとした注意不足の程度の悪事で、 どちらかと言えば、「不埒」の方が悪いことのし放題みたいなイメージだった。 桃太郎侍も、「ふらち」な悪行三昧、と言っていたし。 でも遠山の金さんは、「ふとどき」千万よって打ち首、 と言っていたような気もする。 そのあとは、ファカルティハウスでの懇親会があったのだが、 遠慮させていただく。

夜はカレー作り。 ヱビスビールを一杯と、カレーライス。 付け合わせに酢漬けキャベツとらっきょう。 やはり夏はカレーだね。でも、 今日から数日は毎食カレーライスになりそう。 夜が更けるに従って豪雨。 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」で、生臭い話を読む。