雨の日曜日。いつもの通り、読書とか、編み物とか、書き物とか。
そろそろ苺のシーズンも終わりなのか、 スーパーで安売りをしていたので、まとめ買い。 暇にあかせて、ジャムを作る。 砂糖を入れて煮るだけなのだけれど、 ずっと鍋についてあくを取らなければならない。 「神曲 地獄篇」(ダンテ著/平川祐弘訳/河出文庫) を読みながら、ぐつぐつ苺を煮ていると、 何やら哲学的な気持ちになる。 人は何のために生きているのでしょうか、とか。 ジャムを煮ていると家の中が果物の香りで一杯になって幸せ気分を満喫、 というのが普通の人の感覚なのだろうが、 久保田万太郎の煮大根の句のようなジャム作り、 というものもあるだろうな、と思う。
今日も、もうちょっとで MacBook Air を買ってしまうところだった。 バックアップサーバ兼、出張用マシンとしていまだ健気に働いている、 旧型の Let's Note がお亡くなりになるまで、何とか持ち堪えねば。