かなり体調が戻ってきたかなあ。でも、もうちょっと。 今日も一人遊び三昧の一日。昼寝もたくさんした。 家にいると普段よりずっと生産性が高くて、 しかもあまり食べなくても済む。 まさに省エネ。
MITの先生が、雨に濡れる量を一番少なくするには、 前に傾斜した態勢でできるだけ速く走るのがベストだ、 と数式混じりに説明している記事を読んだ。 おそらく誰もが一度は、 雨にできるだけ濡れないにはどう走れば良いか考えたことがあると思う。 私も中学生くらいのときに、私なりの結論を得た。 MITの先生の意見と似ているけれど、数式は使わない。
まず、雨粒は静止していると仮定する。 実際は雨粒は上から下に次から次へとランダムに降っているが、 その降り方はほぼ一様なので、 全部空中に止まっていてその中を人間が進んで行くことで濡れるのだ、 と考えても差し支えない。 正確に言うと、身体の前面に雨粒が当たって濡れる分については、 こう仮定してよい。 すると、雨に濡れる量とは、 人間が移動することで空間にくり抜かれる部分に含まれる雨粒の量に他ならない。 すなわち、濡れる量は人間が歩こうが走ろうが同じであり、 身体の進行方向前面の面積にのみ比例する。 ゆえに、濡れる量を最小にするには、面積の小さい身体の側面を使って、 蟹のように、あるいは欽ちゃんのように、横走りするのがベストだ。 ただし、以上では身体の前面に当たる雨の量しか考慮しなかったが、 実際は身体の上部、つまり頭と肩の上にも雨は降っている。 この量は単純に、濡れていた時間に比例する。 したがって速く走るほど良い。 よって、結論は「欽ちゃん走りで猛ダッシュ」。間違いない。