2009年5月9日土曜日

髪を切る

7 時くらいに目が覚めた。今日は良い天気のようだ。 寝床でしばらく書き物をして起床。 珈琲、オレンジジュース、クロワサンの朝食。 午前中は洗濯、掃除、家計簿つけなど。 昼食はチーズあれこれのスパゲティ、白ワインを一杯だけ。 食休みに寝床で横になって、 「メグレと若い女の死」(G.シムノン著/北村良三訳/ハヤカワミステリ 1188) の最後のあたりを読む。読了。しみじみした。

そのまま少し昼寝をしてから、近所に髪を切りに行く。天気も絶好、 店の中にも初夏の風が吹き込んで爽やかだ。 かなり鬱陶しく伸びていたので、ずいぶんさっぱりした。 近所の本屋で、「グラン・ヴァカンス (廃園の天使 I)」(飛浩隆著/ハヤカワ文庫) と、雑誌二冊を買って帰宅。 夕食までは、「ユダヤ警官同盟」(M.シェイボン著/黒原敏行訳/新潮文庫) の下巻の残りを読む。読了。面白かった。 思いがけない形でチェスプロブレムがからんでいて、意表を突かれた。 もっと早く気付いても良さそうではあったが。

夕食は、豚肉とピーマンで青椒肉絲風の炒麺を作った。 赤ワインを一杯だけ。 最近、しょっちゅう炒麺を作っているのは、 近所のスーパーで売っている中華麺が安くて美味しいから。 さっと炒めるだけで食べられるのも便利。 三玉セットなので、一度買うと三回食べざるを得ないのが難点だが。 食後に珈琲と、オレンジとチェダーのチーズケーキ。 夜は「複雑な世界、単純な法則」(M.ブキャナン著/阪本芳久訳/草思社) の残りを読む。読了。 小さなエピソードあれこれは面白いが、 この本の本質的な内容はA4用紙一枚にまとめられそう。 勿論、そうしたら誰も買ってくれないだろうけど。 このようなことは科学啓蒙書のほとんど宿命ではある。 しかし、滅多にないことではあるが、 優れた啓蒙書や入門書というものはあって、 それらはほとんど要約も圧縮もできない。