2009年5月2日土曜日

伊丹流の親子丼

7 時半起床。半時間ほど書き物をして、起き出す。珈琲とパンを二切れ。 午前中は洗濯、掃除機がけ、家計簿つけなどの家事と、その合間に読書。 昼食は御飯を炊いて、親子丼(伊丹十三流)。 一ヶ月間、無事にお勤めしたお祝いだ、と思って、昼間からスパークリング。 白か赤にしようかとちょっと迷ったが、 このスパークリングは少し赤っぽくて丁度良かった。

そのエッセイからして、伊丹十三が料理に一家言あったことは確かで、 特に卵料理にうるさかったようだ。 (とは言え私が思うに、彼は食通でもグルマンでもなかった。) 親子丼については、玉葱を絶対に入れてはいけない、 というのが主張で、代わりに三葉と焼きのりを使うのだと言う。 エッセイだけでは詳しいレシピが分からないのだが、 「NHKきょうの料理」が伊丹十三の料理特集をしたことがあり、 私はそのレシピのページを保存してある (伊丹流の親子丼、かに玉、ねこまんま、だし巻き卵)。 そのときは既に伊丹亡きあとだったので、宮本信子さんに話をききつつ、 レシピは伊丹監督の「タンポポ」でフードコーディネイタをした小川聖子さんによる、 という企画だった。

午後も読書などで、のんびり過す。 夕方、お風呂に入り、湯上がりにスパークリングを一杯と、 チーズと蜂蜜でパンを少し。夕食は野菜炒麺、赤ワインを一杯だけ。 ドメーヌ・ティボー・リジェ・ベレールのブルゴーニュ・ルージュ、グラン・シャイヨ (2006).

昨日のパズルの解答。 Aさんは一つ目のケーキを3対1の比に切り分け、 Bさんが選択権を一つ目と二つ目のどちらで行使しようが、 結果はAさんが1と4分の1個、Bさんが4分の3個を得ることになる。 もし、Aさんが一つ目のケーキを上の比率より不公平に切ると、 Bさんはここで選択権を使って大きい方をとれば、既に4分の3個より大きい。 逆に、Aさんが一つ目のケーキを上の比率より公平に切ると、 Bさんは一回目では選択権をパスし、小さい方で我慢しておく。 小さい方とは言え、4分の1よりは大きいことに注意せよ。 そして二回目で選択権を行使すれば、2分の1より大きい方を取れるので、 やはり合計で4分の3個以上を得られる。