2009年5月4日月曜日

ナポリタン

8 時起床。珈琲とオレンジジュース、胡瓜のサンドウィッチの朝食。 家計簿つけなどの家事をしてから、朝風呂に入る。 湯船の読書は「複雑な世界、単純な法則」(M.ブキャナン著/阪本芳久訳/草思社)。 本質的には特に新しい知見はなかったが、雑多なエピソード集としては面白い。 昼食は昔の喫茶店風スパゲティ・ナポリタンでスパークリングを一杯。 オムライス用に作った、 トマトのすりおろしとケチャップを混ぜて煮つめたもので味つけした。 こんな美味しいスパゲティは久しぶりに食べた、というくらいの大成功。 ビギナーズラックだろうか。 それとも結局のところ、私の舌はお子様に出来ている、 という可能性は高い。 豊かに生まれ育った人々の前で自分の貧乏話をするのはなかなか楽しい経験ではある。 私が子供の頃の「美味」の思い出と言うと、例えば、 キャベツの千切りを炒めたものにケチャップとソースをかけたものだ。 あれは美味しかったなあ。

午後は少し昼寝のあと、数学とかプログラミングなどについてなど、 あれこれ大まかな方針を考えていた。そうしていると、 ちょっと具体的なこともしたくなって、 "The Cauchy-Schwarz Master Class" から練習問題を解いてみたり、 Gauche の対話モードを使って Scheme で「フロッピーキューブ」のシミュレートをしてみたり。 Scheme の細かい文法をすっかり忘れていて驚いた。 ほんの二ヶ月ほど前まで SICP を読んですっかり Scheme 気分になっていたのに、 こんなにすぐに忘れるとは、年をとるって恐しいね(笑)。

夕食は御飯を炊いて、また伊丹流の親子丼。大量の三葉の使い方を他に思いつかなくて。 白ワインを一杯。ドメーヌ・ポテル、ブルゴーニュ・シャルドネ、 ヴィエイユ・ヴィーニュ (2007). 食後に珈琲。