2010年9月3日金曜日

In theory, in practice

今日も昨日と同じく、「バロックの森」の前の天気予報を聞いたら失神してしまい、 気付いたら 9 時近くになっていた。 慌てて、珈琲、トースト、ヨーグルト、キウィの朝食をとって、 適当にお弁当を詰めて出勤。 猛暑の中を出社した頃には、身体の水分が二割くらい蒸発していたと思う。 午前午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 秋鮭と舞茸の炊き込み御飯、三葉入り卵焼き、らっきょう。 17 時半くらいまで仕事をして退社。 帰宅して、フルートグラスを冷凍庫に入れてシャワーを浴び、 湯上がりにイタリアのスパークリングワイン。 生き返った心地。

一息ついてから、夕食。 真鰯をおつくりにして、 冷奴に酢橘、オクラのおひたし。冷たい日本酒を少し。 真鰯は旬だし、美味しいし、やたらに安い。 そう言えば、刺身包丁が欲しいと思うことがあるのだが、 それは一線を越えているのではないか、 と思って、 正しい家庭料理がモットーの私は常に踏み止まっている。 そのあと、秋鮭と舞茸の炊込みご飯の残りと、舞茸と三葉の赤だし。 酢橘がいくらでもあるので、炊込みご飯にも味噌汁にも搾る。

Schneier の blog で、 ノルウェー大学の研究者によって量子暗号の攻撃法が考案された、 という記事を面白く読む。 観測対象に影響を与えずに観測することはできない、 という原理に基づく量子暗号は、 理論的に絶対安全とされている。 しかし、その実装に対してはトリッキィな攻撃がありうる、という話。 記事は 「理論的には、理論と実際は同じであるが、 実際的には、理論と実際は大いに異なる」と締め括られていて、 うまいこと言うなあと思った。