9 時過ぎに起床。いくらでも眠れそう。 珈琲、フルーツケーキ、ヨーグルト、キウィの朝食。 昼食はカルボナーラ。 午前、午後と校正作業三昧。 合間に、「世紀の空売り」(M.ルイス著/東江一紀訳/文藝春秋)を読んだり。 サブプライムものでは一番面白いのでは。 ふと訳者紹介を見ると、 「フィクションからノンフィクションまで、千差万別な原著の語りを、 変幻自在に訳すその手腕は芸術的と言われる」、 と書かれていて、そんなスター翻訳家がいたとは、とちょっと驚く。 著者と違って裏方の訳者紹介は、 「何年生まれ、何年どこそこ卒業、他の訳書にこれこれ」、 くらいで済ませるのが普通なので、よほどのことだろう。 実際、この前一緒に飲んだハッカーの N さんも絶賛していた 「犬の力」(D.ウィンズロウ著/東江一紀訳/角川文庫)もこの訳者なので、 実力は間違いないようだ。 夕食は、御飯を炊いて、鯵のひらきを焼き、 もろきゅう、小松菜のおひたし、蕪の酢漬け、里芋のお味噌汁。 夜も少し校正作業。
amazon などオンライン書店で 「世界を変えた手紙」 (K.デブリン著/岩波書店)の予約が始まっていた。 まだ鋭意校正中ですけれど……。 奥付の訳者紹介を「専門書から文学まで変幻自在に訳す天才翻訳家、 百の声と千の顔を持つ男」 とか校正し直そうと一瞬思わないでもなかったが、 編集者にグーで殴られそうなので流石にやめた。