2010年9月22日水曜日

さといも

9 時起床。ああ、良く寝た。 寝過ぎて食欲がなく、朝食は珈琲とヨーグルトとブルーベリーだけ。 午前中はお風呂に入って湯船で読書したり、 校正作業をしたり。 昼食は、しめじとエリンギとベーコンのアーリオオーリオ。 午後は集中的に校正作業をする。 再び、最初から最後まで目を通した。 明日、索引部分のゲラが届くそうなので、 明日以降は索引との引き合わせ確認とともに、 三度校正の見直しの予定。 校正の問題は、訂正すること自体が誤植を生む可能性があることだ。 夕食は、酢キャベツとソーセージの煮込み料理、 ウフ・マヨネーズ(と気取ってみても茹で卵とキューピー・マヨネーズ)、 タイムと玉葱とオリーヴ入りのパン、赤ワインを一杯だけ。

夕刻、早い時間はまだ雲がなく、中秋の名月を観ることができた。 窓から月を見上げて静かに腕を組み、 わがねがふところを月輪も知らぬ(佐藤春夫「孤獨」)、 とチェーザレ・ボルジア風につぶやく。 昨日煮ておいた里芋で、賀茂鶴を半合ほど飲む。 私の実家では里芋の他に、涙型というか人魂型というか、 そんな形の団子を作る習慣があった。 地方の習慣なのか、私の家だけだったのかは知らない。 正直に言って、たいして美味しいものではなかったが、 一方、里芋は大変美味しかった記憶がある。