2010年5月4日火曜日

4分間の神話

9 時起床。急に夏のように気温が高くなったせいで、 良く寝たような寝なかったような。 紅茶とトーストの朝食のあと、 午前中は翻訳の推敲と索引作りの作業。 翻訳の索引作りって、かなり面倒。 昼食は伊丹流の親子丼、浅葱のチキンスープ。 並行して油揚げを煮ておいて、酢飯も作り、 食後に稲荷鮨を作る。 お風呂に入ってから、少し昼寝のつもりが三時間も寝てしまった。 相変わらずいくらでも眠れる。 夕方まで翻訳仕事。 夕食は稲荷鮨、鶏手羽元肉の酢醤油煮、三葉と茗荷の御澄まし。

Windows XP マシンを何の防御策もなくインタネットにつなぐと、 平均四分間でマルウェアに感染する、 という話がある。 私自身もつい最近、この話を 某I○Jの専門家が講演の中で引用するのを聴いたことがあって、 そんな恐しいことになっているのかなあ、と思った記憶がある。 しかし、 「セキュリティの神話」(J.Viega 著/葛野弘樹監訳/夏目大訳/オライリー・ジャパン) によればやはり全く事実ではないようだ。 この情報は SANS という企業が 2008 年に宣伝したものだが、 データや計算式は公表されておらず、根拠は不明である。 この「サバイバル・タイム」は、 今でも SANS の 専用サイト で更新され続けているが、「神話」の著者は このデータは 2004 年の SP2 以前のマシンで集めているのでは、 と推測している。 しかしポイントは、 普通の素人にとってはむしろ、 「何の防御策もなく」マシンをインタネットに繋ぐ方が難しい、 ということだろう。 今はファイヤウォールや家の中のルータの機能で、 自動的に外部の攻撃から守られているのが普通なので。