2009年6月22日月曜日

超整理法

8 時起床。昨夜かなり寝つけなくて、寝起きも最悪。 月曜日から(月曜日だけに?)、絶不調。珈琲とトーストの朝食。 景気づけに、お気に入りのオレグ・カガン演奏のバッハの無伴奏ヴァイオリンを聴きながら出勤。 午前少しお仕事をして、昼食は持参の日の丸弁当。 午後もまた少しお仕事の続きをしたあと 15 時くらいに退社して、日吉へ。 慶応大学でのセミナに参加のため。 日吉も遠いが、日吉を降りてからの矢上キャンパスも遠い。 ランキング過程とか、"move to front" 規則とか言われる確率モデルのお話。 「超整理法」と言った方がすぐ通じるかも知れない。 つまり、データの列から必要なものを取り出したら、 もとの位置に戻さないで、例えば、常に一番左に戻す。 もっと卑近な例で言えば、机の上に積みっぱなしの書類の山から、 必要なものを探してひっぱり出したら、山のてっぺんに戻す。 言わば怠けもの方式だが、これが結局、 検索のために非常に効率の良い配列に収束する、というもの。 半世紀くらい前から研究されていたらしいし、 CPU のメモリキャッシュやデータ検索の立場など、応用面からも研究の蓄積があるらしい。 理論と応用の両面で大変に面白い講演だった。 帰宅して夕食は、またスパイシィな炒麺。赤ワインを一杯だけ。 食後に珈琲と、胡桃とレーズンのケーキ。