2009年6月11日木曜日

ボーナス

また少し寝坊。珈琲、オレンジジュース、トーストの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 18 時丁度に退社して、東京駅に向かう。 サピアタワーに入っている R 大東京キャンパスにて、 数理ファイナンスのセミナ。 某M菱信託系の研究所の方が、 マーケットインパクトのあるモデルでの最適執行問題について話されていた。 マーケットインパクトとは、自分が株を売ったり買ったりすること自体が市場に影響を与えてしまう効果のことを言う。 機関投資家だと大量の証券を売り買いするので、 そのこと自体が流動性に影響を与えざるを得ず、 この効果を考慮しないわけにはいかないが、 まだまだ満足のいくモデルはない。

その講演の前に今回のセミナの世話役の M 君が、 夏のボーナスの明細を持って自慢に来た。 えー、働き出してそんなに経ってないのに、もらい過ぎなんじゃないのー、 と思ったら、その額面は円建てだった。 てっきり、米ドル建てかと。 大学院でマリアヴァン解析とか研究してファンドマネージャになったら、 ものすごいリッチなんだろうなあ、という私の素朴な夢はあっさりと消え去った。 まあ、私自身にはボーナスがないので、うらやましいことには変わりないが。

丁度、昨日まで東京で研究会があったらしく、 A 堀先生が院生たちを連れてセミナに参加していたこともあり、 東京で働いている元学生、院生たちもけっこう来ていて、賑やかだった。 セミナのあとは、みんなで近所の居酒屋に飲みに行き、 23 時くらいに解散。 帰宅したら、京都市から住民税の通知書が来ていた。 一度に請求されると愕然とするような額だ。 見た瞬間、本当に床に膝をついてしまった。 どうやって払ったものだろうか。