2009年4月25日土曜日

エレベータの問題

8 時頃目が覚めた。しかし、マグカップに珈琲をいれて、 しばらく寝床で読書をしたりしていたので、 起床は 10 時近く。 今日は朝から雨。夕方には強く降るとの予報だったので、 自宅静養の日にする。 午前中は洗濯などの家事。 昼食はポモドーロで、シラーを一杯だけ。 午後は読書などで雨の休日を満喫。 「ウォリス家の殺人」(D.M.ディヴァイン著/中村有希訳/創元推理文庫)。 を読み始めて、夕方に読了。 途中で珈琲と、チョコレートケーキ。 やはりミステリは英国産だ。地味ながら落ち着いて良い。 夕方、お風呂に入って、湯船でも読書。 最近、湯船で読んでいるのは、 「プログラマのうちあけ話」(J.L.ベントリー著/野下浩平、古郡廷治訳/近代科学社)。 "Programming Pearls" の翻訳の続編にあたる。 夕食は、御飯を炊いて、ゴーヤチャンプルーと若芽の味噌汁など。

私が勤めているビルは十数階建てで、エレベータが 4 つ設置されている。 この規模で 4 つは適正か、十分過ぎるほどに思われる。 ところが、エレベータが来るのがやたらに遅い。 私のいるフロアは一階からの直通階なので、普段はそれほど被害がないものの、 やや異常なのではないかと思うときがある。 一体どういうアルゴリズムになっているのだろう。 この問題に対してソフトウェア業界で良く知られている解決法に、 「エレベータを待つスペースに大きな鏡を設置する」というものがある。 本当の問題は、エレベータが来ないことではなく、 エレベータを待つ間にストレスを感じることなので、 良い暇つぶしを用意すればよいのだ。 つまり、問題を解くときには、何が本当の問題なのか、 良く良く考えることで妙案が見つかるものだ、という教訓なのだが、 いくら鏡を置かれても遅いものは遅い。 できることなら、アルゴリズムを私が改訂したい。