2010年1月3日日曜日

慈姑(くわい)

9 時半起床。 紅茶、トースト、苺ジャムの朝食。 「なぜ金融リスク管理はうまくいかないのか」(R.レボネト著/茶野努・宮川修子訳/東洋経済新聞社) を読んでいる内に昼。 友人宅にお呼ばれして、 新年の挨拶を兼ね、一歳になるお子さんに拝謁。 色々御馳走になったが、年のせいかすぐにお腹一杯になってしまって食べ切れず。 しかもすぐに眠くなる。 お土産に、くわいをもらって帰る。 帰宅して、お風呂に入り、湯船で読書の続き。 昼間に食べ過ぎたので、遅めの夕食。 21 時近くなってようやく、おせちの残りを少しだけ。

くわいは、芽が出ますように、とか、芽出たい、とか言って、 おせち料理によく入っている謎めいた食べ物だ。 ほろ苦さに独特の滋味があり、大人の味覚とされているようだ。 確か、水上勉の「土を喰う日々」に、 くわいを焼いただけの精進料理が出て来た。 網の上で焼いて、横に塩を盛っただけで、酒のつまみにするとか、そんな話だったような。 しかし、私は自分では一度もくわいを使った料理を作ったことがないし、 積極的に自分から食べたこともないように思う。 でも折角のお土産だから、明日煮染めにしてみよう。 いただいた立派なくわいを自分で料理して食べれば、 今年こそ私にも芽が出るかも知れないぞ。