9 時近くまで寝てしまった。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食をとり、 慌ててお弁当の用意をして出勤。 10 時少し過ぎに出社。午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 日の丸弁当と、鴨葱の鋤焼、卵焼き、蓮根、七味蒟蒻、大根の漬物。 けっこう充実。18 時過ぎに退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 夕食は鱈のちり鍋。 スーパーの棚は河豚や鯛のちり鍋セットで一杯だったが、 ちり鍋と言ったら、鱈ですよ。 レンホウさんだって、「ちり鍋は河豚じゃなきゃいけないんですか? 鱈じゃ駄目なんですか?」って言ってた、言ってた。 もう一本残っていた、第四のビール。 鍋のあとは、ちょっと迷ったが、饂飩にする。 夜はこれから、翻訳仕事をちょっとしてから、 お風呂の予定。
2009年11月30日月曜日
2009年11月29日日曜日
膝の穴
9 時半起床。ああ良く寝た。 珈琲だけの朝食。晴れたり曇ったりの一日。 「枕頭問題集」の翻訳を少し。 昼食は、思いつきで鴨葱パスタを作ってみた。 悪くはない。 きっとコンソメスープ仕立てにするともっと美味しかったはずだが、 「スープスパゲティ」の類への私の偏見と、 それではただの鴨南蛮蕎麦ではないか、という理由で踏み切れなかった。 昼風呂に入ってから、 午後も、猫と互いの体温で暖を取りながら、翻訳仕事と読書。 「芸術家の奇館」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) など。 先日、ジーンズの膝に小さな穴が空いていたところに、 足の親指をひっかけてしまい、 15 センチくらいに広げてしまった。 デニム地は正確に縦横直角に裂けるので、幾何学的な穴が空く。 家で着ている分には誰にも見られないから構わないのだが、 右膝のあたりが寒い。
夕食は御飯を炊いて、鴨肉と長葱を土鍋で鋤焼風に焼き、 白菜と大根の漬物、長葱とえのき茸のお味噌汁。 食後に煎茶。 煮るにしろ焼くにしろ、鴨肉には胡椒が良くあうなあ。 折角の良い鴨肉なのであまり火を通したくなかったのだが、 鴨と長葱は明日からのお弁当に流用する予定なので仕方がなく、 十分に良く焼いた。 ついでに、お弁当用に卵焼きなども作っておいた。
2009年11月28日土曜日
かもねぎ
9 時起床。寝床でしばらく読書してから起床。 今日は良い天気だ。 洗濯をしながら、珈琲だけの朝食。 洗濯ものを干してから、朝風呂に入る。 湯船で法人税制関連の解説を読む。 今年は久しぶりに会社任せの年末調整だけで済みそうで、とっても楽。 でも個人的には、源泉徴収制度は本当に廃止した方がいいと思う。 確定申告すると社会への見方が変わる、と言うより、目が覚めるから。 昼食は炒飯、おでんの残りの大根など。 一時間ほど昼寝してから、本を読んだり、 「枕頭問題集」の翻訳をしたり。 「スノーボール (下)」(A.シュローダー著/伏見威蕃訳/日本経済新聞社)、 「ビューティフルアーキテクチャ」(D.Spinellis, G.Gousios 編/久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン)。 「スノーボール (上・下)」はようやく読了。 一回流し読みしてから、ちゃんと読み返したのだが、 上下巻あわせて 1400 ページほどあるので流石に時間がかかった。 大変な力作で、一読の甲斐がある。
夕食は鴨鍋。鴨肉、長葱、蓮根。あとはもちろん、雑炊にした。 自作の白菜の漬物つき。赤ワインを一杯だけ。 鴨が葱をしょってやってきた、と言うだけのことはあって、 鴨鍋は美味しいなあ。鴨肉が高価なのが難点だが、 冬に一回、二回くらいはいいだろう。 鴨肉の残りの半分を再び鍋にするのは勿体ない、 ソテーとかにしようかなあ、と思わないでもないが、 鴨鍋のあとの雑炊の魅力の前には他の選択肢もかすむ。 昼間にけっこう翻訳が進んだので、 夜は仕事はなし。 実は「ブルーブラッド」のあと、買うだけで読んでいなかったので、 「芸術家の奇館」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫)。
2009年11月27日金曜日
週末の蕎麦屋
8 時半に起床。今日も良い天気で、温かい。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 海苔弁当を適当に詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 昼休みの散歩に、 新刊書店で「ビューティフルアーキテクチャ」 (D.Spinellis, G.Gousios 編/久野禎子・久野靖訳/オライリージャパン) を買って戻る。 18 時に退社。
夕食は会社の近所の蕎麦屋にて。 「十四代」(中取り純米無濾過)を一合だけ飲みつつ、 揚げたてが一つ一つ運ばれてくる天麩羅を次々に食す。 白子、百合根、蓮根、芝海老のかき揚げ。どれもしみじみうまい。 最後に盛り蕎麦をいただいて帰る。蕎麦屋って素晴らしい。 明日あたり鴨鍋にしようと思い、 スーパーで鴨肉と蓮根などを買って帰宅。
2009年11月26日木曜日
社葬
8 時半に起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 先月に亡くなった創業者 CEO の A さんの社葬のため、 直接ホテルに行くことにする。 式が終わって、出社したのは 15 時くらい。 少し仕事をして 18 時に退社。 新刊書店で、D.ハンドラーの新刊 「ダーク・サンライズ」(北沢あかね訳/講談社文庫)を見つけて購入。 映画評論家ミッチのシリーズ。 もうゴーストライター、ホーギーのシリーズは書いてくれないのかなあ。 帰宅して、夕食はおでんの残り。 冷や御飯が残っていたので炒飯も作る。 夜は「枕頭問題集」の翻訳を一題だけ。
A さんはまだ 50 歳だったらしい。 私が十数年前に A 社に就職したときには、 当時社長の A さんはまだ 30 代の半ばだったことになるので、 思えば若い会社だったのだなあ。 私自身は多分、数回くらいしか、A さんと話したことがない。 確か初めて直接にお話ししたのは、 私が学位をとっても就職先がなくてぶらぶらしているところ、 当時副社長、現 CEO の K 博士にスカウトされたとき。 A さんと K 博士二人に、 山の上ホテルのレストランでステーキを御馳走してもらった。 数学の博士を雇おうとする零細企業ってすごいなあ、 と失礼なことを思っていたのだが、 帰り道に A さんが、 「K 君が、こんなにかしこいやつは久しぶりに見た、って言うからさー」 と笑っていた。 何故それを覚えているかと言うと、 そのとき私は、「『初めて見た』の間違いだろう?」 と思ったからである(嗚呼、当時私はまだ 20 代の生意気盛りだったのである。 若さって素晴しい)。 そんなお世辞に騙されて一年間お世話になったのだが、 すぐ辞めて大学に勤め、 そして十数年が過ぎて、 またこの四月から「出戻り」としてお世話になっている。 ただ一つ残念なのは、 出戻ってから一度もお会い出来なかったことだ。 最後に直接お話ししたのは、 数年前、天才プログラマ K さんの結婚式の披露宴会場だった。 十年前にわずか一年で辞職したのを気まずく思っていたのだが、 半分冗談で「また A 社に戻ってもいいですか?」と尋ねたら、 「是非!」と握手してくれたのであった。
2009年11月25日水曜日
おろし饂飩
8 時半に起床。珈琲とチョコレートだけの朝食。 適当に海苔弁当を詰めて出勤。 天気は良くないが、温かい。 10 時過ぎくらいに出社。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 最近はお勉強が中心。18 時に退社。 スーパーで買い物をして帰宅。 「枕頭問題集」から一題だけ翻訳して、夕食の支度。 おでんを煮ながら、白菜の漬物を仕込む。 夕食はおでんと、おろし饂飩。 茹でたての饂飩に、大量の大根おろしと生醤油をかけてかき混ぜ、 そのまま食す。 くー、大根おろし、辛い! でも美味しいです。
遊園地の中は電飾で一杯になっていて、もうすっかりクリスマス。 年賀状も売っているし(一枚も書かないけど)、 紅白歌合戦の出演者も発表されたし(観ないけど)、 シャンパンのセールも始まっているし(3、4 本くらいは買うかな)、 いよいよ年の瀬ですねえ。この一年は早かったなあ…… と言っても、まだ 11 月でしたね(笑)。
2009年11月24日火曜日
弁当紳士
8 時半起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食。 適当な海苔弁当を詰めて、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 昼休みの散歩に新刊書店まで歩き、 鍋料理のレシピ集を買う。 毎日、水炊きばかりではあまりに変化がないのではないか、と思って。 鍋料理のレシピも色々あったが、 一番ぐっときたのが「ウー・ウェンの美味鍋」(高橋書店)だったので購入。 またウー・ウェン先生。 18 時に退社。 帰宅して、お弁当のおかず用に大根を煮返してから、 夕食の鍋の用意。また、鶏の水炊き。 あとは雑炊。大根の皮と茎の漬物。 夜は「枕頭問題集」より一題だけ翻訳して、 そのあとは読書とか、のんびり。
「弁当男子」という言葉があるそうだが、 なんとなく好感が持てるのはやはり若い男性だからだろう。 どう考えてみても、 「弁当男」、「弁当中年」、「弁当老人」、 「弁当紳士」、全部だめだ。 強いて選べば、「弁当紳士」がいちばんましだろうか。 「弁当紳士」という語感で思い出すのは、 こんな話だ。 書き手が何かの拍子に川釣りに出かけた。 すると、人品卑しからぬ紳士が先に釣り糸を垂れている。 互いに何とはなしに気になりながら、昼頃となった。 すると、その紳士が、「一緒にいかが」と声をかけてきた。 近寄ってみると、風呂敷の中から出てきたのは、重箱三段のお弁当だ。 御馳走になりながら少し話してみると偶然にも、 一度お話をうかがってくるようにと言いつけられていた、 名のみは知る、かの○○○氏だったのである (なんとか子爵だか、なんとか屋の創業者だったか?)、 というようなお話。 まさに弁当紳士。 とは言え、 美しい奥方の陣頭指揮のもと、ばあやに作らせたものだったりするのだろうから、 弁当紳士の主旨が違う。 子母澤寛の「味覚極楽」で読んだと思い込んでいたのだが、 今探してみてもそんなエピソードは見つからない。勘違いだろうか。 私が夢の中で読んだか、あるいは、 近い話を勝手に膨らませた妄想である可能性が高い。