今日もまだ涼しい。 夕方退社して、神保町のカフェで 「数学基礎論講義」(田中一之(編著)・鹿島亮・角田法也・菊池誠/日本評論社) を読む。
第二講「命題論理」を終えた。 気持ち良いほどにトリヴィアルだ。 クリスタル・クリアとはこういうことを指すのだろう。 トートロジに心洗われる。 常に正しい命題、略して恒真命題、英語ではトートロジ。 例えば、「AならばA」、これはトートロジ。 「Bならば「AならばB」」、これもトートロジ。 「「Aかつ「Aでない」」ならばB」、これもトートロジ。 嗚呼、常に正しい、って素敵。 でも第二講の終わりにコンパクト空間の話が出てきて、 その馴染み深さでふと正気にかえった。 基礎論も解析学も同じ数学ですよね、当然ながら。