2010年10月24日日曜日

ポン酢

10 時近くまで寝てしまった。 曇り空でかなり涼しい、と言うより、寒い。 さらに良く眠れる季節に入ったなあ。 お茶だけを飲んで目を覚ます。 ぼうっとしている内に昼。朝昼食の支度。 鯵のひらき、蓮根と蒟蒻のきんぴら、卵焼き、小蕪の酢漬け、茄子の味噌汁。 昼風呂に入って、湯船で 「卵をめぐる祖父の戦争」(D.ベニオフ著/田口俊樹訳/ハヤカワ・ミステリ) を読む。 そのあとも寝床に寝転がって読み続けて、読了。 いやー、面白かった。 ミステリではないのに、あえて新生ポケミス第一弾として出したのは、 今後の所信表明だろうか。

珈琲をいれて、次は 「荒涼館 1」(C.ディケンズ著/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫) を読み始める。 最初の二章の導入部はいかめしくて読み難いが、 そのあと語り手に視点が移ってからは、 ものがたりの面白さでどんどん読ませる。 合間に、作りおきのおかず作り。 鶏肉の照り焼きとだし巻き卵を作った。 夕食は鶏の水炊き鍋。白ワインを少し。 酢橘で作った自家製のポン酢と、塩と七味の二種類で食す。 ポン酢うまい。試しにちょっとだけ作ってみたのだが、 これならいただいた酢橘で大量に仕込んでおくのだった。 後悔、先に立たず。 鍋のあとは卵雑炊。劇的美味。でもおかげで食べ過ぎた。

夜は雨。もう十月の最終週だなあ、今年もあと二ヶ月か、 と思い、年始あたりの手帳の記述を見てみると、 とうてい実現されていない目標が書かれていて、 しかもそのことをとっくの昔に忘れていた。 来年の目標は、目標を立てたことを忘れない、 にするのが良さそう。