2010年10月2日土曜日

コクトー

けっこう早起き。 しかし寝床から起き出すのが、かなり大変だった。 珈琲、ヨーグルト、ジャムの朝食のあと、 洗濯機をしかけ、合間に 「伝奇集」(J.L.ボルヘス著/鼓直訳/岩波文庫)を読む。 次は掃除機がけなどの掃除。 家事が一段落ついてから、朝昼の支度。 えぼ鯛のひらきを焼いて、切干し大根、蕪の酢漬け、 御飯、豆腐と茗荷と浅葱の味噌汁、ヱビスビール。 お風呂に入って、湯船で「伝奇集」を読んでから、 一時間ほど昼寝。 午後も読書など。 「伝奇集」の中の「八岐の園」の部を読了。 夕方になって食材を買い出しに行く。 夕食は一品料理、鶏レバのスパゲティーニ。 「お母さんは『赤毛のアン』が大好き」(吉野朔美著/本の雑誌社) を読みながら、気長に玉葱を炒める。 マンガなのであっと言う間に読めてしまい、 その勢いでパスタを食べながら 「本を読む兄、読まぬ兄」まで読んでしまった。

夜は、 「ぼく自身あるいは困難な存在」(J.コクトー著/秋山和夫訳/ちくま学芸文庫) を読んだり。 笑われそうだけど、私は若い頃、 コクトーみたいになりたい、ってちょっと思ってたんだよなあ。 うーん、青春って赤恥。