2009年7月4日土曜日

お茶会

9 時起床、良く寝たような気がする。珈琲、オレンジジュース、トーストの朝食。 掃除機がけ。昼食はポテトサラダと素麺。午後は近所で髪を切ってもらい、 そのまま三軒茶屋の昭和女子大学へ向かう。

昭和女子大学のキャンパス内に庭園があって、 池に張り出す感じで小さな東屋が建っている。 そこを会場に催された日本ルイス・キャロル協会の「お茶会」に参加。 私は協会員ではないが、翻訳のご縁でお誘いがあったので。 7 月 4 日という日付はルイス・キャロルのファンには、特別な意味を持っている。 キャロルが船遊びのボートの上でリデル家三姉妹にせがまれて、 初めて『アリス』の物語を思いつくままに披露した、言わゆる「金色の昼下がり」の日だ。 つまり「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の誕生日とも言える。 さて、お茶会では、お茶とケーキが出て、会員がキャロル作品の朗読をする。 アリスのような格好(コスプレ?)をした小さなお嬢さんを連れてくる方がいたりして、 ほのぼのしていた。 今回は、 八月に横浜ランドマークホールで「鏡の国のアリス」を上演予定のバレエ団のディレクタも、 ゲストとして来ていらした。 いかにもイギリス人ぽい女性だったが、日本で暮らしているようだ。 彼女が、「鏡の国のアリス」の最後におかれた金色の昼下がりの詩を (もちろん原語で)朗読されていて、ちょっとしみじみとした。

19 時過ぎに帰宅。都議会議員選挙の整理券が届いていた。 ひょっとしたら、引越して日が浅いので選挙人名簿にまだ登録されていないのではないか、 と思っていたが、間にあっていたようだ。 夕食には出来合いの餃子を焼く。赤ワインを一杯だけ。 食後にチーズとパンを少し。