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2008年9月15日月曜日

ディスカバー・キョート7(御所)

中秋の名月の日、お月見に御所に行く。 真夜中に京都御所の中の芝生に蓙を広げ、 男一人で美女たちに囲まれ、お茶と御萩をいただきながら満月を見る。 初老と呼ばれる年まで生きていると、こう言う良いこともあるんだなあ。 長生きはするもんじゃ。

勿論、本当の御所、つまり建礼門の中に入れるわけではないが、 その外側の敷地は昼も夜も入り放題で、 昼間は単なる近道として通り抜けする人も多い。 夜は流石にほとんど人はいない。 中は手入れの行き届いた、広々とした公園のようで、 いつでもひっそりとしていて、清らかな雰囲気。 こんなにオープンにしていても不届き者がいないのは、 流石に今の日本人にも神道が刷り込まれていて、 ここで失礼なことをするのは何かまずい気がする、と思うのだろう。

ちなみに、このお月見にあたって、事前に御所に連絡を入れたところ、 宮内庁から こころよく許可していただいた、とのことである。 ひっそりと、おとなしく、月を見ているくらいならば問題ないようです。

2008年7月27日日曜日

ディスカバー・キョート6(下鴨神社の御手洗祭)

土用丑の日、7月24日に下鴨神社の御手洗(みたらし)祭に行った。 詳しくは、こちら

2008年6月22日日曜日

ディスカバー・キョート5(イノダコーヒー本店)

堺町通り三条下る、「イノダコーヒー本店」。 観光のつきあいで来たことしかないのだが、 名所の一つとして訪問。確か、かなり前に、 旧館が火事か何かで閉鎖されたと聞いたように思うのだが、 復活していた。禁煙室として使われている。 それから二階って前からあっただろうか。 改修したのかも知れない。 本店もそうだが、支店も含めて、 イノダはいかにもイノダらしい。 私の印象は、 ホテルに入っている昔風の良い喫茶店、と言う感じ。 京都の町の文化、西洋への憧れ、 色んなことを考えさせられる場所である。一度は行ってみて損はない。 ただ、私自身はほとんど行かない。 第一に珈琲の味がどれを選んでみても好みでないし、 第二に(本店は)インコがうるさい。 少なくとも本店は、静かに思索にふける、とか、読書する、 とかには不向きだろう。 仕事前に目覚しの一杯、とか、商談には向いているだろうし、 昔からのご近所の常連さんも多いと聞く。 京都は町だなあ、と思う。 色んな意味で、京都の風景である。

2008年5月9日金曜日

ディスカバー・キョート4(吉田神社)

関西セミナのついでに、吉田神社を参拝。 他に人もほとんどおらず、ひっそりと静かな境内を散策しながら、 沢山ある社を周る。 やはり神社は人がいないときに参拝するのがいい。 吉田神社は本宮の他に摂末社が10ほどもある、かなり広い神社。 中には京都のお菓子屋さんが祭ったもの、 飲食関係が祭ったものなどがあって面白い。 その周りの石柱には、あ、この店も、この料理屋も、 と良く知った名前ばかり。 流石にこれら二つの社は比較的最近に建てられたもののようだ。 一番奥にあって、 本宮に次ぐ大きさの大元宮の御祭神は天神地祇八百萬神、 つまり国内の神様全部。 ここにお参りするだけで、全国の神社に全部お参りするのと同じ御利益があるそうだ。 そんなおおざっぱなことが出来るのだろうか、 と思って境内の説明書きを読んでみると、 吉田神社は大変に由緒のあるところらしい。 神道の中心というほど権勢があったとか。 吉田神社の境内はかなり広く、 しかも山肌にあるので勾配がきつく、 摂末社を全部周ろうとすると階段の上り下りが辛い。 おかげでくたくたになってしまった。 ちょっとしたハイキングをするくらいの心構えが必要かも知れない。

2008年4月25日金曜日

ディスカバー・キョート3 (百万遍周辺)

京大での関西確率論セミナに出席のついでに、 知恩寺の境内を散歩。 作務衣を着たお坊さんらしき人たちが、 提灯を片付けていた。何かイベントがあったのだろうか。 セミナまで時間があったので、 「進々堂」で珈琲を飲みながら数学を考える。 落ち着いた雰囲気で、テーブルも大きくどっしりとしているせいか、 勉強している人が常にいる名物喫茶店。 私の印象では、どちらかと言えば文系の人が多いかな…。 以前、もう少し北白川寄りの数理研の近くに「アルファ」 と言う喫茶店があって、そこは数学者密度が高かった。 「進々堂」もそうだが、珈琲の他にカレーライスがあった。 そういや京大に長期滞在経験のある、 日本語の非常に達者なイギリス人数学者が、 「あるふぁでよくかれえらいすを食べました」 と正確な日本語発音で言っていた。

2008年4月20日日曜日

ディスカバー・キョート2(哲学の道周辺)

4月19日(土曜)。ディスカバー・キョート第二回、哲学の道周辺。 (第0回:八坂の塔、「イル・ギオットーネ」。 第一回:高台寺。) 銀閣寺(東山慈照寺)。 銀閣寺はいままでに何回か訪れているはず。 現在、銀閣寺自体は修復中。骨組とカバーに覆われて、 その中で大工さんが作業している。 庭を歩いていると、苔の標本が置いてあって、 これはいい苔、これはちょっと邪魔な苔、 これはとても邪魔な苔、と示されている。 見た目には大差ないような気がするのだが… そしてこの邪魔な苔たちをまめに取り除いたりしているのだろうか。 次は哲学の道を歩いて、法然院へ。 谷崎潤一郎の墓などがあることで有名。 このあたりは銀閣寺よりはひっそりと静かでいい感じ。 でも時間がなかったので、入って出ただけ。 「カフェ・テラッツァ」で休憩。 ここは犬を連れてくることのできるドッグ・カフェで、 実際、テラスにはダックスフンドを連れた客がいた。 以前にピアノと弦楽四重奏のコンサートがここで開かれたときに、 訪れたことがあるので、来たのは二度目。 次は、橋本関雪記念館へ。 橋本関雪は画家。このあたりが田圃しかないような田舎だったときに引っ越してきて、 その後、三十年かけて庭を整え、徐々に周囲の土地を買って拡大し、 今の姿にまでなったらしい。 敷地内に記念館もあって、絵などがいくつか保存されている。 正直に言って、私にはどれもぴんと来ない絵だ。 庭はなかなか雰囲気も良く、特に池に迫り出した茶室などいい感じ。 やや無駄に巨大な灯籠とかがあちこちにあって、 何でも詰め込み過ぎのような。私ならもっと地味に、 できるだけ自然以外に何もおかない庭にするだろうなあ、と思いつつ、 庭をまわる。

哲学の道の周辺で行くべきところは、あと…「なかひがし」?