2010年2月18日木曜日

「エル・ブリ」とユージン・ファーマ

8 時起床。夜の間に雪が積もっていた。 いつもの朝食のあと出動。 今日も朝から、国際ワークショップ。今日が最終日。 体力が追いつかなくなってきたようで、眠い。 昼食は会場で用意してくれたスープとサンドウィッチなど。 最後の講演だけは所用で聴けなかったが、 午後もワークショップに出て、ほぼ全日程に参加できた。 帰宅して、しばらく仮眠をとり、夕食の支度。 塩豚とベビーポテトのパスタを作って食す。 夜は翻訳仕事。二日間まったく手をつけていなかったので、 その分を取り返す。

いや、やっぱり永遠に閉店というわけではない、 という スペインからのニュース("El Bulli will not close")。 世界最高のレストランとしては何かと注目が集まるのはしようがないが、 世界最高のレストランにしてはあまり良い経営手腕の下にあるように見えない。 レストランはもちろん良いシェフがいてこそだが、 また一方では良い経営者がいてこそ真価を発揮し、存続もするのである。 某経済学者は、 「エル・ブリ」のオーナーにファーマの80年以降の論文を送ってやれ、 と blog でこぼしていた。 かなり知的に高級なジョークだ。 ところで、 日本のウィキペディアに「ユージン・ファーマ」の項目がないのにちょっと驚いた (もちろん、本家にはある("Eugene Fama" in Wikipedia))。 日本は、現代ファイナンス理論を歯牙にもかけていない、という証拠だろうか。