2012年1月17日火曜日

風上に向かって飛べ

今朝も曇り空。気温も低い。 いつもの朝食のあと、お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 ひょうたんかぼちゃの煮付け、焼豚、蕪の漬物、昆布の佃煮、 若芽ちりめんじゃこ。 夕方退社して、代々木へ向かう。

代々木にて、サーバ関連の一人会社社長兼社員ネットワークハッカー N さんとほぼ月例の会食。 前回はしみじみおでんだったのだが、今回は豪勢に河豚尽し。 N さんも明日をも知れぬ緊張感のある身として、 最近の私のリスク・オンな状況を敏感に感じとったらしく、 お互いまだ余裕のある内に一つ贅沢しておきませんか、と提案していただいたので。 いやいや、来年だって再来年だって季節になれば河豚くらい食べられるさ、 一年に一回なら、何とか……なるんじゃないかな。そうだといいな。

ところで、不言実行はなかなか実現しない割に、有言実行は自然に満たされることが多い。 私は昔よく学生に、 「迷ったら難しい方を選べ」とか、 「風上に向かって飛べ」 とアドバイスしていたものだ。 向かい風でないと離陸はできない。飛びたいのなら抵抗が必要なのだ。 そして、そう言いながら、「私はもう年寄だから当てはまらないけどね」 と思っていたのだが、それ以来、 教え子はともかく私については常に向かい風が吹いているような気がする。 有言実行の神秘である。